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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2008/10/21(Tue)

富岡拓也と飯田一弥

四国・九州アイランドリーグ 2008 フェニックス・リーグ 第12戦
2008.10.21. 読売ジャイアンツ 6-7 四国・九州IL代表 <清武町総合運動公園野球場>
IL 100 000 060| 7
YG 000 230 010| 6

バッテリー
IL 渡邊、中江、大澤、上里田、西川 ‐ 富岡、飯田
YG 木村正、西村勇、林、深田 ‐ 星、伊集院

四国・九州ILスターティングメンバー
左 YAMASHIN(高知FD)
遊 國信(福岡RW)
右 西村(福岡RW)
D 真輝(高知FD)
一 小松崎(徳島IS)
二 檜垣(愛媛MP)
三  陽 (福岡RW)
捕 富岡(福岡RW)
中 関口(福岡RW)

フェニックス・リーグ最後の3試合、第4クールがスタートした。ここまで6勝を挙げ3位と、四国・九州ILは大善戦と言って十分な活躍を見せている。森山良二監督率いる第4クールの代表チームが宮崎でどんな戦いを見せるのか。選手たちからは「ここまで来たなら優勝して帰ろうぜ!」という声も聞こえ始めている。
1回表、巨人先発の木村正が二番・國信貴裕(福岡RW)に死球を与える。二死一塁として帰って来た四番・真輝はフルカウントからの6球目を右翼線に運ぶ二塁打。國信が一塁から一気に本塁生還に成功し、四国・九州ILが1点を先制した。
四国・九州IL先発の渡邊隆洋(徳島IS)は二番・藤村に三遊間を抜かれる左前安打で出塁を許すと、続く三番・隠善に四球を与え一死一、二塁とする。四番・中井が左前安打を放ち二塁走者・藤村が三塁を回る。左翼手・YAMASHINからの本塁送球は捕手・富岡のミットへノーバウンドで送られ、巨人の同点を見事に阻止して見せた。
2回、3回を無失点で抑え、本来の投球を取り戻した渡邊だったが4回裏、先頭の四番・中井を四球で歩かせる。五番・田中は初球を右前へ運ぶと中井が一気に三塁を陥れる。一死二、三塁として七番・岩館は右中間を破る2点適時二塁打を放ち、巨人が逆転に成功した。
すぐに取り返したい四国・九州ILは5回表、4回からマウンドに登った巨人二番手・西村勇から先頭の八番・富岡が初球を中前へ運ぶ。中堅手・松本がこれを後逸し、無死二塁のチャンスをつかんだが、後続が繋がらず得点を奪うことができない。
5回裏、巨人は二死から三番・隠善が左前安打を放ち出塁する。四番・中井が四球で歩いた後、五番・田中は左中間に2打席連続となる適時二塁打を放ち2点を奪った。六番・円谷も左中間を破る適時二塁打で続き田中が生還。点差を4点に開き、四国・九州ILを突き放した。
6回裏から四国・九州ILは渡邊に代わり中江信(福岡RW)がマウンドに登る。一死から九番・籾山に中前テキサス安打を許したが、捕手・富岡の好送球で二盗を許さず、巨人は打者3人で攻撃を終える。
6回からマウンドに登った巨人の三番手・林羿豪から7回表、右前安打で出塁した六番・檜垣浩太(愛媛MP)が三塁に進み二死三塁のチャンスをつかむ。九番・関口大志(福岡RW)の打球は左直となり点差を縮めることができない。
7回裏、四国・九州IL三番手・大澤亮は二死から五番・中井に右前テキサス安打、五番・田中に遊失策と二死一、二塁のピンチに陥る。だが、六番・円谷をスライダーで三振に切って取り、このピンチを凌ぎ切った。
8回表、巨人は四番手左腕・深田をマウンドに送る。先頭の一番代打・梶田宙(高知FD)が死球で歩くと、二番代打・中村真崇(福岡RW)の打った投直が内野安打となり無死一、二塁に。三番・西村悟(福岡RW)は2球目を中前に運び、二塁から梶田が生還。四番・真輝も右前安打で続き、無死満塁とチャンスを拡げる。五番・小松崎大地(徳島IS)は右前に落ちる適時安打を放ち國信が生還。点差を2点に縮める。一死満塁として七番・陽耀華(福岡RW)は右中間を深々と破る走者一掃の適時三塁打を放ち、四国・九州ILが逆転に成功した。八番代打・飯田一弥(高知FD)は中犠飛を上げ、三塁から陽が生還。一気に6点を奪って深田を攻略した。
8回裏、四国・九州ILは上里田光正(高知FD)をマウンドに送る。先頭の七番・岩館に三遊間を破られ出塁を許すと、一塁への牽制球が悪送球となり無死二塁のピンチに。八番・伊集院の打った投直が内野安打となり無死一、三塁となる。左上腕部に打球を受けた上里田だったが、そのまま投球を続けた。九番・籾山の打った三ゴロの間に三塁から岩舘が生還。三塁手・陽から二塁へ送られた送球が高く、さらに無死一、二塁とピンチが続く。しかし上里田は一番・松本を三飛、二番・藤村も投ゴロ併殺打に打ち取り1点を守り切った。
9回裏のマウンドに登った四国・九州ILのクローザー・西川雅人(愛媛MP)は三番・隠善をフォークで三振に切って獲ると、四番・中井を右飛、五番・田中も遊ゴロに封じ込み、巨人打線の反撃を完璧に抑え込んだ。
四国・九州ILが7-6と、4点のビハインドをはね返す見事な逆転勝ちで巨人を下した。フェニックス・リーグ初の4連勝を達成し、成績を7勝3敗1分け(勝率0.700)としている。この結果、首位のサーパス(7勝2敗1分け、勝率.778)、2位・阪神(9勝3敗、勝率.750)に続く3位をキープしている。


『富岡拓也と飯田一弥』

スタメンマスクを被った富岡拓也(福岡RW)は、第4クールからのフェニックス・リーグ出場である。NPBとの交流戦に出場した経験はあるが、代表チームでの出場はこれが初めてとなる。先発の渡邊隆洋(徳島IS)とのバッテリーももちろん初めてだ。
「試合始まるまでは凄い緊張しました。どうやって配球しようか? 3回くらいまではドキドキが止まらなかった」

キャッチャーとして大きな見せ場がいきなり初回にやって来る。
一死一、二塁から四番・中井の打球は、レフトへ飛ぶ鋭い当たりだった。セカンドランナーの藤村は迷うことなく三塁を蹴った。レフトのYAMASHINがワンバウンドで捕球し、バックホームの体勢に入った。
「打球を見て、『(YAMASHINからの送球が)ワンバンやったらセーフかもな…』と思いました。ちょうどランナーの動きも視界に入ってて、ノーバウンドでいいボールが帰って来たんで、自分がしっかりブロックすればいいと思いました」
藤村の本塁生還を止めた。こちらが先制した後に得点されてしまう嫌な流れを断ち切ったことは、立ち上がりのペースをつかむ上で重要なポイントだった。

5回表の先頭バッターとして打席に入り、初球をセンター前へ運ぶ。一塁を回った直後、センターが打球を後逸したのを見て二塁へと進んだ。この頃には試合前の緊張も、序盤のドキドキも、もうかなり薄れている。だが、キャッチャーとしてもう一つ、大きく気になっていることがあった。いつ走って来るのか? 盗塁阻止にかなりの注意を注いでいたが、4回まで巨人のランナーは一向にスタートを切って来ない。

「ソフトバンクの(交流戦の)イメージで、『NPBは塁に出たら走って来る』っていうのがありました。ずっと意識してました。一つ目を刺すのって、大事だと思う」
5回裏、出塁した二番・藤村が、三番・隠善への2球目にスタートを切った。渡邊が投げたのは外へ逃げる変化球である。ショート・國信貴裕(福岡RW)の待つ二塁へ素早く送球し、藤村の二盗を阻止している。6回裏にも九番・籾山の二盗を見事に補殺して見せた。
「1つ目は変化球だったんですけど、2つ目は真っ直ぐだったし、ランナーも見えて余裕ありました」

「あのキャッチャーいいねぇ」
試合後、吉村監督(巨人二軍)は森山監督にそう伝えたそうだ。それを聞いた富岡が表情を崩していた。

8回裏からマスクを被ったのは飯田一弥(高知FD)である。
7回裏、代打で打席に立ち、センターへの犠牲フライを放っている。試合終了後、ナイスバッティング! と声を掛けると、振り返りながら、
「決勝点!(笑)」
と、ガッツポーズを見せた。

この代表チームでバッテリーを組むことの多いクローザー・西川雅人(愛媛MP)とも、徐々にうまく意思疎通が図れるようになってきた。
「今日は良かったですね。球筋とか、大分解って来ました」
と、自信の表情を見せる。

3日前の湘南戦、3-2と1点リードの場面で、このバッテリーは二死一、三塁のピンチを凌いでいる。この日の試合後、沖監督(愛媛MP・第3クールを指揮)が言っていた。
「フォークボールを使えばもっと簡単に抑えられたんでしょうけど、捕手との兼ね合いもある。信頼関係と言うか、相性も考えてカジ(梶原有司・愛媛MP)を出そうか? とも思ったんだけれども、あそこで飯田が止めるのも彼の成長だし…」
あの日、フォークボールは最後まで使わなかった。

1点を守らなければならない場面は今日の試合にもあった。
9回裏、得点は7-6と1点差である。巨人の打順はクリーンナップから始まる。先頭の三番・隠善に対し、西川がカウント2-1から投げたのはフォークボールだった。空振り三振に獲り、まず一人目を料理することに成功した。ファールで粘る四番・中井をライトライナーに、五番・田中はショートゴロに打ち取り、三者凡退で最終回を締め括っている。クローザーの責任は完璧に果たした。
「今日はフォーク投げました。三振獲った後の中井にも2-2からはフォークでした」
飯田への信頼感の証である。

富岡と飯田、二人のキャッチャーで第4クールの頭を獲った。
あと2試合。


2008.10.21. warm up
小磯トレーナー(福岡RW)による、試合前のウォーミングアップ


PHOTO BY Hiro TAKATA
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