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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/09/11(Mon)

すっきりとしない夜

徳島IS 1-1 高知FD 2006.9.9. 鳴門総合運動公園野球場
※9回リーグ規定により引き分け

初回、高知FDが鮮やかな速攻を見せる。一番・YAMASHINの放った中前への打球に中堅手グレアム義季サイモンはダイブを試みるが捕れない。もたつく間にYAMASHINは二塁を陥れる。二番・土佐和広がバントで走者を三塁に進め、三番・古卿大知への2球目に徳島IS先発の渡邊隆洋が暴投。効率良く1点を先制した。
3回裏、徳島ISの攻撃は一番・山口寛史が右前安打で出塁した後、二盗を決める。二番・グレアムも左前安打で続き、一死一、三塁のチャンスをつかんだ。二死となり、四番・西村悟の打席に高知FD先発の沢西康明が暴投。失点した場面と同じ様な形で1点を奪い返し、徳島ISが同点に追い着いた。
4回以降、両チームとも走者を出しながらあと一本の出ない展開が続く。7回表には高知FDが二死満塁のチャンスを、7回裏には徳島ISが一死満塁のチャンスを作るが、両先発がよく踏ん張り、スコアボードに〝0〟の表示が灯る。
8回裏、沢西に代わって上里田光正がマウンドへ登る。先頭打者に出塁を許すが、この回をきっちり抑えた。
9回表、小野監督は二死一塁まで力投を見せてきた渡邊に代え、小林憲幸をマウンドへ送る。小林は二番・代打日高大輔に中前打を食らったものの後続を断ち切り、最後の攻撃に望みをつなぐ。しかし9回裏も上里田の前に1点を奪うことができず、リーグ規定により試合は1-1の引き分けに終わった。


『すっきりとしない夜』

試合後のインタビューでマイクを向けられた両先発投手は、共に〝満足がいかない〟という顔を見せていた。
「結果的に1点差。四球が多くて攻撃のリズムを作れなかった」
沢西康明(高知FD)は球に指がうまくかからず苦しい投球を続けていた。
「こういう時は気持ちで投げるしかないと思って」
被安打〝4〟に対し四死球〝8〟と、かなり制球に苦しんだマウンドだった。しかし最低限の仕事はやってのけた。7回裏、一死満塁の場面を投ゴロで抑え切り、ベンチに向かって駆けながら小さなガッツポーズを見せている。

「ボールばっかりで・・・チームが悪い状況で、負けなかったことをプラスに考えたい」
渡邊隆洋(徳島IS)も絶好調とまではいかない投球だった。
「高知にリベンジするチャンスをもらいました。待ってろよ!小山田さん!」
前日の鳴門球場でそう語っている。前回9月4日、蔵本球場での高知FD戦に先発し、敗戦投手となっている。小山田貴雄に右越えの3ランを打たれていた。中4日でもらった逆襲のチャンスに燃えていたのだ。

しかし今回も初回の失点シーンは前回とほぼ同じ形だった。先頭のYAMASHINを出塁させ、三塁に進まれた後での暴投で先制点を奪われた。その後立ち直り、9回までマウンドを守り切ったのは8月に高知FDから3勝を挙げている自信ではないか。6回から山本健士に代わり、四番に座った小山田貴雄を三振、三ゴロときっちり打ち取り、借りを返している。

試合後、両監督の感想は辛らつだった。藤城監督は
「情けないですねぇ。タイムリー欠乏症。一本が出れば(状況は)変わっていましたが・・・」
と、打線の不甲斐なさを悔やんだ。

小野監督においては4安打と揮わなかった打線はもちろん、渡邊の投球にも厳しい言葉を投げている。
「勝負どころを間違えてる。頑張らなきゃいけないところじゃないところでカウントを悪くして四球を出した。だから苦しい投球になったんだ。なんとか抑えられたから良かったけど、あんなの一本出てたら全然違ってたよ」

9回裏、小林憲幸を投入する考えはあった。三番・古卿大知の場面まで待とうと思っていたが、二番・土佐和広が右打者であること、そして二死一塁の場面なら、小林にかかる負担がまだ少ないことを考慮し、マウンドへ向かった。
「ナベにそれを説明したんだよ。あいつの眼を見たらもう一杯一杯だったからね」

結果的にこの作戦が当たり、同点のまま最終回の攻撃に臨むことができている。足で掻き回してくる高知FDに1盗塁しか許さなかったことも狙い通りだった。しかし、勝利するまでには及ばなかった。

後期逆転優勝に向けて、勝っておかなければならない試合を高知FDは落とした。徳島ISも同じだ。勝たなければいけない試合を取ることができなかった。

序盤、鳴門の空は今にも降ってきそうな雨雲に覆われ、実際スタンドにいた観客たちを少しだけ濡らした。マイクのアクシデントで打席に入る選手への紹介も途中まで聞こえなかった。
3時間10分。1-1の引き分けとなった試合は、この空のようにすっきりとしない、誰の胸にももやもやの残った満足のいかない一戦になった。

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コメント ▼


    
  • 両投手とも

    きつそうでした。
    戦績もなんとなく似ていた二人。
    最後のインタビューもニコニコしていたグレアム選手とは対照的でしたね。
    一ファンとしても悔しい試合でした。
    帰りの車では知らず知らずアクセルを強く踏んでいたような。。

  • さぁ引き分けの翌日、蛇王決戦はどうなんねん!!!

    ・・・と思ったら雨でしょ。
    知らんと薬王寺まで走って帰って来ました。

    その後、オリーブまで走って月間MVP二人の声を聞いてきました。
    詳細は今週の週ベで!

  • 仇柔

    週ベはまた立ち読みになりそうです(;^_^A
    オリスタのスピードガンの設定、明日はなおっているといいのですが。。
    でも、楽しみが一個増えました☆
    あ、でもやっぱりなおってないと。。

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