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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2008/07/11(Fri)

振り切る!

四国・九州アイランドリーグ 後期公式戦
2008.7.11. 香川OG 6-1 長崎S <志度球場>

長崎 100 000 000 | 1
香川 051 000 00×| 6

勝 塚本 8勝1敗2S
敗 酒井 3勝6敗0S

本塁打 
香川 シン1号満塁(2回表、酒井)

バッテリー
長崎 酒井、松田 ‐ 藤本、松本
香川 塚本 ‐ 堂上

香川OGの後期ホーム開幕戦は、2年振りとなる志度球場でのデーゲームである。ホーム3連戦の相手に長崎Sを迎えた。長崎Sは首脳陣の交代により、前田勝宏投手が監督代行を務める。
前期MVPに輝いた香川OG先発の塚本浩二だが、初回に三番・外間修平に右翼線二塁打、五番・高井啓行に左前適時打を浴び1点を失う。
しかし2回裏、香川OG打線が長崎S先発の酒井大介を捉える。四番・丈武の三塁内野安打、七番・国本和俊の右前安打などで二死満塁のチャンスをつかむと、九番・生山裕人の投ゴロが内野安打となり同点に。さらに一番・シンが左翼スタンドへ走者一掃となる満塁本塁打を放つ。一気に5点を奪い逆転に成功した。
香川OGは3回裏にも五番・洋輔の左翼フェンス直撃三塁打、六番・金井雄一郎の三塁強襲適時打で1点を追加し、差を5点に拡げる。
塚本は2回以降、長崎Sに得点を許さない投球で9回を投げ抜き、8勝目を完投勝利で飾った。香川OGが6-1で長崎Sを降し、ホーム3連戦に白星スタートを切っている。


『振り切る!』

ホームでの後期開幕戦、その先頭打者としてシン(香川OG)が打席で考えていたことはたった一つ、「とにかく初球から積極的に振って行こう!」だった。初回の第一打席はスライダーにタイミングが合わず、セカンドゴロに倒れた。2回裏、同点に追い着き、なおも二死満塁のチャンスで打順が回る。この場面でも初球からしっかりバットを振ろうとする意志は変わらなかった。初球をファールする。

マウンド上の酒井大介(長崎S)はこの時、平常心を失っていた。
シンが打席に入るその一人前、二死満塁として打席には九番・生山裕人が入っていた。生山の打球がピッチャー前に高いバウンドで転がる。酒井がこれを捕球し、本塁へ投げようとするが投げられず、あわてて一塁に送った。間に合わない。一瞬の判断ミスで同点にしてしまい、三者残塁のチャンスを逃してしまう。
「あれで自分が崩れて、しっかり切り替えることができなかった。(シンには)ボールでも良かったかも知れない。チェンジアップが甘く入ってしまった」
次の打者シンに対し、しっかり気持ちを切り替えることができていないまま2球目の投球動作に入ってしまう。

内角に入ってきた甘いボールを逃さず捉えた。打球がレフト方向に上がる。
「もうポール(の外)はいいから。『切れるなーッ!』って叫んでました」
距離は十分あるのだが、レフトのポールを巻かずに左に切れて行く打球を何度も見送っている。角度も方向も悪くない。そのまま行ってくれ!と祈りながら軌道を追った打球がレフトスタンドへ突き刺さるのが見えた。一塁ベースを蹴りながら、右手で作った拳に力を込める。シンの4年目にして初のホームランは、試合を決めた満塁アーチとなった。

「ガッツポーズは無意識でしたね。今年は勝呂さん(壽統コーチ)にフォームを改造してもらって、5月の終わりくらいから調子が上がってきてました。とにかく振り切る。西田さん(西田真二監督)にも『うまくヘッドが回ったな!』って言ってもらいました」

積極的にバットを振る。いや、振り切る。
シンの強い気持ちが、揺らいでいた酒井の心を捉えたと言ってもいい。

ヒーローインタビューでは満面の笑みでこう答えている。
「長かったです。いつも今日はホームラン出るかな?って思ってて、なかなか出なかった。出て良かったです。なんとも言えないです。感触は無かったです」
最後に一塁側のスタンドに向かって叫んだ。
「必ずもう一度、いや、二度三度見せます!」


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