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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2011/06/08(Wed)

「兆しが見えてきた」

四国アイランドリーグplus 2011 前期公式戦
2011.6.5. 徳島インディゴソックス 7‐13 高知ファイティングドッグス 前期5回戦 <鳴門・オロナミンC球場> 観衆334人

高知FD 106 000 402| 13
徳島IS 103 000 003| 7

勝 野原 2勝0敗
敗 岩崎 0勝1敗

バッテリー
高知FD 野原、丸野 ‐ 飯田
徳島IS 岩崎、河野、バレンティン、岩根、富永 ‐ 藤田

本塁打
高知FD 迫留7号3ラン(3回、岩崎)
徳島IS 

 徳島インディゴソックスがホーム鳴門・オロナミンC球場で戦う3連戦最後の相手は、2位で追い掛ける高知ファイティングドッグスである。ゲーム差は「4.0」、徳島ISが勝つか引き分けるかでマジック『6』が再点灯する。
 試合は序盤から点の取り合いとなった。高知FDは初回、これが今季初先発となる徳島ISの左腕・岩崎雄也(23歳)から四番・迫留駿(20歳)の右前適時打で先制点を挙げる。だが、徳島ISも1回裏、高知FD先発・野原慎二郎(26歳)の立ち上がりを攻める。一死二、三塁と走者を溜めたあと、四番・大谷龍次(22歳)がきっちりと右犠飛を上げ、同点に追い着いた。
 3回表、試合が大きく動く。高知FDは一死二塁のチャンスに三盗を試みた二塁走者・流大輔(22歳)が、捕手の悪送球により生還を果たす。さらに一死二、三塁と走者を溜めると、四番・迫留が左中間へリーグ単独トップとなる7号3ランをたたき込む。岩崎に代わってマウンドに登った二番手・河野章休(18歳)にも襲いかかった高知FD打線は、八番・真弥矢(山本真弥矢、21歳)が左中間へ2点適時三塁打を放つなど、打者一巡の猛攻でこの回6得点、7‐1と大量リードを奪った。
 しかし3回裏、徳島ISもすぐさま反撃を見せる。無死一、二塁から三番・國信貴裕(28歳)が中前に適時打を放ち1点を返すと、二死一、二塁から七番・東弘明(19歳)が右前に2点適時打を放ち3点を追加、3点差まで追い上げた。
 徳島ISの三番手・バレンティン(23歳、ドミニカ)の前に4回以降無得点が続いた高知FDだったが、7回表、先頭の二番・村上祐基(23歳)、三番・西本泰承(25歳)が連続安打で続く。一死二、三塁として五番・曽我翔太朗(22歳)が中堅手の頭上を越える2点適時二塁打を放つ。二死一、二塁から八番・真弥矢も中堅越え二塁打を放ち2点を追加、計4点を奪い徳島ISを突き放した。高知FDは最終回にも徳島IS五番手・富永一(21歳)から九番・飯田一弥(25歳)が左越え2点適時打を放ち、13‐4と大量リードを築く。
 意地を見せたい徳島ISは9回裏、高知FD三番手・木幡翔(24歳)から五番・根鈴雄次(37歳)の左翼線適時二塁打などで3点を返したが反撃もここまで、大量13安打と猛打を爆発させた高知FDが13‐7で徳島ISを下した。首位とのゲーム差を「3.0」まで縮めると同時に、対戦成績を3勝2敗と勝ち越している。7回を投げた野原が2勝目を手にした。
 徳島ISはホームでの3連戦を1勝2敗と負け越す結果となった。


『「兆しが見えてきた」』

 4失点を喫してしまったが、高知FD先発・野原慎二郎(26歳)にとっては格別の勝利である。7回を投げ133球という、本人の言葉を借りれば「これまででも一番多かった」という球数には、しかしこれまでの不安やいら立ちを払しょくするたくさんの要素が含まれていた。
「まだまだ改善点はあるんですけど兆しが見えてきた。点獲られた場面は良くないんですけど、インコースも使えたし、カウントを獲る球もあったし、(三振を)獲れる変化も決め球もあった。こういう部分は今までなかったんで」
 昨年、チーム唯一の二桁勝利となる12勝(2完封を含む)を挙げたが、9月以降マウンドに登っていない。ヒジにできたいわゆる間接ねずみ(関節内遊離体)を除去するために内視鏡手術を受けたのは11月30日のことである。来シーズン思い切って腕を振り切って投げるために取った選択だった。
 2月中旬に訪問した自主トレ取材の際にも、投手陣の練習から離れて1人別メニューを行っていた。手術の理由を「150㌔出るくらいが必要だと思ったので」と語っている。定岡智秋監督も「野原は自分でわかっとるから。すべて任してある」と言い、リハビリ期間が終わるのを全幅の信頼を寄せて見守っていた。
 だが、今季初登板となった4月15日、徳島IS戦(アグリあなんスタジアム)のマウンドにかつて完投勝利で独立リーグ日本一を達成し、シリーズMVPに輝いた頃の面影はなかった。7‐4と3点リードの場面でマウンドに登り、打者5人に対し3四球、二死を獲っただけでマウンドを降ろされている。
 あれから50日が過ぎた。5月13日(三重スリーアローズ戦、高知東部)に初勝利を挙げ、ソフトバンクとの交流戦も含めれば、これが4度目となる先発マウンドだった。
「先頭フォアボールを出さんとこと…フォアボールあったっスけど。あと、いかに冷静になれるか? 集中できるかを意識してました」
 昨日、最終回に4点差をひっくり返し勢いに乗る徳島IS打線に対し、4失点を許したものの中盤以降の要所をしっかりと締めて見せた。ストレートのキレもそうだが、133球を投げ抜いたことは完全に復活したと言っても良いだろう。3回裏、無死満塁のピンチに相手の四、五番を打ち取ったことを自分自身高く評価している。
「ツーアウトまで持ってこられたんで。外角の真っ直ぐで打たれましたけど(七番・東に右前へ2点適時打)点差があったから、あそこは変化でフォアボールでも良かった。フォームがこうとかあぁとか考えるのもしんどいし、先発しても不安やなぁと思うことが多かったんですけど、最近練習のなかで考えながらも楽に考えてやれてます。ケガから復帰して、簡単に抑えられるときもあるんで」
 定岡監督にとっても、逆転Vに向け負けられない愛媛MPとの3連戦を前に、野原の復活は大きな戦力アップとなる。『徳島IS戦に相性が良い』というゲンの良さもまだ生きていた。
「あそこを3点で抑えてくれたのは徳島戦の相性の良さやね! 結構(球数)放ったけど、ウチはここから負けられんから。ジロウ(野原)が戻ってきてくれて大分楽になるし、ガク(吉川岳)も大分上がってきとるから」(定岡監督)
 あと9試合で3ゲーム差をひっくり返す。これが、前期優勝を手にするためのミッションだ。直接対決の数は『3』、当然野原も先発投手の頭数に入っている。この勝利はそのための良い試金石となった。
「大事な徳島戦で先発できたし、気負うことなく投げられたんで。投げられてることに感謝の気持ちがあるっていうか、もう5年目なんで、焦らず頑張ります」
 手にした今季2勝目は、5年間のシーズンでリーグ過去最多となる44個目の勝ち星でもある。

 


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