• プロフィール

    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

  • FC2カウンター

  • FC2オンラインカウンター

    現在の閲覧者数:
  • COUNTER & RANKING

    FC2 Blog Ranking

    バナーをクリックお願いします。

    あと、拍手もよろしく。

  • カレンダー(月別)

    07 ≪│2017/08│≫ 09
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -
  • 検索フォーム

  • 天気予報


    -天気予報コム- -FC2-
  • メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

  • フリーエリア

  • ブログ内検索


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2006/09/27(Wed)

新しい武器と、あと4km/h

香川OG 3-0 愛媛MP 2006.9.23. オリーブスタジアム

勝 松尾 11勝2敗4S
敗 木谷 2勝2敗2S

優勝へのマジックは「2」。今日、香川OGが勝って、高知FDが敗れれば香川OGの後期優勝が決まる。地元での優勝の瞬間を観ようと、オリーブスタジアムには大勢の観客が詰め掛けた。
先制点を奪ったのは香川OGだった。4回裏、五番・若林春樹が打ったゴロを三塁手・林真輝が一塁に悪送球し、無死二塁のチャンスをつかむ。六番・東山和樹がバントで送った後、愛媛MP先発・木谷智朗は九番・八木裕章への2球目を暴投し、若林が生還した。
5回裏にも三番・堂上隼人の2点適時安打となる左翼線二塁打で3点と差を拡げた香川OGは、先発の松尾晃雅が6回一死まで一人の走者も許さない。八番・福西太志に中前へ運ばれるまでパーフェクトピッチングを続けた。
松尾は9回まで118球を投げ切り3-0。被安打2。無四球での完封勝利で11勝目を飾った。
試合終了後、鳴門球場で行われていた徳島IS‐高知FD戦の結果をスタンドに残ったファンと一緒に待ったが、高知FDが勝利したことにより香川OGの優勝決定は明日以降に持ち越された。


『新しい武器と、あと4km/h』

福西太志の手によって完全試合を破られても、松尾晃雅は顔色一つ変えずマウンドに立ち続けた。その後に許した安打は7回表、二番・吉田臣希に打たれた中前打1本のみである。愛媛MPは打者29人で松尾の前に屈し、後期優勝へのマジック「1」が点った。

「今日優勝できるかもしれないと思ったので精一杯投げました。(完全試合は)いつかは打たれると思っていたので〝できたらいいな〟くらいに思ってました」
お立ち台でのインタビューでそう答えている。

調整されて初速表示が可能となったオリーブスタジアムのスピードガンは、MAX144kmを映し出していた。優勝が決まるかもしれない大事な試合で、無四球完封勝利という大きな仕事をやってのけた。完全試合がなくなった後、さらに6つ。計10個の三振を奪っている。まったく文句のつけようがない投球に、一塁側観客席に集まったファンから大きな拍手が送られた。

素晴らしかったのは、恐ろしくキレの良かったスライダーである。8回表の先頭打者、梶原有司を三球三振に切って取った一球がある。カウント2-0から外角に鋭く決まったスライダーに、まったく手が出せなかった。

「宿毛で投げた時(6月17日、高知FD戦)と同じくらいスライダーが切れてました」
マスクを被っていた堂上隼人にとっては、さほど驚くようなことではなかった様だった。
「元々、あれくらいの球が投げられる投手だと思う」

「うん、スライダー良かったね。変化球に対する意識をね、変えた」
ダッグアウト横の通路でそう語ったのは芦沢監督である。
「スライダーを決め球にできるようにした。これまでは変化球って見せ球でしかなかったんだけど、スライダーを決め球にできれば(真っ直ぐと)二つ決め球にできるでしょ。どうしても一つだけだと上へ行ったら辛いから」

少し意識を変えたことで、大きな武器を手に入れることができたのだろうか。その効果は今日の試合がすべて物語っている。スライダーが良かったのは認めるところだが、当の本人は真っ直ぐの出来に納得していなかった。

「真っ直ぐがまだ出てないんで、もうちょっと(スピードを)出したい。緊張はしなかったですね。こういう雰囲気の方が好きだし、お客さんがたくさんいる方が楽しい」

昨年坊っちゃんスタジアムでマークした148km/hをもう一度投げたい。それを言い続けている。平気で「緊張したことがない」と話す強心臓は、初の優勝が決まるかもしれないというマウンドにもまったくの平常心で臨んだ。完全試合を逃したことよりも悔しかったのは、あと4km/hが届かなかったことだった。

リーグチャンピオンシップへの出場は決まった。
あと4km/hに届くチャンスも、もう少し増えたことになる。

b_02
↑Push please.
スポンサーサイト
Home | Category : 四国・九州アイランドリーグ |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。