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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/06/12(Sat)

「今日は丁寧にコース突いて」

四国・九州アイランドリーグ2010 前期公式戦
2010.6.11. 愛媛マンダリンパイレーツ 7‐6 徳島インディゴソックス 7回戦 <坊っちゃんスタジアム> 観衆649人

 徳島IS 401 000 001| 6
愛媛MP 050 001 10×| 7

勝 入野貴大 1勝2敗1S
S 能登原将 1勝1敗4S
負 光安祐輝 1勝3敗

バッテリー
 徳島IS 竹原、光安、岩崎、岩根 ‐ 山村
愛媛MP 赤嶺、入野、能登原 ‐ 松原、岡

本塁打
 徳島IS 
愛媛MP 近藤2号ソロ(6回、光安)


 3位・徳島ISを4位・愛媛MPが坊っちゃんスタジアムで迎え撃つ。ゲーム差は「2.5」、蒸し暑さの残るなかでのナイトゲームは序盤から大荒れの展開となった。
 1回裏、今日が誕生日となる愛媛MP先発・赤嶺祥悟(23歳)だったが、徳島IS打線に集中打を浴びる。一死一、二塁から四番・大谷龍次(元ロッテ育成、21歳)の2点適時中前打、一死満塁として七番・山村裕也(22歳)の右犠飛、八番・東弘明(18歳)の適時遊内野安打など5安打、打者一巡の猛攻で徳島ISが5点と大量リードを奪った。
 だが徳島IS先発・竹原俊介(26歳)も愛媛MP打線に連打を浴びる。2回裏、四番・末次峰明(25歳)、五番・西村悟(26歳)に連打を許すと、無死満塁として七番・近藤幸志郎(24歳)の右前適時安打、八番・大津慎太郎(25歳)の右中間を破る走者一掃の三塁打で同点に追い着く。さらに九番・松原準(26歳)の適時中前打で逆転に成功、5対4と試合をひっくり返した。
 しかし徳島ISもすぐ反撃に出る。3回表、四番・大谷の中前打に頭から突っ込んだ中堅手・西村がこれを後逸、大谷が二塁を陥れる。赤嶺の暴投で三塁に進んだあと、五番・國信貴裕(27歳)の右犠飛で生還し、再び試合は降り出しへと戻った。
 4回表、愛媛MPベンチは八番・東、九番・猪澤海(21歳)に連打を許したところで赤嶺を下げ、二番手・入野貴大(21歳)をマウンドに送る。入野は一死満塁のピンチに三番・関口大志(21歳)を中直に打ち取ると、飛び出していた二塁走者を併殺に取り、無失点で切り抜けた。
 2回途中から竹原に代わって好投を続ける徳島ISの二番手・光安祐輝(24歳)に対しなかなかチャンスを奪えない愛媛MPだったが6回裏、七番・近藤が右翼スタンドへ勝ち越しの2号ソロ本塁打をたたき込み勝ち越しに成功する。愛媛MPは7回裏にも徳島ISの三番手左腕・岩崎雄也(22歳)から四番・末次が一、二塁間への内野安打で追加点を奪い、リードを2点に拡げた。
 4回以降許したヒットは1本と、見事な投球を続ける入野が最終回も連続三振で二死を奪う。だがここから徳島ISが最後の粘りを見せる。一番・神谷厚毅(24歳)、二番・斎藤雅俊(23歳)の連続安打のあと三番・関口が四球で出塁、二死満塁と一打逆転のチャンスをつかんだ。このピンチに愛媛MPはクローザー・能登原将(25歳)を送る。四番・大谷に死球を与え1点差に詰め寄られたものの、五番・國信を空振り三振に仕留め、1点のリードを守り切った。
 愛媛MPが7対6と、徳島ISの追撃から辛くも逃げ切って勝利を収めた。入野が今季嬉しい初勝利、能登原に4つ目のセーブポイントが記録されている。この結果、愛媛MPは連敗を「4」で止め、徳島ISとの対戦成績を3勝4敗、ゲーム差を「1.5」に縮めた。徳島ISは優勝争いに喰らい付きたいところで痛い連敗を喫し、2位・香川OGとのゲーム差が「5」まで開いている。


『「今日は丁寧にコース突いて」』

 両先発共に試合を作ることができず大荒れとなった展開のなかで、勝負のポイントとなったのは4回表の場面である。得点は5対5、やや徳島IS打線の勢いが優っており、この回も2本のヒットで無死一、二塁と走者を溜めた。ここで二番手としてマウンドに登ったのは入野貴大(愛媛MP、21歳)である。一死満塁としながらも、三番・関口大志(21歳)を浅いセンターへのライナーで打ち取り、判断を誤って飛び出していた二塁走者を併殺に仕留めた。
「ついてるなー! と思いました」
 初回にビッグイニングを作られ、逆転してまた追い着かれた。試合の流れは承知している。いつでもマウンドに登れる準備を怠っておらず、初回からブルペンで肩をこしらえていた。このピンチを救ったことで、徳島ISに傾いていた試合の流れを引き戻している。
 以降、8回まで徳島IS打線を封じ込めた。許したヒットは二番・斎藤雅俊(23歳)に許した二塁打1本のみ、今日の投球内容は今季ベストと言って良いほどの感触があった。
「良かったですね。スラ(スライダー)も良かったですけどツーシームが。フォークも良かったです。全部、スラが特に良かったですね。この間、高知戦で先発したときに(6月5日、高知球場、7回4失点(自責3))力んでしまって甘いところに入って打たれたんで、今日は丁寧にコース突いて。徳島とは相性いいんで。腕が振れてたんで真っ直ぐでも打たれないだろうと思ってました」
 その言葉通り、キレの良い変化球をコースに決め続けた。6回、9回と2度の二者連続を含む6つの三振を奪っている。最後に少しフォークが高目に浮いてしまい連打を許したが、能登原将(25歳)が責任を果たしてくれた。4連敗を止める大きな1勝である。
「初勝利です。毎年もう少し早くに勝てるんですけど、例年より遅いですね。チームが負けてたんで、勝てて嬉しいです。去年も確か最初、坊っちゃんで勝てたんで(2009年5月3日、対福岡RW戦)」
 久々の、そして坊っちゃんスタジアムでの今季初白星はやはり格別である。好きな坊っちゃんのマウンド、得意な徳島IS戦で持ち味を十分に発揮した79球だった。
 アイシングを終えて、篠原慎平(19歳)と共にロッカールームから去ろうとしていた。最後にフォークが高目に浮いたと言っていたが、9回表に迎えた2人、八番・東弘明(18歳)、九番代打・菊永大志(24歳)を連続で空振り三振に獲った球は127㌔と126㌔の縦の変化球である。
「フォークです。2つとも」
 入野の言葉に篠原が付け足した。
「入野さんの『本気フォーク』っス!」
 安堵感のある空気が漂っていた。




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