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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2012/09/09(Sun)

自分の顔

四国アイランドリーグplus 2012コカ・コーラ杯 後期公式戦
2012.9.7. 愛媛マンダリンパイレーツ 9‐5 徳島インディゴソックス 11回戦 <東予運動公園> 観衆 581人

徳島IS 010 100 210|5
愛媛MP 100 113 30×|9

勝 小林 12勝9敗
敗 安里 4勝6敗

バッテリー
徳島IS 安里、永川、アレックス、ジェイソン、小福川 - 山城
愛媛MP 小林、濵田、入野、中村 - 宏誓

本塁打
徳島IS 
愛媛MP 橋本4号ソロ(4回、安里)


 9月7日、前夜の完封負けで香川オリーブガイナーズに同率首位に並ばれた愛媛マンダリンパイレーツが、2ゲーム差で追う3位・徳島インディゴソックスをホーム・東予球場に迎えた。
 試合は序盤から点の奪い合いとなる。1回裏、愛媛MPは徳島IS先発・安里基生(23歳、沖縄国際大)から四番・ブレット(ブレット・フラワー、29歳、米独立・アメリカンアソシエーションリーグ)の左翼線適時打により先制する。だが2回表、徳島ISも愛媛MP先発・小林憲幸(27歳、元千葉ロッテ育成)から七番・中村亘佑(21歳、広島育成)が左翼線に二塁打を放つと、九番・関口大志(23歳、福岡レッドワーブラーズ)の中犠飛により同点に追い着いた。
 4回表に相手三塁手の失策により徳島ISが1点を勝ち越したが、4回裏、愛媛MPの五番・橋本将(36歳、元横浜)が右翼に4号ソロを放ち、再び2‐2の同点とする。
 5回裏、愛媛MPが二死からチャンスをつかむ。二死一、二塁として四番・ブレットが一、二塁間を破る適時安打を放ち、3‐2と勝ち越しに成功した。
 6回裏、徳島ISベンチは安里に代え、左腕・永川光浩(24歳、広島育成)をマウンドに送るが連打を浴びる。ヒット3本で一死満塁としたあと、代打・大井裕喜(23歳、立正大)が中堅手の頭上を越える2点適時二塁打を放ち、愛媛MPがリードを3点に拡げる。徳島ISは永川に代え二番手にアレックス(アレックス・コーワート、23歳、米独立・アメリカンアソシエーションリーグ)を送るが、一番・樋口拓平(25歳、ジェイプロジェクト)に三遊間を破る適時打を浴び、愛媛MPがこの回3点を追加。6‐2と徳島ISを大きく突き離した。
 4点のリードをもらった小林だったが7回表、ヒットと四球で二死一、二塁のピンチに陥る。徳島ISはこのチャンスに五番・根鈴雄次(39歳、元エクスポズ3Aほか)が中前に適時安打を放ち1点を、さらに六番・大谷龍次(23歳、元ロッテ育成)も右前適時安打で続き2点を追加、2点差に追い上げた。愛媛MPベンチは小林に代え、二番手に濵田俊之(18歳)を送ると、二死満塁のピンチを乗り切り、徳島ISに追加点を許さなかった。
 しかし7回裏、徳島ISの四番手左腕・ジェイソン(ジェイソン・ノーダム、31歳、アトランティックリーグ)の制球が定まらない。連続四球のあと、五番・橋本に変化球を左前に運ばれ1点を失う。七番・金城雅也(23歳、三重スリーアローズ)にも左前適時打を浴びるなど3失点、愛媛MPが9‐4と再びリードを5点に拡げた。
 8回表、愛媛MPの三番手としてマウンドに登った入野貴大(22歳)がピンチを迎える。先頭の九番・関口に左前安打を許すと、四球と遊撃手失策により無死満塁に。三番・吉村旬平(21歳、光明相模原高)の中犠飛により1点を追加、徳島ISが5点目を奪った。
徳島ISは9回表にも二死満塁と1打同点のチャンスをつかむが、二死からマウンドに登った愛媛MP四番手・中村太紀(22歳、全播磨硬式野球団)からあと1本を出すことができず、4点差を跳ね返すことはできなかった。
 愛媛MPが9‐4で徳島ISを下した。この結果、後期優勝へのマジックは1つ減り、「9」となっている。高松市で行われた香川OG対高知FD戦で香川OGが勝利したため、同率首位は変わらない。徳島ISは残り8試合でゲーム差を「3」に拡げられる痛い敗戦となった。


『自分の顔』

 後期優勝争いを巡って1つの負けが大きな意味を持つなかで、試合は熾烈を極めている。徳島ISが11安打、愛媛MPが12安打と打ち合いになった試合は、3時間半を越える大熱戦となった。
 結果的には徳島ISが送り込んだ左投手2人を愛媛MP打線が攻略し、大量得点につなげた。内野手の計3失策はあったにしろ、しっかり打ち勝つことのできた打撃陣については合格点だろう。残り10試合となり、内容以上に勝ち星が求められる。18勝目を挙げて首位をキープできたことは非常に価値がある。
 だが試合後、愛媛MP・星野おさむ監督は非常に辛辣だった。もちろん野手ではなく、投手陣に対して、である。
「まぁ今日は、攻撃と守備が連動してない試合なんで、どういうこともないんだけど。監督が呆れちゃいかんし、根気よく伝えていくしかないんだけども。何を恐れているのか、本当に分からないんで。何を恐れているのか、さっぱり分からない…」
 先発の小林憲幸(27歳、元千葉ロッテ育成)にしろ、8回からリリーフした入野貴大(23歳、プロ育成野球専門学院)にしろ、現在のチームの柱となるべき投手陣が、ここに来て本来の投球をしていない。
「多分、お客さんも9割ぐらいの人は『怖がってるなぁ』と思ってると思うんですよ。あの2人のピッチングはね」
 小林の7回表、入野の8回表、先頭打者にヒットを許し、さらに四球で傷口を広げたシーンがあった。どちらも相手の反撃につながっており、得点を許してしまっている。もっと思い切って攻めて行かなくてはいけない状況で、逆に攻めて行けていない。
 試合後のミーティングで監督からあえてそこに触れなかったのは、萩原淳コーチが同じことを言うはずだ、と思ったからだった。必死にやっているからこそ、指摘されて不服な部分もあるだろう。それがいま、グラウンド整備中の表情に現れている。
「もうちょっと素直な気持ちを持たんと、野球の伸びしろが消える。今の自分のこの顔をよう見て欲しいね。ホントに自分の顔を知らないと思うんだよね。野手にはいつも『自分の顔を見てから行きなさい』と言ってるんだけど、自分の顔をよく見て欲しい。それが(上へ上がるための)近道だと思う」
 8月以降、野手陣には明らかな成長の跡が見える。自分の仕事を把握し、その状況で自分のするべきことが何かを考え、そのための準備ができている。大井裕喜(24歳、立正大)や金城雅也(23歳、三重スリーアローズ)が代打できっちりと結果を出しているのは、そういう打席に入る前からの準備を怠っていないからだ。
「最近、金城の顔が変わって来た。逆に分かりやすいよね」
 2週間前の取材でそんなことを話していた。
 あと9試合、1試合も落としたくないなかで投手陣に大きな不安が残る。ここまでずっと解消されずに来た不安ではあるが。
「不安だけど、使うしかないんで。首根っこつかんででもマウンドで放らせます」
 張子の虎ではない。内からにじみ出てくるような自信に満ちあふれた強気な表情で、次のマウンドに立っている姿を観ることはできるだろうか。




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