• プロフィール

    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

  • FC2カウンター

  • FC2オンラインカウンター

    現在の閲覧者数:
  • COUNTER & RANKING

    FC2 Blog Ranking

    バナーをクリックお願いします。

    あと、拍手もよろしく。

  • カレンダー(月別)

    09 ≪│2017/10│≫ 11
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31 - - - -
  • 検索フォーム

  • 天気予報


    -天気予報コム- -FC2-
  • メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

  • フリーエリア

  • ブログ内検索


--/--/--(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Home | Category : スポンサー広告 |  Comment  |  Trackback
2007/07/05(Thu)

「それ以上の気持ちで」

四国アイランドリーグ公式戦
2007.6.25. 高知FD 4–6 香川OG <高知東部球場>

勝 橋本 2勝0敗7S
S 勝沢 1勝1敗1S
敗 上里田 2勝4敗7S
本塁打 近藤3号2ラン(9回)

昨日前期優勝を決めた香川OGは、優勝の喜びを噛み締めている間もなく高知市営球場へとバスを走らせた。
高知FD先発・西川徹哉が1回表、いきなり香川OG打線に捕まる。四番・智勝の右中間への二塁打、五番・丈武の中前打で2点を先制した。
二度目の先発となった香川OG・松本健太だが、リードを守ることができない。2回裏、先頭の六番・日高大輔に左翼線へ安打を許すと、牽制悪送球で三塁に進める。九番・土佐和広の投手強襲内野安打で1点を失った。続く3回裏にも二番・梶田宙の左前安打などで1点を奪われマウンドを降りた。
高知FD打線は5回裏、二番手の岡本健太から七番・宮本裕司が右翼線へ適時二塁打を放ち3点目を奪う。7回裏には三番手・下地栄輝から五番・高井啓行、六番代打・古卿大知が連続二塁打を放ち4点目を挙げた。
9回表、高知FDはクローザー・上里田光正をマウンドに送り磐石の態勢を整える。五番・丈武が中前へのテキサス安打で出塁した後、六番・近藤洋輔は値千金の同点2ランを左翼スタンドへ叩き込む。完全にペースを崩された上里田は四球を連発。二番・越智一之にこの回3つ目の四球を与え、押し出しで香川OGが逆転に成功する。三番代打・若林春樹が左前安打でさらに1点を追加するが、二塁から一気に本塁を狙った三輪正義は左翼手・前田翔からの好返球の前に憤死した。
逆に2点のビハインドとなった高知FDは9回裏、五番手としてマウンドに登った勝沢賢一の前に得点を奪うことができず、香川OGが6対4で勝利した。


『「それ以上の気持ちで」』

近藤洋輔(香川OG)が滝川高、上里田光正(高知FD)が神戸国際大付属高の出身である。
二人は高校時代からお互いのことを知っている。場所を四国に変え、何度も対戦を繰り返しながら、打者として投手として互いに切磋琢磨を続けている。

「気持ちで投げてくるピッチャーなんで負けないように。それ以上の気持ちで向かって行かないと」
高知FDとの試合では、終盤の大事な場面でクローザーである上里田と相対することが多い。9回表、一死一塁。得点差は2点ある。近藤はこの場面で、強い気持ちを持ちながらも冷静に投球を読んでいた。外角へのボールを張りつつ、意識は打球を右へ持っていこうとしていた。後ろの打者に繋ぎたい。自分が決めようと思っていた訳では決してない。読んでいた球種はフォークボールだった。
「フォークを待ってました。(捕手の)宮本が変化球でカウントを取りにくることが多かったんで。真っ直ぐがあんまり来てなかったんちゃうかな、と思います。(来たのは)若干内寄りの真っ直ぐでした。完全に反応ですね」
もし追い込まれたなら、センター方向中心の打球狙いに切り替えようと思っていたと言う。しかしその必要は無く、カウント0-1からの2球目を弾き返した。打球は左翼のポールを巻くようにしてスタンドへと消えて行った。

上里田の調子はブルペンからむしろ良かったのだと言う。
「早めに追い込みたいっていうのがあったんですかね。2点差で余裕もあったんですよ。最近、自分が打たれるケースが多かったんで、今日こそは!と思ってたんですけど」
モチベーションの高さとは裏腹に、この場面に対して持っていた余裕が裏目に出た。自信を持って投げたインコースへのストレートを運ばれた。しかしまだ同点である。9回裏の攻撃も残されている。

次の打者、七番・井吉信也の打った三遊間へのゴロをショート・國信貴裕が追い着いた。見事なファインプレーで二死を奪った。だが、上里田が来たしていた不調はそれでも治まらない。八番代打・シェパードに対し、カウントが0-3を数えた。もうすでに平常心を失っていた。
「ストレートがワンバウンドになって・・・。こんな四球を連発したことって記憶に無いです。3つですか!覚えてないです・・・。今季最悪ですね。チームが勝って自分も成績残せれば一番いいんですけど、自分が出て壊してるようじゃ・・・。これをきっかけにして、あと残り4試合頑張ります」

上里田を崩したのは、紛れも無く近藤が打った1本のホームランだった。余裕を持って臨んだ上里田と、気力を最大限に引き上げてかつ冷静に臨んだ近藤との違いが勝負を分けた。前期優勝などはあくまで通過点にしか過ぎない。目指すものは別のところにあるのだという意識が香川OGには徹底されていた。
近藤と上里田の勝負もまだまだ終わらない。


b_02
↑Push please.

※当blogに掲載している文章、写真の無断転用はすべて禁止します。
スポンサーサイト
Home | Category : 四国・九州アイランドリーグ |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0

トラックバック ▼


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント ▼


    
Home Home | Top Top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。