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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/10/12(Wed)

楽しく気持ちよく、やりがいがあり、充実している

2011フェニックス・リーグ 3日目 第3戦
2011.10.12. 四国アイランドリーグplus選抜 7‐3 読売ジャイアンツ <清武総合運動公園野球場>

G  100 000 020|3
IL 400 001 20×|7

バッテリー
G  小野、岸、ブライト、宮本 ‐ 市川
IL 高尾(香川OG)、土田(愛媛MP)、富永(徳島IS)、岩根(徳島IS)、冨田(香川OG) ‐ 西森(香川OG)、山村(徳島IS)

本塁打
G  
IL 

四国アイランドリーグplus選抜先発メンバー
4 國信(徳島IS)
6 亀澤(香川OG)
5 西本(高知FD)
3 リ(香川OG)
8 島袋(香川OG)
D 根鈴(徳島IS)
7 中川(徳島IS)
9 高田(愛媛MP)
2 西森(香川OG)


 12日、『2011みやざきフェニックス・リーグ』は3日目、四国アイランドリーグplus選抜チームは清武総合運動公園野球場において読売ジャイアンツとの一戦に臨んだ。
 ようやく秋らしい爽やかな天候に恵まれ、のどかな雰囲気のなかで両チームの試合前練習が行われたが、試合は序盤から点の奪い合いとなった。
 巨人は1回表、四国IL選抜の先発・高尾健太(23歳、香川OG)の立ち上がりを捉える。二番・隠善智也が一塁線を抜く二塁打を放つと、四番・加治前竜一も中越え適時二塁打を放ち1点を先制した。
 だが、巨人先発・小野淳平が四国IL選抜打線につかまる。1回裏、一番・國信貴裕(28歳、徳島IS)が詰まりながらも左前へ運ぶと、二番・亀澤恭平(22歳、香川OG)の送りバントを小野が一塁へ悪送球、無死一、三塁とチャンスを拡げる。三番・西本泰承(25歳、高知FD)が左前に弾き返し、たった5球で同点に追い着くと、今大会ここまで無安打の四番・リ・ミョンファン(26歳、韓国)が中堅手の頭上を越える大きな2点適時二塁打を放つ。さらに五番・島袋翔伍(21歳、香川OG)も二遊間への内野安打で続き3連打、このあと1点を加え4‐1と逆にリードを3点に拡げた。
 回が進むにつれて徐々に本来のペースを取り戻した高尾が巨人打線を抑え込む。3、4回と三者凡退でしのぐと5回表、一番・松本哲也には左中間への二塁打を許したが、うまく後続を断ち、1失点のまま5回でマウンドを降りた。
 巨人は小野に代わり、4回裏から左腕・岸敬祐(24歳、育成、元愛媛MP)をマウンドに送る。先頭の六番代打・大谷龍次(22歳、元ロッテ育成)の左飛を左翼手が落球し無死二塁のピンチを迎えたが、4、5回を無失点で切り抜けた。
 6回表、四国IL選抜の二番手・土田瑞起(21歳、愛媛MP)が四番・加治前、五番・中井大介に連続長短打を浴び一死一、三塁のピンチを迎える。しかし、次の打者を三遊間へのゴロで併殺に切って獲り、ピンチを脱した。
 四国IL選抜は6回裏、先頭の四番・リが中前打、六番・大谷龍も中越えの適時二塁打を放ち1点を追加、5‐1とさらに差を拡げる。3回を投げ1失点(自責1)の岸だったが、低めに良くコントロールされた変化球を武器に、打者12人から6奪三振を奪う好投を見せ、この1年での確かな成長ぶりを見せつけている。
 7回裏、巨人三番手左腕・ブライトから九番・西森将司(23歳、香川OG)が中前打を放ち出塁すると、四球とボークにより一死一、二塁のチャンスを迎える。三番・西本の今日2打点目となる中前打で1点を、さらにブライトの2つ目のボークにより2点目を追加し、7‐1と大量リードを築いた。
 7回を三者凡退に抑えた富永一(21歳)に代わり、四国IL選抜は8回表、四番手に今季最優秀防御率0.68を誇る岩根成海(23歳、徳島IS)を送る。だが、ここでようやく巨人が反撃を見せた。一番・松本が左翼手の頭上を越える三塁打を放ちチャンスメイクすると、二番・隠善が四球で歩き無死一、三塁に。途中出場の三番・仲澤広基の打席で岩根の暴投により1点を、仲澤の中前に落ちるテキサス適時打で2点を奪い返した。
 9回表、四国IL選抜の五番手・冨田康祐(23歳、香川OG)から先頭の六番・山本が中前打で出塁したものの後続が倒れ、無得点のまま最後の攻撃を終えた。
 四国IL選抜が7‐3で巨人を下し今大会初勝利、大会成績を1勝2敗とした。韓国から参加のLGツインズ、斗山ベアーズと並ぶ11位に順位を上げている。巨人は今大会3連敗といまだ勝ち星がない。
 大会は明日が第1クール最終日、四国IL選抜の第4戦は、生目の杜第2球場において東北楽天イーグルスと対戦する。


『楽しく気持ちよく、やりがいがあり、充実している』

 一瞬の出来事だった。イレギュラーバウンドで跳ね上がった打球が、西本泰承(25歳、高知FD)の顔面を襲った。試合中ではない。試合前のシートノックでの出来事である。
 こちらに背中を向けたまま、右手で顔を覆って立ち尽くしているところへ、ダグアウトを飛び出した足立清トレーナー(28歳、高知FD)がダッシュで駆け寄る。本来のショートのポジションではない。サードのポジションで起こったアクシデントだった。
 足立トレーナーが、外野のノックを終えて一塁側ダグアウトに戻ってきた斉藤浩行監督にアクシデントの説明をする。
「おでこだったんで、大丈夫です」
 幸いなことに当たりどころが良かった。目も鼻も直撃はしておらず、左のこめかみ辺りに当たっただけで大事には至っていない。そのままノックを続けたあと、応急処置に氷で冷やし、試合にもそのまま出場した。まさに不幸中の幸いである。試合後に見せてもらうと、腫れはなかったものの、まだ当たった箇所が赤くなっていた。
「痛かったーっ!! 『もうイレギュラーやらんやろ!!』って、無理やり思い込みました」
 みやざきフェニックス・リーグが開幕して今日で3日目、チーム事情により守備面ではユーリティティプレーヤーのような働きをしている。第1戦はアマチュア時代を通じても、一度も守ったことがないというセンターとして守備に就いた。その後、ライトに移動しライトフライの守備機会もあった。もちろん「守備力の高さを買われて」のことだ。
「緊張しましたよ! めっちゃ大事に行きました。どうせならバックホームとかしたかったですけど」
 第2戦は本来のショートとして途中出場、センター前へ今大会初安打も記録した。今日はここ2試合で三番に座っていた國信貴裕(28歳、徳島IS)に代わり、三番・サードとして出場している。初回から1点ビハインドを追うことになった1回裏、無死一、三塁のチャンスにレフト前へ同点タイムリーヒットを放った。このあと四番・リ・ミョンファン(26歳、韓国)がセンターオーバーの2点タイムリーツーベースヒットを放つなど4点を挙げ逆転に成功、試合の大きな流れをつかんでいる。
「一緒にプレーする人も違う。監督、コーチも違う。やっぱり初めの方っていつもとリズムが違うんで、ある程度戸惑いもあるんですけど。シーズン中に打たせてもらってた三番で出させてもらって、(高知FDでも)先頭が出て、僕が返す役割だったから。スライダーが曲がってなかったんで、全部真っ直ぐかな? と思って、1本目から狙ってました。シーズン通りレフト前に打てて良かった」
 7回表、一死一、二塁のチャンスにもセンター前へのタイムリーヒットを放ち、今日2安打、2打点を記録している。守備でも6回表から本来のショートに入り、三遊間への難しいゴロを逆シングルでさばいた。華麗なジャンピングスローでダプルプレーを成功させている。8回表からはセカンドも務めた。
 フェニックス・リーグにはルーキーイヤーの09年から3年連続で出場している。どんな雰囲気のなかで、どんな試合になるのかは、知り尽くしていると言っても過言ではない。
 ユニフォームをかすめてのデッドボールで一塁に歩いた3回表、ピッチャーのけん制悪送球を誘い、一気に三塁を陥れている。
「ピッチャーのけん制のリズムって分かるじゃないですか。キャッチャーのサイン読んでたんで、わざと大きめにリード取ってました」
 巨人を相手にそんな心憎いテクニックをも使っている。
 昨年のフェニックス・リーグでチームメイトだった元愛媛MPの左腕、岸敬祐(24歳)との対戦機会もあった。やはりNPBで1年揉まれただけのことはある、愛媛MP時代と比べて一皮むけた姿に、彼の成長の跡を感じた。
「コントロールは元々いいピッチャーじゃないですか。10球放ったら6球くらいいい球が来てたのが、今は8球くらい自分の思ったところに投げられるようになってた。ボール自体は速くもなかったし、変化球もびっくりするような球じゃないけど、狙ったところに投げられる確率はプロに行って上がってましたよね。自分の生きる道を見つけてるっていうか」
 岸がチャンスをものにしたこの場所に、今年もまたやって来ることができた。「次こそは自分が!」という強い思いは常に胸のなかにある。だが、この3年間の経験で変化した気持ちもある。ガツガツと自分のプレーをアピールすることだけに固執するのではなく、普段通りいつもやっているプレーをいつものようにする。地に足の着いたプレーとでも言うべきだろうか、気持ちのなかにも安定感が出てきた。
「いいときって練習通りのことができるんで、それを試合でできてるから楽しいし、気持ちいいし、やりがいあるし、充実してますよね。だからフェニックスに来て、毎日が楽しいです」
 肩に力の入っていない、余裕にも似た気持ちとともに、今年の集大成に臨んでいる。ちょっとおでこにボールが当たったくらいじゃ微動だにしない、そんなしたたかさを持って。




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  • No Title

    高田さま、こんにちは。
    西本選手のレポートありがとうございます。
    日南学園OBの選手なので、注目していました。
    今日は西本選手の良い所が全部出ましたね。
    終盤の7回、西森選手がボークを誘い二塁進塁して
    、ダメ押し点欲しいところ。
    ゲッツーのプレッシャーもある中で見事にクリーンヒットを打ってくれました。
    逆に、8回のゲッツー時の身のサバキ方は綺麗でしたね。
    この試合は多くの選手が活躍して興奮しました!
    それゆえ、長文になってすみません。

  • Re: No Title

    > なおなおさん

    コメントありがとうございます。
    長文でのコメント、非常にありがたいです。

    ようやくチーム全体での試合勘が戻ってきたようです。
    例年、最初の1、2試合は苦戦するのですが、昨日辺りから本来の動きが見え始めました。

    西本君、良かったですね。
    なにより大きなケガにならなくて良かったです。

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