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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2009/06/20(Sat)

兆し

四国・九州アイランドリーグ2009 前期公式戦
2009.6.19. 香川オリーブガイナーズ 2‐7 高知ファイティングドッグス <サーパススタジアム> 観衆人950

高知FD 110 203 000| 7
香川OG 000 000 011| 2

勝 野原慎二郎 7勝6敗
負 高尾健太 4勝4敗

バッテリー
高知FD 野原、武田、ジョン ‐ 飯田
香川OG 高尾、杉尾、金子 ‐ 西森

本塁打
高知FD 梶田宙(1回、高尾)

 高知ファイティングドッグスが敵地で香川オリーブガイナーズとの前期最終戦に挑んだ。初回、足のケガから復帰した二番・梶田宙の右越え1号ソロで先制すると、香川OG先発・高尾健太を打ち崩しさらに追加点を加える。7点の大量リードをもらった先発の野原慎二郎も安定した投球を見せ、香川OG打線に得点の機会を与えない。7回を無失点のまま投げ抜き後続につないだ。香川OGも8、9回と1点ずつを返し意地を見せたが逆転には至らず、高知FDが7対2で香川OGを降している。
 これで4連勝の高知FDは順位を1つ上げ4位に。香川OGと首位・長崎セインツとのゲーム差は、長崎Sが破れたため「1.0」のまま変わらないが、長崎Sの優勝へのマジックが1つ減り「3」となっている。


『兆し』

 高知FDの先発・野原慎二郎(24歳)が今日の試合において1つのポイントにしていたのは、「序盤3イニングをいかに抑えるか?」だった。結果として、最高の仕事で香川OG打線を封じ込めている。3回まで毎回の三振4つを奪いながら、打者9人をパーフェクトに仕留めた。
 打線が奪ってくれた初回、2回表の連続得点で波に乗る。
「先取点獲ってくれて、2点目が大きかったです。1-0なら苦しくなる。すぐ入ったんで楽になりました。とりあえず3回抑えたら2-0であとはどこまで行けるか? と思ってたんで、助かりました」
 6回裏に1度フォアボールを与えた以外、先頭バッターに出塁を許していない。最大のピンチだった4回裏、ツーアウト一、三塁の場面も、サードへのファールフライに切って獲り、乗り切っている。7回を投げ無失点、打たれたヒットは2本と、香川OG打線を完全に抑え込んで見せた。
 何と言っても良かったのは、低目に鋭く決まったスライダーである。
「スラ(スライダー)が良かったですね! カウントも獲れて三振も獲れる。(今まで)真っ直ぐは良くても狙われて打たれてて、単調になるピッチングしてました。今日みたいにスラを投げられると、ある程度解ってても右バッターに打たれないし、真っ直ぐで押せる」
 3イニングに拘ったのには、試合の流れをつかむこと以外に大きな理由があった。ピッチャーの台所事情が苦しいなかで、先発にはどうしても完投勝利に近い形で投げ切ることが求められる。その責任感が気張りとなり、本来のピッチングができなくなってしまっていた。うしろにクローザーが控えていてくれた去年は、そんなプレッシャーなど感じずに投げ、その結果として完投勝利も生まれた。だが今季は9回までのペース配分を考えながら探り探りで投げ、逆に打たれる悪循環に陥っていた。
 投手陣に新たに加わった伊予野貴照(28歳、元阪神)、ジョン・デギ(20歳)がうしろに控えてくれている。「絶対に完投しなければ!」というプレッシャーからは解放された。先発としてしっかり試合を作ることさえできれば、あとを任せることができる。そのためにまず、序盤の3イニングをきっちり抑えなければならない。必要以上スタミナを気にすることなく、マウンドでしっかり腕を振ることだけを考えた。
「優勝争いしてる香川の方が苦しかったと思います。僕自身、最近兆しが見えてきてる。自分のピッチングで投げられた。今日のマウンドでつかめました。悪かったのが、まだ前期で良かった」
 そう言って笑った。チームの勝ち頭が7勝と勝ち星を1つ伸ばし、ハーラーダービートップに躍り出ている。
 負けられないプレッシャーを抱える香川OGを前に、高知FDはほとんどノープレッシャーでのびのびと戦っていた。投打が絡み合い、余裕のある試合運びで香川OGとの前期最終戦を白星で終えた。順位も1つ上げている。
 首脳陣は「2位も6位も同じだよ。関係ない」と言う。だが、前期リーグ戦の優勝争いから脱落し、下位に低迷してしまった屈辱のなかで見せた終盤の4連勝は、後期の巻き返しへとつながる確かな兆しでもある。


2009.6.20. 香川OG 15-4 愛媛MP <サーパススタジアム>
コラム『つかんだ感触』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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