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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2013/10/10(Thu)

『走って帰ろう』

四国アイランドリーグplus みやざきフェニックス・リーグ 4日目
2013.10.10 東京ヤクルトスワローズ 4-0 アイランドリーグ選抜 <西都原運動公園野球場>

2013.10.10 伴和馬(愛媛MP)
ストレッチ中の伴和馬(愛媛MP)きのう15㌔以上の道のりを走って帰って来ていた

IL 000 000 000|0
YS 000 003 01x|4

バッテリー
IL 小林(愛媛MP)グルジョン(高知FD)伴(愛媛MP)中村(愛媛MP)雄晴(高知FD)岩崎(愛媛MP)西川(愛媛MP) ‐ 鶴田(愛媛MP)屋宜(高知FD)夏山(高知FD)
YS 大場、増渕、阿部、江村 ‐ 中村、西田

二塁打
YS 谷内、西田
IL 

四国アイランドリーグplus選抜、先発メンバー
6 村上(高知FD)
5 高田(愛媛MP)
D 河田(高知FD)
5 バティスタ(高知FD)
9 庄司(愛媛MP)
7 大井(愛媛MP)
2 鶴田(愛媛MP)
3 曽我(高知FD)
4 高橋(愛媛MP)

東京ヤクルト、先発メンバー
7 比屋根
8 上田 
6 山田
3 松井淳
4 谷内
2 中村
D 星野
5 又野
9 川上


 フェニックス・リーグは4日目、この試合が第1クール最後のゲームとなる。夏のような強い日差しが降り注ぐ西都原運動公園野球場でアイランドリーグ選抜は東京ヤクルトスワローズと対戦した。
 ヤクルト・大場、アイランドリーグ選抜・小林憲幸(愛媛MP)両先発の投げ合いは、2回表一死、アイランドリーグ選抜が最初のチャンスをつかむ。五番・庄司龍之介(愛媛MP)六番・大井裕喜(愛媛MP)が連続安打で出塁すると、七番・鶴田都貴(愛媛MP)が四球を選び一死満塁に。しかし、八番・曽我翔太朗(高知FD)が三ゴロ併殺打に倒れ、このチャンスを逃した。
 小林は3回裏、一死二、三塁のピンチを迎えたが、後続を連続左飛に打ち取り、この回でマウンドを降りる。4回表、先発の大場に代わった東京ヤクルトの二番手・増渕は3イニングを無失点の好投を見せ、アイランドリーグ選抜に得点のチャンスを与えない。
 アイランドリーグ選抜も4回裏をグルジョン(高知FD)5回を伴和馬(愛媛MP)がそれぞれ東京ヤクルト打線を三者凡退に封じ込める好投を見せる。両チーム無得点のまま前半を終えた。
 だが6回裏、この回からマウンドに登ったアイランドリーグ選抜の四番手・中村太紀(愛媛MP)が誤算となった。二死から二番・上田に投ゴロ内野安打で出塁を許すと、突然リズムを狂わせ連続四死球で満塁とする。さらに五番・谷内に初球を左中間に運ばれる走者一掃の二塁打を浴び、一挙3点を失った。
 さらに8回裏、ヤクルトはアイランドリーグ選抜の七番手・西川雅人(愛媛MP)から先頭の代打・西田が中越え二塁打で出塁する。途中出場の四番・野口の適時中前打で1点を追加し、リードを4点に拡げた。
 意地を見せたいアイランドリーグ選抜は9回表、一死から二番・高田泰輔(愛媛MP)が一、二塁間を破るヒットで出塁する。しかし、反撃もここまでとなり、得点を奪うことはできなかった。
 東京ヤクルトが4-0でアイランドリーグ選抜を下し、フェニックス・リーグ初白星、今大会成績を1勝1敗とした。アイランドリーグ選抜は3連敗となり、白星のないまま第1クールを終える結果となった。


『走って帰ろう』

 5回までは両軍ともに無得点、東京ヤクルト、アイランドリーグ選抜ともに、継投ではありながら〝投手戦〟と言っても良い展開だった。前半を終了してアイランドリーグ選抜2安打、東京ヤクルトも同じく2安打と、それぞれ打線が相手投手を捉えきれていない。
 アイランドリーグ選抜の先発は、リーグ初となる2年連続での最優秀防御率タイトルを手にした愛媛MPのエース、小林憲幸(愛媛MP、28歳、元千葉ロッテ育成)だった。フェニックス・リーグ初登板となった初戦の埼玉西武戦では試合勘が戻っておらず、失点してしまう悔しいマウンドを経験している。
 先発を任されたフェニックス・リーグ2度目のマウンドで、ようやく本領を発揮した。
「立ち上がりも良かったし、きょうはやっぱり低目を意識するところは意識して。スライダーとか真っ直ぐもそうだし。フォークも常にショーバン(ショートバウンド)とか。ボールでもとにかく低目に集めようっていう意識があって、それがまぁできたかなと。まぁ、何球かは甘く入ったりとかあったんですけど、良かったとは思いますね、自分のなかでは」
 きょうの東京ヤクルトの出場選手には一軍で経験のある選手が少なくなかった。『グラゼニ』風に言えば、ルーキーの五番・谷内を除く一番から六番までの5人が年俸1000万円を超えている。最高値は六番を打った捕手、中村悠平である(2400万円※推定)。外角へのスライダーで二ゴロに打ち取り、ここまでの打者6人をパーフェクトに抑えた。
 相手打者のレベルが高いと投手も燃える。少し興奮したような笑顔を見せる。
「もうね、すっげぇ楽しかったです、今日!『よっしゃ! 中村!』って。完ぺきでした。完ぺきに抑えました、あれ。もう真っ直ぐだと思って(バットの)ド先で。真っ直ぐも、あの低目が狙ったとこに行って、あれ見せたからスライダーも振ってきたんだと思います。あの中村の打席がきょう一番良かったです」
 すでに第2クールのメンバーとして残留が決まっている。元千葉ロッテの育成選手である小林がドラフト指名されることはないが、ここで結果を残しアピールすることで復帰への扉が開き易くなるのは間違いない。
「とにかくフェニックスだから、チャンスはあると思ってるんで。シーズン中と同じように試合に入って、できたらいいなと思ってますけどね」
 星野おさむ監督が「きょう、良かったね」と言った投手がもう1人いる。三番手として5回のマウンドに登った伴和馬(愛媛MP、23歳、名古屋商科大)だ。朝、顔を合わすと意外なことを教えてくれた。
「きのう、走って帰りました!」
 約15㌔の道のりを、少し道を間違えて1㌔ほど余分に走りながら、宿舎まで走って戻って来ていた。
 実は私自身、久峰総合公園からの帰路でバイパスを走る男性を目撃している。「どこかの選手だな」とは気付いていたのだが、それが彼であることまでは認識できていなかった。
 たった1イニングとは言え、きっちり三者凡退に切って獲っている。「走って帰った効果、あったね」と声を掛ける。
「正直、あったかもしれないです。なんか、体が疲れてるのは疲れてるんですけど、何て言うんですかね? ちょっと気持ちのいい疲れというか…。朝(ウォーミング)アップするじゃないですか。「心地のいい張り方」というか。そういうのに変わってたのはありましたね」
 以前、フェニックス・リーグ期間中に、当時の選抜メンバーだった冨田康祐(香川OG→DeNA)と大川学史(元徳島IS)の2人が、木の花ドームから宿舎までの約12㌔を走って帰って来たことがあった。2011年のことだ。
「冨田さんが走ってたのは知ってたんですけど、直接本人から聞いてたのもありましたし、去年『(フェニックスに)行けたら、絶対オレも走ってやろう』と思ってて。とりあえず第1クールのなかで絶対1回は走って帰ろうって」
 虎視眈々とそのチャンスを狙っていたという。初日の南郷からは車で1時間以上かかるため遠すぎる。2日目のはんぴドームからだと、距離は約8㌔とちょうど良いのだが、台風の影響であいにくの暴風雨のなかだった。雨のなか走って風邪でも引いてしまっては、ここに来た意味がない。
「きのうは若干遠かったんですけど、きょうなら行けるだろうと思って。ゲームもサブ扱いで投げないのが濃厚やったんで。『あ、これ絶対走ったろう!』って」
 伴も初戦の埼玉西武戦で苦い思いを経験している。アイランドリーグ入りして2年、アブレイユに自身、初の本塁打を浴びた。
「やっぱ、力ある人で腕が長いと外を振ったら入る。ちょっとアイランドリーグとは全体的にスイングスピードも違いますし、まったくデータがないなかでの真っ直ぐのあとのカーブ(に対応できること)とか『やっぱり、待ち方がうまいな』と思ったり」
 だが、それもいい経験になった。むしろ「大分、いい経験になりました」と語っている。第2クールへのメンバーには残れなかったためここで離脱となるが、初めてのフェニックスで得たものはたくさんある。これから愛媛に戻り、練習を続けながら再招集のチャンスを待つ。
「第3クールで(メンバーに)入れたらいいですね」
 そう言い終わると帰路に向け、バンに荷物を積み込む作業へと戻って行った。
 リーグ期間中はどうしても練習時間が少なくなってしまうため、コンディションが落ちてしまいやすい。昨年も井川博文(高知FD、26歳、元愛媛MP)が山口直紘(22歳、千葉熱血MAKING)や入野貴大(徳島IS、25歳、元愛媛MP)らを連れ立って、宿舎への道のりをジョギングで帰っていたことがあった。フェニックス・リーグに来た選抜チーム投手陣の〝伝統〟になるのかもしれない。その意識の高さが後々、大きな結果につながってくれればいいが…。




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  • こんばんわ。
    リーグ選抜なかなか勝てませんねー。
    今日は3安打しか打ててないから、なかなか得点チャンスがうまれませんねー。
    第二クールからメンバーが変わるので、仕切り直して頑張ってもらいたいものですね。

  • Re: タイトルなし

    >チキチキさん

    第1クールのメンバーのなかには、1年目でまだまだ経験を積むことが必要な選手もいました。
    ここでの経験をしっかり来季につなげてほしいと思います。
    フェニックス・リーグには勝つだけがすべてではない側面もありますので。

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