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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/06/01(Fri)

「周りの雰囲気も変わると思う」

四国アイランドリーグ公式戦
2007.5.31. 愛媛MP 6–3 徳島IS <西条市東予運動公園野球場>

勝 梶本 3勝3敗1S
敗 小林 1勝2敗

共に10勝15敗、この試合に勝った方が単独の3位となる。ここまでの対戦成績は愛媛MPの3勝1敗と、徳島ISにとってやや分が悪い。3位争いの直接対決となった連戦の最初は、愛媛MPのホーム・東予球場でのナイトゲームである。
徳島ISは先発にこれまでの抑えの切り札・小林憲幸を送った。小林にとってこの3年間で初の先発マウンドとなる。
しかし2回裏にピンチに陥る。六番・大島慎伍に左越え二塁打を許すと、さらに四球で走者を溜める。一番・田口大地は右前に適時安打を放ち2点を奪う。なおも四球で満塁とすると、三番・比嘉将太の右翼線二塁打で3点を追加した。
愛媛MPは3回裏にも七番・松坂恭平の一塁内野安打、九番・梶原有司の左越え二塁打で1点を追加し、小林をKOした。
愛媛MPの先発・梶本達哉は7回まで徳島ISに三塁を踏ませない快調な投球を続ける。完封ペースの梶本だったが8回表、先頭の九番・山口寛史に右中間を突破され無死三塁のピンチに。続く一番・増野真太郎が右へ大きな犠飛を放ち、1点を返した。
8回裏、徳島ISの4番手・森倫太郎が八番・福西太志に死球を与える。代走・小田島一樹は梶原への初球に二盗を試みる。捕手・加藤光成から遊撃手・李鐘熙に送られた送球が走者と重なり後逸する間に小田島が三塁へ。中堅手・永井豪から三塁手・HIROへの送球が大きく逸れる間に一気に生還し、無安打で1点を追加した。
9回表、徳島ISは四番・小松崎大地が左中間越え二塁打で出塁すると、六番・矢野大天の三塁内野安打、加藤の二ゴロ失策などで2点を返すが反撃もここまで。愛媛MPが7対3で勝利し、157球を投げ抜いた梶本が3勝目を嬉しい初完投勝利で飾った。
この勝利で愛媛MPが単独3位となり、2位高知FDとの差を2.5ゲームとしている。


『「周りの雰囲気も変わると思う」』

「軽く投げても球が行ってました」
初回に奪った3つの三振から始まり、徳島IS打線から10個の三振を奪った。単独3位浮上を賭けた直接対決に、梶本達哉(愛媛MP)はチームの期待に応える見事なピッチングを見せた。試合後、
「疲れはしたけれども、157球を投げたと思うような疲れはないです」
と答えている。

ヒーローインタビューに答えた梶原有司と田口大地が口を揃えたように言ったのは
「梶本のために」
というセリフだった。小林憲幸(徳島IS)の制球の悪さに付け込み、走者を溜めた場面でしっかりとバットを振り抜いて若い二十歳のピッチャーを助けた。

「フォームをいじってから久し振りの先発だったんですけど、力まずに投げることができました。三振はあんまり意識してなかったんですけど、カウント2-0や2-1では意識して投げました。そういうところで三振が取れて良かった。味方が点を取ってくれてたし、抜くとこは抜いて楽に投げられました」

6点をもらったマウンドで気負うことなく投げられた。大きなビハインドを跳ね返すことを決して諦めていなかった徳島IS打線は、逆に大振りになり三振の山を築いた。

加藤コーチから
「しょうもないピッチングしたら代えるからな」
と言われたのは6回裏が終わった頃である。この時点で104球と、球数は決して少なくない。これまで挙げた2勝における投球回数はいずれも7回までである。7回表を3人で締め、ここから先は自分に対する「信頼」をさらに厚くさせることができるかどうかの、意味のある2イニングになった。課題は残ったが、ハードルはクリアできた。

「延長無いんで。9回まで!と思って投げました。いっぺん(9回まで)投げたら、また周りの雰囲気も変わると思う」
「梶本のために」と心を一つにした野手が打ち、「あいつになら9回を任せられる」という信頼を手に入れたかった梶本が投げ抜いた。2位高知FDとの差も2.5ゲームに縮めている。チームも梶本も、また一つ階段を登った。


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