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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/07/07(Wed)

後期へ

四国・九州アイランドリーグ2010 交流戦
2010.7.7. 徳島インディゴソックス 12‐4 JR四国 <蔵本運動公園>

JR四国 100 111 000| 4
 徳島IS 000 102 09×| 12

バッテリー
JR四国 中野、冨田、南川、横田、千谷 ‐ 岩部、小林
 徳島IS 竹原、岩根、土肥、片山、弦本 ‐ 菊永、矢野

本塁打
JR四国 
 徳島IS 


 前期の覇者は最終戦で香川オリーブガイナーズに決定した。その翌日の7月3日から、すでに後期リーグ戦がスタートしている。7月3日、4日に予定されていた4試合(3試合は雨で中止)に試合が組まれていなかった徳島ISにとっては、このJR四国との交流戦が前期最終戦(7月1日、長崎セインツ戦、アグリあなんスタジアム)以来の実戦ということになる。9日からホームで愛媛マンダリンパイレーツを迎え撃つ3連戦を前に、勝って後期のスタートダッシュに結び付けたい。
 だが、試合はJR四国が先にリードを奪う展開となった。徳島IS先発・竹原俊介(26歳)が味方の失策とヒットで二死一、二塁と走者を溜めると、五番・西村雅之に三遊間を破られ先制点を許す。JR四国は4回表にも六番・光中隆史の右翼線二塁打で追加点を挙げ、2点のリードを奪った。
 JR四国の先発・中野光隆の前に3回まで無失点に抑え込まれた徳島ISだったが、4回裏に反撃を見せる。6月15日に練習生から選手登録されたばかりの六番・乙守洋介(22歳)が左中間を破る適時三塁打を放ち1点を返した。
 5回表から竹原に代わってマウンドに登った岩根成海(22歳)は、一死から一番・上野翔を四球で歩かせると、二盗と暴投で上野を三塁に進める。二番・山本良太に中前適時打を許し、3点目を奪われた。JR四国は6回表にも二塁手・岡崎稔弘(20歳)の連続失策で4点目を挙げ、リードを拡げる。
 3点差を追う徳島ISは6回裏、二死から中野に代わってマウンドに登った二番手・冨田陽介から七番・菊永大志(24歳)が左中間に適時二塁打を放つ。さらに二死一、二塁として九番・東弘明(18歳)が三遊間を破る適時安打を放ち、3対4と1点差に迫った。
 八回裏、この回からマウンドに登ったJR四国の四番手左腕・横田浩平の制球が定まらない。2つの四死球で走者を溜めると、八番・猪澤海(21歳)がきっちり送りバントを成功させる。一死二、三塁のチャンスをつかんだ徳島IS打線がここから猛攻を見せる。九番・東の右前適時打で4対4の同点とすると、一番代打・白川勇輔(20歳)の遊内野安打で逆転に成功した。さらに途中出場の二番・矢野大天(27歳)が一塁線を抜く2点適時打を放ち追加点を挙げる。三番・輝(川原輝、23歳)、四番・國信貴裕(27歳)も続き、徳島IS打線が5連打で横田をKOした。一死満塁の場面でマウンドに登った五番手・千谷和斗から五番・白川大輔(22歳)が押し出し四球を選ぶ。六番・乙守が三塁線を抜く2点適時二塁打、八番・猪澤も中前に適時打を放ち、この回打者13人の猛攻で9点を奪うビッグイニングを作った。
 大量リードの徳島ISは9回のマウンドにクローザー・弦本悠希(21歳)を送ると、JR四国最後の攻撃をきっちり三者凡退に封じ込めた。13安打を放った徳島ISが12対4でJR四国を下し、今年3月の交流戦に続いての白星を挙げた。後期開幕戦に向けて非常に弾みの付くゲームとなっている。


『後期へ』

 目標としていた『優勝』の二文字には届かなかったものの、20勝を挙げての3位という成績に徳島ISは確かな手応えを感じている。7月1日に前期公式戦をすべて終えてからは、3日、4日を完全オフに充て、5日に再集合した。2日間の練習のあと、このJR四国を迎えての交流戦に臨んでいる。
 この試合に、堀江賢治監督を始めとする首脳陣には様々な思惑があった。しっかり勝って初戦に臨む。それも思惑の1つである。堀江監督が言う。
「まず週末、金土日のゲームに対してうまく入り込めるように、この交流戦を有意義に使いたいと思ってました。今日は野手には細かいことを言いました。『右打ち、バスター、バントの精度をもっと上げていきましょう』と。サインもいろいろ出しました」
 一挙9点を挙げての逆転勝利に目標の1つは達成できた。だが、エラーから失点を許すなど課題も多く残っている。
 もっとも大きな不安材料は投手陣だろう。昨年は抑えとして大車輪の活躍を見せたが、今季は序盤に故障し、ようやく6月から復帰した竹原俊介(26歳)がまだ本調子ではない。味方のエラーが絡んだものの初回に連打、4回には長打を浴び2失点(自責1)を許している。加藤博人コーチが渋い顔をした。
「不安だねぇ…。タケが上がってこない。変化球ピッチャーなのに変化のサインに首振って真っ直ぐで打たれてるようじゃあ。先発の2人(角野雅俊、大川学史)は心配してないんだけど、3人目が誰か? ってことだよね。ミツ(光安祐輝)なのか、誰なのか。タケもカーブだよね。ポン! とストライク取れて、ワンストライクからカウントが作れるようになったら楽にピッチングできるんだけど」
 9イニングと3分の1、たった3試合の登板に終った前期はまったく納得のいく投球ができなかった。だが、徐々に取り戻しかけている復活への手応えもある。シンカーがうまく決まり、三者凡退で終えた3回表の内容に良い感触をつかんでいた。竹原が言う。
「シンカーが生命線なんで。今まで落ちなかったのが、(今日は)いい感じで投げられて、去年のいいときの雰囲気で投げられました。マウンドで『あ、練習でやってみようかな?』と思えたこともあるし、変化球をもっとしっかり。やっぱり真っ直ぐばっかりだったら打たれるんで」
 1ヶ月前はリーグ最下位だったチーム防御率もここに来て2.81(7月4日現在)まで上がり、香川OGと肩を並べるところまで来た。若い弦本悠希(21歳)、岩根成海(22歳)らが成長を見せているなかで、5年目、26歳の竹原も必死にもがいている。
 8回裏の攻撃は相手投手が制球に苦しみ、連続四死球で走者を溜めたところから始まった。七番・菊永大志(24歳)が2度送りバントを失敗した場面は課題であると、堀江監督は語っている。だが、今季の徳島ISが何度か見せている、ビッグイニングを呼び込む打線のつながりがここでも見られた。九番・東弘明(18歳)を起点に5人がヒットでつなぎ、まず2点を奪った。つないだのは代打・白川勇輔(20歳)、途中からマスクを被った矢野大天(26歳)、練習生となった輝(川原輝、22歳)、後期最後の数試合に体調を崩して戦列を離れていた國信貴裕(27歳)の5人である。
 森山一人コーチはレギュラーポジションを手にしていないメンバーが、このチャンスでしっかり結果を残したことを大きく評価している。
「ずっと控えでおるなかで、ポンっと1打席。『待ってしまったらダメですよ!』って言ってて、ヒットになって最高の結果になった。アウトになってたとしても、そりゃクソボール振ったり別の形はあるけど。『つまりました、ガシャーン!』とかって。でも、しっかりファーストストライクを振れてましたよね」
 白川大輔(22歳)の押し出し四球のあと、三塁線を抜いての2点適時二塁打を放った乙守洋介(22歳)も、最初のストライクからしっかり振っていた。押せ押せのいわゆる『攻めどころ』で、しっかり攻めることができた。4度の打席が必ず回ってくる訳ではなく、1打席しかないチャンスを活かさなくてはならない選手たちが、受身になることなくしっかり攻めた。これはレギュラーメンバーが連打で獲った以上に価値のある9点だった。
 もう1つ欲を言えば、低めに変化球が決まり好投していた先発投手を、序盤に崩しておきたかったのだが。
「スイッチ入るのが遅い!」(森山コーチ)
 堀江監督は、
「ビッグイニングを作ったことで、全員が1つになって熱くなれた」
 と語っていた。この勢いを後期へのスタートダッシュにつなげることができるか。優勝のためには勝つことはもちろん、『いかに負け数を減らすか?』も課題となる。
 さぁ、徳島ISの後期38試合、まずは愛媛MPとの3連戦をどう戦うか? である。




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