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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/09/18(Sat)

6年目のサヨナラヒット

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.9.18. 高知ファイティングドッグス 3×‐2 香川オリーブガイナーズ 6回戦 <高知東部球場> 観衆353人

香川OG 000 020 000| 2
高知FD 100 000 002×| 3

勝 山慎一郎 5勝5敗
敗 橋本亮馬 2勝2敗18S

バッテリー
香川OG 前川、酒井、西村、橋本 ‐ 西森
高知FD 山 ‐ 飯田、宮元

本塁打
香川OG 加登脇9号2ラン(5回、山)
高知FD 

 香川オリーブガイナーズ後期優勝へのマジックは「5」、高知ファイティングドッグスとの3連戦初戦となる後期6回戦は、高知FDのホーム・高知東部球場でデーゲームで行われた。後期リーグ戦4位と高知FDの逆転優勝は厳しくなったが、年間勝率2位でのリーグチャンピオンシップ出場を賭けて一戦も落とせない試合が続く。
 香川OGは目下防御率リーグトップの前川勝彦(31歳、元オリックス他)を初戦の先発に送るが、初回から高知FD打線に連打を浴びる。右前安打で出塁した一番・安田圭祐(22歳)には二盗を許さなかったものの、二番・流大輔(21歳)が三遊間を破って出塁する。四番・龍央(中村竜央、29歳)への3球目が暴投となり、二盗を敢行した流が一気に三塁まで進むと、龍央の中前適時打で高知FDが1点を先制した。
 2回裏、香川OGは七番・甲斐弘樹(18歳)の右翼手の頭上を越える二塁打などで一死二、三塁のチャンスをつかむ。だが、高知FD先発・山慎一郎(20歳)の前にあと1本が出ない。両チーム共に二塁へと走者を進めながら、あと1本が出ない展開が続く。4回裏、高知FDは二死二、三塁と追加点のチャンスをつかむが、この回も無得点に終わった。
 5回表、二死から二番・笠井要一(24歳)が中前安打で出塁すると、三番・加登脇卓真(23歳、元巨人)が4球目をすくい上げ、右中間スタンドに9号2ランをたたき込む。香川OGが2点を奪い逆転に成功、1点をリードして前半を終えた。
 6、7回と高知FDは走者を二塁に進ませながら前川の好投の前にあと1本が出ない。8回裏、この回からマウンドに登った香川OG二番手・酒井大介(23歳)から二死一、二塁のチャンスをつかむと、高知FD・定岡監督は左の代打、中平大輔(28歳)を送る。ここで香川OG・西田監督も酒井をあっさりと代え、ワンポイントリリーフとして左腕・西村拓也(21歳)を送る。西村は期待に応え、代打の代打として打席に立った今中尭大(21歳)を右飛に打ち取ってピンチを凌いだ。
 5回の失点以降、香川OG打線に追加点を許さない山は、6回以降も無安打投球を続ける。9回表も打者3人で終え、味方の反撃を待った。
 山の好投になんとか応えたい高知FDは9回裏、香川OGのクローザー・橋本亮馬(27歳)を捉えた。一死から途中出場の九番・宮元智博(24歳)が三遊間を破ると、一番・安田が四球で歩く。さらに二番・流も一、二塁間を破り、一死満塁とする。三番・梶田宙(27歳)は2球目のスライダーを引っ張り三塁線を破る。宮元に続き二塁から安田が生還し、劇的な9回逆転サヨナラ勝ちとなった。
 高知FDが3対2で香川OGを下し3連戦初戦を白星で飾ると共に、後期対戦成績も3勝3敗のタイに戻している。山が5勝目、橋本が2敗目を記録した。デーゲームで行われた三重TA対徳島IS戦(伊勢倉田山)で徳島ISが勝利したため、リーグチャンピオンシップ出場に直結する年間勝率2位争いは、2位・高知FDが3位・徳島ISに依然「2.5」差をつけている。
 また首位・香川OGが敗れ、ナイトゲームで行われた長崎S対愛媛MP戦(佐世保)で2位・愛媛MPが勝利したため、後期優勝のマジックは「5」のままだが、愛媛MPとのゲーム差が「2」に縮まっている。


『6年目のサヨナラヒット』

 梶田宙(27歳、高知FD)にとっては、これが野球人生で初めてのサヨナラヒットなのだそうだ。
「とりあえずガムシャラに振りました。サードに捕られそうだったんで『抜けてくれ!』と思いながら走りました。自分的に(サヨナラ打は)初めてだったんで、すごい気持ちよかったです」
 ヒーローインタビューのマイクにそう答えている。
 そのあと一言、こう付け加えた。
「2週間くらいゲームから離れて、チームに迷惑かけてました」
 8月29日、佐世保でのゲームを最後に戦列を離れた。原因はその4日前、さいたま市営浦和球場で行われたフューチャーズ(イースタン・リーグ混成チーム)とのNPB交流戦で左脇腹に受けた死球である。9月1日、鳴尾浜でのアイランドリーグ選抜対阪神二軍の際に、龍央(中村竜央、29歳)がこんな話をしていた。
「佐世保(長崎S戦)でもずっと『気持ちわりぃ』って言ってて。『それ、絶対折れてるよ!』って言ってたんですよ」
 左脇腹のあばら骨にヒビが入るケガである。フューチャーズとの交流戦2試合でも攻守に好調なところを見せていただけに、痛い欠場になってしまった。だが、やってしまったケガはしょうがない。鴨川和幸トレーナーと相談しながら、この窮地をどう乗り越えるか? を話し合った。
「確かにフューチャーズのときに、自分的にもこう上り調子だったんで。走れないですけど、トレーナーと下半身鍛える方法を相談したり、『ボルタレン(痛み止め)何個飲んでもいいから、香川戦に合わせて調整してくれ!』って言ってました。(ここまで)多少ゆっくり来たし、今日も1つやりましたけど(3回表、センター前にテキサスヒットを許す)、もう動きの方は問題ありません」
 戦線に復帰したのは年間2位を争う徳島インディゴソックスとの直接対決となった9月12日、三好でのゲームからである。当初目標としていた香川OGとの3連戦になんとか間に合った。そのゲームで殊勲となるサヨナラ二塁打を放ってみせた。
「つないでくれたんで、最低外野フライと思って。初球狙って変化(球)空振り。も1回変化来たらな…と思って。真ん中低めのスライダーでした」
 通算448試合目、1,428打席目に飛び出した1本である。6年目のサヨナラヒットは、目の前での香川OGの胴上げを阻止すると同時に、チームの連敗を止め、年間2位死守へ弾みをつける貴重な一撃となった。




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