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お待たせしました。今年もやります。スポーツライター高田博史オフィシャルblog。 四国アイランドリーグplusを現場取材中!
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2009/05/05(Tue)
キャッチャーとして
四国・九州アイランドリーグ2009 前期公式戦
2009.5.4. 徳島インディゴソックス 5-7 高知ファイティングドッグス <アグリあなんスタジアム> 観衆1,426人 高知FD 001 050 100| 7 徳島IS 000 102 020| 5 勝 野原慎二郎 3勝2敗 敗 平野誠 2勝3敗 バッテリー 高知FD 野原、吉川 ‐ 飯田 徳島IS 平野、片山、大川 ‐ 荒張 昨日の長崎セインツ戦で連敗を止めた高知ファイティングドッグスは、6連戦後半の3連戦を徳島インディゴソックスとビジターで戦う。1対1で迎えた5回表、先発の平野誠を捉えた高知FD打線が爆発する。打者一巡の猛攻で一気に5点を挙げ、大量リードを奪った。15安打で追いすがる徳島ISを振り切り、3連戦の初戦をものにしている。この結果、高知FDは貯金を「2」として、香川オリーブガイナーズと並ぶ3位に浮上した。 『キャッチャーとして』 高知FDの正捕手・飯田一弥(23歳)のバットが好調だ。三遊間を破るレフト前ヒット、センター前ヒットに続き、3打席目には右中間を大きく破るスリーベースヒットで3安打を放つ。打率を.339まで上げ、打点も記録した。昨日までの七番から、打順は六番に上がっていた。 「調子いいんで、打順は別に気にならないです。調子悪いときに上がったら嫌ですけど」 連戦の疲労は間違いなく身体を蝕み始めている。6連戦の4試合目、ホームでの3試合を終えて折り返しただけでなく、今日からは高知~徳島間200㌔をバスで3往復する移動のキツさも加わった。 「めっちゃキツイっス! 身体が疲れてるのが分かります。徳島だとバス移動が長いんで腰にも来るし。打てた日は全然気にならないんですけど、空けた日とかにドッと疲れが来るんで…」 投手陣の疲弊も尋常ではない。先発した野原慎二郎(24歳)も中4日での先発であり、前回の登板(4月29日、福岡レッドワーブラーズ戦(鳥栖))では138球を投げている。リードにも普段以上に気を使う。 「できるだけ球数を減らしておきたい。でも、勝負せなあかんところはせなあかんし、連打で大量失点は避けたい。こっちに勢いもつけさせたいし…。だから難しいですよね」 腕がいつもほど振れていない。右打者の内角に投げさせたいのに、指が引っ掛かってしまいコースが甘くなってしまう。無理に攻めすぎてデッドボールを与えれば、今度はピッチャー自身がパニックを起こしてしまう。打線で打ち勝つことができたが、バッテリーとして決して納得のいく試合とは言えなかった。当たっている六番の荒張裕司(徳島IS・20歳)には4安打を浴び、最後まで抑えることができなかった(※4本目の安打は二番手・吉川岳から記録)。 バックネット裏のスタンドにはNPBのスカウトも多く陣取っており、ドラフトに向けてのアピールとしては格好の試合だった。バッティングではアピールできたと思うが、キャッチャーとして本当に見て欲しかったのは、やはり守備力である。 「『見に来てるから』って言われて、めっちゃ力んだんスよ! スローイング見せよ! と思って。刺したんですけど指にかかってなくて。最悪でした」 勝ち負けだけではない。5ヵ月後の指名に向け、アピールタイムはとっくに始まっている。 ![]() ※当blogに掲載している文章、写真の無断転用はすべて禁止します。 スポンサーサイト
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