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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/10/19(Tue)

勝負と、アピールと、キャプテンと

IMG_6147.jpg
龍央キャプテンのチーム、始動!!

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会15日目
2010.10.19. 四国・九州アイランドリーグ選抜 4‐3 読売ジャイアンツ <久峰総合公園野球場>

G 020 000 001| 3
IL 200 110 00×| 4

本塁打
G 円谷2ラン(2回、山中)、伊集院ソロ(9回、岸)
IL 田中1号2ラン(1回、神田)、龍央1号ソロ(4回、神田)

バッテリー
G 神田、古川、中里、星野 ‐ 谷内田、河野
IL 山中(高知FD)、山隈(高知FD)、吉川(高知FD)、野原(高知FD)、岸(愛媛MP)‐ 飯田(高知FD)、山村(徳島IS)

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
9 安田(高知FD)
4 流(高知FD)
D 田中(長崎S)
8 西村(愛媛MP)
3 龍央(高知FD)
6 西本(高知FD)
5 村上(高知FD)
2 飯田(高知FD)
7 神谷(徳島IS)

 ここから『みやざきフェニックス・リーグ』は第4クールに突入する。四国・九州アイランドリーグ選抜も定岡智秋監督(高知FD)率いる第3次チームとなった。新チームの初戦は読売ジャイアンツを相手に、これまで4年間のフェニックス・リーグ挑戦で初となる久峰総合公園野球場でのゲームとなった。
 先制したのは四国・九州IL選抜だった。1回裏、巨人先発・神田直輝(育成)から三番・田中宏明(22歳、長崎S)が左翼フェンスを越える2ランホームランを放ち2点を先制する。
 初回を三者凡退で終えた四国・九州IL選抜先発・山中智貴(21歳、高知FD)だったが2回表、この回先頭の四番・田中大二郎に中前に落ちるテキサス安打を許す。一死一塁から六番・円谷英俊が右翼越え2ランを放ち、巨人が2対2の同点に追い着いた。
 3回裏、四国・九州IL選抜は先頭の一番・安田圭祐(22歳、高知FD)が四球で歩く。二番・流大輔(21歳、高知FD)は鋭いライナーを放つが打球は右翼手の正面を突き、スタートを切っていた安田が併殺に。惜しいチャンスを逃す。だが4回裏、この回先頭の五番・龍央(中村竜央、29歳、高知FD)が2球目をフルスイングすると、打球は左中間のフェンスを高々と越えるソロ本塁打となり、3対2と勝ち越しに成功した。
 山中は2回の失点以降、4回まで巨人の攻撃を無失点に抑える。4回表には六番・円谷、七番・伊集院峰弘(育成)をスライダーで連続三振に切って獲り、後続にマウンドを譲った。
 巨人は5回表一死、四国・九州IL選抜の二番手・山隈茂喜(27歳、高知FD)から九番・谷内田敦士(育成)が右前安打、二死から二番・仲澤広基が左前安打を放ち走者を溜めるが、あと1本が出ない。
 ピンチを乗り切った四国・九州IL選抜は5回裏、先頭の一番・安田が2打席連続の四球を選ぶと、二番・流大輔(21歳、高知FD)がきっちり送りバントを決め二塁へと走者を進める。三番・田中への初球に安田が三盗を敢行、三塁手と交錯する間に送球は外野へと転がり、一気に本塁生還を果たす。四国・九州IL選抜が4対2と、2点のリードを奪って前半を終えた。
 6回表のマウンドに登った四国・九州IL選抜の三番手左腕・吉川岳(24歳、高知FD)が四番から始まる巨人打線を三者凡退に封じ込める。7回表、巨人は四国・九州IL選抜の四番手・野原慎二郎(26歳、高知FD)から四球とヒットで無死一、二塁のチャンスをつかむ。一死一、二塁として一番・藤村大介への2球目がワンバウンドとなり、飛び出した二塁走者が二、三塁間に挟まれる。捕手・飯田一弥(24歳、高知FD)の好判断により一塁走者が狭殺、二死二塁となる。一番・藤村も四球で歩き二死一、二塁としたが、ここでもあと1本が出ないまま7回の攻撃を終えた。
 8回表からマウンドに登った四国・九州IL選抜の五番手・岸敬祐(23歳、愛媛MP)が巨人のクリーンナップを三者凡退に抑える。9回表、七番・伊集院に左翼への一発を浴びたが、後続を抑えリードを守り切った。
 四国・九州IL選抜が4対3で巨人を下し今大会4勝目、大会成績を4勝7敗としている。定岡監督が第3次チームの初陣を見事に白星で飾った。
 巨人は今大会7敗目、大会成績も3勝7敗と大きく負け越している。


『勝負と、アピールと、キャプテンと』

 13名いたはずだったオリーブカラーのユニフォームを着た選手たちの姿が消え、代わって12名の黒いユニフォームの選手たちが宮崎に集まった。第2次メンバーとして参加した梶田宙外野手(27歳)、飯田一弥捕手(24歳、※第2次メンバーから帯同)を除いて、今大会初参戦となる高知ファイティングドッグスのメンバーたちである。監督も高知FD・定岡智秋監督であり、ドッグスの選手たちにとっては大きな安心感がある。
 第3次メンバーは高知FDプラス徳島インディゴソックス、愛媛マンダリンパイレーツ、長崎セインツからの選抜メンバーである。第2クール終了後に一度代表を離れ、この第4クールに再招集されたメンバーも5名いる。入野貴大投手(21歳、愛媛MP)、山村裕也捕手(23歳、徳島IS)、東弘明内野手(18歳、徳島IS)、西村悟外野手(27歳、愛媛MP)神谷厚毅外野手(24歳、徳島IS)だ。再びもらったアピールのチャンスに、それぞれ想うところはあるはずだ。
 新鮮な顔ぶれで迎えた第12戦目、読売ジャイアンツ戦は勝ち負け以上にこれが『最終アピール』の場であることを強く感じさせるゲームとなった。
 先発のマウンドに登ったのは3年目でフェニックス・リーグ初参加、初登板、初先発となった山中智貴(21歳、高知FD)である。託されたイニングは4回、初回巨人打線を三者凡退に抑えたが、2回表にヒットを浴び、六番・円谷英俊に両翼100㍍の右翼フェンスを軽々と越える2ランホームランを打たれた。3回表、先頭の一番・藤村大介にセンター前へ抜けるヒットを許し、計3本のヒットを許している。
 実はここまで普段通りの配球で投げていない。アピールのために、あえてストレートを中心とした配球で勝負していた。定岡監督が言う。
「真っ直ぐがどの辺まで通用するか? 試してみいってバッテリーに言ったんよ。山中はこのリーグでは真っ直ぐが速い方なんやから」
 NPBへのアピールに不可欠と言ってもいい、ストレートがどこまで通用するのか? 実戦の場でそれを肌で感じることのできる大きなチャンスである。3回までに2つ奪った空振り三振はいずれもフォーク、スライダーであるものの、初球からストレートでストライクを先行させ有利なカウントを作った。
「ホームラン打たれたのも、同じリーグの選手だったら三振獲るまではいかないにしても、つまってるか差し込まれてる球でした。いつもはコントロールは大体で、力のあるボールを投げようって思うんですけど、ある程度コースを突こうとすると力のあるボールばっかりは投げられない。それで球数が多くなりました」
 4回を投げ74球、バッテリーに『いつもの配球』でのGOサインが出た4回は、ホームランを浴びた六番・円谷、七番・伊集院峰弘を共にストライクからボールになるスライダーで空振り三振に切ってみせた。
「なぜかシーズン中の試合よりも全然緊張しなかったです。胸を借りるつもりで行こうと思ってたし、リーグで試合するときは三振獲れても1、2個なんですけど、今日はスライダーを低めに結構三振獲れました」
 奪った三振の数は4つ、快調な出足と言っていいピッチングができた。
 最大のセールスポイントである『足』を見せたのは安田圭祐(22歳、高知FD)である。高校時代以来5年ぶりの宮崎、しかも久峰のグラウンドには練習試合で訪れたこともある。
「懐かしいですね。(球場のすぐ隣にある)佐土原高校とここで練習試合しました」
 だが、いつまでも懐かしんでいる余裕はなかった。実戦に復帰するのは徳島ISと年間2位争いの真っただ中だった香川OG戦(9月18日、高知東部球場)以来である。
 9回裏、三番・梶田の左前サヨナラ打でホームを踏んだとき、激痛に顔をゆがめていた。二塁から本塁に還る途中、三塁ベースを蹴ったときに左足の外側を痛めた。足首を捻った捻挫ではなく、靭帯を伸ばした訳でもなかったため、当初は早い復帰が予想されたが結局終盤の試合に出場することは叶わず、リーグチャンピオンシップにも出場していない。
「1カ月以上、(試合に)出てませんからね…」
 1週間実戦から遠ざかっている他のメンバーたちの比ではない。ケガも完全に癒えた訳ではなく、厚めのソールをスパイクに入れ、試合前には痛み止めも飲んでいる。大きな不安と戦っていた。
 一番・右翼手として先発出場し、最初の打席で二遊間へのゴロを内野安打にして出塁を果たす。牽制球に頭から滑り込んで帰塁すると、ベースに触れた手を支点にして下半身を振りながらヒョイッと軽く立ち上がってみせた。二塁への走塁でも足からスライディングしている。心配はいらなかった。
「初回からああいう形ででも出れば1点につながるし、打った瞬間走れてた自分がいたんで」
 3回表の先頭打者として四球を選び出塁する。「行けたら行け!」のサインが出ていた4球目にスタートを切った。だが、二番・流の打球はライトの正面を突くライナーとなった。本来なら低い打球にギリギリまで判断を待ち、左足をブレーキにして直線的に一塁へと戻るのだが、一瞬それをすることの怖さがよぎる。やむなく弧を描いて一塁へ戻り、間に合わなかった。やはりまだ、100㌫の走塁ではない。
 5回裏、またも四球で歩くと、送りバントで二塁へ。三番・田中宏明(22歳、長崎S)への初球に三盗を仕掛ける。スタートは決して良くなかったが、緩いカーブだったことと捕手からの三塁送球が逸れたために三塁手とぶつかりながら盗塁を成功させる。その上、ボールは外野へと転がった。慌てて立ち上がり、一気に本塁へスタートを切る。レフトからの送球は間に合わず、足でしっかり1点をもぎ取ってみせた。ここで今日の出番は終了となっている。
「盗塁の感覚が分からなくて流には申し訳なかったんですけど、一番バッターとしての仕事はできたかな? と思います。これをあと6試合で積み重ねて行って、自分の持ってるものをアピールしたいです」
 今、できることは見せることができた。今日の試合にはそんな満足感がある。
 勝ち負けとNPBへのアピールの狭間で戦うフェニックス・リーグで、第3次選抜チームは見事白星でのスタートを切った。オレが! オレが! では逆に評価されない。チームのなかでいかに持ち味を発揮し、貢献するか。だからこそチームとしての力が必要になる。
 これまでの第1次、第2次メンバーがほとんどキャプテン不在に近い状態で戦っていたなかで、この第3次チームにはキャプテンとして龍央(中村竜央、29歳、高知FD)の存在感がある。試合開始直前の円陣の真ん中で声を挙げた。
「勝つのも大事だけど、みんな自分出してね! さぁ、行くぞーっ!」
 第1次チームからずっと帯同し続けている末次峰明(26歳、愛媛MP)は、すぐにチームの変化を感じ取っていた。
「なんかいい雰囲気だなぁ。やっぱ野球はこれだね!」
「いいですねぇ~」
 第2次チームから宮崎入りした飯田一弥(24歳、高知FD)とそんなことを話し合っている。
 これまで高知FDを引っ張ってきた龍央をこのチームのキャプテンに据えたことは、定岡監督の意図でもある。
「やっぱりこういうチームには1人、ギュッ! と締めてくれるヤツが必要やから」
 その龍央も勝ち越しのホームランを左中間にたたき込んだ。いいスタートを切っている。
「(リーグチャンピオンシップの)香川戦で自分のなかではやり切った感があったんですけど、もう一度フェニックスでアピールできるチャンスをもらうことができて。一番年上ですし、『自分が引っ張る!』じゃないですけど。ここに来てる選手はみんな力持ってるし、勝つことも大事ですけど、僕はアピールって好きじゃなくて、自分を出せればいいと思います。自分を出せればみんないい選手なんで」
 フェニックス・リーグで快進撃を続け、堂々3位に食い込んだ08年の選抜チームには、誰からも慕われた真輝(マサキ・林真輝内野手、愛媛MP(05~07)→高知FD(08)というキャプテンがいた。やはりリーダーは絶対に必要なのだ。
 龍央に「ノブ(國信貴裕・徳島IS)は満塁ホームラン打ったし、チュウ(梶田宙・高知FD)はレーザービームで刺して帰ったけど。龍央さん、まさかこのホームランだけで終わるつもりちゃうよねぇ?」と聞くと、
「頑張ります!」
 と笑って答えた。




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  • 今日は(≧∀≦)

    ドッグス選手達、いっぱい活躍したみたいでp(^-^)q
    第3クール、初戦勝ったしo(^o^)o
    なかなか、いい出だしですよね~ヾ(^▽^)ノ♪

    あと(>_<。)
    また×8で、申し訳ないんですがO(><;)(;><)O

    先発メンバーに書かれてある、ドッグスの村上選手は、洋輔じゃないです(゜-゜)ゆうきです(・∀・)♪

    いつものように
    失礼(゜-゜)(笑)
    お直し、お願いしますm(_ _)m

  • Re: 今日は(≧∀≦)

    >ドッグスファンさま

    ありがとうございます。
    おかしな箇所はどんどん突っ込んでもらって構いません。
    今回のは消し忘れでした。すみません。

    定岡アイランドリーグ、初戦快勝です。
    龍央主将の下、チームは試合前から非常にいい雰囲気でした。

    明日はドッグスのメンバー、黒のアンダーシャツだそうです。
    今季はホームで赤、ビジターで黒に統一してたんだそうです。
    僕も神谷(徳島IS)も今までまったく気づいてませんでした。

  • 質問です

    1回裏に出塁したのは安田選手ですか?それとも流選手ですか?教えてくださいっm(_ _)m

  • おつかれさまです(^-^)

    香川の洋輔選手の字なんだよな~(-_-)間違えたたのかな~?
    とは、ちょっと思ってました(・∀・)


    ホームとビジターで色を揃えてたんですね(^-^)知らなかった(゜Д゜)
    今年は、結構ビジターも応援行ってたんですけどねp(^-^)q
    そこまでは気付きませんでした(´・ω・`)
    こういう、小ネタ情報楽しいです(*⌒▽⌒*)
    またお願いしますね(^-^)/~~

  • Re: 質問です

    >いぶし銀さま

    お答えします。
    先頭の安田が二ゴロ内野安打で出塁しました。
    二番・流の一ゴロで安田が二塁封殺となり、走者が入れ替わったあと、流が二盗を成功させました。
    三番・田中の2ランで本塁を踏んだのは流です。

  • Re: おつかれさまです(^-^)

    >ドッグスファンさま

    ですよね。

    村上が試合後、定岡監督に
    「あした、黒ですよね?」
    と確認しているのを見て「今のなんですか?」って話になり真相を知りました。
    「赤ばっかりだと飽きるやん」
    とは定岡監督の談話です。

  • 第3クール

    はじめまして。
    第3クールの初戦見事に勝利をおさめよかったです。
    ただ、打線は4安打だったようで、田中選手、龍央選手のホームラン、安田選手の内野安打ともう1安打はだれが打ったのでしょうか?
    すいませんが教えてください。m(_ _)m

  • Re: 第3クール

    >チキチキさま

    はじめまして。

    4回裏、龍央さんのホームランのあと、一死から七番・村上が右前安打を放ちました。
    そのあと二盗も決めています。
    彼は4回表に五番・加治前の三遊間への速いゴロをダイブして止め、一塁でアウトにするファインプレーも見せました。

    4安打で4点、非常に効率が良かったです。
    巨人投手陣の5四死球にも助けられました。

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