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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/06/03(Sun)

気迫と集中力

四国アイランドリーグ公式戦
2007.6.2. 徳島IS 1–5 高知FD <オロナミンC球場>

勝 捻金 1勝3敗
敗 益田 1勝2敗

高知FDに6試合連続で勝ちがない。引き分けを挟んでの5連敗という泥沼に、首位香川OGとの差は5ゲームに開いた。逆に3位愛媛MPから1.5ゲーム差までに追い上げられている。対する徳島ISも昨日、一昨日と連敗を喫しておりまったく精彩が無い。
3回表、右ヒザのケガから昨日スタメン復帰したばかりの三番・古卿大知が左前安打で出塁すると、こちらも脇腹痛から今週復帰した四番・中村竜央が左中間を破る三塁打で続き先制点を挙げる。六番・高井啓行も中前に適時打を放ち、徳島IS先発の益田陽介から2点を奪った。
高知FD先発の捻金孝行は毎回のように四球で走者を出す苦しい投球を続けるが、徳島IS打線にあと一本を許さず、前半を無失点で終えた。
6回表、先頭の五番・マサキを左前安打で出塁させた益田は、死球、野選で走者を溜め、無死満塁のピンチに陥った。八番・國信貴裕は落ち着いて四球を選び、高知FDが押し出しでの3点目を奪う。
徳島ISは8回表から益田に代え竹原俊介をマウンドに送る。しかし、この回先頭の國信に左前安打を許した後、四球、送りバントで一死二、三塁とピンチを拡げる。ここで二番・梶田宙が適時右前安打でさらに1点を。9回裏にも高井の内野安打でもう1点を追加し、点差を5点に拡げた。
9回裏、徳島ISは二番代打・金谷良太が打ち上げた飛球を中堅手・土佐和広、右翼手・梶田が譲り合って落球する間に二塁を陥れる。金谷は捻金の暴投の間に三塁に進むと、五番・李鐘熙が左前適時安打を放ち1点を返した。しかしこれ以上の反撃はならず、高知FDが5対1で徳島ISを降し、連敗を止めた。


『気迫と集中力』

1回裏、高知FDはいきなり陥った一死一、三塁のピンチを乗り切ることができた。
試合の流れが大きく傾こうとしている。2回表、先頭の五番・マサキがフォアボールで歩き、七番・宮本裕司がライト前ヒットで続く。続く八番・國信貴裕はストレートのフォアボールで出塁し、一死満塁となった。

九番・YAMASHINに打席が回る。一時の絶不調から立ち直り、昨年首位打者を独走していた頃のバッティングが戻りつつある。ここで一本出せればペースをつかむことができる。初球、外角へのストレートを見逃し、2球目を一塁線にファールして追い込まれた。3球続いたボールの後、6球目を三塁方向にファール。そして7球目、ややシュート回転しながら外角に決まったストレートにバットが空を切った。三振で倒れたYAMASHINに続き、一番・日高大輔もセカンドゴロに打ち取られ、最初のチャンスをつぶしている。

藤城監督(高知FD)はここでYAMASHINをあっさり交代させた。
6試合連続勝ちが無いという最悪のチーム状況だ。一日も早く連敗を止めたいと考える中で、ベストの布陣を敷いたはずの野手をミスではなく、チャンスでのたった一つの三振でベンチに下げた。

理由は三振ではなかった。
「無気力なバッティングをしたからです。フォアボールの後の初球をただ見逃してストライクを取られた。打ちに行って止まるのならいいんです。しかしだまって見逃して、結局三振した。昨日も同じような打席がありました。何も進歩していない」

「なんとかするんだ!」という闘志が見えなかった。気力の無い選手はいらない。それが一打席で交代させた理由である。

最終回、右中間に上がったフライに中堅手・土佐和広が落下点に入ってグラブを構える。同じように打球を追い掛けていた右翼手・梶田宙の声が耳に入った。一瞬、譲り合ってしまった土佐と梶田との間にボールが落ちる。外野の芝生をボールが転がる間に、打った金谷良太が二塁へ進んだ。このミスが失点につながり、捻金孝行は今季初となる完封勝利を逃している。

「土佐のエラーを帳消しにするために、あそこはピッチャーが抑えなきゃいけない。あれは反省点です。捻金に「絶対抑えてやるんだ!」という気迫が足りなかった。ああいうところでミスを帳消しにすると、またいつか野手が苦しい時に助けてくれるんです。そういう相乗効果がある」

味方の犯してしまったミスを気力でカバーして欲しかった。あえてそこは投手の反省点であると、監督は指摘している。

YAMASHINに「ここでなんとかしたい!」といった気持ちが無かった訳ではない。土佐が5点差で迎えた最終回の守備に集中していなかった訳ではない。捻金も今季初勝利を完封で飾りたかったはずだ。そこに気迫が足りなかったと、指揮官は判断していた。いかに気迫を持って、いかに真剣に一球に集中することができるか。グラウンドにおいて、ましてや試合の中で技術以上に大切な気迫を失ってしまえばそこまでなのだ。

連敗は止まった。
首位・香川OGとの差は4ゲーム。3位・愛媛MPも1.5ゲームのところまで迫ってきている。
「今月が勝負。一戦一戦を落とせない。この6月のために我々は2月のキャンプからやってきたんです。一打席一球を必死にやってほしい」

ここから先は香川OGとの直接対決が多くなる。前期優勝争いはいよいよ佳境を迎える。ようやくトンネルを抜け出そうとしている高知FDに気迫と集中力が溢れ始めれば、4ゲームの差を埋めることは然程難しくない。


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