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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/04/24(Sat)

今季1回戦

四国・九州アイランドリーグ2010 前期公式戦
2010.4.23. 香川オリーブガイナーズ 3‐2 愛媛マンダリンパイレーツ 1回戦 <サーパススタジアム> 観衆475人

愛媛MP 000 200 000| 2
香川OG 000 030 00×| 3

勝 宇高直志 1勝
S 橋本亮馬 5S
敗 岸敬祐 2勝1敗

バッテリー
愛媛MP 岸、篠原、入野 ‐ 松原
香川OG 宇高、キム、伊藤、橋本 ‐ 西森、上ノ下

本塁打
愛媛MP 西村3号2ラン(4回、宇高)
香川OG


 開幕以来の5連勝と勢いに乗っている香川OGが、こちらも3連勝、1.5ゲーム差で香川OGを追う愛媛MPをホーム・サーパススタジアムに迎えた。22日朝に亡くなった天野浩一コーチ(香川OG)の祖母に哀悼の意を表し、スコアボードには半旗が掲げられた。
 試合開始早々に電光掲示板が故障し、得点はおろかBSOまで表示されないというアクシデントのなか、両先発が序盤3イニングを見事な投球で凌ぐ。試合は今日が初先発となる香川OG先発・宇高直志(26歳)、愛媛MP先発左腕・岸敬祐(23歳)が共に投げ合う投手戦の様相を呈した。
 4回表、均衡が崩れる。愛媛MPの五番・西村悟(26歳)が左翼スタンドに2ランをたたき込み、2点を先制した。
 好投する愛媛MP・岸の前に4回まで無安打に抑えられていた香川OGだったが、5回裏に反撃に出る。四番・中村真崇(26歳)、五番・洋輔(28歳)の連続長短打で無死二、三塁とすると、六番・大松陽平(19歳)の打席で岸が痛恨のボークを犯し、1点を返した。さらに二死一塁から九番・西森将司(22歳)のバントヒットで同点に追い着くと(記録はワンヒットワンエラー)、続く一番・大原淳也(25歳)の適時中前打で逆転に成功する。
 5回以降、宇高の前に無得点を続けていた愛媛MPだったが8回表、宇高に代わってマウンドに登った二番手・キム・ギョンテ(34歳)から一番代打・金城直仁(25歳)が中前打を放ち出塁する。さらに2つの四球で満塁となったところで、香川OGベンチはキムに代えマウンドに伊藤秀範(27歳)を送る。伊藤は五番・西村を投ゴロに切って獲り、窮地を脱した。
 9回表もクローザー・橋本亮馬(27歳)が3人で締め、香川OGが3‐2で愛媛MPを下し6連勝、2位との差を2ゲーム差に拡げた。宇高が初勝利、橋本が早くも5つ目となるセーブポイントを挙げている。敗れた愛媛MPは3位に転落となった。


『今季1回戦』

 昨年の対戦成績は香川OGの12勝、愛媛MPの1勝と(引き分けが1つ)、圧倒的に香川OGに分がある。だが、チームはお互いに生まれ変わっており、新戦力として加わった選手もたくさんいる。昨年創設された関西独立リーグを経て今年、四国・九州アイランドリーグに挑戦を決めた選手も多い。今日の両先発投手もそうだ。香川OGの先発・宇高直志(26歳)は紀州レンジャーズで、愛媛MPの先発・岸敬祐(23歳)は大阪ゴールドビリケーンズ(現JFBL)で経験を積み、四国・九州ILにプレーの場を求めた。両チームの打者にとっては共に初めて対戦する投手だが、両投手はお互いをよく知っていたのである。
 試合開始の約1時間半前、サーパススタジアム内の1階ロビーから階段を駆け上がり、観客席に向かおうとしていたのは宇高だった。愛媛MPのフリー打撃を見るためである。
「いいバッターが多いなぁ。特にいい左バッターが多いなと思ってました。でも逆に、それで『やってやろう!』と燃えました」
 岸との投げ合いになることは判っている。投手戦になるであろう展開のなかで、先取点だけは獲られないようにしようと意識していた。
 試合開始直後に起こった電光掲示板がすべて消えてしまう前代未聞のアクシデントにも、まったく動揺することはなかった。小原球審※が細かくカウントを伝えてくれている。うまく打者との対戦に集中できており、序盤3回をヒット1本に抑えている。しかし4回表、現在本塁打数トップと絶好調の五番・西村悟(26歳)に左翼へ2ランを浴びてしまう。やってはいけない先取点を与えてしまった。
 岸にとって対香川OGとのゲームには、胸に期するものがある。かつて高知FDに兄・健太郎(05~07、現・ソフトバンク球団スタッフ)が在籍していた縁もある。2度対戦した香川OGとのオープン戦で登板機会はなかったが、いい右打者が多いなと感じていた。
「こっち来るときに香川が強いっていうのは聞いてたんで、『香川に勝ちたいな、打倒香川!』って。その思いは強かったです」
 立ち上がりも無難に乗り切った。それどころか4回まで香川OG打線を打者12人、無安打に抑え込んでいる。野手が先制してくれた2点も追い風となった。
 だが、最初の壁は5回裏に訪れる。先頭の四番・中村真崇(26歳)に対し、ツーボールツーストライクと追い込みながら2球ファールされた。7球目、外角へのボールを鋭いライナーでセンター前に運ばれてしまう。
「中村さんに対していい感じで追い込んで、外のシュートでした。インコースに真っ直ぐ行こうかな? と思ったんですけど」
 マスクを被っていた松原準(26歳)も、決め球のリードを迷ってしまった。
「たらればじゃないですけど、左‐右なら見やすいじゃないですか。右‐右なら違ってたんでしょうけど。甘くなりましたね。フォアボールでもいいから、内にもっと厳しいところに行けば良かったんですけど」
 サウスポーの岸の球が右打者の中村に対しクロスに入ってくる分、打者にとっては見やすい。しっかりファールで着いて来られている。1つコースが甘くなってしまえば長打もある打者だ。外に逃げる変化球でかわそうとしたことが裏目に出た。
 無安打の均衡が崩れると、一気に流れが変わり始める。続く五番・洋輔(28歳)にもストライクを獲りにいったカーブを左中間に運ばれた。自らのボークで失点を許すと、この回打者一巡、3点を奪われ逆転を許している。
 前半の内に打線が逆転に成功し、息を吹き返したのが宇高だ。6回のマウンドに登る前、もう一度しっかりと気持ちを入れ直している。
「先に点をやってしまって申し訳ないと思ってましたから、あとをきっちり投げるしかない。6回からは『1点を守ろう!』と思ってました。持ち味がストレートのキレと変化でストライクを獲れるところなんですけど、変化が良すぎるくらい良かったです」
 6、7回の愛媛MP打線を無安打に封じ込め、8回から後続にマウンドをつないでいる。初先発で堂々の初白星を手にした。これでチームは開幕以来負け知らずの6連勝である。自分が投げる試合でチームに初黒星なんてつけられない。そんなプレッシャーもあった。
「先発の2人(高尾健太・3勝、前川勝彦・2勝)が頑張ってたんで、連勝の流れは崩せなかった。あとはチームのみんなで勝てたことが嬉しかったです」
 6奪三振、被安打4の好投は、確固とした自信へとつながる。8日間で7試合を戦うゴールデンウィークの連戦を前に、先発ローテ入りも含め大きなアピールとなった。
 勢いのある両チームの今季初対決は1点を争う好ゲームだった。共に5安打、勝負の分かれ目はワンチャンスを活かせたか? 活かせなかったか? に過ぎない。
 敗れた愛媛MPにとっても香川OGに対するこれまでの意識が変わり始めている。今季から主将としてチームを引っ張る大津慎太郎(25歳)が語った。
「今後の戦い方が変わってくると思います。ピッチャーも自信持って投げられると思うし、今日も獲られたって感じなかった。打線もそこまで怖いと思わなかったし。(連勝を)止めたかったですけどね。でもそんなに危機感はないし、みんな『次やったろ!』と思ってると思います」
 1勝12敗の苦手意識など、もう無いに等しい。すべてが去年とは違っているのだ。今後の好勝負を予感させる両チームの初対決だった。
※ 小原審判(四国・九州IL審判部)は初球審




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