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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/05/21(Mon)

それぞれの4連敗

四国アイランドリーグ公式戦
2007.5.19. 徳島IS 5–2 香川OG <蔵本運動公園野球場>

勝 益田 1勝1敗
S 角野 2勝2敗1S
敗 天野 3勝4敗

ホーム・蔵本球場で4連敗目を喫し、徳島ISは4位愛媛MPに1.5ゲーム差まで追い上げられている。首位はキープしているものの、対する香川OGも昨日高知FDに大敗し、6連勝の夢が潰えてしまった。
2回裏、徳島ISは4月のMVP、香川OG先発の天野浩一を捉える。一番・山口寛史の左翼線二塁打、二番・岡嵜雄介の中前安打と連続適時打で2点を先制する。4回裏にも八番・加藤光成が左越え二塁打、九番・HIROの右中間越え適時三塁打で追加点を奪った。
徳島IS先発の益田陽介は要所を押さえ5回までを無失点に抑えるが、6回裏、先頭の二番・生山裕人を遊内野安打で出塁させる。一死二、三塁のチャンスに五番・丈武の左犠飛で生山が生還。香川OGが1点を返した。7回表にも一番・国本和俊が右前安打で出塁すると、生山の左越え適時二塁打で1点差に詰め寄った。
なおも二死三塁のピンチに徳島ISベンチは角野雅俊をリリーフに送る。角野は三番・堂上隼人を右飛に打ち取りピンチを脱した。
8回裏、香川OGは天野に代え橋本亮馬をマウンドに送る。しかし、これが誤算となった。先頭の五番・大二郎が中前安打で出塁すると、六番・李鐘熙が送りバント。これを捕った橋本が二塁に送球するが、野選となり走者を溜めてしまう。HIROは追い込まれながらも右前へ弾き返し、二塁から大二郎が生還。続く山口も右中間へ適時二塁打を放ち、橋本攻略に成功した。
9回表、香川OG最後の攻撃も角野が3人で締め5対2。徳島ISが連敗を「4」で止めた。益田はリーグ2年目で初勝利、角野もリーグ3年目で初となるセーブポイントを挙げた。


『それぞれの4連敗』

前夜は20安打を喰らっての大敗だった。
愛媛MPに11点を奪われ4連敗を喫した昨日の試合後、徳島ISの選手たちは窓が締め切られた一塁側ダッグアウトの中でミーティングを行っていた。ミーティングが終わり、通路に出て来た山口寛史が着替えもせずにスタッフに頼みごとをしていた。一時間早出しての特打ちを志願していた。

大二郎は激減してしまった出場機会に苛立っていた。フラストレーションが溜まり、眠れない夜が続いている。打席に立つチャンスがあればどんな形でも塁に出ようと心に決めていた。

部屋に戻ってきた益田陽介は、ファンから手渡されたDVDを観ていた。映し出されていた映像は5月13日、3失点を喰らってマウンドを降りた蔵本球場での香川OG戦だった。

それぞれがどん底に沈むチームと、不甲斐ない自分自身の現状を憂いでいた。

益田が語る。
「(DVDを観たら)やっぱり悪いカウントが多いんですよ。0-2とか1-2とか。カウント0-2、1-2になった時に「ヤバい」と思ったら結果が悪くなる。ブルペンで厳しいカウントを設定して投げる練習を続けました。火、水、木の3日間の内、1回は100球以上投げて、先発を意識して練習しました」
練習でやってきたことは間違っていない。昨夜観た負け試合の映像は、「これを絶対にやっちゃいけない」という強い戒めになった。
「プレッシャーはありましたけど、逆に力に変えました。絶対(連敗を)止めてやるんだと思ってました」
7回2失点、1点のリードを保ったままマウンドを譲る。

8回裏、大二郎が打席に立った。この回から香川OGのマウンドは橋本亮馬に代わっている。
「前回の亮馬との対戦の時、カーブとスライダーを見逃して追い込まれてしまって、自分のバッティングができないまま終わってるんですよ。今日もカーブから来て最初のセーフティー(バント)を失敗したんですけど、その後も2球変化球で来た。1-2になって絶対行こう!と思ってました。高目だけ振らされないように」
内角寄りに入ってきたストレートを橋本の足元へ弾き返す。鋭い打球がセンターへ転がる。

「ストレートしかない。ここで打ったら楽になる。チームを助けたいと思ってました」
外角への直球、内角への直球を空振りして追い込まれた九番・HIROは、それでもストレート一本に絞り込んでいた。カウント2-1から真ん中外角寄りのストレートを捉えると速い打球がライトに飛ぶ。続く一番・山口が今日2本目となるタイムリーヒットを右中間に放ち二塁に進んだ。8回裏のスコアボードに試合を決める得点「2」が表示された。

「9回、先頭を出してもまだ余裕がありました。思い切って投げたらゲッツーになりました」
最後の打者を三振で仕留め、最終回を3人で抑えた角野雅俊が笑顔を見せる。チーム事情から抑えに回り、マウンドに立つチャンスを待ち続けていた。自身も初セーブである。

8回裏に香川OGを振り切った2点で連敗に終止符を打った。それぞれが「なんとかしたい!」という強い気持ちを持って臨んだ一戦だった。
「初勝利が嬉しいってのはありますけど、連勝を止められたのが嬉しいですね」
昨年の後期シーズンからチームに合流し、記念すべき初勝利を手にした益田が初勝利の感想を尋ねられ、はにかんでいた。

角野が教えてくれた。
「ウイニングボールは益田に渡して下さいと、加藤さん(捕手・加藤光成)に言いました」


2007.5.19. MASUDA
二十歳の益田、2年目の初勝利

PHOTO BY Misato MORI
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  • あたしは「スライダー」って言ってませんよ(^-^)/
    「ゾーンを上げろ」とは言ったけど。

  • >やなぎた様

    ご指摘ありがとうございます。
    本文の通り、試合後角野投手に語ってもらったコメントから引用したものです。
    角野君、聞き違えてたんでしょうか・・・。

  • 基本的に角野なら、スライダーを狙わすよりストレート系を待たせた方が確率は高いと思うので、それは言ってないと思います。

  • >やなぎた様

    了解しました。
    この部分の表現、考慮します。

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