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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2008/08/09(Sat)

フォークボール

四国・九州アイランドリーグ 後期公式戦
2008.8.8. 香川OG 3-7 愛媛MP <サーパススタジアム>

愛媛MP 010 010 000| 2
香川OG 000 004 02×| 6

勝 福田 6勝3敗
S 橋本 5勝3敗3S
敗 川西 5勝8敗1S

バッテリー
愛媛MP 川西、宇都宮、森 ‐ 梶原
香川OG 福田、安達、橋本 ‐ 西森

3試合連続完封負けの悪夢となった長崎遠征からホーム・サーパススタジアムに戻り福岡RW相手に3タテと、前期の覇者・香川OGがようやく勢いを取り戻しつつある。現在2位を走る愛媛MPを迎え、ホームでの3連戦に挑んだ。
共に中6日の登板となった香川OG・福田岳洋と愛媛MP・川西祐太郎が先発のマウンドに登る。防御率争いでも5位、6位に並んでいる。
2回表、左前安打で出塁した六番・高田泰輔を九番・梶原有司が三遊間を抜く適時安打で還し、愛媛MPが先制点を奪う。5回表にも三番・檜垣浩太の適時中前打で二塁から大津慎太郎が還り2点目を挙げた。
6回裏、ここまで香川OG打線を2安打に抑え込んでいた川西がリズムを狂わせる。二死から一番・洋輔を歩かせると、二番・金井雄一郎が左翼線に安打を放つ。スタートを切っていた洋輔が三塁を陥れると、三番・堂上隼人の左前テキサス安打で1点を返した。さらに二死満塁とした後、五番・国本和俊は左中間を大きく破る走者一掃の三塁打を放ち、この回一挙4点を奪った香川OGが逆転に成功した。
香川OGは8回裏にも愛媛MP三番手・森琢哉から国本が2点適時打となる左前安打を放ち、リードを4点に拡げる。7回を2失点で踏ん張った福田に代わり、香川OGベンチは8、9回を安達輝誠、橋本亮馬の継投で逃げ切った。
香川OGが6-2で愛媛MPを降し4連勝。長崎Sに並ぶ同率4位に浮上している。


『フォークボール』

先発のマウンドに登った福田岳洋(香川OG)は序盤から飛ばしていた。
先頭バッター・大津慎太郎に対し投じた初球のストレートが時速141km/hを表示する。この試合で福田の最速となる143km/hは、まずこの回に記録された。決して良いコンディションだった訳ではなかった。身体にキレが無い。だからあえて思い切って投げた。

1回表のマウンドで解ったことは、変化球でカウントを取れるということと、真っ直ぐは悪くないということだった。真っ直ぐでなら打ち取れる自信がある。しかし、気になっていたのはフォークボールが落ちていないことだった。

2回表に失点を許してしまう。だが、3回表辺りから多く使い出した100km/h台のカーブが面白いように決まり始める。ファーストストライクを取りに行くと、愛媛MPのバッターがこれに手を出して来ない。4回表には五番・嶋田好高、六番・高田泰輔、七番・比嘉将太の3人を三者三振に切って取った。

自責点にはならなかったが、5回表に追加点を奪われた。
「長崎戦の後に打線がようやく乗ってきてたんで、2点取られても取り返してくれると思ってました」
福田の願い通り、6回裏に味方打線が4点を奪い返し逆転してくれた。
「この試合のキーになるのは次の7回表だ」
そう思っていた。

七番・比嘉、八番・長崎準平を打ち取った後、九番・梶原が今日2本目のヒットをレフト前へ運ぶ。一番・大津への2球目が暴投となり、梶原が二塁へ進む。大津は6球目をセンターに弾き返し、同点のランナーとなった。二死一、三塁。だが、この状況に福田はまったく慌てることがなかったと言う。
「フォークが抜け出してて、でも西森がワンバウンドでも絶対止めてくれると思ったんで…」
二番・安達哲郎を変化球で追い込むと、カウント2-1からの4球目、勝負に行ったボールはフォークボールだった。外角低目に鋭く落ちたボールを捉えられず、バットが空を切る。ショートバウンドを止めた西森が素早くボールを拾い上げ、一塁へと送球する。

2点のビハインドを打線が跳ね返したその後、野球において大事な「流れ」を渡してしまうことなく、このイニングを守り切った。6回を終わって福田の投球数は95。7回が最後のイニングだった。福田にとっても香川OGにとっても、この試合を取るために最も大事なヤマはこの場面だった。
加藤博人コーチが言う。
「福田は抑えられるコツをつかんだんじゃないかな」

フォークボールは見事に落ちてくれた。信じた女房役も身体でボールを完璧に止めてくれた。マウンドを降りてきた福田が、一塁側のファウルラインの辺りでマスクを取った西森と拳を突き合わせていた。



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