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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2006/08/19(Sat)

『長かったハーフタイム』  香川OG 1-9 徳島IS 2006.8.13.(オリーブスタジアム)

高松気象台が記録した最高気温は34.8度だったそうだ。
強烈な日差しが照りつける香川・オリーブスタジアムのデーゲームは、序盤長い展開になった。徳島ISが1回から4回まで毎回得点を挙げ、香川OGから8点のリードを奪う。異変が起こったのは4回裏のことだった。

「急に声が出んようになったんですわ。そしたら今度は三塁まで走ることができなくなった」
原隆主審が時折ヒザに手をやりながら、かがむような仕草を見せている。一塁塁審だった福井宏審判も異変に気付いていた。
「しゃがみだしたからね。おかしいなぁと気付いとったよ」

熱中症である。
なんとか5回終了までジャッジは続けられたが、グラウンド整備の間に審判控え室で協議がなされた。冷房の効いた部屋で休んだことで原主審の体調は回復しつつあったが、念のため様子を見た。通常なら5分間のグラウンド整備に福井審判が水撒きを指示し、時間を稼いだ。この日のハーフタイムがいつもより少し長かったのはそのためである。

「原さん、6回から主審に戻ろうと一回(グラウンドに)出たんですよ」
三塁塁審の神谷佳秀審判が述懐する。原主審は「大丈夫です」と言って、仕事に戻る意志を見せていた。しかし、万が一の事態を考慮し、6回からは審判3人でのフォーメーションを組んだ。一塁の福井審判が主審に、二塁の毛利純祐塁審が三塁に、三塁の神谷審判が一、二塁塁審を兼任する形で試合が再開された。

13時2分に始まった試合は、16時9分、無事ゲームセットを迎えた。
「5回裏が終わった時に2時間越してたでしょ!あれは長かった」
神谷審判が顔を歪める。厳しいコンディションの下で行われた真夏のデーゲーム、突然体調を崩した主審を抜群のコンビネーションで切り抜けた審判のファインプレーだった。

「もしものことがあって試合の進行に妨げがあっちゃいかんからね。あれは良い判断だったんじゃないかな」
そう語った福井審判の着替えた濃紺のTシャツには、またびっしょりと汗が滲んでいた。

(2006年8月13日、ヨンスポWEBに掲載)

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