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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2013/10/19(Sat)

『足りないものの再認識』

四国アイランドリーグplus みやざきフェニックス・リーグ 13日目
2013.10.19 アイランドリーグ選抜 1-9 北海道日本ハムファイターズ <生目の杜第2野球場>

2013.10.19 対日本ハム 大谷翔平
大谷翔平(日本ハム)がアイランドリーグ選抜の前に立ちはだかる

F 000 400 230|9
IL 001 000 000|1

バッテリー
F 大谷、斉藤勝、上沢 ‐ 荒張、大嶋
IL 井川(高知FD)雄晴(高知FD)田村(香川OG)吉川(高知FD)‐ 有山(香川OG)夏山(高知FD)屋宜(高知FD)

二塁打
F 谷口
IL 

北海道日本ハムファイターズ 先発メンバー
4 西岡
6 松本 
9 谷口
7 石川
D 近藤
3 北
8 杉谷
2 荒張
5 森本

四国アイランドリーグplus選抜、先発メンバー
8 高田(愛媛MP)
4 藤長(愛媛MP)
7 大井(愛媛MP)
D 宗雪(香川OG)
9 河田(高知FD)
5 生田目(香川OG)
9 村上(高知FD)
3 今中(高知FD)
2 有山(香川OG)


 きのう、フェニックス・リーグ初勝利を挙げたアイランドリーグ選抜が連勝を目指した。対戦相手は第2クールで対戦した北海道日本ハムである。昨年のドラフトの超目玉となった19歳、大谷翔平が先発するとあって、生目の杜第2野球場は多くの取材陣、観戦客で埋め尽くされた。
 これがフェニックス・リーグ2度目の先発登板となるアイランドリーグ選抜・井川博文(高知FD)は、最速150㌔をマークしながら3回を無失点、被安打2、4奪三振の好投を見せる。
 2回まで無得点、4三振と大谷の前にまったく精彩を欠くアイランドリーグ選抜だったが3回裏、先頭の八番・今中尭大(高知FD)九番・有山裕太(奈良産大中退)が連続安打で出塁する。二死満塁としたあと、四番・宗雪将司(香川OG)の三振振り逃げの間に三塁から今中が生還、1点を先制した。
 だが4回表、日本ハムは井川に代わってマウンドに登った雄晴(高知FD)を捉える。四死球とヒットで無死満塁とすると、七番・杉谷の中前打、八番・荒張の2点適時打となる中前打で3点を奪い返す。さらに一死一、二塁として一番・西川も右前安打を放ち4点目を挙げ、逆にアイランドリーグ選抜を突き放した。
 日本ハムは7回にもアイランドリーグ選抜の二番手・田村雅樹(香川OG)から4連打を放ち2点を追加。8回にも二番・松本の中犠飛、三番・谷口の左中間を破る2点適時二塁打で3点を加え9得点と、試合は一方的な展開となった。
 アイランドリーグ選抜は日本ハム投手陣の前に散発4安打、最終回の攻撃も反撃を見せることができず、9‐1で敗れている。


『足りないものの再認識』


 これもフェニックス・リーグだから実現する対戦だろう。北海道日本ハムの先発マウンドには、昨年のドラフトでメジャー挑戦から一転日本ハムに入団し、投手と野手の〝二刀流〟を続ける大谷翔平が登る。選手たちと関係者たちの思いは空に届いた。数日前から雨が心配されていた宮崎の空からは、ついに雨粒が落ちて来ることはなかった。
 ドラフト1位の19歳や、それこそ〝二刀流〟というよりも、ここでは〝一軍で3勝を挙げている投手〟と言った方がアイランドリーグ選抜にとってはしっくりくるだろう。193㎝の長身から投げ下ろすストレートは、簡単に150㌔を越えて来る。
 3回裏「オレが口火を切って来る!」と言い残してベンチを出て行った七番・今中尭大(高知FD、24歳、高知中央高)が、初球のストレートをセンター前に弾き返す。続く八番・有山裕太(香川OG、23歳、奈良産大中退)はストレート2つで追い込まれながら、3球目のスライダーを狙いすましたように左前へ運んだ。無死一、二塁のチャンスから始まった二死満塁の場面だったが、四番・宗雪将司(香川OG、24歳、大商大)の三振振り逃げによる1点止まりに終わったのが後々大きく響いている。定岡智秋監督(高知FD)が言う。
「まぁ、今日は完敗やね。3回の満塁でどうにかしとけば。あそこやね。振り逃げだけの1点じゃしんどいわね。そりゃ、あれぐらいのピッチャー来たら、上でも勝っとるピッチャーで、なかなかああいうボールも見たことないやろうから。やっぱり、あんだけゆったり来てボールがバン! と来たら、そりゃ手が出らんて!」
 実際に対戦した選手たちに聞くと、それぞれに感じたものがある。四番・宗雪は最初の打席で見逃し三振、第2打席でスライダーを三振振り逃げ、第3打席は初球をバットに当てただけのセカンドライナーと、本来の打撃をさせてもらえなかった。
「やっぱ、すごいですね。たいがい3打席あったら『3打席目は打てるかな』と思うんですけど、3打席目がほかのいいピッチャーの1打席目みたいな感じですね。逆に打てたら打てたでいい自信になったけど、打てへんかったから。また、余計に練習やらなあかんなっていう気持ちにはなれたんで。あの辺が打てるようにって気持ちにはなりましたね。『これからも頑張らな。まだまだやな』って」
 六番に座った生田目翔悟(香川OG、23歳、JFE東日本)もストレートの伸びに驚きを隠せなかった。
「速いですね。やっぱ、低目がボール! と思ったら、全部もう『え!』というのが。アイランドリーグではいない。全部ストライク。大谷もだし、最後の(上沢)も。キレなんですかね?」
 150㌔を越えるストレートは、たとえ低目の球でもおじぎすることなくストライクゾーンに決まる。自分の足を上げるタイミングが遅いのか、それともスイングスピードが遅すぎるのか。うまく対応できなかった打撃に課題を見つけていた。
 スイングスピードの遅さを痛切に感じていたのは河田直人(高知FD、21歳、愛知学院大中退)も同じである。
「いやぁ、やっぱり真っ直ぐ良かったですね。自分が思ってたよりも、かなり速かったんで。あれ打たないと一軍には上がれないですね。スイングの速さがまだまだ足りない。チームでも遅い方なんで。筋力トレーニングで体、大きくして。ミート力には自信あるんで。当てることはできるんですけど、やっぱそれを打ち返すとなればスイングスピードと筋力がいる」
 うまくストレートに食らい付いてファウルにする、自身の持ち味は出したが、一番・藤長賢司(愛媛MP、25歳、大体大)はサードゴロ、四球、ショートライナーに終わっている。シーズンが終わったこともあり、大谷の状態はベストではないだろうと思っていたが、それでも球の力には十分目を見張るものがあった。しかし〝やれる〟という手応えも感じている。
「ボールの質とかいいし『さすが!』っていうところはあったんですけど、なんともならんなってのはないですね。スライダーにしてもそんな切れるようなスライダーじゃなかった。藤浪(晋太郎、阪神)のスライダーの方が良かったですね。交流戦(5月21日、鳴尾浜)でやったときの。やっぱりね、力入れたときの真っ直ぐっていうのはやっぱすごい。いい経験になりました。向こう、まだ19なんですけどね」
 偶然とはいえ、昨年のドラフトをにぎわせた2人の高校生と対戦する機会に恵まれたのは貴重な経験だ。
 1つ言えることは、このレベルの投手が打てなければNPBの一軍では勝負にならないということだ。対戦する機会こそ訪れなかったが、ダグアウトから観ていた桜井広大(香川OG、30歳、阪神タイガース)にきょうの大谷について聞いた。
「ピッチャーでやったら、やっぱり15勝くらいはするでしょう。モノが違う。あれが億稼ぐ人間、一握りのなかの1人です。野球界がピラミッド式になってて、野球人口がこんなに多くても、頂点に行く人間ですよ」
 やはり才能は認めざるを得ない。そして、そういう選手たちが集まるところがNPBであり、アイランドリーガーたちはそこを目指している。足りないものの再認識ができたビッグルーキーとの対戦だった。




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