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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2009/10/08(Thu)

熱さと貪欲さ

四国・九州アイランドリーグ 2009みやざきフェニックス★リーグ 大会3日目
2009.10.8. 埼玉西武ライオンズ 9-6 四国・九州アイランドリーグ代表 <南郷スタジアム>

IL 000 040 100| 6 H10E2
L 340 100 10×| 9 H11E0

バッテリー
IL 松居、福田、土田、石田、伊代野 ‐ 西森、吉川
L 藤原、田沢、野上、宮田、平野 ‐ 岳野

四国・九州IL代表選抜メンバー
左 YAMASHIN(高知FD)
遊 西本(高知FD)
三 智勝(香川OG)
D カラバイヨ(高知FD)
右 末次(長崎S)
一 根鈴(長崎S)
中 洋輔(香川OG)
捕 西森(香川OG)
二 檜垣(愛媛MP)

本塁打
L 松坂3ラン(1回、松居)、松坂ソロ(7回、石田)

 台風が去り、『2009みやざきフェニックス★リーグ』は3日目にして公式戦開催となった。四国・九州アイランドリーグ代表も南郷スタジアムにて埼玉西武ライオンズを相手に今大会初戦を迎えている。
 初戦の先発投手に指名されたのは左腕・松居伊貴(23歳・香川OG)である。しかし初回に西武打線に捕まる。連打で一死一、二塁のピンチを作ると、四番・松坂に中越え3ランを浴びいきなり3点を失った。続く2回裏にも連打から無死満塁にすると、松坂のフェンス直撃の左越え二塁打などで4点を奪われた。
 4回裏に捕手・西森将司(21歳・香川OG)の二塁悪送球で1点を失い、8点をリードされたあとの5回表、四国・九州IL代表はこの回からマウンドに登った西武二番手・田沢の連続四球で走者を溜める。3者連続押し出し四球のあと、五番・末次峰明(25歳・長崎S)が右前に適時安打を放ち、この回4点を返した。
 6、7回と先頭打者を出塁させただけでなく、8回には八番・吉川公史郎(25歳・長崎S)の中越え三塁打で二死三塁とするなど、度々チャンスを作る四国・九州IL代表だがあと1本が出ない。逆に7回裏、四番手・石田大樹(20歳・長崎S)が松坂に今日2本目となるソロ本塁打をバックスクリーンに叩き込まれ、点差は4点に開いた。
 9回表、一番・YAMASHIN(26歳・高知FD)の内野安打、二番・西本泰承(23歳・高知FD)の右中間二塁打で無死二、三塁とすると、三番・智勝(26歳・香川OG)の二ゴロの間にYAMASHINが生還。さらに五番・神谷厚毅(23歳・徳島IS)の一、二塁間を破る適時安打で西本が還り2点を挙げた。しかし反撃もここまで、6対9で埼玉西武の前に敗れ、悔しい黒星スタートとなっている。
 明日9日は練習日だが、綾錦原球場において東北楽天ゴールデンイーグルスとの練習試合を行うことが決まった。なおこの試合結果は、みやざきフェニックス★リーグの順位には考慮されない。


『熱さと貪欲さ』

 結果から言えば、先発の松居伊貴(23歳・香川OG)が序盤に大量失点してしまい、試合を作ることができなかった。そこに尽きる。しかし逆転のチャンスがなかった訳ではない。ランナーを溜めながらあと1本が出ない。走塁ミスでチャンスを潰してしまう。森山一人コーチ(徳島IS)の言葉を借りれば、「もっとできる」はずの選手たちが、己の持っている実力を十分発揮できなかったゲームだった。
 堀江賢治監督(徳島IS)も不満を口にしている。
「高知、長崎の選手を除くと、やはり反応がよくない。試合前のバッティングを見てても、昨日よりまた今日の方がさらに良くなってる。でも、まだにぶい」
 気温はさほど高くはなかったが、台風の残した湿った空気は身体を重くさせていた。はっきりとそれを口にしていた選手もいる。だが、そんなことは言っていられないのだ。だったらしっかり汗をかき、身体にキレを作るしかない。
「良かった選手はいました。でも、今日の試合をスカウトの方が見られると、どうかな? とは思う」
 先発マスクを被り3安打を放った西森将司(21歳・香川OG)、初球から果敢にバットを振り、タイムリーヒットを放った末次峰明(25歳・長崎S)、好守備と共に2安打を放ち、好調さをアピールした西本泰承(23歳・高知FD)など、光った選手はいた。しかし、3位に輝いた昨年のチームのように、集中打で一気に試合の流れを奪い取ってしまうような爆発的な勢いはまだ見られない。
 森山コーチが言う。
「いろいろ経験してる選手たちが、『このくらいでいいのかな?』と思ってるのかもしれない。まぁ徐々に熱さが出てくれば、変わってくるとは思う」
 アピールの時間は始まったばかりのようで、あと12試合しかない。前半で代表チームを離れる予定のメンバーにとっては、あと5試合で宮崎を去ることになる。自分の野球人生におけるこれが最後のアピールタイムである。ただ漠然と9イニングを過ごしてしまうにはもったいなさ過ぎる。
 試合後、一塁側ブルペンの横にネットを置き、西武のキャッチャー陣がスローイング練習を行っていた。荒張裕司(20歳・徳島IS)も三塁側ベンチの前から興味深げにその様子を見つめていた。それを見ていた根鈴雄次(35歳・長崎S)が声を掛けてきた。
「見てるだけじゃなくて、行って来いよ」
 森山コーチを通じ、その練習に参加させてもらっている。そこには今まで考えたこともなかった新たな発見があった。
「スローイングのときに股関節を意識して(練習)やってるんですよ。そんなん今まで股関節なんか、まったく意識したことなくて。バッティングで股関節使ってっていうのなら解るんですけど」
 西武の選手たちに混じってその練習を体験してみた。少し高潮した頬をしながら戻って来て、両足の付け根辺りを両手で押さえながら話す。
「なんか、ここら辺が燃えてきました。明日ちょっと張るかもしれないですね。根鈴さんのおかげです」
 これが新しい何かのきっかけに繋がるかもしれない。たとえそうはならなくても、自分の引き出しが1つ増えたことだけは間違いない。チャンスが落ちているのは何も試合中だけではないのだ。
 背中を押してもらったとは言え、突き動かしたのは「もっとうまくなりたい」という純粋な気持ちである。彼らにとって大切なのは、そんな熱さとそして、貪欲さなのではないだろうか。




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