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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/09/22(Fri)

「今年最高のピッチングができた」

香川OG 4-4 愛媛MP 2006.9.21. オリーブスタジアム ダブルヘッダー第一試合
※9回規定により引き分け

香川OG 0-0 愛媛MP 2006.9.21. オリーブスタジアム ダブルヘッダー第二試合
※9回規定により引き分け

香川OGがオリーブスタジアムに愛媛MPを迎えてのダブルヘッダー第一試合は14時31分に始まった。
2回表、香川OG先発の捻金孝行から一番・広田嘉明の左翼線二塁打などで愛媛MPが3点を先制する。しかし3回裏、愛媛MP先発の小山内大和から香川OG打線が4連続安打を放ち、1点を返した。
4回表、八番・田口大地が右中間を破る三塁打で出塁する。三番・李鐘熙の右前適時安打で愛媛MPが4-1と引き離す。香川OGも5回裏、左前安打で出塁した上ノ下健が小山内の暴投の間に生還し、差を2点に縮めた。
8回裏、この回途中に小山内からマウンドを受け継いだ宇都宮勝平が捕まった。今日誕生日を迎えた五番・若林春樹が左翼線に2点適時二塁打。香川OGが同点に追い着いた。
6回表からロングリリーフとなった橋本亮馬が9回も無得点に抑える。最後の攻撃に賭けた香川OGだったが、抑えのマウンドに登った浦川大輔の前に得点が奪えない。第一試合は引き分けに終わったが、香川OGのマジックは一つ減り、マジック「3」が点灯した。

第一試合が終わったちょうど30分後、第二試合がスタートした。香川OG塚本浩二、愛媛MP近平省吾の投げ合う、緊張感溢れる投手戦となった。
3回裏、近平は二死一、三塁のピンチに四番・森田丈武を三振に切って取る。4回表、塚本が二死三塁のピンチに五番・荒木康一を三振で凌ぎ、共に譲らない。5回終了時までたった80分と、早い展開で試合が進んだ。
お互いがチャンスを活かせない展開は終盤まで続く。9回表、好投の塚本に代わり松尾晃雅がマウンドに登った。松尾は愛媛MP打線を3人で封じ込み、9回裏の攻撃に望みを繋ぐ。しかし9回裏も近平は見事な投球を見せ、香川OG打線に失点を許さなかった。試合はスコアレスドローで二試合連続の引き分けに終わった。この結果、香川OGにマジック「2」が点灯した。


『今年最高のピッチングができた』

近平省吾の言葉を借りるとするなら
「イタチの最後っ屁じゃないですけど、意地は見せたかった」
そんな気持ちが愛媛MPナインの中には確実にあった。ダブルヘッダー、二試合併せて18イニングを戦い抜き、結果はドローである。

「バントで送れずゲッツーになった場面が二度あったでしょ。ああいうのも産みの苦しみというか、選手が少し固くなってるのかもしれない」
試合後、芦沢監督はそう述べている。
逆に言えば、ミスに怒りを見せるのではなく、それを〝緊張〟と捉えているところに芦沢監督の余裕が見える。マジックは確実に二つ減った。いよいよその時が近づいている。

二試合とも無失策である。緊張感の続く好ゲームだったことは言うまでも無い。特に見応えがあったのは、お互いにまったく得点を許さなかった第二試合だった。
愛媛MP近平省吾。香川OG塚本浩二。
二人の先発投手が試合後に語ったのは、期せずして同じセリフだった。
「今年最高のピッチングができた」
である。

7回裏からマスクを被った梶原有司は沖監督から〝今日の近平はどこが良かったのか?〟と聞かれて即座に
「コントロールです」
と答えている。

「とてもよく集中できて、試合に入り込むことができた。コントロールが適度にバラついていて逆に良かった。四球を4つ出しましたが、どれも狙って厳しいところをついての四球でしたから・・・」
うまく散った球が香川OG打線に絞らせることをさせなかった。最も意識している投球フォームもかなり落ち着いていたと話す。5日前に見た今治での投球フォームよりも、かなり上から腕が下りてきていた。改良と研究の跡は確かに見えていた。10勝目こそ逃したが、勝ちに等しいほどの完投である。147球を投げ抜き、自信にも繋がる。

塚本はいろいろな実験を試みながらマウンドに立っていた。
「あえてスピードを出さなかったり、スライダーを抜いて投げてみたり。試したかったことがたくさん試せました」
実は最近読んだ本の中にアンダースローのヒントをたくさん見つけたのだ、と話してくれた。そのひらめきが本番のマウンドで大きく役立っていた。優勝を意識しての緊張は「まったく無かった」と言った。

優勝の行方はさておき、投手としての技術向上はシーズン終盤だろうとそれぞれまったく止まることをしらない。あぁした方が良いのか。こうした方が良いのか。そんな試行錯誤を続け、実戦のマウンドに登る。練習でつかむ自信と、実戦でつかむ自信がある。

二人が今年最高のパフォーマンスを見せた結果のスコアレスドローは、口惜しさよりもある種の爽やかささえ漂わせていた。
近平が最後に語った。
「良いピッチングをした次の時に悪いピッチングをするイメージがある。それだけ気をつけたい」
それも実践の中で培ってきた経験則の一つである。

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