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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2008/10/05(Sun)

最低限の仕事をしよう

四国・九州アイランドリーグ 2008 リーグチャンピオンシップ 第3戦
2008.10.4. 香川OG 5-2 愛媛MP <サーパススタジアム>

愛媛MP 000 000 200| 2
香川OG 210 100 01×| 5

勝 塚本 2勝
S 橋本 2S
敗 高木 1敗

本塁打
香川OG 洋輔1号ソロ(2回高木)

バッテリー
愛媛MP 高木、川西、入野、西川 ‐ 梶原、松原
香川OG 塚本、松尾、松居、橋本 ‐ 堂上

リーグチャンピオンシップは松山・坊っちゃんスタジアムから高松・サーパススタジアムへとその舞台を移した。すでに2勝を挙げリーグ3連覇に王手を掛けている香川OGと、もう後がない愛媛MPとの第3戦である。香川OGは西田監督の宣言通り、第1戦で愛媛MP打線を7回無失点1安打に抑え込んだサブマリン・塚本浩二を先発投手に指名した。対する愛媛MPの先発投手は、後期優勝を決めた9月21日の香川OG戦で7回を無失点に抑えた高木大輔である。
1回表、愛媛MPは今大会初めて一番に座った檜垣浩太が中前打で出塁し、二番・安達哲郎がバントで送る。二死二塁から四番・大島慎伍の打球は遊ゴロに。これを遊撃手・丈武がファンブルしながらも一塁へ送球し、間一髪でアウトにした。
香川OGは1回裏、二番・生山裕人、三番・堂上隼人が連続安打で出塁し、一死一、三塁のチャンスをつかむ。初球を叩いた四番・丈武の打球は右犠飛となり生山が生還。続く五番・金井雄一郎が左前へ適時安打を放ち、2点を先制した。
愛媛MPは2回表、二死から七番・高田泰輔、八番・河邊英也が連続安打で出塁し、二死二、三塁とチャンスを作るがあと1本が出ない。
2回裏、先頭の七番・洋輔が初球をフルスイングすると、左翼スタンドに飛び込むソロ本塁打となり、香川OGがリードを3点に拡げる。3失点した高木はこの回でマウンドを降りた。
なんとか追い着きたい愛媛MPだが、バントヒットで出塁した一番・檜垣を活かすことができず、流れをつかむことができないまま序盤3回の攻撃を終えた。
3回裏からマウンドに登った愛媛MPの二番手・川西祐太郎は4回裏、二死から八番・笠井要一のセーフティーバントを一塁へ悪送球。笠井が三塁へ進み二死三塁のピンチに陥る。九番・西森将司は中堅手の左を抜く適時三塁打を放ち、香川OGが4点目を奪った。
尻上がりに調子を上げた香川OG先発・塚本は、6回を投げ無失点でマウンドを降りた。
7回表、香川OGは二番手・松尾晃雅をマウンドに送るが、五番・比嘉将太、六番・大地に連続安打を許した。二死一、二塁とした後、九番・梶原有司の中飛を中堅手・笠井が落球し二者が生還。愛媛MPが差を2点に縮めた。
川西に代わった入野貴大が7回を無失点で切り抜けると、8回裏のマウンドには愛媛MPの守護神・西川雅人が登った。しかし西川は先頭の三番・堂上に右翼線への二塁打を許し無死二塁のピンチを迎える。二死三塁から六番・国本和俊が中前へテキサス安打を放ち、香川OGがダメ押しとなる5点目を奪った。
9回表のマウンドに登ったクローザー・橋本亮馬が愛媛MP打線を完璧に抑え込む。最後の打者、七番・高田を一ゴロに打ち取り最終回を三者凡退で締め括ると、香川OGに歓喜の瞬間が訪れた。
香川OGが5-2で愛媛MPを下し、3連勝で見事にリーグチャンピオンシップ3連覇を飾った。
試合終了後の優勝セレモニーで西田監督にチャンピオンフラッグ、優勝カップ、賞状が。主将の洋輔に優勝賞金の目録が授与された。最優秀選手には3試合で4安打、5打点の活躍を見せた金井雄一郎、優秀選手に第1戦、第3戦に先発し2勝を挙げた塚本浩二、敢闘賞に第2戦での好投が光った愛媛MPの近平省吾がそれぞれ選ばれている。


『最低限の仕事をしよう』

リーグチャンピオンシップ第3戦を明日に控えた香川OGは、朝9時に始まったサーパス第2球場での練習を午後1時にはすでに終えていた。明日に向けて何か特別なミーティングが開かれる訳でなく、淡々と普段通りの練習を終え、三々五々に散って行った。決戦前日の練習模様を取材しようとTV局、新聞記者などが待ち構えていたのだが、だからと言って浮き足立っている様子などまったく無い。球場入り口の壁面には、地元新聞の朝刊に一面で掲載された全面広告がテープで貼られていた。一面を染め抜いたオリーブカラーの上にイエローの文字で『We are One.』と書かれている。この新聞紙だけが、いよいよ明日に迫った大一番の緊張感を醸し出していた。

優勝決定後の囲み取材で、西田監督が語る。
「優勝するのは簡単なことじゃない。勝った人、連覇した人にしか解らないですよ。勝って当たり前と言われて、そこで勝つことが難しい」
(胴上げで涙が見えたように見えましたが…?)
「いろんな想いがありましたけど、泣くのは好きじゃない。ぐっと堪えてまだ先があります。最後まで注目される野球ができる。選手たちも我々も、ファンの皆さんも、ありがたいことです」
(西田監督はチャンピオンシップ負け無しです)
「際どいところで…坊っちゃんですが(第2戦、2-1で勝利)、ギリギリのところで勝てた。やはりあそこが大きかった。やるべきことをしっかりやってる。いい準備ができたというしかないです」

特別なことをしてきた訳ではない。これまでやってきたことをここでも発揮することができた。序盤から打線が先手を獲り、塚本浩二が先発投手の責任をしっかりと果たす。エラーで2点を失ったものの、試合の流れは最後まで相手に渡さなかった。

先制点を挙げたのは初回、四番・丈武が打ったライトへの犠牲フライである。試合前、球団スタッフに「絶対打ってね!」と声を掛けられていた。実は調子がそれ程良くなかった。その激励に、
「分かりました。最低限の仕事だけはしますから!」
と答えていた。
「言った通りになりましたね」
と、笑顔を見せる。

塚本が試合前に考えていたのも同じ言葉である。
「リラックスして、まずゲームを作る。最低限の仕事をしようと思ってました。まっすぐを(コースに)分けて、高目に使えました」
(球数が少し多かったですが?)
「2-3が多かったですね。大島(慎伍)を抑えられたのが良かったです。相手の四番ですし、僕以外のピッチャーも抑えてましたから」

しっかりと自分の仕事を果たす。普段の公式戦であろうと、3連覇の懸かったリーグチャンピオンシップだろうと、それは変わらない。気負いすぎず、責任を全うする。四番打者と先発投手は、そんな意識を持ってこの試合に臨んでいた。

さぁ、次はBCリーグとのグランドチャンピオンシップが待っている。
すでに気持ちは独立リーグ日本一連覇に向かっている。
「そりゃフェニックス・リーグもありますけど、こっちも大事ですよ! 大分強くなってるんじゃないかな…。やっぱり負けたくないですよね。向こう(ビジター)で決まるのも初めてだし」
そう語ったのは今大会やや不完全燃焼に終ってしまった智勝だ。
キャプテン・洋輔も次の目標に狙いを定めている。
「勝ちます! 代表として負けられない。それは本当に…」



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