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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/07/18(Wed)

進化の証

四国アイランドリーグ公式戦
2007.7.16. 高知FD 3–2 徳島IS <安芸市営球場>

勝 山隈 2勝3敗1S
S ソリアーノ 2勝2敗2S
敗 片山 2勝8敗

台風で3試合が中止となり、徳島ISにとってはこの試合が後期公式戦の開幕試合となる。昨日、後期最初の試合で香川OGを降した高知FDは、安芸で一気に連勝といきたいところだ。しかし内野手の古卿大知を右ヒザのケガで戦線離脱させてしまっている。
高知FDの先発は前期後半にフル回転を見せた山隈茂喜。徳島ISは先のサーパス戦でも好投を見せ、エース復活の感もある角野雅俊を起用した。
2回表、徳島IS打線が火を吹いた。四番・小松崎大地、五番・福永泰也、六番・李鐘熙の3連続安打で1点を奪う。なおも二死二、三塁のチャンスに九番・岡嵜雄介が中前に適時安打を放ち2点を先制する。
3回裏、高知FDは二番・梶田宙が中前安打で出塁すると、三番・宮本裕司が左越え適時二塁打を放ち1点を返した。
3回裏の失点以降、安定した投球を見せた角野は、5回までの3イニングを無安打に抑える。徳島ISベンチは6回裏、角野に代えて片山正弘をマウンドに送ったがこれが誤算となった。
先頭の四番・マサキが左中間に二塁打を放ちチャンスを作ると、六番・中村竜央は大きな中犠飛でマサキを三塁へ進める。七番・日高大輔は初球スクイズを決め、高知FDが同点に追い着く。続く八番・小山田貴雄は右前に適時安打を放ち逆転に成功した。
3回以降立ち直った山隈は、徳島IS打線を8回まで無安打に封じ込める。9回最後の攻撃も二死とするが、四番・小松崎に中前へ弾き返された。藤城監督はここで山隈に代え、左腕ソリアーノを投入する。五番・福永に代わり右打席へ入った代打・金谷良太は、左前への安打で続き二死一、二塁と一打逆転のチャンスをつかむ。六番・李は2球目を中堅手と二塁手の間に打ち上げ、これを二塁手の日高がダイビングキャッチ。高知FDが3対2でからくも逃げ切った。
高知FDは後期開幕して2連勝と、上々のスタートを切った。


『進化の証』

2回表に3連打を含む4本のヒットを浴び、2点を失った。山隈茂喜(高知FD)は帰ってきたベンチで、藤城監督からたしなめられた。
「容易にストライクを取りに行き過ぎる。もうちょっと1球1球を大事に投げろ。責任感が無さすぎる!」

初回は3人で抑えた。
「つぶれてもいいから初回から全力で行こうと思ってました。僕は気持ちが入りすぎちゃうところがあって・・・」
打たれたところにムキになって投げ込んだストライクを逆に捉えられてしまった。ファーストストライクから積極的に向かってきた徳島IS打線に痛い目を喰らわされた。

「ベンチで監督から言われて、それから1歩引いたところでバッターを見るようにしました」
引いたところから見ていたのは打者だけではない。熱くなりすぎた闘志を少し静め、冷静に自分のピッチングを見つめ直そうとした。これが功を奏している。3回以降、徳島IS打線を無安打に封じ込めた。

最後の山場は9回表に訪れた。
二番・山口寛史、三番・西村悟を共にショートフライに打ち取ったところで、藤城監督がマウンドに向かい山隈に声を掛けた。
「間を取りに行きました。簡単に勝負しないように。相手は四番ですからホームランしか狙っていない。間を取って「攻めて行け!この一人を必死で取りに行け!」と言ったんです」
監督の言葉に頷き、気持ちを入れ直す。
試合が再開され、四番・小松崎大地は2球ファールにした後の4球目をセンター前へ運んだ。藤城監督がすぐさま駒塚主審に投手交代を告げる。一塁側のブルペンからソリアーノがマウンドに向かった。8回と2/3、108球を投げながら、あとワンアウトを残して無念の降板となった。

「2ストライクからの仕留め方が悪い。あれが9回の交代に繋がりました。1球に対する甘さなんです。もう一度、初回の先頭打者のような気持ちで勝負しなくちゃならないのに。ああいうピッチングをすると信用できないんです」
1球の大切さを肝に銘じるために、あえて山隈を降ろしている。

小松崎に打たれた1球を山隈は
「技術的な問題です」
と振り返った。
「最後にまた気持ちが入りすぎてしまった。それで上体が先に前に出て、ボールが高目に行ってしまった」
大きな課題を残してしまった。しかし先発として責任を果たし、2勝目を手に入れている。

「先発して初勝利なんです。前の時はリリーフだったから」
5月2日の途中入団からここまでフル回転で投げ続け、今や完全に先発3本柱の一角に食い込んでいる。体力的にも精神的にもタフさがなければここまでは来れていない。

試合後の白石監督が言っていた。
「山隈って、あんなユニフォームピチピチやった?足とか、あんなきつそうやった?」
本人に直接聞いてみた。
「ユニフォームきついんスよ。練習でランニング多いんで・・・」
この2ヶ月の進化の証である。


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