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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/08/25(Fri)

課題

徳島IS 3-19 高知FD 2006.8.24. 鳴門総合運動公園野球場

勝 沢西 3勝3敗1S
敗 益田 0勝1敗

徳島IS、益田陽介初先発のマウンドは惨憺たるものになってしまった。1回表に5失点を奪われ、徳島ISは序盤から大きなビハインドを背負うことになる。高知FDは益田から代わった番場由樹から2回に3点、4回に1点を追加する。記録的な打撃を見せたのは5回表だった。打者14人の猛攻でこの回大量11点を奪い、試合を決定的なものにした。7回裏に徳島ISは七番・金谷良太の適時中前打、二番・大二郎の右中間突破三塁打などで3点を返すが、点差があまりにも開き過ぎていた。試合時間3時間30分、高知FDが23安打19得点の猛攻で徳島ISに圧勝した試合だった。


『課題』

壮絶な23安打の口火を切ることになったのは、三番・YAMASHIN(高知FD)が初回に放った左翼線への二塁打である。二死二塁、次の打者は四番・山本健士だ。セオリーで行けば四番に任せる場面なのだが、二塁ベース上のYAMASHINは違っていた。
「動揺してるんちゃうかな?と思って。こっち見んかったら行ったろと思ってました。狙ってました」

徳島ISの先発、益田陽介は今日が初先発のマウンドである。一番、二番と打者二人をたった4球で仕留めている。だがYAMASHINにはカウント2-2と追い込みながらファールで粘られ、手痛い一打を食らった。精神的な動揺は、YAMASHINが思っている以上のものがあった。それは走者を置いた時、クイックでの投球における不安だった。練習を繰り返していながら、まだ自分の中で完成の域まで達していない。不安はすぐさま自信の無さへと繋がる。益田の精神状態は一変していた。

「一回もですよ!普通、チラッとでも見るでしょ。あいつ一回も見んかった」
遊撃手の大二郎が益田に牽制のブロックサインを送る。セットポジションに入った後、捕手だけを凝視して走者を見ようともしない益田に、一瞬危機感を覚えた。

先頭打者として今季の高知FDを引っ張って来たYAMASHINだが、ここ5試合は三番として先発出場している。現在盗塁数25個と、圧倒的な数字で盗塁王に最も近い彼には、自分の判断でスタートを切ることが認められている。三番にいるのもそのためだ。26個目は山本への初球だった。平常心を崩した益田から三盗を奪うことはさほど難しい仕事ではなかった。易々と三塁を陥れることに成功する。

連打を浴びた益田は、二つの四球と6本の被安打で計5点を奪われマウンドを降りた。合計3つの盗塁を決められた。

課題は練習で克服すればいい。やるべきことが解っているのなら、それを乗り越えるために努力するしかないではないか。マウンドで信じることができるのは、自分が流した汗だけであることなど投手なら解っているはずだ。

しかし、益田だけではない。
後続の投手がことごとく打ち込まれ、5回には11失点という記録的な失点を喫した。23安打、3失策、19失点。盗塁は8個決められている。YAMASHIN2個、宮本1個、トモ1個、國信3個、松橋1個。トモが初回に決めた二盗と、國信が8回に決めた二盗意外は、すべて次打者への初球に走られている。逆に言えば、足で掻き回してくるであろう相手に対し、徳島ISバッテリーはまったく手立てを打つことができなかったということになる。

試合時間の3時間30分以上に長く、厳しく、課題が如実に浮き彫りになった試合だった。

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コメント ▼


    
  • 初めまして、
    中々、素晴らしい記事が並んでいますね。
    楽しみなブログが増えました。
    さて記事中。
    >三番にいるのもそのためだ。
    はどうしても納得できないのですが、
    盗塁王を狙うなら、トップ
    打線の為なら三番が常識ですね。
    >2アウト2塁で四番だと、
    セオリーでは、敬遠です。
    ご説明願えれば有り難いです。

  • ありがとうございます。
    補足します。

    >三番にいるのもそのためだ。

    藤城監督は〝自己判断で走る〟その経験を積ませることに重点を置いたそうです。極端に言えば、タイトル奪取よりも彼のスキルアップを望んでいるということでしょうか。

    >2アウト2塁で四番だと、

    初回、無死二塁の場面ですが、もちろん監督それぞれの采配による多くの作戦があります。それぞれの作戦にそれぞれのセオリーがあります。
    私見で言いますと、この場面で四番を敬遠する必要性は少ないと考えますが、それがセオリーだとおっしゃるなら、それでも良いのではないでしょうか。

  • 早速のお返事有難うございます。
    >スキルアップ
    の意味で三番であれば、納得です。

    >この場面で四番を敬遠する必要
    について、補足しますね(笑)
    此処で四番にやられると、
    試合の流れが出来てしまいます。
    その為投手は勝負を避け敬遠気味に投球します。
    勿論あからさまには解らない様に。

    ところが、ランナー3塁では、その後1,3塁から2,3塁になるのは、
    目に見えてます。大量点になる可能性が出てきますので、
    勝負せざるを得ません。
    その意味で、山健の安打もですが。
    山伸の盗塁はこの試合決定的になりました。


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