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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2009/08/08(Sat)

初出場!

四国・九州アイランドリーグ2009 後期公式戦
2009.8.7. 香川オリーブガイナーズ 2-1 福岡レッドワーブラーズ <サーパススタジアム> 観衆4,430人

福岡RW 000 000 100| 1
香川OG 002 000 00×| 2

勝 福田岳洋 5勝3敗
S 橋本亮馬 3勝1敗6S
負 森辰夫 9勝5敗

バッテリー
福岡RW 森、大澤、中田 ‐ 翔
香川OG 福田、橋本 ‐ 西森

 首位に立つ福岡レッドワーブラーズに対し2位に着ける香川オリーブガイナーズは、ホーム・サーパススタジアムでこから4連戦を戦う。久々となった香川でのホームゲームに、スタンドには今季最高の入りとなる4,430名の観客が押し寄せた。
 福岡RW・森辰夫、香川OG・福田岳洋の投げ合いとなった投手戦は3回裏、香川OGの九番・国本和俊が中前打で出塁し、一死一、三塁のチャンスをつかむ。二盗を狙った一塁走者を刺しにかかった捕手・翔の二塁送球が逸れる間に三塁から国本が生還。さらに一死三塁となったところで今日公式戦初出場となる金井塚渓太が一、二塁間を破る適時安打を放ち2点を先制した。
 福田の好投の前になかなか得点を奪えない福岡RWだったが7回表、六番・陽耀華が左中間を破る三塁打でチャンスメイクし1点を返した。しかし8回からマウンドに登ったクローザー・橋本亮馬の前に追加点を奪うことができず、香川OGが2対1で接戦をものにしている。福田が5勝目、橋本が6つ目のセーブポイントを挙げた。
 この結果、香川OGは長崎Sと同率ながら首位に立ち、福岡RWはゲーム差無しでの3位に転落している。


『初出場!』

 8月1日付けで金井塚渓太(24歳)が練習生から選手として正式に登録された。これで公式戦への出場が可能になる。そのベンチ入りした最初の試合で、いきなりスタメンに自分の名前が上がっている。
「まさか出ると思ってなかったですから。出たとしても多分、代打か何かだろうなと思ってました」
 二番・セカンドとしての先発出場に、気持ちは明らかに昂っていた。自分自身それに気付いたのは、試合前のシートノックのときである。
「ファーストに2本、ゲッツーを2本、2本目のあとにボール回しがあるんですけど、忘れてて…」
 セカンドからショート、ショートからファーストへとボールが送られたあと、そのまま続けて内野手の間でボールを回す。それを忘れてしまい、飛んできたボールに一瞬肝を冷やした。約束事を忘れてしまっていたことで、自分が普段の精神状態ではなくなっていることに気付く。
 プレイボール直後の第1球、福岡RWの一番・國信貴裕(26歳)が初球を叩き、セカンドへのゴロが転がった。これを慎重に捌き一塁へ送る。このワンアウトを獲ったことでようやく気持ちが落ち着いた。
 名門・駒澤大を卒業したあと、野球から離れていた時期がある。去年のことだ。真剣な野球はもういいと思っていた。そんなある日、懐かしい声が電話から聞こえた。駒澤大の寮で同部屋だったかつての後輩、酒井大介(長崎セインツ、22歳)だった。
「そんな草野球とかやってるんならアイランドリーグのトライアウト、受けてみて下さいよ!」
 くすぶっていたものは心の隅にまだ残っていた。昨年10月、合同トライアウトに挑戦し、福岡での2次試験にまで残っている。ピックアップされた3名には残ったが、即選手契約という訳にはいかず、勝呂壽統コーチ(当時、現巨人二軍コーチ)に「練習生としてどうか?」と声を掛けられている。香川OGでの下積み生活はそこから始まっている。
 シーズンが始まってからも、試合中は放送室での裏方の仕事に携わっていた。
「裏から観てると『なんでだよ!』ってプレー結構あるじゃないですか! でも、いざ自分がグラウンドに出てみると、全然違いましたね…」
 4,430名の観衆がスタンドを埋めている目の前でプレーするということがどういうものか、想像していたものとは明らかに違う大きなプレッシャーを感じている。
 しかし、結果は出た。3回裏、相手のミスで1点を先制し、なおもワンアウト三塁の場面、3球目のストレートをライト前へ運ぶタイムリーヒットを放つ。僅差で逃げ切った勝利のあと、ヒーローインタビューに登場したのは初出場での初ヒットが決勝点となるタイムリーヒットとなった金井塚である。久々に行われたホームゲームを勝利で飾り、喜びを爆発させている一塁側スタンドから大きな「金井塚!金井塚!」のコールが飛んだ。
 西田真二監督が言った。
「これで金井塚もチームの一員になれた」
 4連戦が2度続くホームゲーム8連戦、その最初のゲームに登場した新たな力が今日のヒーローになった。高知でのゲームで酒井がハーラーダービー単独トップとなる10勝目を挙げている。彼との対戦が実現するのもそう遠くはないはずだ。金井塚の挑戦は、今ようやく始まったばかりである。




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