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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/05/15(Tue)

小さなミス、大きな本塁打

四国アイランドリーグ公式戦
2007.5.13. 徳島IS 1–3 香川OG <蔵本運動公園野球場>

勝 松尾 4勝1敗
S 橋本 1勝0敗3S
敗 益田 1敗
本塁打 丈武5号2ラン(4回益田)

連敗で負け数は二桁に上った。借金が「2」に増えた徳島ISが、引き分けを挟み5連勝と波に乗る香川OGを蔵本球場で迎え撃った。
徳島ISの先発・益田陽介は立ち上がり、苦しい投球となった。1回表、四死球2つと制球に苦しみ、いきなり一死満塁のピンチを迎える。五番・丈武の打球は三ゴロとなるが、併殺崩れの間に三塁走者・生山裕人が生還。二塁走者・堂上隼人も一気に本塁を狙うが、これは徳島ISの内野連係の前に憤死した。
4回表、丈武が左翼越え5号2ランを放ち、香川OGが3対0と差を拡げる。
香川OG先発の松尾晃雅は毎回三振を奪う快調な投球を披露し、徳島IS打線に逆転の隙を与えない。4回裏にはクリーンナップを三者三振に切って取った。
5回裏、徳島ISが反撃を開始する。一塁に走者を置いて九番・岡嵜雄介が左中間を破る長打を放つ。定位置よりやや前方に守備シフトを敷いていた左翼手、中堅手が打球を追う間に三塁を陥れ、徳島ISが1点を返した。
7回までを1失点で乗り切った松尾は8回から左腕・下地栄輝にマウンドを譲る。下地は二死一、二塁と走者を溜め、打席に四番・小松崎大地を迎えるが、下地に代わった三番手・橋本亮馬が小松崎を六ゴロに打ち取りピンチを切り抜けた。橋本は最終回も3人で抑え、香川OGが3対1と敵地において6連勝目を手にした。
香川OGは12勝5敗と勝率を7割に乗せ、首位独走の態勢に入った。逆に徳島ISは3連敗を喫し借金「3」。2位高知FDとのゲーム差も「3」と開いた。


『小さなミス、大きな本塁打』

4回表のマウンド、益田陽介(徳島IS)は焦っていた。
先頭の三番・堂上隼人をライトフライに打ち取ったものの、次の四番・智勝をカウント2-1と追い込みながら四球で歩かせてしまった。
「ヤバい。点につながる・・・」
すでに初回に1点を失っている。これ以上傷口を拡げたくない。
傍目から見るよりも本人にとっては痛い四球だった。しかも一塁に出たのは足の速い智勝である。弱気の影が少しずつ見え始めていた。五番・丈武(香川OG)が右打席に足を踏み入れる。

ここで益田がミスを犯した。
今季二度目の先発マスクを被った矢野大天とのサイン交換の時だった。

「ランナー一塁だったのに、(捕手から)出たサインがランナー二塁の時に出るサインだったんで、一瞬「えっ?」と思ったんです。それで動いちゃった」
セットポジションに入りかけたところで、始動前の体勢にもう一度戻ってしまった。一塁の神谷塁審がボークを告げ、智勝が二塁へ進む。
「前々から(ボーク)しそうな感じはあったんです。いつかやるんじゃないか、と気になってた」神谷審判は益田のモーションの不安定さを見抜いていた。

ボークは特に気にならなかった、と言う。それよりも心に重く圧し掛かっていたのは四球で歩かせてしまったことだった。その上、その走者を一球も投げずにタダで二塁へと進ませてしまった。

チャンスにおいての丈武は確かな勝負強さを持っている。現在本塁打数トップを走り、十分一発も狙える。
「ストレートを待ってました。一死二塁だったんで、とりあえず右狙いで」
そう考えていた丈武への初球、益田は外角へとスライダーを投げた。
「あそこへ投げたら森田さん(丈武)には打たれないと思ったんで・・・」

コントロールが甘くなった。外角ではなく、内角寄りに入ってきたスライダーに反応し、腰を素早く回転させる。打球がレフトスタンド上空に高く舞い上がり、スタンド内にある芝生の丘を越えた。外側のフェンスまで転がった打球をスタンドにいた少年が走って追い掛け、拾い上げた。
「来た球を打ったって感じですね。ほんと、たまたまです」

結果的に4回表に飛び出したこのホームランが試合を決めている。共に5安打と安打数は同じであり、ワンチャンスを活かした香川OGに軍配は上がった。

試合を分けたのは1本の長打と、接戦の中での細かいミスである。
6回以降すべての攻撃を3人で終えてしまった香川OGに対し、徳島ISは5回裏に岡嵜雄介が取り返した1点のみに終わっている。5回以降踏ん張った益田と、8回から好投した角野雅俊に打線が応えることができなかった。2試合連続となる送りバントの失敗により、無死で出塁した走者を二塁に送れない場面もあった。7回裏には一塁走者を牽制死で失っている。8回裏の二死一、二塁のチャンスにも四番・小松崎大地にあと一本が出ず、最後まで試合の流れをつかめないまま終わった。

「ミスが出たら負け。ミスが出なければ連勝中は乗っていけますよ。球際のプレーをいかにうまくするか。まぁまだまだワンランクレベルアップするために改善の余地はあるんだけどね」

そう語った西田監督の香川OGが、引き分けを挟んでの6連勝と本格的に波に乗り始めた。
香川OGのトレーナーである高橋塁氏に「6連勝、勢い止まらないですね」と声を掛けた。高橋氏が言った。
「今、ケガ人が誰もいませんから。誰でもいける状態です」


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