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お待たせしました。今年もやります。スポーツライター高田博史オフィシャルblog。 四国アイランドリーグplusを現場取材中!
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2006/12/12(Tue)
旅立ちの時
あの歓喜の瞬間からもう20日も過ぎてしまった。
マスコミの報道でとっくにご存知だとは思うが、今年のドラフト会議で四国アイランドリーグから3名がNPBへの扉をこじ開けた。深沢和帆投手(香川OG)が巨人へ。角中勝也外野手(高知FD)がロッテへ。育成選手として伊藤秀範投手(香川OG)が東京ヤクルトへ入団することになった。 まさに快挙だった。 3/100である。 リーグに在籍する選手100名の中で、今年文字通り夢をつかむことができたのは、たったの3名だ。しかし、この3名がリーグにとってとてつもなく大きな実績を作った。昨年のドラフト会議では一人の指名も無かった。後日行われた育成ドラフト会議で二人がNPBへ進むことができたが、高知FDの藤城和明監督は 「それ自体が奇跡に近い」 と語っている。 高くて大きな壁がそこにはある。 リーグ創設2年目でその壁を乗り越え、扉をこじ開けた3名には心からおめでとうと言いたい。11月21日ドラフト会議運命の一日を彼らがどんな風に過ごしたのかは、週刊ベースボール#55、12月11日号に書いた。チャンスがあれば読んでみて下さい。(すでにバックナンバーですが・・・) 晴れ舞台へと活躍の場所を移す彼らの影では、今季限りで四国を去り、新しい環境でプレーする道を探す者がいる。また、ユニフォームを脱いで次の人生へと歩むことを決めた者もいる。そしてもちろん、もう一度、明日のNPB入りを夢見て来年のドラフトへと希望をつなげる者たちがいる。それぞれの分岐点となるのがこの11月から12月にかけての今の時期である。 すでに今年の全体練習はどのチームも終了しており、グラウンドで選手たちに会うことはほぼなくなっている。各チームごとに地元でのイベント出席などがまだ一部ある様だが、一旦故郷へと戻る者、キャリアサポートで野球以外の仕事に従事する者など様々だ。 先日、おそらく今季四国リーグ関係最後となるであろうイベントに出席してきた。 めでたいイベントである。 ![]() 伊藤投手(左)、深沢投手(中央)、芦沢チームアドバイザー(右) 晴れて四国を離れる深沢、伊藤両投手を送る壮行会だ。 香川OG主催として二人が出席する最後のイベントになる。ほぼ身内だけに近いメンバーが集まった、とても明るい雰囲気の中でパーティーは行われた。いつの間にか自分も香川OGの身内として輪の中に入れて戴き大変ありがたかったのだが(オビカさん、ありがと!)、和帆と伊藤クンとゆっくりしゃべることができるのも、本当にもうこれが最後となる。 パーティーも盛り上がってきたところで二人からのプレゼント抽選会があり、自称かなりクジ運の良いオレは、伊藤クン愛用のヒジ用アイシングパッドをゲットした(笑)。 ![]() これでいつでもブルペン入れるな 二人は今週香川の部屋を引き払い、いよいよ東京へと向かう。新しいユニフォームに袖を通し、和帆は〝59〟、伊藤クンは〝105〟の背番号を背中にそれぞれ入団式に出席することになる。 さぁ、旅立ちの時である。 おまけ ![]() 和帆、契約会見(2006.12.7.) ※当blogに掲載している写真の無断使用は禁止します ![]() ↑Push please. スポンサーサイト
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