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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2009/08/16(Sun)

「そこへ投げろ!」

四国・九州アイランドリーグ2009 後期公式戦
2009.8.15. 徳島インディゴソックス 4-1 愛媛マンダリンパイレーツ <オロナミンC球場> 観衆630人

愛媛MP 000 000 010| 1
 徳島IS 000 130 00×| 4

勝 平野誠 5勝7敗1S
S 竹原俊介 3勝1敗9S
負 篠原慎平 2勝4敗1S

バッテリー
愛媛MP 篠原、山下 ‐ 梶原、高橋
 徳島IS 平野、竹原 ‐ 荒張

 連勝で順位を5位に上げた。しかしこの試合で愛媛マンダリンパイレーツに敗れれば、また順位が入れ替わる。後期に入ってからの成績は2勝2敗のタイである。勝ち越しと3連勝を賭け、徳島インディゴソックスが愛媛MPとのホーム3連戦最後の試合に挑んだ。
 徳島IS先発・平野誠は序盤から先頭打者を出塁させない丁寧な投球で愛媛MP打線を無失点に抑え込む。4回裏、先頭の四番・永井豪の中越えフェンス直撃二塁打でチャンスを作ると、相手バッテリーのミスにより先制点を挙げた。さらに5回裏、一死一、三塁の場面で二番・神谷厚毅が右翼線に2点適時三塁打を放つ。三番・斎藤雅俊も左前テキサス適時打で続き、リードを4点に拡げた。
 8回表に八番・梶原有司の中前適時打で1点を失ったが、9回表のピンチも竹原俊介との継投で逃げ切り4対1と、徳島ISが愛媛MPを3タテで下した。
 平野は5勝目、竹原が3試合連続となるセーブポイントを挙げ、セーブ数を「9」に伸ばしている。徳島ISは後期初の3連勝を達成し、ホーム5連戦が続くなか快進撃が続いている。


『「そこへ投げろ!」』

「みんなよく守ってくれたし点も獲ってくれたので、最後まで行きたかったんですけど。ピンチもいっぱいあった。3連勝できて良かったです」
 愛媛MP打線を7回まで無得点に封じ込める好投を見せた平野誠(23歳)がヒーローインタビューのマイクに笑顔で答える。ホーム5連戦のなか、愛媛MPとの3連戦に見事3タテを決め、一塁側スタンドからの大きな歓声に応えた。
 雨で登板の機会が流れ、公式記録に残るマウンドは7月19日、アグリあなんでの長崎セインツ戦以来である。8月1日、鳴門で行われた香川オリーブガイナーズ戦も、1回を投げ終えたあと雨でノーゲームとなってしまい記録が残っていない。
「1ヶ月ぐらい投げてないでしょ? そうそう、このときが悪かったんだよねー」
 加藤博人コーチが前々回の登板、7月12日の高知ファイティングドッグス戦(アグリあなんスタジアム、先発して2回5失点)のデータを見ながらそうつぶやいた。
 ここまでの1ヶ月間の練習では,しっかりと投げ込みを行っている。だが、調子が良くないことは本人が一番よく解っていた。悪いときのピッチングはとにかくストレートが高目に浮いてしまう。
 試合前のブルペンでアドバイスしたのは、「低目に丁寧に投げろ!」ではなかった。
「『そこへ投げろ!』って。『まっすぐはそこへ投げていいから』って言った。だけど、気をつけなきゃいけないのはフォーク。フォークが高目に浮かないように。そうすると逆に高いボールを利用できるでしょ」
 やや高いストレートを意識させておいて、逆に低目の変化球を振らせる。目の前にある欠点をやみくもに直そうとして本来の持ち味までも消してしまうのではなく、それはそれとして別の投球術に置き換えた。結果として8回1失点、先発投手として十分な仕事で後続にマウンドを繋いでいる。チームの3連勝の核となった大きな5勝目には、無四球のおまけもついた。
「波に乗っちゃうといいんだよ。その波に乗れるかどうかなんだよね。ピッチャーって感覚だから…」
 完全無欠な選手なんていない。ましてやまだまだ成長過程の独立リーグの選手である。チームが連勝の波に乗るなかで、平野もうまく波に乗った。それを支えたのは加藤コーチの一言である。




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