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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/07/19(Mon)

「自分からお願いして」

四国・九州アイランドリーグ2010 後期公式戦
2010.7.18. 香川オリーブガイナーズ 10‐2 徳島インディゴソックス 1回戦 <アークバリアベースボールパーク志度> 観衆661人

 徳島IS 200 000 000| 2
香川OG 013 000 60×| 10

勝 高尾健太 9勝4敗
負 片山正弘 3勝2敗

バッテリー
 徳島IS 片山、岩崎、土肥、岩根 ‐ 山村
香川OG 高尾、キム、宇高 ‐ 藤嶋、上ノ下

本塁打
 徳島IS 
香川OG 


 2試合の雨天順延などにより、前期の覇者・香川オリーブガイナーズの後期初戦はこのホーム・志度での徳島インディゴソックス戦からスタートとなる。今年も猛暑となった志度で香川OG打線が火を噴いた。
 先手を打ったのは徳島ISだった。初球を振り抜いた一番・関口大志(21歳)が右翼線への鋭い当たりで二塁を陥れる。一死二、三塁として四番・大谷龍次(21歳、元ロッテ育成)の左犠飛、さらに五番・國信貴裕(27歳)の適時中前打で2点を先制した。
 香川OGは2回裏、徳島IS先発の片山正弘(25歳)から一死一、二塁のチャンスをつかむ。七番・加登脇卓真(23歳、元巨人)は中前に安打を放つが、二塁走者が本塁で憤死し、この判定に異を唱えた西田真二監督(香川OG)がダッグアウトから飛び出して激高する。攻撃の勢いに水を注したかに見えたが、八番・洋輔(近藤洋輔、28歳)が三遊間を破る適時打を放ち1点を返した。
 香川OGは3回裏にも一番・舟生源太(20歳)の左前安打を皮切りに集中打を見せる。四番・中村真崇(26歳)の中堅手の頭上を越える2点適時二塁打で逆転に成功すると、五番・国本和俊(26歳)の左翼線二塁打でこの回3点を奪い、逆にリードを2点に拡げた。
 香川OG先発の高尾健太(22歳)は初回の失点以降、2回からは目の覚めるような見事な投球で徳島ISにヒットどころか出塁を許さない。6回からは左腕キム・ギョンテ(34歳)が2イニングを無失点で乗り切った。
 7回裏、6回途中からマウンドに登った徳島ISの二番手左腕・岩崎雄也(22歳)から、先頭の一番・舟生が左翼フェンス直撃の二塁打でチャンスを作る。徳島ISベンチはここで三番手・土肥翔治(26歳)をマウンドに送るが、これが誤算となった。二番・大原淳也(26歳)のバントヒット、三番・大松陽平(19歳)の左前適時打で5点目を奪うと、四番・中村の右犠飛で1点を、さらに一死一、二塁から八番・笠井要一(24歳)の中越え三塁打で2点を追加する。笠井も相手野手の失策の間に本塁生還を果たし、香川OGが一挙6点を奪うビッグイニングで試合を決定付けた。
 1点を返したい徳島ISだったが、8回からマウンドに登った宇高直志(26歳)の前に得点を奪うことはできず、15安打を放った香川OGが10対2と大差で後期初戦の白星発進を決めた。高尾が9勝目を挙げ、この結果、勝率の関係によりたった1試合で香川OGが首位に立つこととなった。


『「自分からお願いして」』

 香川OGにしてみれば、待ちに待った公式戦という感じだったのだろう。野手はファーストストライクを積極的に狙い、ブンブン振りまくる。放ったヒットの数は15本、初回に2点を先制されたことを忘れさせるような見事な逆転劇であり、猛打ぶりだった。3打点をたたき出した四番・中村真崇(26歳)が言う。
「ウズウズしてました。しかも雨で、ずっと外で(練習が)できないときがあったでしょ?みんな打ちたくて打ちたくて」
 7月9日に予定されていた鳴尾浜での阪神二軍戦が雨のため中止となり、前回の試合を遡れば、前期優勝を決めた翌日の7月3日、高知球場での高知ファイティングドッグス戦まで戻る。その試合自体も雨のために4回裏途中で雨天ノーゲームとなっている。15日ぶりに行う実戦に不安だったものは、試合勘だけだった。もう前期終盤にあった優勝争いの緊張もまったく消えてなくなっている。
 初の一番に座り、3安打の活躍を見せたのが舟生源太(20歳)である。初回に中前打、3回表の先頭打者として打席に入った第2打席では三遊間を破り、同点のホームを踏んでいる。7回裏、6点を奪って試合を決めたビッグイニングの先頭打者として、左翼フェンス直撃の二塁打を放っている。チームの期待に応える見事な打撃を見せた。
「とりあえず気持ちで。初戦がホームだったんで、チームの勝利に貢献できるように。一番バッターだったんで出塁しようと。1打席目で打てて楽になりました。それからは打席に余裕がありました」
 前期優勝を決め、西田真二監督はこの後期リーグ戦でしっかり若手を育成することを明言している。その言葉も励みになった。スタメンとして使ってくれた監督の期待に応えたい。ここで成長したいという強い気持ちがある。
「バッティングがそこそこ上がってるんで。守備を洋輔さん(近藤洋輔、28歳)に教えてもらっています」
 つい先日、主将である洋輔と食事をともにする機会があった。守備の話になり、このタイミングで頼もうと願い出たことがある。毎日の練習の際、自分と一緒にキャッチボールをして欲しい。素直に話してみた。
「自分からお願いして、洋輔さんにキャッチボールして下さいって。ほんと最近です。洋輔さんのこと尊敬してるんで」
 守備において送球面は課題の1つだ。かつてNOMOクラブ時代は投手として140㌔を超える速球を投げていた洋輔からスローイングの技術を学びたい。洋輔自身にも守備には特別なこだわりがある。快く後輩からの頼みを受け入れた。
 外野手のポジションは激戦区である。今日の試合においては一番・中堅手として、7回の守備からは左翼手として出場した。レギュラー争いもこれからまたますます激化することだろう。自分から尊敬する先輩の胸に飛び込んで教えを乞う。少しでもうまくなりたいという気持ちの表れだ。
 目の前の試合に勝つことはもちろん大切だが、これから9月末の後期終了まで、各自がそれぞれに課題とするものを練習と実戦のなかで何度もトライすることができる。リーグチャンピオンシップ進出を決めた香川OGだけに与えられた特権である。
 洋輔に舟生について聞いた。
「でも、あいつ守備うまいっスよ。今日も1コ、大きいのあったでしょ(5回表、八番・東弘明(18歳)の打った大きな中飛)。『行けぇーっ!!』言うて走らせました」
 多くの実戦による真剣勝負のなかでうまくなる。それがここ、アイランドリーグである。香川OGの外野に新たな師弟関係が生まれたようだ。




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  • No Title

     得点経過の表が間違っていますよ。

  • Re: No Title

    > 神奈川人さま

    連絡ありがとうございます。
    修正しました。

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