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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/10/13(Thu)

試練の場

2011フェニックス・リーグ4日目 第4戦
2011.10.13. 東北楽天ゴールデンイーグルス 7‐6 四国アイランドリーグplus選抜 <生目の杜第2野球場>

IL 004 200 000|6
E  004 120 00×|7

バッテリー
IL 古舘(愛媛MP)、入野(愛媛MP)、富永(徳島IS)、吉川(高知FD) ‐ 飯田(高知FD)、西森(香川OG)
E  木村(育成)、土屋、松崎、辛島 ‐ 小関

本塁打
IL 大谷龍2ラン(3回、木村)
E  勧野ソロ(3回、古館)、塩川2ラン(3回、古館)

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
4 國信(徳島IS)
5 松嶋(徳島IS)
8 島袋(香川OG)
9 リ(香川OG)
3 大谷龍(徳島IS)
D 山村(徳島IS)
7 中川(徳島IS)
2 飯田(高知FD)
6 東(徳島IS)


 13日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は4日目、第1クール最終日を迎えた。四国アイランドリーグplus選抜チームは、生目の杜第2野球場で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦している。
 午前中の降水確率は20㌫、雨が心配されたが、雲間から青空ものぞくやや蒸し暑い天候の下で試合が行われた。
 楽天先発・木村謙吾(育成)、四国IL選抜先発左腕・古舘数豊(22歳、愛媛MP)が序盤からお互いに走者を背負うなか、3回表に試合が動く。二死から四国IL選抜の四番・リ・ミョンファン(26歳、韓国)が甘いカーブを左前に運ぶと、続く五番・大谷龍次(22歳、元ロッテ育成)も初球のカーブを振り抜き、100㍍ある左翼ポール際の防球ネットにライナーで突き刺さる2ランを放つ。2点を先制した四国IL選抜は、六番・山村裕也(24歳、徳島IS)の左前安打などで二死一、二塁と再び走者を溜める。ここで今大会絶好調の八番・飯田一弥(25歳、高知FD)が中堅手の頭上を大きく越える2点適時二塁打を放ち2点を追加、この回4点を奪った。
 追う東北楽天は3回裏、先頭の八番・勧野甲輝が左越えソロ本塁打を放ち1点を返すと、一番・川口隼人(育成)のなんでもない二ゴロを二塁手がファンブル、出塁を許す。二番・塩川達也はフルカウントからの7球目を振り抜き、左翼フェンスの奥にある高い防球ネットを越える特大2ラン、1点差に詰め寄る。さらに三番・榎本葵の一ゴロ内野安打のあと、五番・横川史学が中越え三塁打を放ち、4‐4の同点に追い着いた。
 4回表、四国IL選抜は一死から二番・松嶋亮太(23歳、徳島IS)が中前打、三番・島袋翔伍(21歳、香川OG)も右翼線への二塁打で続く。この辺りから突然雨が降り出したが、四番・リは三遊間を破る適時安打を放ち、勝ち越しに成功する。五番・大谷龍の左犠飛で三塁から島袋が生還、再び2点を奪って東北楽天を突き離した。
 だが、東北楽天も試合の流れを渡さない。雨が上がった4回裏、一死から八番・勧野が四球を選ぶと、二死から一番・川口が右翼線への二塁打を放ち、二死二、三塁と走者を溜める。続く二番・塩川の打席で古舘が痛恨のボークを犯し1点を献上、東北楽天が1点差に詰め寄った。
 東北楽天は5回表からマウンドに登った二番手・土屋朋弘がこの回を三者凡退で凌ぐと、5回裏からマウンドに登った四国IL選抜の二番手・入野貴大(22歳、愛媛MP)を攻め立てる。一死から四番・中川大志が三塁手の送球エラーで出塁すると、2つの四球で二死満塁のチャンスをつかみ、八番・勧野が初球を左前安打。これを左翼手がファンブルする間に二塁走者も生還し、7‐6と逆転に成功した。
 1点を追い掛ける四国IL選抜は6回表、先頭の一番・國信が左前安打で出塁するが、得点に結びつけることができない。7回からマウンドに登った東北楽天の三番手左腕・松崎伸吾から8回表、先頭の八番・西森将司(23歳、香川OG)が左中間を破る二塁打を放ち無死二塁のチャンスを作るが、やはりあと1本が出ず苦しい展開が続く。
 9回表、東北楽天の四番手左腕・辛島航から三番・島袋が二塁手の送球エラーにより出塁すると、五番・大谷龍の投手強襲安打などで一死二、三塁と一打逆転のチャンスをつかむ。しかし辛島は後続を二者連続三振に切って獲り、1点のリードを守り切った。
 東北楽天が7‐6で四国IL選抜を下し今大会初勝利、1勝3敗で順位を13位タイに上げた。
 四国IL選抜は東北楽天の10安打を越える11安打を放ちながら、たび重なる守備のミスにより試合を落とす痛い負けとなった。今大会の成績を1勝3敗とし、東北楽天、ハンファイーグルス(韓国)とともに13位タイに順位を落としている。
 フェニックス・リーグは第1クール4試合が終了、明日14日は練習日となる。四国IL選抜は明日を休養日とし、練習は行わない。15日に行われる第5戦、アイビースタジアムでのハンファイーグルス戦から第2クールがスタートする。


『試練の場』

 昨日のジャイアンツ戦がこのチームの良いところを出せた試合であるなら、今日のゴールデンイーグルス戦はまったくの逆である。二死から中軸が連打で奪った4点を、先発の古舘数豊(22歳、愛媛MP)が守り切れず、その裏すぐに同点に追い着かれた。4点を奪い返されたきっかけには、二塁手・國信貴裕(28歳、徳島IS)の失策も絡んでいる。
 すぐに打線が2点を奪い返してくれたあとの4回裏、今度は不用意なボークで1点を失った。二番手の入野貴大(22歳、愛媛MP)も先頭打者を変化球で三振に獲ったまでは良かったが、2つの四球を与えて自滅のきっかけを作っている。このイニングにも三塁手・松嶋亮太(23歳、徳島IS)の悪送球、さらに左翼手・中川竜也(21歳、徳島IS)のファンブルが絡んだ。
 試合終了後、斉藤浩行監督(徳島IS)のコメントは辛辣だった。
「ピッチャーも悪いし、野手も悪い。エラーしたあとにピッチャーがポンポン打たれて。4点獲ったあとにエラー。あれをきっちりアウトにできるようじゃないと、簡単なミスをしないようにしないと勝てない。1つ目のホームランで真っ直ぐを打たれて。ヤバイかな? と思ったら、また真っ直ぐ、真っ直ぐで全部行くんだもん。変化球のコントロールが良くないからって、投げなかったら甘いもクソもないよ!『変化を使って勝負できない』じゃない。『その変化球が入るようにリードするのがキャッチャーだろ!』って言いましたよ。負ける時は1本が出ない。昨日みたいに勝つときはタイムリーが簡単に出るのが野球だから。その場面の当事者がしっかり仕事できていない」
 負けるべくして負けた。そんな試合になってしまった。
 古舘にとっては初めての選抜メンバー召集、初めてのフェニックス・リーグ、そして初めてのマウンドが先発である。硬くなって当たり前、相手のことは意識せず、シーズン中と同じように投げよう。そう思っていた。
「シーズン中から『(点を)獲ってくれたあとに獲られないように!』っていうのはチームでもずっと言われていて。逆に意識しすぎて『丁寧に行こう!』と思ったんですけど。インコースの真っ直ぐが甘くなって打たれたのが多かったんで。インコースはボールでOKくらいで良かった。追い込んでからも甘くなって…」
 いつもなら振らせてカウントを稼ぐことのできる低めの変化球に、NPBの選手は手を出してくれない。きっちり見極められ、逆に甘くなったところを痛打された。ワンランク上のレベルで対戦していることを痛感させられている。
「カーブにしろスライダーにしろ、すべて変化球はワンバンOKくらいの気持ちで投げてたんですけど、振ってくれなくて」
 課題が見つかった4回5失点(自責3)のマウンドだった。
 フェニックス・リーグも4戦目となり、そろそろ最初の疲れが見え始めていたのは事実だ。試合2時間半前のウォーミングアップの段階から「身体が重い」と口にしていた選手も少なくない。3つの失策がそのせいであるとは言わないが、古舘のボークも含め、どこか集中力を欠いたような、なぜそんなプレーをしたのかが分からないミスが多かった。
 3つのミスはすべて徳島ISの選手によるものである。リーグチャンピオンンシップでの勝利からフェニックス・リーグ入りし、長く続く緊張感が疲労となって身体に溜まってしまっている。そんなことが言えるのかもしれない。もちろん言い訳になどならないが。
 試合後、野手は隣のサブグラウンドに移動している。斉藤監督が声を挙げた。
「あっちで罰走だよ! 罰走!」
 グラウンドの端から端まで、100㍍以上ある距離を全員でダッシュしている。そのなかには斉藤監督自身の姿もあった。
 走り終え、選手控室へと歩いていた國信が、こちらに「守備教えて下さい」と言ってきた。4試合で2失策、徳島ISを数々の好守で支えてきた男も、本来の國信ではない。明日の休息日にしっかりリセットしなければ。荷物をバンに乗せようとしていた古舘を見つけ、國信が「ゴメンな」と詫びを入れていた。
 NPBとの体力差については、初めてフェニックス・リーグに参戦した07年からすでに言われてきた。長い連戦になると勝ち切るだけの体力がない。それはやはりアイランドリーガーの課題であると言わざるを得ない。チームによっては夜10時まで深夜練習を行っているチームもある。
 今回、内野手として参加している東北楽天・松井宏次(育成、元長崎セインツ)が、厳しい表情で話していた。
「何かわかんないですけど今年はめっちゃ少なくて、ポジションに1人しかいないんです」
 今日の東北楽天に至っては、元々連れてきている野手が内野手5名、外野手2人しかいない。徹底的に鍛え上げる秋季キャンプ代わりなのだろう。
 フェニックス・リーグは「若手育成」を主眼に置いた大会だ。ここが試練の場であることは、NPBの若手も、アイランドリーガーも、どちらも同じである。




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  • No Title

    高田さま、こんにちは。
    改めて、1球、1プレイ、1点の重みを感じる試合でしたね。
    エラーがらみの失点が、3~4点あったかな?
    11日(火)のロッテ戦と同様に、1点差負けは残念でした。
    終盤、富永投手がランナーを背負った2イニングを併殺で切り抜けたこと。吉川投手が最終回を三者凡退で〆てくれたことの意味は大きいと思います。
    毎試合、選手達はハッスルプレーを見せてくれています。
    できるだけ、選手の名前を叫んで応援したいと思っています。
    (PS・今夜のニチタチモールイベントは、富永選手と亀澤選手が来てくれる予定となっています。もちろん、応援に行って来ますよ!)

  • Re: No Title

    >なおなおさま

    もったいなかったですねぇ。
    4点を先制した場面と、2点を奪い返した辺りは良かったですが、首をかしげるようなミスが多すぎました。
    吉川岳、良かったですね。次の先発に向けてよいイメージが持てたと思います。
    岳は本来、まだまだやれる投手ですから。

    どんどん応援してあげて下さい。
    私も本当は声を上げて応援したいのですが、立場上…。
    思わず声を挙げさせられるような良いプレーを期待したいと思います。
    きのうは(大谷)龍次のホームランに思わず声を挙げました(笑)。

    ニシタチモールのイベント、昨年までに出演した選手を覚えておられますか?
    もし覚えておられたら、共通点を見つけてみて下さいね。

  • No Title

    高田さま、こんばんは。
    今夜のニチタチモールイベントへ行って参りました。
    富永選手と亀澤選手の2人ともに、将来の夢を熱く語ってくれました。
    なにより、2人がさわやかな感じで良かったです!
    頑張って夢を叶えてほしいな~。

    (昨年は弦本選手が、一昨年は荒巻選手がドラフトされているので、ニシタチモールイベントに参加するとドラフトされるジンクスがあるのかな??)

  • Re: No Title

    >なおなおさん

    お疲れさまでした。
    そうですか、今年はその2人でしたか。
    たしか、08年は堂上隼人だったような…。

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