• プロフィール

    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

  • FC2カウンター

  • FC2オンラインカウンター

    現在の閲覧者数:
  • COUNTER & RANKING

    FC2 Blog Ranking

    バナーをクリックお願いします。

    あと、拍手もよろしく。

  • カレンダー(月別)

    10 ≪│2017/11│≫ 12
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 - -
  • 検索フォーム

  • 天気予報


    -天気予報コム- -FC2-
  • メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

  • フリーエリア

  • ブログ内検索


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2013/09/29(Sun)

『10本目のツーベースヒット』

四国アイランドリーグplus リーグチャンピオンシップ2013
2013.9.28. 香川オリーブガイナーズ 1‐5 徳島インディゴソックス <高松・レクザムスタジアム> 観衆 1,797人

徳島IS 010 000 040|5
香川OG 000 000 100|1

勝 岩根 1勝
敗 田村 1敗

バッテリー
徳島IS 岩根、入野 - 小野
香川OG 渡辺、田村、大場、永川 - 大川、有山

本塁打
徳島IS 小野1号2ラン(8回、田村)
香川OG


 今年度のアイランドリーグ王者を決める『リーグチャンピオンシップ2013』が開幕した。前期王者・香川オリーブガイナーズと後期王者・徳島インディゴソックスとの間で先に3勝した方がBCリーグとの独立リーグ日本一決定戦である『グランドチャンピオンシップ2013』への出場権を手にする。
 香川OG先発・渡辺靖彬(21歳、京都ジャスティスベースボールクラブ)徳島IS先発・岩根成海(26歳、帝京大)の投げ合いは2回表、徳島ISが最初のチャンスをつかむ。一死から左前安打で出塁した六番・松嶋亮太(25歳、大分大)が2つの暴投により三塁へ進む。二死三塁として八番・井生広大(22歳、明治学院大)の打球は遊内野安打となり松嶋が生還、1点を先制した。
 3回以降両先発が粘りの投球を見せるなか7回裏、香川OGは先頭の七番・大原淳也(29歳、横浜DeNAベイスターズ)が今日2安打目となる右前安打で出塁する。二死二塁として一番・島袋翔伍(23歳、ビッグ開発ベースボールクラブ)は5球目を右前へ運ぶ同点適時打を放ち、1-1の同点に追い着いた。
 8回表、香川OGベンチは好投した渡辺に代わり二番手に田村雅樹(23歳、中部大)を送るが、これが裏目となった。七番・松嶋が二遊間への内野安打と遊悪送球で二塁へ進むと、二死三塁として八番・井生が一塁線を鋭く破る勝ち越しの適時二塁打を放つ。さらに九番・小野知久(24歳、和歌山簑島球友会)は右翼スタンドに今大会1号2ランをたたき込み3-1と差を拡げる。徳島ISは三番手としてマウンドに登った大場浩史(27歳、広島経済大)も打ち崩し5者連続安打、三番・大谷真徳(25歳、立正大)の中前打でさらに1点を加えこの回一挙4得点、5-1と大量リードを築いた。
 8回裏からマウンドに登った徳島ISの二番手・入野貴大(24歳、愛媛MP)はイニングをまたいでの4者連続三振など香川OG打線を寄せ付けない。9回裏も三者凡退に封じ込め、徳島ISが5-1で香川OGを下した。
 第2戦は29日、きょうと同じ高松・レクザムスタジアムで行われる。


『10本目のツーベースヒット』

 徳島インディゴソックスに入団して1年目、井生広大(23歳、明治学院大)が初めて経験するリーグチャンピオンシップの舞台は、やはり普段の公式戦とはまったく違うものだったようだ。
「応援とかが迫力あって。すごく緊張しましたね、最初はいい緊張感で」
 観客席には故郷・福岡から駆け付けた父、母、兄、3人の姿もある。
 最初のチャンスは2回表、二死二塁で打席に入ったあと、初球がワイルドピッチとなり二塁走者が三塁へ進んだ。マウンドにいる渡辺靖彬(21歳、京都ジャスティスベースボールクラブ)に対しては、狙いダマを決めていた。
「真っ直ぐとチェ(チェンジアップ)でカウントを獲りに来るんですけど、2ストライクまでは真っ直ぐを狙って。それからは(変化球にも)対応できるようにして。真っ直ぐが来たら少々ボールでも行こうかなと。追い込まれてからチェになるとアレなんで…」
 カウント3-1からの5球目、スピードガンが143㌔を表示したストレートを三遊間に弾き返した。試合はこの1点を守る徳島ISと、奪い返そうとする香川オリーブガイナーズという図式のまま後半まで進むことになる。
 7回裏に香川OGが1点を奪い返し、同点に追い着かれた。今年のチームの課題である「追い着かれてから、もしくは逆転されてからどうするのか」を試される場面である。
「追い着かれたり逆転されたあとにショボン…となるのを島田さん(直也監督)にもずっと言われてて。『去年のチームはそうだったので、今年から変えて行こう』って言ってたんで。ナルミさん(先発・岩根成海)頑張ってましたし、チャンス作ってくれたんで。もうなんとかしないといけないなと思って」
 二番手・田村雅樹(23歳、中部大)との対戦は二死三塁という絶好のチャンスで巡って来た。初球、外角へのストレートは141㌔が表示されたものの、何か力が入っていないような違和感を覚えている。少しカッとなった。
「『こいつ、抜いてんな』と思って。ひゅ~っとあざ笑うかのような真っ直ぐっていうか。そういう球、投げてきたんで。『こいつ、ナメてんのかな』と思って。カチン! と来ましたね」
 2球目は内角へ入ってくるカットボールだった。走り出そうとして視線の先にある一塁ベースを見た。白線の内側を打球が鋭く抜けて行く。「よっしゃ!」と思った。二塁に到達し、三塁側スタンドに向けて高々と両手を差し上げた。
 試合後のヒーローインタビューでこんなセリフを口にしている。
「福岡から家族が応援に来てくれてたので、家族の前でヒットとか打ちたかったので良かったです。いつも支えてくれてるんで。感謝の気持ちで打席に立ちました。あしたも絶対勝ちます!」
 試合前に調べていたデータのなかに興味深いものがあった。香川OGと徳島ISとの今季対戦した前・後期、計24試合において、二塁打を最多の9本放っている選手が1人だけいる。それが井生だった。それに続くのが5本の吉村旬平(22歳、光明相模原高)と松嶋亮太(25歳、大分大)であり、4本もの開きがある。
 さらにリーグ全体で見れば、二塁打16本の大谷真徳(徳島IS、25歳、立正大)15本の大井裕喜(愛媛マンダリンパイレーツ、25歳、立正大)に続くリーグ3位タイ(井生、大谷龍次(徳島IS)大原淳也(香川OG)迫留駿(高知ファイティングドッグス)の4人)となる13本の内、9本を香川OG戦で放ったことになる。いかに井生が香川OG戦に強いかが分かる。
 八番打者とは言いながらも、この試合でキーになる打者と言って間違いはなかった。香川OG戦10本目の二塁打が、貴重な勝ち越し打となったわけだ。
 あすはエース、又吉克樹(23歳、IPU環太平洋大)との対戦になる。
「いろいろ変化球とか、コントロールいいんで。もう〝1球〟で仕留める気持ちで。それだけっスね。1球で仕留めないと」
 家族はきょう1日で福岡へ帰ると言う。短い再会のときが終われば、すぐに次の勝負が待っている。




※ 当blogに掲載している文章、写真の無断転用はすべて禁止します。
スポンサーサイト
Home | Category : 四国アイランドリーグplus 2013 |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。