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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2007/04/11(Wed)

あと一人

四国アイランドリーグ公式戦
2007.4.8. 徳島IS 5–3 香川OG <鳴門運動公園野球場>

勝 片山 1勝1敗
敗 勝沢 1敗

立ち上がりから制球に苦しむ香川OG先発・勝沢賢一を徳島IS打線が捉える。3回裏、一死満塁のチャンスに三番・永井豪が右中間を破る走者一掃の適時三塁打。五番・福永泰也も適時右前安打を放ち、この回一気に4点を奪った。
香川OGもすぐさま反撃に転じる。4回表に六番・若林春樹の適時中越え二塁打、5回表には四番・智勝の右越え2点適時三塁打で1点差に詰め寄る。
しかし5回裏、徳島ISは香川OGの二番手・塚本浩二の押し出し死球から1点を追加し、再び差を開いた。
2点のリードを守り切った徳島IS先発の片山正弘は9回を投げ抜き完投勝利。徳島ISが5対3で香川OGを降し、待ちに待った今季初勝利をホーム鳴門球場で挙げた。


『あと一人』

一昨日、高知での高知FD-徳島IS戦では、9回裏に4点を覆す大逆転劇があった。昨日、オリーブスタジアムでの香川OG-高知FD戦でも最終回にあわや逆転かというドラマがあった。この日の鳴門運動公園野球場での9回裏にもドラマは存在した。

先発・片山正弘(徳島IS)の投球数は8回裏を終了した時点で106球である。
「基本的にはピッチャーには完投させてやりたい」
白石監督は、最終回のマウンドにも片山を送る。たった5球で二人を打ち取り、二死となった。しかし八番・林世業を四球で歩かせた後、九番代打・近藤洋輔にセンター前へ運ばれ、スコアリングポジションまで走者を進めてしまう。二死一、二塁である。香川OG・西田監督は一塁走者に代走・生山裕人を送り、同点の準備を整えた。

白石監督はここでタイムを取り、マウンドへと向かっている。
選択肢は二つあった。あと一人をこのまま片山に任せるのか。準備している小林憲幸にスイッチさせるのか。
一昨日の敗戦の後「あれは私の采配ミス。(投手の)渡邊に可哀相なことをした」と悔やんだことを正直に言葉にしている。あの試合の二の舞だけは避けたい。監督の中ではここを小林に託すつもりだった。

しかし「打者が片山を嫌がっている」という声が耳に入る。片山も「行ける」と言う。交代を巡っての少しのドタバタがあり、最終的にはこの場面を片山に託すことになった。
「あと一人やのに、はよせんかーっ!」
ネット裏からはそんな野次も飛んだ。しかし一昨日の敗戦があり、現在の2点のリードがあり、どうしても欲しい初勝利だったからこそ指揮官は迷い、時間をかけた。
「守ったらいかん。守りに入ったらいかんと、そう思ってました」

「自分では行けると思ってました。(代えられそうになったからと言って)特にどうとは思わなかった」
最後の場面も、ここまで投げてきた8回2/3の続きでしかなかった。間を置いたことで勢いを取り戻したかのような速球が次々に決まる。最後の打者、町田雄飛を空振り三振に切って取った。マウンドに片山を囲む輪ができていた。

一日も早く欲しかった白石監督の1勝目である。その立役者となった長身のルーキーは試合後、何事もなかったかのような涼しい顔をしていた。


2007.4.8. KATAYAMA in 9innings
9回裏二死一、二塁。片山の投球数は123

PHOTO BY Misato MORI
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