• プロフィール

    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

  • FC2カウンター

  • FC2オンラインカウンター

    現在の閲覧者数:
  • COUNTER & RANKING

    FC2 Blog Ranking

    バナーをクリックお願いします。

    あと、拍手もよろしく。

  • カレンダー(月別)

    09 ≪│2017/10│≫ 11
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31 - - - -
  • 検索フォーム

  • 天気予報


    -天気予報コム- -FC2-
  • メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

  • フリーエリア

  • ブログ内検索


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2007/10/23(Tue)

塚本の4回表

フェニックス・リーグ2007
2007.10.23. 四国アイランドリーグ選抜 3-6 湘南シーレックス <アイビースタジアム>

SR 000 202 200|6
 IL 200 010 000|3

バッテリー
SR 北、岸本、吉川 ‐ 黒羽根
 IL 塚本、大澤、宇都宮、渡邊、小山内 ‐ 堂上、加藤


四国IL選抜 先発メンバー
 左 宮本
 二 古卿
 一 山口
 中 マサキ
 捕 堂上
 D 近藤
 三 檜垣
 左 大島
 遊 國信


フェニックス・リーグもいよいよ第4クール2試合を残すのみとなった。その最初の相手、湘南シーレックスには前回5対2で勝利している。2度目の対戦はNPBの意地を見せてくるはずだ。
初回、四国IL選抜打線が湘南先発の北を捉える。先頭の一番・宮本裕司(高知FD)が四球を選ぶと、二番・古卿大知(高知FD)が手堅くバントで送る。二死二塁として四番・マサキ(高知FD)が中堅手の頭上を越える適時三塁打を放ち、先制点を挙げる。北信越BCリーグとのグランドチャンピオンシップが行われた石川から、昨日宮崎に帰ってきたばかりの五番・堂上隼人(香川OG)も左翼線に二塁打を放ち、マサキが生還。いきなり2点を奪った。
グランドチャンピオンシップ第1戦に先発し、中2日のマウンドとなった塚本浩二(香川OG)は、3回までを打者9人で終える快調な立ち上がりを見せた。
しかし4回表、湘南打線が塚本に襲い掛かる。先頭の一番・石川が左前安打、二番・藤田が右翼線二塁打で続き、無死二、三塁のチャンスをつかむ。塚本は三番・西、四番・内藤を内野ゴロに打ち取るが、五番・呉本に左前安打、続く六番・下園にも中前打を許し、湘南が同点に追い着いた。七番・黒羽根を歩かせ二死満塁としたところで、四国IL選抜ベンチは左腕・大澤亮(高知FD)を投入する。大澤は八番・高森を三振で仕留め、逆転は許さなかった。
5回裏、九番・國信が北の足元を抜く中前打で出塁する。二死三塁とした後、三番代打・グレアム義季サイモンは中前に適時打を放ち、國信が本塁に還り逆転。前半は四国IL選抜が1点リードで折り返した。
6回表のマウンドには宇都宮勝平(愛媛MP)が登る。宇都宮は先頭の五番・呉本を四球で歩かせると、六番・下園に右翼線へ二塁打を浴びる。続く七番・黒羽根への初球が暴投となり、この回からマスクを被った加藤光成(徳島IS)がこれを後逸。湘南が再び同点に追い着いた。さらに黒羽根の中犠飛により三塁から下園が生還し、逆転に成功。4対3と1点のリードを奪った。
7回表、四国IL選抜四番手の渡邊隆洋(徳島IS)が、二番・藤田に右中間への二塁打を浴びる。藤田はすかさず三盗に成功し、一死三塁に。三番代打・桑原が右中間に犠飛を放ち追加点を。さらに四番・内藤が右前打、五番・斉藤が適時中越え二塁打、六番・下園が中前打と3連打。渡邊から2点を奪った。
点差を3点に開いた湘南は7回から継投策を使う。7回を桑原、8回を岸本が四国IL選抜打線を封じ込み、なかなか逆転打を出させない。
四国IL選抜は8回表から小山内大和(愛媛MP)を投入。8、9回をそれぞれ三者凡退に抑え、3つの三振を奪う快投を見せた。
この勢いを最終回の攻撃に繋げたい四国IL選抜は9回裏、先頭の五番代打・日高が左前にうまく流して出塁する。六番・井吉信也(香川OG)は右方向への進塁打を狙ったが、これが4-6-3の併殺打となり走者を失ってしまう。最後の打者、代打高井啓行(高知FD)も投ゴロに打ち取られ、湘南が6-3で四国IL選抜を降し、前回の雪辱を果たした。
この結果、四国IL選抜はここまでの対戦成績を3勝6敗1分けとし、いよいよ明日、今大会最後のゲームとなるジャイアンツ戦に臨む。

なおこの試合より、グランドチャンピオンシップ出場のため一時宮崎を離れていた香川OGの4選手、塚本浩二、堂上隼人、井吉信也、近藤洋輔が、再び選抜チームのメンバーに加わっている。


『塚本の4回表』

宮崎に帰って来た塚本浩二(香川OG)が、湘南シーレックス打線を抑え込む。
1回表を三者凡退に取り、2回表も3人で打ち取った。3回表、ツーアウトから九番・野中にライト前ヒットを許したが、二盗を狙ったところで堂上隼人(香川OG)の肩が二塁に辿り着かせなかった。

4回表、ここからバッターは二巡目となる。
塚本は打者の持っている雰囲気が、一巡目のそれとは明らかに違うことに気がついていた。

「二回り目から明らかに感じ変わって来ましたからね。おっつけてきたし・・・」

一番・石川が初球をレフト前に運ぶ。二番・藤田はライト線へ引っ張り、俊足を飛ばして二塁を陥れた。三番、四番は内野ゴロに凌いだものの、五番・呉本にレフト前、六番・下園にセンターへ弾き返され、2点を失い同点にしてしまった。

藤城監督もそれに気がついている。

「一打席目は凡退した。二打席目、狙い球をどうするか?一打席目はわざと様子見て釣ったのかもしれないね。塚本には5回まで行って欲しかった」

アンダーハンドの変則投手である。前回の試合に香川OGの選手はいなかったため、湘南の選手たちは塚本を見ていない。あえてじっくりと球筋を読みながら、二巡目に勝負して来た。塚本がさらに続ける。

「甘いところ行ったら間違いなく打たれますし、変化球もキレが良くないと。あの回は粘られだして、だんだん投げるところが少なくなりました。コントロール良く厳しいところに、根気良く投げ続けなきゃいけない。その精度ですよね。コントロールを良くしてキレも良くして、精度を高めないといけない」

ファールで粘られたことで、投げるべき球、投げるべきところがなくなってしまっていたのではない。いかにキレの良い球をコースの厳しいところに、しかも続けて投げることができるか。相手がミスショットするか、こちらが失投してしまうか。ランナーを背負った4回表のマウンドの上で、そんなことを考えていた。

四国アイランドリーグの選手たちが、フェニックス・リーグの場で学んでいることとはこういうことなのだろう。格上のチームとの対戦の中で、公式戦よりも高いレベルでの勝負で技術と精神力を磨く。たとえ2点を奪われてしまったにしても、得たものは決して小さくはない。そのレベルにまですべてを高めなければいけないのだ、ということが解れば、それで一歩進んだことにもなる。

「でも、楽しかったっスよ」

選手を宿舎へと運ぶバスの窓から顔を出して、そう言いながら笑って見せた。


b_02
↑Push please.

※当blogに掲載している文章、写真の無断転用はすべて禁止します。
スポンサーサイト
Home | Category : 四国・九州アイランドリーグ |  コメントアイコン Comment2  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
  • 管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • >ぶ~すか様

    助かりました。
    ありがとうございました!

Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。