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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/09/18(Mon)

闘志の理由

愛媛MP 0-5 徳島IS 2006.9.16. 今治市営球場

勝 佐藤 5勝12敗
敗 近平 9勝9敗

愛媛MP先発、近平省吾の足を野手が引っ張った。3回表、左飛を田口大地が、遊ゴロを李鐘熙が連続失策してしまう。
二番・山口寛史の適時中前安打で徳島ISが先制した後、三番・SHOHEIの二塁ゴロの間に三塁走者が還り、2点のリードを奪った。
徳島IS先発の佐藤広樹は安定した投球を見せ、五回二死までをパーフェクトに抑えた。六番・梶原有司に左前安打を許すが、愛媛MPの打者に三塁を踏ませない。
6回表、八番・大二郎の中越え三塁打で1点を追加。八回表にも七番・松原祐樹の2点適時中前安打で愛媛MPを5-0と突き放した。
佐藤は九回106球を投げ切り、被安打3、四死球0と素晴らしい投球を披露。無四球完封での5勝目を挙げた。


『闘志の理由』

マスクを被っていた福永泰也が、試合前の佐藤広樹について述懐する。
「ブルペンではあんまり調子が良くないって言ってたんです。でも『(マウンドに)上がったらわかんない』って言ったんで、様子を見ながら行くことにしました。スライダーが良かったんで、軸にしました」

五回二死まで、一人の打者も塁に出ていない。今治市営球場の観客席では、愛媛MP打線の不甲斐なさに不満を溜めながらも、何やら〝これはえらいことになるのではないか〟という不穏なムードが早くも漂い始めていた。だから観客たちは、六番・梶原有司が放った左前安打に一際大きな拍手を送った。

笑顔を見せたのはマウンド上の佐藤も同じである。しかしこれで気持ちが緩んだのか、続く七番・小田島一樹にも連打をくらった。ここから再び、グラウンドを包む空気がキュッと締まった。

まず完全試合を狙う。それがダメなら無四球無安打。それがダメなら完封勝利。そんなイメージを心に描きながらマウンドに登っているのだと、以前話してくれたことがあった。すでに味方打線は2点のリードを奪ってくれている。
「2点あれば十分だと思いましたね。これでオレが抑えれば完封できる。〝やってやんないと〟と思いました。正直、狙ってました」

闘志には理由があった。
今季、チーム成績が揮わない中で、徳島ISが完封で勝利した試合は5月12日、自身が蔵本球場で挙げた試合を含め、たったの3つしかない。それを歯痒く思っていた。〝オレたちはこんな成績しか残せないチームではない〟という強い自負を持っていた。

試合前の不安など、もうどこかにすっかり消えていた。内角に外角に、面白いように変化球が決まる。6回裏、二番・福西太志を二ゴロ併殺に打ち取ってベンチに帰る時、福永と目を合わせた。二人で笑っていた。
「思ったようなゴロを打たせようと思ったところに投げたら、ほんとに思ったようなゴロになったんで」
福永も会心の球として、この福西への一球を挙げている。
「イメージ通りのゲッツーが獲れました。真ん中低目のツーシームです」

2点どころか、打線は5点のリードをプレゼントしてくれた。8回裏を終了した時点でまだ投球数は100球を越えていなかった。疲れもまったく感じていない。
最後の打者となった福西を再び二ゴロに打ち取った時、マウンドで囲まれていたのはいつものあの笑顔の佐藤だった。

その笑顔の奥には悔しさと苛立ちと、そして燃えたぎるような闘志が隠されていたのだ。
「あんまり徳島がナメられたら腹立つんで」
ハッキリと言葉に出して、そう語った。

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