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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2013/10/09(Wed)

『いま、ここですべきこと』

四国アイランドリーグplus みやざきフェニックス・リーグ 3日目
2013.10.9 アイランドリーグ選抜 2-3 東北楽天ゴールデンイーグルス <久峰総合公園野球場>

2013.10.9 アイランドリーグ選抜 2-3 東北楽天 河田直人(高知FD)
1回裏、同点アーチを放った河田直人(高知FD)がベンチに迎え入れられる

GE 100 200 000|3
IL 100 000 001|2

バッテリー
GE 永井、レイ、塩見、菊池 ‐ 小関
IL ゲレロ(高知FD)井川(高知FD)岩崎(愛媛MP)金森(愛媛MP)西川(愛媛MP) ‐ 鶴田(愛媛MP)屋宜(高知FD)

二塁打
GE 榎本、三好
IL 高橋(愛媛MP)

本塁打
GE
IL 河田(ソロ、1回永井)バティスタ(ソロ、9回菊池)

東北楽天 先発メンバー
8 榎本
4 神保 
6 三好
D 小斉
3 中川
5 仲澤
7 北川
2 小関
9 柿澤

四国アイランドリーグplus選抜、先発メンバー
8 村上(高知FD)
4 藤長(愛媛MP)
9 河田(高知FD)
5 バティスタ(高知FD)
D 大井(愛媛MP)
7 庄司(愛媛MP)
2 鶴田(愛媛MP)
3 曽我(高知FD)
6 高橋(愛媛MP)


 台風の直撃を免れた宮崎に夏の日差しが戻って来た。フェニックス・リーグ3日目、四国アイランドリーグplus選抜は、久峰総合公園野球場で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦している。
 アイランドリーグ選抜先発のゲレロ(高知FD)がいきなり楽天打線につかまる。先頭の榎本に左中間を破られ無死二塁とすると、一死一、三塁から四番・小斉に適時中前打を浴び1点を失った。
 アイランドリーグ選抜は1回裏、楽天先発の永井から三番・河田直人(高知FD)が右翼にソロ本塁打を放ち、すぐさま同点に追い着く。
 試合は1-1の振り出しに戻ったが、ゲレロの制球が安定せず、毎回走者を溜める苦しい投球が続く。
4回表、六番・仲澤、七番・北川に連続安打を許すと、八番・小関に4つ目の四球を与え無死満塁のピンチに陥る。九番・柿澤の二ゴロ併殺崩れの間に1点を失うと、一死一、三塁から一番・榎本の投ゴロも併殺崩れとなり、楽天に2点を献上した。
 5回表、アイランドリーグ選抜のマウンドには井川博文(高知FD)が登る。三番・三好に左翼手の頭上を越える二塁打を浴びたあと二死三塁のピンチを迎えたが、この回を無失点で乗り切ると、6回も「0」で凌ぎ、流れを徐々に引き寄せる。さらに7回から岩崎哲也(愛媛MP)8回から金森敬之(愛媛MP)9回を西川雅人(愛媛MP)と、愛媛MPの元NPBトリオの前に楽天は追加点を奪えないまま9回の攻撃を終えた。
 9回裏一死、この回からマウンドに登った楽天の4番手・菊池から四番・バティスタが右翼へソロ本塁打を放ち、1点差に詰め寄る。さらに代打・高田泰輔(愛媛MP)が右前安打で出塁したあと二盗に成功し、一打サヨナラのチャンスを作る。だが、代打・今中尭大(高知FD)は空振り三振に倒れ、惜しくも逆転はならなかった。
 東北楽天が3-2でアイランドリーグ選抜を下し、初戦に続いての連勝を収めている。連敗を喫したアイランドリーグ選抜はあす、初勝利を懸けて東京ヤクルト戦に臨む。


『いま、ここですべきこと』

 1点差での惜敗であるとはいえ、これで連敗となってしまった。昨年に続き、今年のフェニックス・リーグ第1クールも四国アイランドリーグplus選抜は黒星を先行させてしまっている。
 ご存知のように、第1クールのメンバーはリーグ戦成績で下位となった愛媛マンダリンパイレーツと高知ファイティングドッグスから選抜された24名である。試合後、今回の選抜チームを率いる星野おさむ監督(愛媛MP)が言った。
「まぁまぁやっていると思いますね。この編成のなかでは。きょう不満を言うとすれば、技術的なところ以外では、そんなに出なかったですね」
 即席チームである分、勝つためにチームとしてできることにはどうしても限界がある。誤解を恐れずに言えば、ここでは勝つことよりも大事なことがある。己をNPB関係者にアピールすることであり、また格上のレベルを肌で感じ、その経験を自身の今後にフィードバックさせることだ。
「何かをアピールするわけなんだけども、そのときに今までやっていないことをアピールしようと思ってもダメ。自分のプレースタイルだったり、自分の売りだったり…。〝売り〟までは行かないですかね、ウチの選手はね。自分の特徴というのをまだ自覚してないというんですかね。その辺は少し見えるんで、課題なんですけど。未熟でもいいんですよ。『ウチに来れば育てられる!』(と、思ってもらえれば)それでもOKなんですよ。NPBでね。でも、ちょっと違うんですよね」
 チームとしての勝利以上に個人としてのアピールが大事なこの場所で、本当に正攻法のアピールができているのか。自分がこの世界で生きて行くためにアピールすべきものは何であるのか。その辺りがまだ、ぼやけている選手が少なくない。1年目の選手のなかには「ちょっと引いちゃってる。粘ってヒットは出してるんですけど、もうちょっと守備でアグレッシブに行ってほしい」と感じられる選手もいるという。
 星野監督にきょうの試合でアピールができていた選手、できなかった選手について話を聞いていた。アピールができた方で言えば〝投〟では5回から二番手として登板し、2イニングを無失点に抑えた井川博文(高知FD)だろう。最もアピールしたいストレートをガンガン投げ込んでいた。「スピードばかりに拘るのはどうか」という意見もあるかもしれないが、ここで本人が見せたいのはやはりスピードなのである。きょうの最速はネット裏で計測していたスピードガンで149㌔、その直後に相手にぶつけてしまうコントロールミスもあったが、非常にシンプルな方法でアピールしていた。当の井川は試合後、球速の記入されたスコアシートを見ながらこう語っている。
「あれ? 結構常時140ぐらい出てたんですね。149出てるんですか! やればできるもんですね。真っ直ぐで空振りも獲れましたし、変化(球)でこういう変化もあるっていうのも見せられました」
 5回表、三番・三好に高めの球を弾き返され左翼手の頭を越されたが、それでも真芯で捉えられたわけではなかった。それが逆に自信になった。投じた全26球のうち、149㌔が1球、148㌔を3球記録している。2つ奪った空振り三振はそれぞれスライダーとスプリットで獲った。「あれはあれでいいんじゃないですか」と星野監督は語っている。
〝打〟で言えば、第1打席で右翼フェンスを越える同点本塁打を放った河田直人(高知FD)だろう。初戦の埼玉西武戦では「体が動かなくて」と語っていたが、きのう室内で行われた練習で、かなり意識して体を動かすことに努めていた。試合前のフリー打撃でも両翼100㍍の久峰で4本の柵越えと、巧打を連発していた。
「(楽天先発の)永井さんって一軍でも投げてるピッチャーなんでね。楽しみっていうのがあって、アドレナリンが多分すごく出てたと思うんですけど。『おもいっきり行く!』っていうのが結果につながると思うんで。引いてしまったらどうしても、追い込まれたら負けると思うので。積極的に行きたいと思います」
 4打数1安打、3打席目のセンターライナーも悪い当たりではなかったが「野手の位置を把握して、空いてるコースに打てるようにするのがシーズンを通しての課題。それを克服できていない」と語っている。
 2試合連続の登板となった岩崎哲也、金森敬之、西川雅人の元NPB3投手だが、それぞれ1イニングずつを無失点で投げ終えている。星野監督は「ちょっと力入ってましたけど。きょう、西川が良かったですね」と述べている。
 彼らこそNPB復帰のために「いま、ここで何をしなくてはいけないか」をよく理解している選手たちだろう。ファーストゴロ、センターライナー、最後は外角低めへのストレートで空振り三振と、打者3人で仕留めた西川が言った。
「プロが相手なんで。そこで『(力で)押す』っていうのは意識してますね。その辺ぐらいしかアピールできないですよね。『抑える』っていうより『自分のスタイルを出す』っていう。それで抑えたらベストだと思う」
 第1クールは早くも次が4試合目となる。この試合終了後、選手の入れ替えが行われるため、宮崎を去る選手も出て来る。自分は何をアピールすべきなのか。それを明確にし、決して多くはないチャンスで結果を出す。それが、勝つこと以上に大切な「いま、ここですべきこと」である。




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