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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2008/09/20(Sat)

負けられへんと、勝つしかない

四国・九州アイランドリーグ 後期公式戦
2008.9.19. 愛媛MP 0-5 高知FD <坊っちゃんスタジアム>

高知FD 100 001 200| 4
愛媛MP 000 000 000| 0

勝 西川 17勝7敗1S
敗 川西 7勝10敗1S

バッテリー
高知FD 西川 ‐ 飯田
愛媛MP 川西、西川、入野 ‐ 梶原

愛媛MPにマジック「3」が点灯した。2位で追う高知FDとのゲーム差は1。後期の対戦成績を3勝3敗1分けで迎えた2強の最終戦は、優勝の行方を占う大一番となった。
1回表、愛媛MP先発の川西祐太郎は、ややストレートが上ずり制球に苦しむ。二番・YAMASHINが中前打を放ち出塁すると、二死一、三塁として五番・中村龍央が左翼線へ適時打。高知FDが先制点を奪った。川西は2回以降自身の投球を取り戻し、追加点を許さないまま前半を終えた。
高知FD先発・西川徹哉は序盤から快調な投球を見せる。3回裏に二死一、三塁、4回裏に一死一、二塁のピンチを迎えるが、落ち着いて後続を断ち5回を無失点で終えた。
6回表、高知FDは先頭の二番・YAMASHINが四球を選び出塁すると、三番・古卿大知が中前打、四番・真輝も四球で歩き無死満塁のチャンスをつかむ。愛媛MPベンチはここで川西に代え、守護神・西川雅人をマウンドへ送る。西川雅は五番・中村を三ゴロ本塁併殺打に打ち取り得点を許さない。しかし、六番・中平大輔の三ゴロを三塁手・檜垣浩太が一塁に悪送球。愛媛MPは痛恨のエラーで1点を失った。
7回表、高知FDがさらに畳み掛ける。一死から八番・流大輔が投手の頭上を越えるバントヒットで出塁すると、一番・梶田宙の打席に二盗を狙う。捕手・梶原有司の二塁送球が逸れる間に一気に三塁を陥れると、梶田の適時中前打で本塁生還を果たした。西川雅は雨の中、やや制球に苦しみ二死満塁とすると、四番・真輝へのフォークボールが暴投となり三塁から梶田が生還。この回2点を失った。
8回表から西川雅に代わってマウンドに登った入野貴大が8、9回を無失点に抑え、味方の反撃を待つ。しかし、好投を続ける西川徹の前に愛媛MP打線は凡打の山を築いた。
9回裏、三番・大津慎太郎、四番・大島慎伍が連打を放ちチャンスを作ったが、六番代打・高田泰輔が二ゴロ併殺打に倒れ万事休すとなった。
高知FDが4-0で愛媛MPを降した。この結果、愛媛MPが勝率差により首位の座を譲らなかったものの、ゲーム差は0となり、優勝の行方はまったく判らなくなっている。西川徹はハーラー単独トップの17勝目を挙げ、06年に相原雅也(元高知FD)が記録したリーグ最多勝記録に並んだ。


『負けられへんと、勝つしかない』

「『スミイチ』で嫌な予感がしとった…」
定岡智秋監督(高知FD)は、7回表の攻撃の前にベンチ前で円陣を組ませている。6回に追加点となる1点を奪ったものの、無死満塁のチャンスを最大限に活かすことができなかった。五番・中村龍央がサードゴロでホームゲッツーに倒れたことが、大きなショックだったのだ。

「振る前から結果考えてもしゃーないやん!結果を考えすぎて自分のスイングができてない。打席に入る前にちゃんと準備して。どの球に絞るのか、4打席の内、どの打席で勝負するのか、もっと準備せんと」

監督が自ら円陣を組ませることは、そうめったにあることではない。それだけに選手たちの心にはそれぞれ響くものがあった。YAMASHINには「自分のプレーだけしろ!」が、梶田宙には「結果を恐れるな!」が、中村には「おもいっきり行け!」が、それぞれの胸に残っている。

円陣を解いて臨んだ7回表、マウンド上の西川雅人の頭上を越すセーフティーバントでチャンスを作ったのは流大輔である。流の胸にも「おもいきってやったらええんや!」という監督の言葉が残っていた。
「簡単に打ち崩せるピッチャーじゃないんで、(セーフティーバントは)打席に入る前から考えてました。ほんとはピッチャーとファーストの間に転がそうと思ってたんですけど、ボールに勢いがあって。でも西川さんが変な体勢になったんで、いけるかな?と思いました」

試合前のシートノックが始まる前に、ベンチの前で左投げでのキャッチボールをしていた。あれは何だったの?と尋ねると、
「昨日、川崎ムネさん(宗則・福岡ソフトバンク)の本を読んでたら、左でキャッチボールするのは左バッターのバランスを整えるのにいいって書いてあったんです」
と、教えてくれた。そこに優勝を争うプレッシャーは微塵も無く、普段と何も変わらない流がいた。
「今、野球が楽しいです!」
と目を輝かせていた。

YAMASHINが言った。
「プレッシャーはありませんでした。負けられへん愛媛と、勝つしかない僕らとの違いですかね」

マジック「3」で迎えたホーム・坊っちゃんスタジアムでの試合に愛媛MPは負けられなかった。残り3試合すべてに勝利しないと高知FDの優勝は見えてこない。プレッシャーをプレッシャーと思わず、いつも通りの野球ができた。挑戦者として臨んだ高知FDに勝利の女神は微笑んでいる。

さぁ、大一番の直接対決が終った。2強の差はたった0.006。



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