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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/11/14(Tue)

最後のチャンス

四国アイランドリーグ交流戦
四国アイランドリーグ選抜 6-5 オリックス・バファローズ 2006.11.11. 高知東部球場

ちょうど一年振りとなったNPB一軍と四国アイランドリーグとの交流戦が高知東部球場で行われた。相手は秋季キャンプ中のオリックス・バファローズである。
1回表、オリックスがいきなりNPBの実力を見せつけた。一番・大西宏明が四国IL選抜先発・塚本浩二(香川OG)から、左翼スタンドへライナーで飛び込むソロ本塁打を叩き込む。3回表にも八番・嶋村一輝の中越え二塁打、大西の適時中前安打で2点のリードを奪った。
四国ILは3回裏、八番・長崎準平(愛媛MP)が左前安打で出塁しチャンスを作る。一死一、三塁としたところでオリックス先発の中山慎也が痛恨の暴投。1点を返した。なおも一死一、三塁とし、三番・堂上隼人(香川OG)が左翼スタンドへあわや場外かと思わせる大きな逆転3ラン本塁打を放ち、逆転に成功した。
5回表、3回途中からマウンドに登った深沢和帆(香川OG)が連続四球を与え満塁のピンチを迎える。四国IL藤城監督はここでマウンドに伊藤秀範(香川OG)を送るが、二番代打・横山徹也に2点適時中前打を浴び、オリックスが同点に追い着いた。
5回裏、この回からマウンドに登った阿部健太は味方失策、四球で走者を溜める。無死一、二塁とした後、四番・若林春樹(香川OG)は左翼手の頭上を越す2点適時二塁打を放ち、再び2点のリードを奪った。
7回表、オリックスは四国ILの五番手、近平省吾(愛媛MP)の暴投で1点を奪うが、逆転するまでには至らない。8回表を松尾晃雅(香川OG)が、9回表も上里田光正(高知FD)が三人で締め、四国ILが交流戦通算2勝目を挙げた。


『最後のチャンス』

今シーズン、ずっと言い続けてきた言葉がある。
「結果を出したい」
5月のリーグ合流以降、堂上隼人(香川OG)は野球ができる喜びを心から噛み締めつつ、結果を残すことを意識し続けてきた。一日2本の安打と、チャンスで必ず1本を決めること。ハードルを高く上げ、厳しいノルマを自分に課した。そうやってつかんだ結果が年間MVPを始めとするタイトル五冠奪取である。

年間チャンピオンを決めたオリーブスタジアムでのリーグチャンピオンシップ第四戦、スタメンでマスクを被ったが、打撃の方は4打席3打数ノーヒットに終わった。優勝の喜びに湧くファンたちへのサービスを終え、ダッグアウトに続く通路へと戻って来た彼の口から最初に出た言葉は
「なんにもできなかった・・・」
である。
ネット裏にスカウトたちが多く陣取ったこの試合において、打撃で結果を出すことができなかった。その悔しさが優勝の喜びを完全に凌駕していた。

何度か行われた香川OGの優勝祝賀会において、堂上は酒を口にしようとしなかった。初めての経験となった長いシーズンと、さらに4試合のリーグチャンピオンシップを最高の形で終えたのだ。心から喜びを爆発させても何ら不思議ではない宴において、コンディションを崩してしまうことを危ぶんだ。まだ今季の挑戦すべてが終わった訳ではない。今はただ、シーズンが終わったに過ぎず、目指すべきゴールにはまだ辿り着いていない。ここで自分の心にかけた手綱を緩めてしまうことは絶対にできなかった。アピールのチャンスはまだ残されている。NPBを相手に直接グラウンドで自分を見てもらうチャンスはある。それにすべてを賭ける〝覚悟〟があった。

ドラフト会議を前に、四国ILはNPBとの交流戦を行う機会を二試合得ることができた。その一つ目がこのオリックスとの試合である。
3回裏、オリックス先発の中山慎也は二番・國信貴裕(高知FD)への初球を暴投し、2点あったリードを1点に縮めた。ストレートの四球で國信が一塁へ歩く。一死、一、三塁のチャンスに三番・堂上が右打席へ足を踏み入れた。第一打席は内角を執拗に攻められた後、粘って四球を選んでいる。この打席の初球もやはり内角へのストレートだった。厳しいコースへ投じられた球がストライクとコールされた。
〝もう一球、内角へのストレート〟
堂上が読んだイメージにほぼ近い直球が1球目よりやや甘く、真ん中内角寄りに入ってきた。高知東部球場の左中間フェンスを軽々と越えて行った打球は、スタンド奥のフェンスに当たって芝生の坂を転がった。走ってホームランボールを奪い獲った子供が狂喜していた。
「打撃で結果を出そうと思ってました」
香川OGが優勝を決めた夜とは違う、充実した笑顔がそこにあった。

ドラフト会議前のこのタイミングで行われる交流戦が、どれほど大きなアピールになるかは想像に難くない。オリックスの指揮を執った大石大二郎ヘッドコーチも
「あの三番、堂上が良かったね。いい感じだった」
と答えている。

運命の日は11月21日。
次のNPBとの交流戦は、19日に愛媛・坊っちゃんスタジアムでヤクルトとの試合が予定されている。15日には香川OGとヤクルトとの交流戦もある。

四国ILからNPBへ。
その大きな扉を開くためのチャンスは、あとほんの少しだけ残されている。

2006.11.11. DOUE 1

2006.11.11. DOUE 2

PHOTO BY Misato MORI
※当blogに掲載している写真の無断使用は禁止します


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  • 残された時間でチャンスをつかめ!
    松山坊ちゃんスタジアムもいい試合を

  • >无名様

    おそらく今シーズン最後のゲーム。
    日曜の坊っちゃん、楽しみですねぇ~!

  • 神・・・さま

    晴れなくてもいいから
    くもりで・・・お願いします(^^;。


    せっかく行くのに 雨はヤだーっ

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