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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/06/15(Fri)

先発の4投手

四国アイランドリーグ公式戦
2007.6.10. 香川OG 3–0 徳島IS <サーパススタジアム> ダブルヘッダー第1試合

勝 塚本 3勝1敗
敗 益田 1勝4敗

ホームゲームばかりで遠征が無いとはいえ、一週間に5試合をこなさなくてはならない香川OGは今週最後の試合、サーパススタジアムでのダブルヘッダーに臨んだ。相手は目下6連敗中の徳島ISである。徳島ISも愛媛・西条でのナイトゲーム2試合を終え、午前10時開始の強行日程に十分なコンディションであるとはいえない。
徳島IS先発の益田陽介、香川OG先発の塚本浩二は共に序盤の3イニングを無失点で切り抜ける。試合が動いたのは4回裏だった。先頭の四番・智勝に死球を与え出塁させた益田は、次の五番・丈武への初球に暴投し無死二塁のピンチに陥る。丈武は中犠飛を放ち智勝がタッチアップから三塁へ向かう。中堅手・永井豪から遊撃手・李鐘熙を介して三塁に送られたボールが智勝の背中に当たり転々とする間に智勝が還り、香川OGが無安打で先制した。
徳島ISは6回、7回と先頭打者を出しながらあと1本が出ず得点を奪うことができない。逆に7回裏、益田が八番・若林春樹、九番・井吉信也、一番・国本和俊に3連打を浴び2点を奪われた。
8回表の一死二、三塁のチャンスも活かすことができず、徳島ISは塚本の前に完封負け。3対0でダブルヘッダー第1戦は香川OGが制した。この結果により徳島ISの前期負け越しが決定した。


四国アイランドリーグ公式戦
2007.6.10. 香川OG 0–0 徳島IS <サーパススタジアム> ダブルヘッダー第2試合

※ 9回リーグ規定により引き分け

朝からの刺すような日差しが幾分和らいだ13時21分、第2試合のプレイボールがコールされた。
ここまでまったく打線に火が入らず、21イニング無得点を続けている徳島IS打線だが、2回表にチャンスをつかむ。香川OG先発・松尾晃雅から五番・李鐘熙が左前安打を放つと、八番・HIRO、九番・大二郎が連続四球で歩き二死満塁に。しかし一番・山口寛史は二ゴロに倒れ、得点を奪うことができない。
徳島ISの先発・片山正弘は4回までパーフェクトと見事な投球を続ける。5回裏、五番・丈武に左前テキサス安打を許すが、後続を断ち香川OGに得点を与えない。
片山は二度の投直をさばくなど完全に香川OG打線を封じ込めるが、打線が好投に応えられない。6回表に三番・小松崎大地が左中間を破る二塁打、7回表に遊撃手・智勝の失策でHIROが出塁と、先頭打者が塁に出るもののあと1本が出ない。
試合は見事な投球を見せた両投手が9回を投げ切り、スコアレスのまま9回リーグ規定により引き分けとなった。徳島IS打線はこれで3試合連続無得点、8試合連続で勝利から遠ざかる結果となった。


『先発の4投手』

ダブルヘッダー2試合に、それぞれの先発投手4名はよく投げたと言っていいだろう。
西田監督(香川OG)の言葉を借りるなら
「(先発)ピッチャーがローテーションを守ってくれてる」
ということになる。4人は先発としての仕事を十分にやってのけた。

塚本浩二(香川OG)は強い意志を持って今日のマウンドに登った。
「前の先発(6月2日、愛媛MP戦)で9回にやられて交代してたんで、今日は『絶対完投してやろう』と思ってました。気持ちが完封につながったんですかね。完封より完投したことの方が嬉しいですね」
147球を投げ抜き、被安打は4。見事な完封劇での3勝目を挙げた。最後の打者、永井豪を三振に取ったストレートは124km/hである。最後の勝負に123~125km/hが出ており、ストレートのスピードは序盤から終盤までほとんど落ちなかった。計測ができなかった超スローボールも一度試している。

7回を投げ3失点、110球を投げた益田陽介(徳島IS)は二度の失点の場面を悔やんだ。
「あのデッドボール(4回裏、先頭の四番・智勝に死球)でカラダが動かなくなった。ビビっちゃたのかもしれないですけど・・・。やっぱココですよねぇ・・・。フォアボールからなんだよなァ」
七番・町田雄飛を四球で歩かせリズムを崩し、3連打を食らった7回裏のスコアシートにどうしても目が行く。味方打線の奮起を待ちながら我慢の投球を続けた。
「チャンスとかになるじゃないですか。それで点取れなくて「あ~・・・」と思っちゃうんで。もうチャンスとかって思わないようにしてます。もうそれはそれで・・・」

2007.6.10. MASUDA
先発の仕事は果たした益田陽介(徳島IS)

徳島IS打線を封じ込み、打線が点を取ってくれるのを待っていた松尾晃雅(香川OG)も同じようなことを口にしている。
「チャンスに期待して(点を)取れないと嫌なので、できるだけ見ないように」
9回145球を投げ無失点と、素晴らしい仕事をしてみせた。10個の三振も奪っている。
「点を取られなかったんでピッチャーの仕事はできたかなと思います。球数が多かったですね」

2回表に迎えた二死満塁のピンチに、マウンド上で加藤博人コーチから
「細かくコースを狙いすぎてる。もっとアバウトでいい」
とアドバイスされている。序盤から140km/h台を連発していたハイペースが、あの辺りから変わった。
「中盤に疲れたのと。5回に休んで復活して、7回に(全力で)いったのと(二番・岡嵜雄介を143km/hで三振)、8回9回は思い切って。5月、野手が打って勝ってくれたんで、6月はしっかり抑えて勝ちたい。直接対決で早くマジック点けて、2位3位を諦めさせたいですね」
あと残り試合は11である。「マジック」という言葉も飛び出した。

打たれたヒットはたったの1本でしかない。
前回、6月3日の愛媛MP戦でも4安打に抑えながら、初回に奪われた1点と点の奪えない自軍打線に泣いた。
「僕がしっかり投げていれば、いつかは点を取ってくれる。そう思って投げてました」
あの日の試合後、片山正弘(徳島IS)はそう言っていた。

「ブルペンであんまり調子が良くなくて。コントロールもバラバラで。中盤からちょっと球が浮き出しました。相手に先に点を取られないように。自分のピッチングだけするように心掛けました」
(前回のオロナミンC球場での試合後、「僕がしっかり投げていれば、いつかは打線が点を取ってくれる」と仰ってました。今日もそんな気持ちでマウンドに立っていたのですか)
「はい。・・・でも、自分が打たれて逆転された試合もあるので・・・」

「いつかは点を取ってくれる」
そう信じながら豪打の香川OG打線に向かって投げ続ける片山の姿を、徳島ISの野手たちは何を思って見ていたのだろう。3試合連続、30イニング無得点のままで今週の戦いを終えた。

2007.6.10. KATAYAMA
見事な1安打ピッチングを見せた片山正弘(徳島IS)

香川OGにとって前期最後の山の一つと言える1週間5試合を2勝1敗2分けで終えた。2位に上がった愛媛MPとの差は4ゲームある。前期優勝への優位は変わらない。

「身体はキツいと思うけど頑張ろう!」
今日の試合前、三塁側ベンチからはそんな言葉が聞こえていた。遠征のナイトゲーム2試合を終え、デーゲームでのダブルヘッダーを終えた徳島ISにも大きな疲労が溜まっていることだろう。

代替試合のダブルヘッダーが増え、前期終盤の強行日程が続く。優勝争いも、目の前の一戦一戦も、疲労と戦う選手それぞれの身体も気持ちも、すべてここが踏ん張りどころである。


PHOTO BY Misato MORI
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