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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2009/07/19(Sun)

低目へ!

四国・九州アイランドリーグ2009 後期公式戦
2009.7.18. 高知ファイティングドッグス 1-2 福岡レッドワーブラーズ <土佐山田スタジアム> 観衆322人

福岡RW 010 100 000| 2
高知FD 000 000 100| 1

勝 森辰夫 6勝4敗
S 大澤亮 0勝0敗1S
負 野原慎二郎 8勝7敗

バッテリー
福岡RW 森、西村拓、大澤 ‐ 翔
高知FD 野原、伊予野 ‐ 飯田

 昨日予定されていた試合が雨天中止となり、昨日とは打って変わっての猛暑のなかでのゲームとなった。高知ファイティングドッグスと福岡レッドワーブラーズの後期第1戦は2回表、八番・翔の中前に落ちる適時安打で福岡RWが先手を奪う。4回表にも四番・中村真崇の左中間を大きく破る二塁打、六番・陽耀華の適時中前打で追加点を挙げ、リードを拡げた。
 2点のリードをもらった先発・森辰夫は、高知FD打線を6回途中まで無安打に封じ込める好投を見せる。6回裏、一死満塁のピンチも無失点で乗り切り、後続にマウンドを譲った。7回裏、二番手左腕・西村拓也が3四死球と一死満塁のピンチを迎えたが、三番手左腕・大澤亮が最小失点に凌ぎ、逆転を許さない。大澤は8、9回を無失点で投げ抜き、1点差を守り切った福岡RWが接戦を制した。
 森は昨年の自己記録に並ぶ6勝目、大澤が今季初セーブを記録した。この結果、福岡RW、高知FD、香川オリーブガイナーズの3チームが共に2勝1敗で首位に並んでいる。


『低目へ!』

 福岡RWがバッティング練習を行っていた12時30分頃、グラウンド上で計った気温が38.4℃である。若干雲が多く、日差しはカンカン照りとは言えないものの、人工芝である土佐山田スタジアムはうだるような暑さと湿気で、誰もが汗にまみれていた。
 昨日の試合が雨で流れ、福岡RW先発の森辰夫(21歳)はスライド登板となった。ただでさえコンディション調整が難しく、さらにこの炎天下である。試合前からなるべくあまり外に出ないよう意識して、体力温存に努めていた。
 だが、一度マウンドに登れば高知FD打線に1本のヒットも許さない見事なピッチングを見せる。しかし、当の本人は見た目の結果以上にマウンドで苦しみ、もがいていた。
「コントロールがイマイチだったんで、スライダーでストライクが獲れなかった。暑かったんで、体力がもたなかったですね。途中から腕が振れなくなりました。スラのコントロールが腕振れてなくて、ストライクが獲れないからカーブで凌ぎました」
 球種はスライダー、チェンジアップ、パームボールなど豊富だ。コントロールが定まらないなか、うまくストライクゾーンに決まってくれたのがカーブだった。途中からカーブ主体のピッチングに切り替え、さらに低目を丹念に突く。
「変化球を低目に集めて。ゴロで打ち取って行こうと思ってました」
 2つのフォアボールを与えた5回裏、ツーアウト一、二塁となったピンチもなんとか凌ぎ切った。味方打線が奪ってくれた2点のリードをきっちりと守ったどころか、前半をノーヒットのまま終えている。
 このときの時刻が15時22分と、試合開始から1時間半も経っていない。球数はここまで77球を投げている。だがこのとき、すでに体力は限界に近づいており、2つのフォアボールはまさしくスタミナ切れによるものだった。
 森山良二監督は決心していた。
「ノーヒットだったでしょ。打たれるところまでは行こうと思ってましたから」
 6回裏、一番・YAMASHIN(山本伸一・26歳)にヒットを浴び、遂に記録が途切れた。さらに連打とデッドボールでワンアウト満塁のピンチを迎える。しかし、クリーンナップ2人を外野フライに打ち取り最大のピンチを切り抜けると、無失点のままマウンドを降りた。
 二番手としてマウンドに登った西村拓也の制球が定まらずランナーを溜めたが、三番手・大澤亮が粘りのあるピッチングを見せる。最小失点で乗り切り、最後まで同点さえ許さなかった。今季初めてのセーブポイントを記録した大澤が語る。
「逆転されなければ1点はいいと思って。タツオが頑張ってたんで、その勢いのまま行こうと思ってました。あれはタツオの成長だと思う」
 酷暑のなか、僅差のゲームを制した。まだまだケガ人が多く、ベストのチーム状態とは言えないが、主将・國信貴裕(26歳)が戦列復帰するなど明るい材料も見え始めている。何より1点差を守り切り勝利したことは、チームの勢いに繋がる。3チームが2勝1敗で同率首位に並んだ。まだまだ先は長いが、7月のスタートダッシュが後期優勝のための重要なポイントであることは間違いない。
 そして、森もこのゲームでまた大きな自信をつかんだ。
「やっと自分の締めなきゃいけないところと、抜いて投げるところの違いが解ってきました。ゲームの作り方が解ってきました」
 苦しければ苦しいなりに、低目への辛抱強いピッチングを続けたことが勝利につながった。昨年の成績に並ぶ6つ目の勝ち星。だがそこには、去年のピッチングとは違う明らかな進歩と、つかみかけている確かな自信がある。




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