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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/10/17(Mon)

朴 贊浩が教えてくれたこと

2011フェニックス・リーグ8日目 第7戦
2011.10.17. 北海道日本ハムファイターズ 0‐1 四国アイランドリーグplus選抜 <ひむかスタジアム>

IL 000 010 000|1
F  000 000 000|0

バッテリー
IL 高尾(香川OG)、吉川(高知FD)、冨田(香川OG) ‐ 飯田(高知FD)、西森(香川OG)
F  斉藤勝、松家、宮本、植村、榎下 ‐ 荒張

本塁打
IL 
F  

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
5 松嶋(徳島IS)
4 西本(高知FD)
3 大谷龍(徳島IS)
9 リ(香川OG)
D 山村(徳島IS)
8 島袋(香川OG)
7 中川(徳島IS)
2 飯田(高知FD)
6 亀澤(香川OG)


 17日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は8日目、四国アイランドリーグplus選抜チームはひむかスタジアムにおいて第7戦・北海道日本ハムファイターズ戦に臨んだ。今日の宮崎の最高気温は24.8度、さわやかだった午前中の空気も、お昼を迎える頃には汗ばむほどの陽気となった。
 日本ハムの先発は左腕・齊藤勝、初回から連続三振を奪う快調な立ち上がりを見せる。四国IL選抜の先発は第3戦・巨人戦以来の先発となる香川OGのエース・高尾健太(23歳)、二番・西川遥輝の打席で強いゴロを左足に受けたが、大きなダメージもなく三者凡退で初回の攻撃を凌いだ。
 4回裏、日本ハムは先頭の三番・谷口雄也が左翼線へ二塁打を放つ。四番・鵜久森淳志が四球を選ぶと、続く五番・佐藤賢治への5球目にダブルスチールを敢行する。だが、捕手・飯田一弥(25歳、高知FD)の好送球により三盗はならず、三振併殺となる。結局得点できないまま大きなチャンスを逃した。
 ピンチを凌いだあとの5回表、四国IL選抜は五番・山村裕也(24歳、徳島IS)、六番・島袋翔伍(21歳、香川OG)が連続安打で出塁する。二死二、三塁としたあと、九番・亀澤恭平(23歳、香川OG)への4球目が暴投となり三塁から山村が生還、1点を先制した。
 高尾は7回を投げ無失点の好投でマウンドを後続に譲る。8回裏、二死一、二塁のピンチも吉川岳(25歳、高知FD)が無失点のまま踏ん張ると、日本ハム最後の攻撃も冨田康祐(23歳、香川OG)が三者凡退に封じ込み、1点のリードを守り切った。
 四国IL選抜が1‐0で日本ハムを下し2勝目を挙げた。大会成績を2勝5敗とし、順位は1つ上がって15位となったが、ハンファイーグルス(韓国)とともに最下位のまま。2勝3敗1分けとなった日本ハムは順位を8位から11位に落とした。
 明日は第2クール最後となる第8戦、四国IL選抜は13時より天福球場において千葉ロッテと対戦する。石川ミリオンスターズとのグランドチャンピオンシップ出場のため、この試合が斉藤監督、並びに徳島ISの選手にとって最後の試合となる。


『朴 贊浩が教えてくれたこと』

 1点のリードを守り抜いた完封勝利はなんと試合時間2時間26分、2時間半を切るスピーディーなゲームだった。ワンチャンスをものにできなかったファイターズと、その後に訪れたワンチャンスをものにした四国IL選抜との違いが、この試合の勝敗を分けた。
 四国IL選抜最大のピンチは4回裏、無死一、二塁の場面なのだが、実はもっと大きかったかもしれないピンチが、試合始まってまもなくにあった。
 1回裏、ファイターズの二番・西川遥輝の打球が四国IL選抜の先発・高尾健太(23歳)を襲う。とっさにグラブを出し、跳ね返った打球が幸運にもサードの目の前に転がり打者走者はアウトとなった。
 三塁側ダグアウトから出て行こうとする足立清トレーナー(28歳、高知FD)に対し、右手で「来なくていい」のジェスチャーを送った。だが、打球は確実に左足のすね部分に当たっていたのである。
 試合後、腫れあがった左すねに巻かれたテーピングが痛々しい。
「(サードに)パス出した。痛かったーっ!! でも、ルアーの針が刺さったよりは大丈夫」
 野球以上に大好きな釣りの話に絡ませながら、いつものようにそんな減らず口をたたく。
「終わってアイシングしてたら腫れて来たっス。何とかなるやろ、と思って投げてたんスけど」
 今大会最長となる7回を投げ終えるまで、踏み出す左足をかばうような仕草など一度も見せていない。それ以上に高尾らしく、コントロールの良さを活かしてポンポンとリズム良く投げる、そんな姿だけが印象に残った。痛みを集中力だけでカバーしていたとするならば、恐るべき集中力である。
「今日はバッターの初球にストライク取るのだけ。結構意識してました」
 普段なら「いつも通りっス」と答えることがほとんどの試合後の取材に、明確な目標を掲げてマウンドに登っていたことを打ち明けている。ストライクを先行させることは先発投手が試合を作るためのセオリーに違いない。だが、高尾の意図は少し違っていた。
 実は昨夜、朴 贊浩(パク・チャンホ、オリックス)と食事をともにしている。アイランドリーグともなじみの深い韓国人代理人の方のバースデーパーティーがあり、リ・ミョンファン(26歳、韓国)、西森将司(23歳)、杉尾拓郎氏(元香川OG)らとともに4人で参加した。その席で代理人の方の通訳を通し、投球術について話を聞いている。
「いいピッチャーはとりあえず、初球をストライク、バーン! と入れて、自分有利に進めて行く。球数を少なくしたら相手に与えるデータの数も少なくなる。ボール球をわざと投げろって言ってましたね。きわどいところに投げたのが結果ボールになって『あぁ~っ』って言うよりも、最初からボール狙いで投げろって」
 マウンドでのメンタル面についてもアドバイスをもらっている。いいコースに投げて、たとえそれが打たれたとしても、それはOKなんだ。そこでちゃんとコントロールできているなら次の打者を打ち取ることができる。思っているところへ投げて打たれたら「相手の方がうまかったんだ」と考えればいい。
「狙ったところに目がけて投げるだけなんですよ。『あしたやってみよー!!』って。完ぺきファン目線でしたけどね、『すげぇーっ!!』って」
 韓国の国民的英雄である元メジャーリーガーから直接受けたアドバイスを、すぐやってみようと思ったことは十分うなずける。孤独なマウンドでついつい焦ってしまいがちになり、連打を浴びる。そんな投手のメンタリティをうまく変えるための術は、今日のマウンドにも活かされていたことだろう。こんなチャンスがあるのもフェニックスリーグならではである。
 2年連続最多勝、最多奪三振に輝く香川OGのエースが先発した試合で2戦2勝、宮崎で投げることができるチャンスを楽しんでいるように見えて仕方がない。




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  • お疲れ様です。勝ちましたね。NPB相手に完封リレーは嬉しいですね。こちらはジャイアンツを観戦しました。岸君の出番はありませんでした。明日に期待します。明日も的確なご報告よろしくお願いいたします。

  • No Title

    高田さま、こんにちは。
    1点差ゲームに勝利してくれました。
    乱打戦も面白いけど、投手戦はシビレますね。
    1プレイが見逃されることなく、際立って感じます。

    この試合は、3人の投手で完封した投手陣の頑張りに他ならないと思います。
    特に高尾投手はナイスピッチングでした。
    ただ、見逃してならないのは、この試合に関しては両チームの野手の「意識の差」だったと思います。
    レフト前ヒットを打った山村選手を2塁ランナーに置いて1・2塁のチャンスの5回攻撃時・・。
    サード前に転がった緩いゴロに対して、併殺は無理と判断した内野陣から「ベース!」と3塁フーォースプレイを促す小さい声はかかりました。
    しかしながら、2塁から猛ダュシュをかけた山村選手に判断を惑わされて、サードはセカンドへ投げて併殺くずれとなりました。
    明らかに、相手サードの判断ミスだったと思います。
    その後のワイルドピッチで獲った1点が決勝点になりました。
    2塁ランナーとして意識と行動を伴って、相手ミスを誘った山村選手のチャージにシビれました。
    逆に、アイランドリーガー序盤の守り・・。
    亀澤選手に上がったショート小フライ時。
    「獲ってベース!!」と、セカンド西本選手の大きくて的確な指示もあり併殺でピンチを切り抜けました。
    勝利の女神が微笑んだのは、全員がやるべきことを遂行したアイランドリーガーに対してでした。
    山村選手ナイスチャージ!!
    ありがとう!!

  • Re: タイトルなし

    >カワキングさん

    ジャイアンツ、勝ってましたね!!
    あしたは四国IL選抜が天福球場で試合です。
    斉藤さん率いる四国IL選抜のラストゲーム、良い試合を期待したいと思います。

  • Re: No Title

    >なおなおさん

    お疲れさまでした。
    あの三ゴロはてっきり、三塁ベースを踏んで打者走者を殺しに行くものだと思っていました。
    私も判断ミスだと感じていました。
    結果的にその走者が生還したわけですから、ああいうのも野球の怖いところでしょうね。

    山村(サンソン)は今日の練習できっかけをつかみました。
    明日の宮崎最後の試合に期待しましょう!!

    西本君、なかなか本来のショートを守らせてもらえずにフラストレーションが溜まっている様ですが、彼だからこその守備起用だと思います。

    明日の天福も観戦されるなら、応援お願いしますね。

  • おはようございます。皆さんいい経験されていますね。これもフェニックスリーグのいいところですね。これを機会にして益々のレベルアップ、ドラフト指名されて欲しいです。ちなみに今日のスポーツ報知に冨田君がヤクルトかソフトバンクから指名か?の記事が写真いりで掲載されていました。

  • いつもお疲れ様です。アイランドリーガーたち、頑張っていますね。岸君も2イニング無失点でした。ブレのないフォームで切れのいい変化球で素晴らしい限りでした。こちらはお祭り休みで平日観戦でしたが、現在帰っている途中です。これからも選手の活躍記事、楽しみにしてます。
    ひとつ前のコメ文字化けしています。

  • Re: タイトルなし

    >カワキングさん

    スマホからコメントしたのですが、何度やっても文字化けしてしまって…。失礼しました。

    情報ありがとうございました。
    ドラフト9日前ですからねぇ。そろそろそんな記事も出始める頃です。
    27日を楽しみに待ちたいと思います。

  • Re: タイトルなし

    >カワキングさん

    岸、いいピッチングしましたか!! それはよかった。
    2日間、お天気に恵まれて良かったですね。私も昨日と今日とでだいぶ焼けました。
    運転気を付けてお帰り下さい。

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