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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2012/07/10(Tue)

借金2

四国アイランドリーグplus 2012コカ・コーラ杯 後期公式戦
2012.7.8. 徳島インディゴソックス 7‐2 香川オリーブガイナーズ 後期2回戦 <オロナミンC球場> 観衆 430人

香川OG 000 010 001|2
徳島IS 000 001 24×|7

勝 安里 3勝2敗
敗 酒井 3勝3敗

バッテリー
香川OG 酒井、後藤、伴 - 大川
徳島IS 山口、安里 - 山城

本塁打
香川OG 
徳島IS 


 高松・レクザムスタジアムできのう行われた後期1回戦で、徳島インディゴソックスが香川オリーブガイナーズに打ち勝った。7月8日、舞台を鳴門・オロナミンC球場に移し、後期2回戦が行われている。
 徳島IS・山口直紘(21歳、千葉熱血MAKING)、香川OG・酒井大介(25歳、長崎セインツ)の両先発が序盤3回を無失点で凌ぐ。4回表、一死一塁の場面で山口が突如、左上腕部を抑えて苦悶の表情を浮かべる。一塁けん制の際に左肩を脱臼するアクシデントだったが、テーピングを施して続投し、この回も無失点に抑えた。
 5回表、山口に代わって安里基生(23歳、沖縄国際大)がマウンドに登る。香川OGは二死二塁から一番・水口大地(22歳、長崎セインツ)の右前適時打で1点を先制、前半をリードして終えた。
 6回裏、ここまで徳島IS打線を散発2安打に封じ込めていた酒井だったが、二死から二番・東弘明(20歳、八日市南高)に左翼線への二塁打を許す。続く三番・吉村旬平(21歳、光明相模原高)の打球は二塁手のグラブをかすめる右前安打となり、徳島ISが1‐1の同点に追い着いた。
 徳島ISは7回裏にも連続安打でチャンスを拡げる。二死二、三塁から九番・大谷真徳(23歳、立正大)の中前打で2点を挙げ、勝ち越しに成功した。さらに8回裏、この回からマウンドに登った二番手・後藤真人(24歳、アークバリアドリームクラブ)を打ち込むと追加点のチャンスをつかむ。一死満塁のピンチに香川OGベンチは、マエストリに代わる新ストッパー・伴和馬(22歳、名古屋商科大)を送るが、押し出し四球と犠飛を許し、さらに2点を失う。再び二死満塁としたあと、九番・大谷の遊正面へのゴロが高く跳ね上がり中堅への2点適時打に。徳島ISが4点を追加し7‐1と大量リードを築いた。
 香川OGも最終回、七番・大川修也(19歳、地球環境高)の左前適時打で1点を返したが、反撃もここまでとなった。
 徳島ISが7‐2で香川OGを下し連勝、通算成績を2勝1敗とした。単独首位に立つ愛媛マンダリンパイレーツとの差を0.5ゲームとしている。
 香川OGは後期開幕から3戦を終え2敗1分け、首位から2ゲーム差での4位と後期スタートでつまづいている。


『借金2』

 追い着かれての降雨ドロー、終盤に突き離されての負け、そしてビジターで戦った徳島インディゴソックスとの後期2回戦でも、終盤に大量失点を許し敗れた。後期開幕から3戦を終えて、まだ1つも勝ち星がない球団は前期王者・香川オリーブガイナーズのみである。
 前期40試合で香川OGが連敗を許したのはただ一度、最終戦となった6月30日、高知・越智で行われた雨のダブルヘッダー、対高知ファイティングドッグス前期11、12回戦での連敗ただ一度きりだ。だが、後期スタートから3戦目で早くも連敗を喫してしまった。
「1つ歯車が狂ったらこういうことになるということですね、野球は。しっかりアウト獲れるところで獲れなかった。酒井(酒井大介、25歳、長崎セインツ)はよく投げましたけども。バッティングは水物やからね。ま、スイングがちょっと鈍いのは確かやね」
 こちらが投げ掛けた「4安打と打線が揮わなかったが…?」という質問に、香川OG・西田真二監督は「そんな真剣な顔せんでいい!」と苦笑した。「まだ3試合」を強調しながら、あくまで楽観的な表情を見せていたが、完全優勝に向けスタートダッシュの大切さを熟知している監督である。打線の不調を気にしていないというのは決して本音ではない。
 選手たちはダグアウト前でのミーティングのあと、国本和俊(28歳、三重中京大)主将を中心にして左翼ファウルゾーンの芝生の上に座り込み、選手たちだけで再びミーティングを行っている。その様子を三塁側ダグアウトから遠巻きにして、吉田一郎編成部長、智勝コーチ(近藤智勝、元香川OG)の2人が見ていた。
 選手たちに対する明らかな不満がある。智勝コーチが言う。
「打ちに行ってないんです。間の取り方が。徳島の選手の方が打ちに行ったなかで見逃してくる。ウチの選手はピッチャーが投げて『打つかな…?』っていう雰囲気で、(打ちに行く)間合いに入れてない。狙いダマっていうのはそれぞれ個人で見て行けばいい話で。(指示も)ありますよ。もちろん。山口(徳島IS先発・山口直紘)にナメられたかのようにストレートでポン、ポン、ポンと取られたりだとか、その球も簡単に見逃すし。ある程度クリーンナップは数字残せてるんで、各個人に任せてますけど。それ以外の選手というのは結局クリーンナップ、主力の選手におんぶに抱っこの状態で。狙いダマも絞れていないとかいう以前に、何と戦ってるのかよく分からない。ベンチと戦っているのかも分からないし、野球をやってないですよね、自分たちで。ただ指示を待ったり、サイン通りのプレーをしてみたりとかだけで」
 前期優勝の『緩み』が少なからず感じられる。逆に積極性がない。自分自身の課題を意識しつつ、試合のなかであれこれ考えながら工夫してやろう、という意図もまったく見えてこない。勝てない以前に勝とうとする気概がなかった。
 だが、今年のガイナーズはこれが本来の力なのだ、と言う。
「前期はたまたま勝ててましたから。(投手が)打たれても、たまたま打てたり。要は失点が多くても、相手よりゲームセットのときに1点多く獲れただけでいい。今日だって8点獲ってれば1点差で勝ちは勝ちですよ。そういうゲームを前期してたから、後期になってだんだんほかのチームもまとまって来たとこでボロが出るんですよね。最低です、多分。このまま行ったらもう…」
 前期リーグ戦を圧倒的な勝率で制した余裕は、すでに消え失せている。スタートダッシュに成功し、たまたま流れに乗ったから。たまたま相手が自滅してくれたから。それで勝てたのだ。チームとしての実力が秀でていたわけではない。少なくとも智勝コーチはそう考えている。
 ミーティングとストレッチを終えてダグアウトまで戻ってきた国本主将に、選手たちを集めて何を語ったのかについて聞いた。
「今の力はこんなもんや、と。前期優勝したことを忘れてもう1回。チャンピオンシップは出られますから、思いっきりやって。いろいろ自分の課題持って。委縮してやるんじゃなくて、積極的なプレーっていうか、明るくやろうと。そういうのがないと選手に伝染して負のオーラになってしまうんでね。そういうのはチームとして避けないといけないので」
 7年間、ガイナーズの中心選手として結果を残し続けているベテランが、今日のゲームで感じていたことは、智勝コーチと同じ選手たちの積極性のなさだった。
「ベンチから見てても打ちに行く姿勢が見られない。受け手に回ってる。もう1回チームを作り直す。作り直すっていう言い方はアレですけど、一緒にチームを作って行きたいですね。前期、最初の内はちょっといい形で勝ち過ぎたっていうのがあるから、ちょっと負けると…」
 盤石の態勢で前期を制覇したように見えた。だが、すでにクローザーだったマエストリが抜け、戦力自体が変わりつつある。本来のエースである高尾健太(24歳、メディアハウス)も肩がまだ癒えず、現場復帰できないままだ。経験のある主力組を除けば、このチームの選手は非常に若い。特に投手陣は酒井、西村拓也(23歳、福岡レッドワーブラーズ)を除いて1、2年目の選手がほとんどである。
 このまま気持ちが守りに入ってしまえば、波に乗れなければ、決して前期のような戦い方はできない。いずれにしても、前期王者が後期のスタートダッシュにつまづきかけているのは事実である。しかし、国本は「まだ3試合ですからね。たかが40分の3ですから」と、最後まで楽観的な姿勢を崩さなかった。
 10日から16日までの3試合、連戦ではなく日程的には余裕があるが、この3試合で現在の『借金2』を『貯金』に変えることができるかが大きなポイントとなるだろう。ガイナーズが早くも正念場を迎えている。




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