• プロフィール

    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

  • FC2カウンター

  • FC2オンラインカウンター

    現在の閲覧者数:
  • COUNTER & RANKING

    FC2 Blog Ranking

    バナーをクリックお願いします。

    あと、拍手もよろしく。

  • カレンダー(月別)

    09 ≪│2017/10│≫ 11
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31 - - - -
  • 検索フォーム

  • 天気予報


    -天気予報コム- -FC2-
  • メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

  • フリーエリア

  • ブログ内検索


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2008/10/18(Sat)

「監督! やりました!」

四国・九州アイランドリーグ 2008 フェニックス・リーグ 第10戦
2008.10.18. 湘南シーレックス 3-4 四国・九州IL代表 <西都原運動公園野球場>

IL 100 020 000| 3
S 000 001 100| 2

本塁打
IL 流1号2ラン(5回桑原)
S 武山ソロ(7回中江)

バッテリー
IL 西川徹、中江、渡邊、西川雅 ‐ 飯田
S 桑原、高宮、牛田 ‐ 武山

四国・九州ILスターティングメンバー
遊 國信(福岡RW)
中 長崎(愛媛MP)
三 檜垣(愛媛MP)
左 大島(愛媛MP)
右 西村(福岡RW)
一 小松崎(徳島IS)
D 金丸(徳島IS)
捕 飯田(高知FD)
二  流 (高知FD)

第7戦に対戦する予定が雨で流れ、今大会において湘南とぶつかる試合はこの1試合のみとなった。一時は天候が心配されたが、朝から見事に晴れ渡った空の下、プレーボールの声が掛かった。
1回表、二死から四国・九州ILのクリーンナップが連打を放つ。湘南先発・桑原から三番・檜垣浩太(愛媛MP)が中前打で出塁すると、四番・大島慎伍(愛媛MP)も中前に落ちるテキサス安打で続く。五番・西村悟(福岡RW)は初球を左前に運び、二塁から檜垣が生還。先制点を挙げた。
四国・九州ILの先発はこれがフェニックス・リーグ4度目の登板となる西川徹哉(高知FD)である。
10月8日の北海道日本ハム戦に続く2度目の先発マウンドになる。湘南打線に毎回安打を許しながらも、要所を締める投球で4回を無失点で切り抜けた。
5回表、一死から八番・飯田一弥(高知FD)が左翼線への二塁打で出塁し、四国・九州ILが得点圏に走者を進める。九番・流大輔は7球目のスライダーをフルスイングすると、右翼スタンドに飛び込む2ランとなりさらに2点を追加。3対0とした。
5回裏に四球と遊失策で無死一、二塁のピンチを迎えた西川徹だったが、このピンチも無失点で乗り切り後続にマウンドを譲った。
6回裏、四国・九州ILの二番手・中江信(福岡RW)は2つの四球で二死一、三塁とする。五番・呉本は右前へ適時安打となるテキサス安打を放ち、湘南が1点を還した。7回裏にも先頭の八番・武山がバックスクリーン直撃のソロ本塁打を叩き込み、1点差に詰め寄った。
四国・九州ILは8回裏を左腕・渡邊隆洋が抑えると、9回裏のマウンドには3試合連続で西川雅人(愛媛MP)が登る。西川雅は先頭の六番・桑原を四球で歩かせた後、二死一、三塁と一打サヨナラのピンチを迎えたが、一番・石川の一直を一塁手・小松崎がガッチリと捕球し試合終了。四国・九州ILが1点のリードを守り切り、3-2で湘南を下した。
四国・九州ILは連勝でフェニックス・リーグでの成績を5勝3敗1分けとし、順位を再び10月12日以来の3位へと浮上させている。


『「監督! やりました!」』

サブグラウンドでのウォーミングアップ中、山崎章弘コーチ(高知FD)から今日のスターティングメンバーが選手たちに伝えられていた。
「三番・サード檜垣! 四番・セカンド流!」
山崎コーチが「冗談や冗談や!」と笑ってごまかす。まだ19歳と若く、チームメイトの中では人一倍小さく見える流大輔(高知FD)が、先輩たちから冷やかされていた。

だがこの時、本当に四番の仕事をやってのけてしまうとは、誰も予想していなかったに違いない。勝負を決める勝ち越しの2ランホームランは、高校時代から数えてもただの一度もスタンドインなどしたことがないという、俊足が売りの左バッターのバットから生まれた。

第3クールから代表チームに合流し、最初の千葉ロッテ戦に九番・セカンドとしてスタメン出場している。初ヒットは昨日の埼玉西武戦だ。代打で打席に立った6回裏、初球を思い切り振り抜き、右中間を破る2点タイムリースリーベースヒットを放っている。
「選抜チームに選ばれたこと自体初めてだったんで。緊張しましたけど、2日目になって大分楽になりました」
試合後、そんなことを語っていた。

四国・九州IL1点リードで迎えた5回表、ワンアウトの後、八番・飯田一弥がレフト戦を鋭く抜くツーベースヒットを放ち塁に出た。九番・流は1球目をセーフティーバント気味に三塁線に転がしたが、これはファールラインを割ってしまった。2球ボールが続き、4球目が足元へのファールになる。5球目に内角低目のストレートが来た。三塁側ベンチ方向に鋭く飛んで行くファールボールになった。ここでスイッチが入る。
「左方向に打とうと思って三遊間を狙ってました。足を活かそうと。三遊間はがら空きだったんで。インローのストレートをファールにして、あれでボールが見えたんですよ!」
6球目がボールとなり、カウントはフルカウントになった。7球目、真ん中やや高目のスライダーが甘いコースに来た。振り抜いた打球は高々と舞い上がり、ライトのポール際、外野の芝生スタンドへと吸い込まれて行った。一塁塁審の腕がグルグルと回る中、ゆっくりとダイヤモンドを回る。三塁側ベンチ前で迎えた仲間たちから、お約束の手荒い祝福を受けた。この2点を9回まで守り切り、四国・九州ILはNPBから奪った勝ち星を5つに伸ばしている。

「ランニングホームランは何回もやりましたけど、正直めちゃくちゃ嬉しいですね!」
ずっと出たい出たいと思っていた代表チームでの試合にメンバーとして選ばれ、やって来たフェニックス・リーグの舞台で2つ目の大きな仕事をやってのけた。人生初のスタンドインはNPBから奪った。

高知を出発する前、定岡監督(高知FD)から言われたと言う。
「『NPBのボールは飛ぶからなァ! お前でもホームラン打てるぞ!』って監督に言われて、『いやぁ、無理ですよぉ』なんて言ってたんですよ。『監督! やりました!』って、さっそく電話します!」


2008.10.18. NAGARE
飛距離十分な当たりが、ライトへ舞い上がる


2008.10.18. Team meets NAGARE.
「おいーっ!流ぇーっ!」



PHOTO BY RE:NAMARI
※当blogに掲載している文章、写真の無断使用はすべて禁止します。

b_02
↑Push please.
スポンサーサイト
Home | Category : 四国・九州アイランドリーグ |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。