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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/08/28(Mon)

失った3つ/YAMASHINの足とファインプレー

徳島IS 1-2 高知FD 2006.8.27. 鳴門総合運動公園野球場

勝 高梨 13勝4敗5S
S 上里田 7勝7敗5S
敗 生出 2勝4敗

徳島IS先発、竹原俊介の制球が定まらない。3回終了時までに6四球を与え、劣勢の中で試合が進んだ。4回表、この回先頭の六番・古卿大知に7個目の四球を与える。古卿はすかさず二盗を奪い、七番・宮本裕司の二ゴロの間に三塁へ進む。続く八番・中村竜央の初球に痛恨の暴投。高知FDが無安打で1点を奪った。
4回裏、高知FD先発の高梨篤から三番・山口寛史が左翼線二塁打、六番・松原祐樹が適時中前安打を放ち、徳島ISがすかさず同点に追い着く。
竹原に代わってマウンドに登った生出和也だったが、7回表に高知FD打線に捕まった。三番・YAMASHINが左前安打で出塁した後、古卿が右中間への適時二塁打を放ちYAMASHINが生還、勝ち越しの1点を奪う。
8回裏から高梨に代わった上里田光正が2イニングを抑え、高知FDが2-1で逃げ切った。徳島ISはホーム鳴門での4連戦を、1勝3敗の負け越しに終わった。


『失った3つ』

がっくりと肩を落とした竹原俊介がダッグアウトから出て来た。
四死球12のこの試合の中で、序盤7つが竹原の四球だ。被安打0のままチャンスを与え、暴投で先制点を奪われた。最悪のマウンドになってしまった。
「なんなんでしょうねぇ・・・ヤバいです。ブルペンでは特にどおってこともなく普通だったんですよ」
襲ってきたマウンドでの混乱に、なす術が無かった。

「投手もさ、しんどい時に頼れるものがないとさ。例えば桑田が球に話しかけるとか。ロジンを何っ回でも握るとか。スパイクの紐を結び直すとか。そうじゃないと投手って、視野がどんどん狭くなってダメになるんだよ。視野を広げるためのきっかけをつかむ方法を自分なりに持ってもらわないと」
小野監督は言った。
今日の竹原と生出にはそれが無かった。だからあんなに四球を連発してしまったのか、と問うと、
「それもあるかもしれないね」
と答えている。

ただ調子が良い悪いではなく、竹原が抱えている不調はやや根が深い。
「いつもはこの辺、9月辺りから調子が上向くんですけど、今年は4月5月とかが良くって・・・なんかしっくりきてないんですよね。投げてて楽しくない」
フォームを修正すべきなのか。下半身をもう一度強化し直すべきなのか。それとも精神的な部分で考え方を変えるべきなのか。そのきっかけは一体どこにあるのか。いずれにしても、自信の無い状態のままマウンドに登ることが続けば、今日と同じ結果が繰り返されるだろう。残された時間は少ない。

打者と投手では違うが、6月、極度のスランプに陥ってスタメンからはずされた森田丈武(香川OG)は、試合そっちのけでバットを振ったと言う。
「そうしないと不安で不安で。メシも食えないし、ベッドに入っても眠れない。じゃあどうせ眠れないならバット振ろうって。試合が終わって帰ってきてから、朝の6時とかまでずっと振ってました」
88kgあった体重が76kgまで落ちた。1ヶ月間、文字通り寝る間も無いほどバットを振った。そうやって失った自信をもう一度つかみ直している。

コントロール、自信、そして投手としての信頼感。
失った3つを取り戻すために、残された時間を竹原はどう埋めるのだろうか。


『YAMASHINの足とファインプレー』

4度出塁して2安打4盗塁、高知FD勝利のカギはYAMASHINが握っていたと言っても過言ではなかった。今季の盗塁数を一気に〝33〟まで増やした。
「盗塁は僕のアピールポイントの一つですから」

目下首位打者であり、盗塁王でもある。出塁すれば二塁を奪いにかかる。バッテリーは判っていても止められない。藤城監督からは自分の判断でスタートを切ることを許されている。つまり現在の彼の盗塁はほとんどがノーサインだ。

「全部ノーサインでした。どの投手もクイックがうまくなかったんで。点差の開いてない時の方が、点差がある時より走ってチャンスを作りたい。風は特に気になりませんでしたね」

7回表、追加点の場面もYAMASHINの左前安打から始まっている。続く四番・山本健士の初球に二塁を陥れた。六番・古卿大知が打った右中間よりの二塁打なら、YAMASHINがホームに還るには十分すぎる。

8回裏、徳島ISは二死から最後のチャンスをつかんでいる。二番・グレアム義季サイモンが意地のセーフティーバントを成功させ出塁、三番・山口寛史がよく粘って四球を選んだ。二死一、二塁、一打逆転のチャンスに打者は四番・西村悟だった。

「風が強かったんで上を越されることは無いなと・・・。1点勝負だったし、ちょっと前目のこっちより(左翼線寄り)に守備位置を変えました」

カウント0-1から西村が打った球は、遊撃手の頭を越え左翼浅いところに上がるフライだった。二塁走者は俊足のグレアムである。落ちていれば本塁でのクロスプレーで同点になった可能性も高い。

「定位置だったら多分、ヒットになってたでしょうね」
YAMASHINの記録には残らない、それでいて実に大きなファインプレーがそこにはあった。

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  • 竹原選手とYAMASHIN選手

    昨日は途中から見ましたが
    竹原選手はピンチのとき。。
    なんでしょう、野手が声をかけにくそうな空気があるんですよね。
    気にしすぎでしょうか。。
    土を蹴りだしたら、
    見てられなくなります。。
    何か、きっかけかぁ。。

    西村選手のあたりは
    立ち上がって打球を追いましたが。。
    ボールはグラブの中でしたね。
    言われてみれば、だいぶ、手前にいました。
    しかし、盗塁ノーサインだったとは
    敵ながらあっぱれ、というより。。
    ピッチャーしっかり!

  • 竹原投手があと1ヶ月の間にどれくらい調子を戻してくるか。
    待ってみましょう。

    YAMASHIN外野手、いい選手です。
    初めて握手をしたのは雨の春野でした。
    あの時のマメだらけの手には本当に驚きました。

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