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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/10/16(Sun)

1イニング、6失点

2011フェニックス・リーグ7日目 第6戦
2011.10.16. 四国アイランドリーグplus選抜 5‐8 横浜ベイスターズ <生目の杜第2野球場>

BS 100 100 060|8
IL 000 003 020|5

バッテリー
BS 小林寛、小杉、佐藤、阿斗里 ‐ 岡
IL 大川(徳島IS)、岩根(徳島IS)、富永(徳島IS)、冨田(香川OG) ‐ 山村(徳島IS)、西森(香川OG)

本塁打
BS 
IL 

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
4 國信(徳島IS)
9 西本(高知FD)
8 島袋(香川OG)
3 リ(香川OG)
2 山村(徳島IS)
D 根鈴(徳島IS)
5 松嶋(徳島IS)
7 高田(愛媛MP)
6 東(徳島IS)


 16日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は今日で7日目を迎える。四国アイランドリーグplus選抜チームは第6戦、横浜ベイスターズと対戦した。場所は第4戦・東北楽天戦と同じ、生目の杜第2野球場である。
 昨日までの不安定な空模様が嘘のように晴れ渡った空の下、試合は行われた。これが今大会2度目の先発マウンドとなる四国IL選抜の先発・大川学史(25歳、徳島IS)がいきなり横浜に連打を浴びる。一番・森本稀哲に三遊間を破られたあと、一死から三番・大原淳也(元香川OG)に中前打、四番・北篤にも三遊間を破られ1点を失った。
 2回、3回の横浜の攻撃を3者凡退に抑え、立ち直ったかに見えた大川だったが4回表、先頭の四番・北に三塁線を抜かれ無死二塁のピンチに陥る。六番・岡賢二郎(元愛媛MP)の遊内野安打などで一死一、三塁としたあと、七番・新沼慎二に左翼線へ適時二塁打を浴び2点目を失った。
 四国IL選抜は横浜先発・小林寛の快投の前に5回までパーフェクトに封じ込まれ、1人の走者さえ出すことができない。横浜が2‐0とリードして前半を終えた。
 6回裏、四国IL選抜が反撃を見せる。横浜の二番手・小杉陽太から七番・松嶋亮太(23歳、徳島IS)が二塁手の失策により出塁すると、一死二塁から九番・東弘明(19歳、徳島IS)が右翼線に適時二塁打を放つ。二死三塁として二番・西本泰承(25歳、高知FD)の打席で小杉が暴投、三塁から東が生還し、四国IL選抜が2‐2の同点に追い着いた。西本は左中間を深く破る二塁打を放つと、三番・島袋翔伍(21歳、香川OG)が初球を右前へ運び西本が生還、3‐2と逆転に成功した。
 大川に代わった岩根成海(23歳、徳島IS)が7回を三者凡退に抑える。だが、8回裏のマウンドに登場した三番手・富永一(21歳、徳島IS)がつかまった。先頭の一番・森本、二番・松下一郎(育成)の連打などで無死満塁のピンチに陥ると、四番・北には2ストライクと追い込みながら死球を与え、押し出しでの同点を許す。さらに六番・岡に走者一掃となる右越え三塁打を浴び、ついに逆転を許した。富永はその後も七番・新沼に左前適時打、九番代打・梶谷隆幸に中越え二塁打を浴び6失点、四国IL選抜が逆に5点のビハインドを追う形となった。
 8回裏、この回からマウンドには横浜三番手、左のサイドスロー・佐藤祥万が登る。だが先頭の代打・流大輔(22歳、高知FD)に四球を与えると、二番代打・中川竜也(21歳、徳島IS)が中堅左に適時三塁打を放つ。さらに三番・飯田一弥(25歳、高知FD)の三ゴロの間に中川が還り、2点を奪い返した。
 9回表のマウンドに登った四国IL選抜の四番手・冨田康祐(23歳、香川OG)が最速149㌔のストレートで三者凡退に抑え、最後の攻撃へのリズムを作る。四国IL選抜は9回裏二死、横浜の四番手・阿斗里から九番・東が四球を選んで出塁するが、逆を突かれけん制球でタッチアウト。試合終了となった。
 横浜が8‐5と逆転で四国IL選抜を下し、今大会成績を2勝2敗1分けの8位とした。四国IL選抜は大会成績を1勝5敗とし、単独最下位となる16位に沈んでいる。


『1イニング、6失点』

 富永一(21歳、徳島IS)にしてみれば、NPBの洗礼を受けた、と言ったところだろうか。ここまで打ちこまれたことは今季の公式戦登板、48試合でもない。8回表のマウンドに登り6失点(自責6)、5本の長短打を浴び試合を壊してしまった。
 生命線であるストレートを次々と外野フェンス近くまで運ばれた。試合後の富永が言う。
」「こういうレベルだと普通に打たれる。もっとコース突いて投げるとか、三振ばっかりじゃない、打たせて取れる球もいるかなと…。ピンチにどう考えてゲームを作るかが勉強不足やったんで、失敗を活かして反省したい」
 ストレートのキレがそこまで悪かったわけではない。フェニックス・リーグに入ってからも、独特の伸びを見せるボールはNPB関係者から注目を浴びている。ここまで3試合に登板、5回を投げ5個の三振を奪っていた。
 12日の巨人戦終了後、捕手・西森将司(23歳、香川OG)が香川OGのクローザー・冨田康祐(23歳)の球質と、富永の球質との違いを説明してくれた。
「冨田のはバーン! って来る感じなんですけど、富永のはスピンがかかってる感じ、ホップしてるって言うか、伸びてますね」
 球速こそ135㌔そこそこしかないのだが、回転が良く非常に伸びのある富永のボールは、打席に入って見てみれば非常にキレがあるように感じられる。だから10㌔以上速い冨田のボールにも、まったくひけをとらない力強さがある。低目に決まれば面白いように空振りが獲れる。
 島田直也コーチは「あいつもたまにはあれぐらい打たれとかんと! こうなっちゃいかんから」と言って、右手で作った拳を鼻の先に持ってきた。見事に鼻っ柱をへし折られたわけだが、斉藤浩行監督はバッテリーにもうちょっと工夫が欲しかったと指摘する。
「(先頭の)ひちょり(一番・森本稀哲)のヒットはしょうがないにしても、次がバントミスしたところで何で打たれるの? って。配球が違うよ! アウトコース低目に決まればいいけど、高目はそりゃ打たれるよ。インサイドに放って、身体開かせて空振り取るか、そのどっちかなんだから」
 1イニングに投じた47球はほとんどがストレートだった。四番・北篤へのストレートがグリップ付近に当たり、押し出し死球を与えたところでマスクを被っていた西森がマウンドへ駆け寄っている。
「どうする? 変化球使うか? って聞いたら『真っ直ぐで行きます』って言ったから」
 なおも無死満塁、ほとんどがストレート勝負を続けたなかで、さらに5点を失った。アイランドリーグで取れていた空振りが奪えない。次のレベルを目指す上で乗り越えなければなけない壁が、大きく立ちはだかり始めている。
「うまくファウルを打たれてかわされる。いつも通りにストレートを投げてたんじゃダメで、コントロール意識して投げないと。甘なったら打たれるし。この前の試合(13日、東北楽天戦)でも0ボール2ストライクからインコースのボールを打たれて。しっかり投げ切らんと。練習からしっかり…」
 逆転打となるセンターオーバーのスリーベースヒットを放ったのは、昨年まで愛媛MPに在籍していた岡賢二郎である。六番として先発マスクを被り、今年1年での成長を見せてくれた。香川OGから同時にベイスターズ入りを果たした大原淳也も三番・ショートとして先発し、1安打を放っている。試合後、こんな話をした。
「ひちょりさんの三振(最後は一番・森本が変化球で空振り三振)も、変化球がまったく頭になかったから。でも真っ直ぐはきれいな回転で、いいスピンがかかってた」
 まだまだ伸びしろはある、ということだ。
 それにしても愛弟子の成長した姿を直に見るのは、愛媛MP時代に指導した斉藤監督にとってもうれしいことだっただろう。岡を見ての感想を聞くと、「うん、力強さが出てきたかな、と。あとはインサイドワークだね!」と語っている。
 アイランドリーグから巣立って行った先輩たちが、まだまだ上を目指す途中と言いながらもしっかりと成長の跡を見せてくれた。そのあとを追えるように努力するしかないのだ。
 グランドチャンピオンシップ出場のため、先に宮崎を発つ徳島ISの選手たちが出場するフェニックス・リーグはあと2試合、まずはそこで今回の汚名を晴らさなければ。




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  • No Title

    高田さま、こんにちは。
    富永投手にとっても、チームにとっても魔の8回。
    万全を期して、予定通り1イニング投球だったけど。
    伸びのあるストレートも投げていたので、イケルと思っていたので残念でしたね。
    次の登板に期待したいです。
    ガンバレ富永投手!!
    応援しています!!

  • Re: No Title

    >なおなおさん

    勝負に100㌫こだわるならもう少し早くに交代なのでしょうが、富永投手の経験値という部分も含めて投げさせたのでしょうね。でも、彼には良い勉強になったと思います。

    徳島ISのメンバーは早めにフェニックスを去ります。
    その前に、もう一度しびれる投球を見せて欲しいですね!!

    しかし岡、やってくれるなぁ…。

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