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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/10/25(Tue)

充実感

2011フェニックス・リーグ16日目 第13戦
2011.10.25. 横浜ベイスターズ 4‐3 四国アイランドリーグplus選抜 <清武総合運動公園野球場>

IL 001 020 000|3
YB 202 000 00×|4

バッテリー
IL 土田(愛媛MP)、吉川(高知FD)、入野(愛媛MP)、冨田(香川OG) ‐ 飯田(高知FD)、笹平(愛媛MP)、西森(香川OG)
YB 陳、小林、佐藤祥、阿斗里、王 ‐ 黒羽根

本塁打
IL 
YB 荒波2ラン(1回、土田)、井手ソロ(3回、土田)

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
6 亀澤(香川OG)
4 西本(高知FD)
5 国本(香川OG)
D 迫留(高知FD)
3 リ(香川OG)
8 島袋(香川OG)
7 陽(愛媛MP)
9 高田(愛媛MP)
2 飯田(高知FD)


 25日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は16日目、ここから第4クール(3試合)がスタートとなる。27日に行われるドラフト会議を前に、指名される可能性があるメンバーはこの試合を最後に宮崎を発つ。第13戦・横浜ベイスターズ戦は1つの区切りとなる試合となった。
 四国IL選抜の先発・土田瑞起(21歳)は立ち上がりからうまくリズムをつかむことができない。一番・梶谷隆幸の一ゴロをリ・ミョンファン(26歳、、香川OG、韓国)がファンブルし出塁を許すと、二番・荒波翔に右翼スタンドへ2ランをたたき込まれ、2点を先制された。
 四国IL選抜は2回表、横浜先発・陳冠宇(チェン・グァンユウ)から七番・陽耀華(25歳、、愛媛MP、台湾)の左前安打などで二死満塁のチャンスをつかむが、あと1本が出ない。だが3回表、二番・西本泰承(25歳、高知FD)、三番・国本和俊(27歳、香川OG)の連続安打で無死一、三塁とすると、五番・リの中犠飛で1点を返した。
 3回裏、横浜は四番・井手正太郎が左翼スタンドへライナーで突き刺さるソロ本塁打を放ち再び2点差とする。五番・松本啓二朗の投手強襲安打で一死一塁となったところで、四国IL選抜は土田に代わって左腕・吉川岳(25歳、高知FD)を投入する。しかし、二死一、二塁から八番・大原淳也(元香川OG)が左翼線に適時二塁打を放ち、横浜がリードを3点に拡げた。
 追う四国IL選抜は5回表、横浜の二番手・小林公太(育成)から先頭の二番・西本が遊撃後方に落ちるテキサス安打で出塁する。四番・迫留駿(20歳、高知FD)が四球を選び一死一、二塁となったところで五番・リが左中間を深々と破る。二者が還り得点は3‐4、再び1点差となった。
 6回表、この回からマウンドに登った横浜の三番手左腕、佐藤祥万から先頭の一番・亀澤恭平(23歳、香川OG)が三遊間を破る。2つの四死球で無死満塁のチャンスをつかんだ四国IL選抜だったが、中軸打線がいずれも凡打に倒れ、追加点を奪うことができない。
 横浜は4回以降、吉川の前に6回まで無安打、無得点を続ける。7回裏を入野貴大(22歳、愛媛MP)が、8回裏を冨田康祐(23歳、香川OG)が凌ぎ切り、最終回の攻撃に望みをつなぐ。
 だが9回表のマウンドに登った横浜の四番手・王溢正(ワン・イイゼン)の前に三者三振に終わり、得点はならなかった。横浜が4‐3で四国IL選抜を下して今大会6勝目、大会成績を6勝3敗2分けの4位としている。
 四国IL選抜の雪辱はならず、横浜から2敗目、大会成績は3勝7敗1分けの13位となった。
 この試合終了後、西田真二監督が率いた第2次チームは解散となり、明日26日からは吉岡雄二監督代行(愛媛MP)が率いる第3次チームでフェニックス・リーグ残りの5試合を戦う。


四国アイランドリーグplus選抜 第3次チームメンバー(10月26日~31日)

【監督】※吉岡雄二(愛媛MP、10月26日~27日)、※星野おさむ(愛媛MP、10月29日~31日)
【コーチ】前田忠節(香川OG)、萩原淳(愛媛MP)
【トレーナー】足立清(高知FD)

【投手】高尾健太(香川OG)、酒井大介(香川OG)、入野貴大(愛媛MP)、古舘数豊(愛媛MP)、井川博文(愛媛MP)、小林憲幸(愛媛MP)、吉川岳(高知FD) 以上7名
【捕手】大川修也(香川OG)、※寺英一(香川OG)、
笹平拓己(愛媛MP) 以上3名
【内野手】国本和俊(香川OG)、水口大地(香川OG)、甲斐弘樹(香川OG)、陽耀華(愛媛MP)、※村上祐基(高知FD)、※今中尭大(高知FD)、
※曽我翔太朗(高知FD) 以上7名
【外野手】島袋翔伍(香川OG)、リ・ミョンファン(香川OG)、高田泰輔(愛媛MP)、岡下大将(愛媛MP)、迫留駿(高知FD)、※鈴木達史(高知FD)、※真弥矢(高知FD) 以上7名 計24名
※ 第3次チームより新たに合流


『充実感』

 今大会が4度目のフェニックス・リーグとなった飯田一弥(25歳、高知FD)は、大会を通じて肩と打撃をアピールし続けた。この横浜戦にも懸ける想いがある。
「フェニックス最後の試合なんで。いいとこ見せたいし、気持ちよく帰りたいと思ってました。初回1点獲られてガクッ! と来たんですけど、1つ(盗塁を)セーフっぽいのをアウトにできて。『この次、打ったら代わるよ』って言われて、アイランドリーグ最後の打席にしたかったんですけど、いい当たりで。まぁまぁいい感じで終われたんで。4年目にして一番充実してるし、今までで一番チャンスが来てるんで。満足です!」
 2回裏に昨年36盗塁を記録した※石川雄洋の二盗を阻止している。最後の打席はレフト正面のライナーだった。今大会11試合に出場、19打数7安打、打率は.368を残している。明るい飯田らしい、笑顔を見せながらの「満足です」の一言には、これまで積み重ねてきた4年間が詰まっている。
 捕手としては西森将司(23歳、香川OG)もしっかりアピールを見せた。9試合に出場し14打数6安打、打率.429。7回表に代打で出場し、その裏からマスクを被った。8回裏には高森勇気を二塁で刺している。
「自分の力を出し切れたかな、とは思いますね。やれましたねぇ1日1日、今年1年は緊迫感持ってやれました。(27日を)僕も楽しみに待ちます」
 こちらは笑顔とはいかなかったが、やはり充実の表情を見せている。それはフェニックス・リーグの16日間だけでなく、4年目のシーズンを走り抜けての充実感だった。
 西本泰承(25歳、高知FD)のフェニックス・リーグにおけるテーマは「ケガをしないこと」、そして「守備」であったと言う。今日と同じ清武総合運動公園野球場での第2戦(12日)、ジャイアンツ戦の試合前ノックで額に当てた打球の腫れもとっくに引いた。チーム事情もあり、今大会は自信の本来のポジションである遊撃手よりも、サード、セカンド、ひいては外野まで、あらゆるところを守っている。
「エラーはしたくない。エラーせんのがすべてじゃないけど。守備で作ってリズムを出したかったんで。いろんなところを守っていい経験になったし、セカンドも居心地良くなってきました。やっぱりショートがいいですね! 最後、守ったじゃないですか。『ここが自分のところやな!』と思いましたもん」
 後半、亀澤恭平(23歳、香川OG)と組んだ二遊間の安定感は素晴らしく、今日も4‐6‐3のダブルプレーにネット裏でチャートを記録していた横浜の選手から「うまい!」という声が上がっていた。打撃も32打数11安打、打率.344、2盗塁と結果を残している。盗塁はもちろん、一塁までの全力疾走が印象的だった。
「普段通りのプレーをしようと。そんなときだけいいカッコしようとしても、見てる人には分かるじゃないですか! いつも通りゴロを捕って、全力疾走して」
 彼にとっては入団以来3年連続でのフェニックス・リーグになる。すべてやりきって高知で結果を待つ。
 9試合、すべて最終回に登板し9イニング無失点、8三振、3四球の成績を残し、冨田康祐(23歳、香川OG)も宮崎を去る。
「フォアボール3つとヒット3本、点獲られなかったんで。2人ランナー背負ったのも1回だけだったし、ランナー出してもそこから抑えることがしっかりできたんで。9回、全部無失点。シーズン通りのピッチングだったと思います。いつもよりレベルの高い相手で、こっちも選抜チームで自分のチームもレベルが高い。見ていて勉強になりましたし、普段はあんまり話さない他のチームのピッチャーと試合観ながら話したり、みんな仲良くさせてもらって。ライバル意識も高かったですけど」
 選抜チームとして選ばれた各チームの代表メンバーとして、闘志を燃やす部分もあれば刺激になる部分もあった。だが、やはり一番刺激になったのは今季のセーブ王、富永一(21歳、徳島IS)だったと言う。
「同じ抑えでやってて、しっかり三振を多く獲りたいと思ってるんですけど、あいつズバ抜けてたじゃないですか! 歳は下ですけどすごいと思うし、見習うところはありますから。中継ぎの人も岩根さん(岩根成海、徳島IS)や入野(入野貴大、愛媛MP)やいいピッチャーばっかりで、刺激になりました。この人たちよりもっといいピッチャーでいよう! 他の人が打たれてもオレは無失点で行こう! と思ってました。いい経験できました」
 フェニックス・リーグの最中にドラフト指名に関する新聞記事が出た。また、その頃から「今季のドラフト指名は不可なのではないか?」という憶測も飛び始めている。精神的に大きく揺さぶられるなか、それらを振り払うように毎日マウンドに登り続けていた。第2クールは4試合連続、第3クールの第9、10戦が雨で流れたため、第5戦から今日の第13戦まで、7試合連続登板での無失点ピッチングである。
 先日、行ったインタビューで「このフェニックス・リーグをしっかりやって終えられたら、ドラフト当日を楽しみに迎えられるんじゃないですかね」と語っていた。そこにたどり着くまでにやっておくべきことはすべてできた。もうここから先は自分の力が及ぶところではない。黙って待つのみである。最後の握手のあと「また、喜んで握手できるといいですね!」と、笑顔を見せてバスへと乗り込んだ。
 ドラフト前に挑む最後の試合が終わった。来年のチャンスをつかむために残って試合を続けるメンバーがいる。そして、これから選抜チームに合流してくるメンバーもいる。そこでつかむものもきっとあるはずだ。
 27日の運命のときをスーツ姿で待つ選手たちは、26日の朝、宮崎を発つ。やるべきことはやった。16時37分、選手たちを乗せたバスが球場をあとにした。徐々に赤くなり始めた清武の空に、白いうろこ雲が浮かんでいた。

※ 訂正しました。




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  • お疲れ様です。いつも楽しく拝見させていただいております。ところでチームに戻っていない選手でドラフト指名される可能性はないのでしょうか?予想で結構です。いい選手が結構残っているんですけどね。よろしくお願いいたします。

  • Re: タイトルなし

    >カワキングさん

    リーグ、または球団が「現時点で指名の可能性のある選手を戻した」ということだと思います。
    だからといって、確実に指名されるというわけではありませんが。

    ドラフトは何が起こるか分かりません。
    フェニックス残留組でも「可能性がまったくない」とは言えないと思います。

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