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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/07/30(Fri)

「やっぱ斎藤が必要やな! と思わせたかった」

2010.7.30. 斎藤雅俊(徳島IS)
死球に斎藤(徳島IS)が苦悶の表情を浮かべる。
捕手・飯田(高知FD)、球審・木綿
PHOTO BY Misato MORI

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.7.30. 高知ファイティングドッグス 3‐3 徳島インディゴソックス 1回戦 <高知球場> 観衆183人

 徳島IS 100 100 010| 3
高知FD 200 000 010| 3
※ 9回リーグ規定により引き分け

バッテリー
 徳島IS 大川、弦本 ‐ 山村
高知FD 山隈、山中、山 ‐ 飯田

本塁打
 徳島IS 
高知FD 


 今日(30日)から3日間、高知球場に徳島インディゴソックスを迎え、高知ファイティングドッグスがホームゲーム3連戦を戦う。前期の対戦成績は高知FDの4勝2敗2分け、徳島ISにとっては唯一黒星を先行させた相手である。
 高知FDの先発・山隈茂喜(27歳)が初回、二番・斎藤雅俊(23歳)を死球で歩かせる。二死から四番・國信貴裕(27歳)はワンバウンドでフェンスに当たる中越え二塁打、徳島ISが先制した。
 だが1回裏、徳島IS先発・大川学史(25歳)がいきなり高知FD打線に捕まる。二番・流大輔(21歳)、三番・西本泰承(24歳)の連続安打のあと、四番・龍央(中村竜央、29歳)が三塁線を抜く2点適時二塁打を放ち、高知FDがすぐさま逆転に成功した。
 4回表、徳島ISは先頭の五番・山村裕也(23歳)が死球で出塁すると、六番・猪澤海(21歳)が捕手前に送りバント。これが一塁への悪送球を誘い無死一、二塁のチャンスをつかむ。七番・菊永大志(24歳)がきっちり送ったあと、八番・東弘明(18歳)の右犠飛で山村が生還。無安打で1点をもぎ取り、同点に追い着いた。
 高知FDは2回裏無死一塁、3回裏一死満塁とチャンスに併殺を連発する。4回裏二死一、三塁の場面でもあと1本が出ず、5回裏には一死一塁からこの試合3度目の併殺を完成され、大川に要所を抑えられた。
 山隈の好投の前に7回まで散発1安打の徳島ISだったが、8回表に先頭の二番・斎藤が中前安打で出塁する。一死二塁から四番・國信の右中間に落ちるテキサスヒットで一死一、三塁とすると、五番・山村の三ゴロ併殺崩れの間に斎藤が生還、勝ち越しの1点を奪った。
 六番・猪澤を歩かせたところで高知FDベンチは山隈に代え、山中智貴(21歳)をマウンドに送る。二死一、二塁の場面で代打・大谷龍次(21歳、元ロッテ育成)をフェンス一杯の左飛に打ち取ってピンチを凌いだ。
 1点を追う高知FDは8回裏、先頭の四番・龍央がバットを折りながらの右前安打で出塁する。二死二塁として七番代打・中平大輔(28歳)が左翼線への適時二塁打を放ち二塁走者が生還、同点に追い着いた。
 9回表、徳島ISは一死二塁と勝ち越しのチャンスをつかむが、山中に代わった三番手・山慎一郎(20歳)が後続を打ち取り、ここで高知FDの負けがなくなる。
 高知FDは9回裏のマウンドに登った弦本悠希(21歳)から二死一、二塁と一打サヨナラの場面を作るが、最後の打者が一ゴロに倒れ、逆転とはならなかった。
 試合は9回リーグ規定により3対3の引き分けに終わり、順位も変わらず0.5差のまま。明日、高知球場で14時から2回戦が行われる。


『「やっぱ斎藤が必要やな! と思わせたかった」』

 真夏の3連戦が始まった。日差しは暑い高知特有のそれではなかったのだが、ジメっとした蒸し暑さが球場全体を覆っている。今週は日程的にもハードだ。7月27日、28日に福岡で行われたソフトバンク二軍との交流戦に代表選手として、高知FDから野原慎二郎、吉川岳、山中智貴、飯田一弥、安田圭佑の計5名が、徳島ISから角野雅俊、弦本悠希、山村裕也、斎藤雅俊、國信貴裕、大谷龍次の計6名がそれぞれ召集されている。
 ただでさえ体力を奪われやすいンディションのなか、連戦と長距離移動の疲れが確実に溜まってきている。5位と6位との対決とは言え、前期0.5差で優勝を逃した高知FDと、20勝を挙げ3位に食い込んだ徳島ISとの対戦である。5位から首位までが1.5差のなかにあり、ここでの3連戦を取ることは両チームの今後の戦いに向けて大きな意味を持つ。
 お互いに3タテを狙って臨んだ3連戦初戦、両先発は好投したと言っていい。初回に長打を浴び先制点を許すなど3失点したが、高知FD先発の山隈茂喜(27歳)は徳島IS打線を7回まで1安打に封じ込めた。
「先発ピッチャーの仕事として、7回2、3点やったら最低限の仕事。あと先制点っていうのは大きいじゃないですか。6回ぐらいからやっと自分の球種をコントロールでき始めました。それまでごまかしごまかしだったから」
 暑いデーゲームでのマウンドである。できるだけ守りの時間を短くしようと心掛けていた。
 徳島IS先発・大川学史(25歳)も決して本調子ではない。コントロールがばらつき、真っ直ぐも走っていなかった。
「逆に前半の方がキツかったです。後半の方が何か疲れてなかった。8回に打たれたときも疲れはなかったです。…勝ちたかったですね」
 徳島ISが先制し、高知FDが奪い返す。再び徳島ISが同点に追い着き、終盤に勝ち越すと、その裏高知FDが底力を見せて同点に戻す。最終回の攻防もともに得点圏に走者を進め、1点を争う手に汗握る攻防となった。真夏の3連戦はがっぷり四つの引き分けで幕を開けている。
 この試合、存在感を見せつけたのが斎藤雅俊(23歳、徳島IS)だった。21日の試合(愛媛MP戦、アグリあなん)で右肩に打球を当て、途中交代して以来の公式戦出場である。一時は腕が上がらない状態だったが、ほぼ大丈夫なところまで回復している。福岡での交流戦にも代表メンバーとして参加し代打で出場、気丈なところを見せていた。二番・一塁手として18日(香川OG戦、志度)以来のスタメン出場を果たしている。
「普通にいけるんですけどね。西田さん(真二監督、香川OG)、ムリさせたくなかったんと違いますか? ただ投げるのがね。投げてないんで、ヘンなとことか痛くなる」
 1、2打席連続で山隈の内角攻めに会い、死球で歩いた。守備でもキレのあるところを見せている。4回裏、先頭の八番・大谷龍太(22歳)の一、二塁間の打球をダイブして止め、ベースカバーに入った大川に素早く送球、ピンチの芽を摘み取った。
 しかし圧巻だったのは5回表の第3打席である。ツーストライクからカットカットで粘り続け、山隈に13球を投げさせている。ファールが8本、その内5連続で右方向にカットし続けた。
「岡崎も(一番・岡崎稔弘、フルカウントから遊ゴロ)ツースリーのあとでしょ? シゲさん(山隈)をバテさせたいなと思って」
 高知FDバッテリーからしてみれば、非常に嫌だったろう。山隈が言う。
「最後の1個前の球がインコース真っ直ぐのサインで、ずっと出てなかったんです。飯田(捕手・飯田一弥)が要求しなくて。当てたくないのもあったんだと思いますけど、もう初めっからなかに打とうって気がなかったじゃないですか。完全に右方向狙いでこう! (打撃のポーズを見せる)だったから。インコース真っ直ぐしかなくて、(飯田に)『もっと寄れ!』って言いました」
 執拗な右方向へのカットの連続は斎藤に軍配が上がる。13球目に3打席連続となる死球をもぎ取り、一塁へと歩いた。この回は得点につながらなかったが、8回表、次に回ってきた第4打席で粘りの効果が出た。早めに打たせようと甘めのボールが来たところを中前に弾き返し、その後勝ち越しのホームを踏んでいる。モチベーションも高かった。
「(大阪GV戦の)3連勝に絡んでなかったんで、今日はハッスルしようと思ってました。『やっぱ斎藤が必要やな!』と思わせたかった。ウチはもう1戦も落とせないんで、高知と香川にはきっちりとした野球で勝たないと」
 守備にも打撃にも、斎藤らしさを強烈にアピールしている。これで4戦負けなし、上位浮上を狙う徳島ISに危険なキャプテン、「イケナイ斎藤」が帰って来た。




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