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    Hirofumi TAKATA

    Author:Hirofumi TAKATA
    スポーツライター。
    現在『週刊ベースボール』『Baseball Clinic』『熱中!野球部』『野球太郎』『ホームラン』等の各雑誌、スポーツ紙『デイリースポーツ』などにおいて、独立リーグ、高校野球を中心に取材、執筆活動を続けている。
    4月2日生まれ。A型。

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2010/10/27(Wed)

四国・九州アイランドリーガー伝 #17

フェニックス・リーグのコラムばっかで、こっち全然やってなかった!!

みなさん、#14国本和俊(香川OG)、#15秋山繁(愛媛MP)、#16加登脇卓真(香川OG)の回、読んで戴けましたか?
僕はまったく見てません!! 九州だったので。。。

さぁ!! いよいよ明日、ドラフト当日!!
運命の朝、10月28日(木)付けデイリースポーツ朝刊に掲載(中四国版のみ)の
『四国・九州アイランドリーガー伝』#17に登場するのは!!

徳島ISの若きクローザー
弦本悠希(徳島IS)です。



…そういうことです。
期待しましょう!!
徳島ISのファン!! 盛り上がって来いよ!!!

今週もよろしく!!



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2010/10/27(Wed)

2010.10.26. みやざきフェニックス・リーグ 大会最終日

2010.10.26. 四国・九州アイランドリーグ2010
『みやざきフェニックス・リーグ』大会最終日
四国・九州アイランドリーグ選抜 4-5 LGツインズ(韓国) <清武総合運動公園野球場>
コラム『最後の握手』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/10/25(Mon)

2010.10.25. みやざきフェニックス・リーグ 大会21日目

IMG_6258.jpg
「さっきまで晴れてたのにーッ!!」

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会21日目
2010.10.25. 横浜ベイスターズ 雨天中止 四国・九州アイランドリーグ選抜 <生目の杜第2野球場>

 朝から太陽が顔を出し、久し振りに宮崎らしい暖かさが帰って来たな! と思わせる空模様だったが、天気予報を見れば午後の降水確率は70㌫を越えている。四国・九州アイランドリーグ選抜は10時16分にウォーミングアップを終え、グラウンド整備中の生目の杜第2野球場ではなく、はんぴドームで試合前練習を開始した。
 しかし、その間も雨雲は着々と近づいており、試合開始時間を30分前倒しに、シートノックも行わないことが決まる。なんとかこのまま天候がもってくれることを期待したが、10時55分頃には大粒の雨が降り出し、砂を入れて試合に備えていたグラウンドはあっと言う間に水浸しとなった。
 11時10分に試合中止が正式に決定したあと、雷と豪雨のなか四国・九州IL選抜チームは、はんぴドームにてそのまま打撃練習を行った。
 6試合中4試合が雨のため中止となる異常事態に定岡智秋監督(高知FD)も「どないもしゃあないねぇ!」と苦笑いを見せる。雨のなかサブグラウンドでダッシュを繰り返し、先発登板に備えていた山慎一郎(20歳、高知FD)だったが、残念ながら登板の機会は訪れなかった。
「どうも僕が雨男に決定みたいで…。流れたの2回目だし(20日、LG戦も先発予定)、もう楽しんで投げようと思ってました。あんまり緊張するとよくないんで。(コンディションは)悪くないんですけどね」
 そう言いながら、東弘明(18歳、徳島IS)らと共にバンに道具を積み込んでいた。
 はんぴドームでの練習は12時30分に終了し、まだ大粒の雨が降り続いているなか、四国・九州IL選抜一行は生目の杜第2野球場をあとにしている。
 みやざきフェニックス・リーグは明日が最終日となり、四国・九州IL選抜チームも清武でLGツインズ戦と今大会最後の試合を行う。天気予報は晴れマークが出ており、試合は行われる公算が強い。果たして最終戦を白星で飾り、無傷のまま大会を終えることができるだろうか。




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2010/10/24(Sun)

ドラフト会議、4日前

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会20日目
2010.10.24. 四国・九州アイランドリーグ選抜 雨天中止 東北楽天ゴールデンイーグルス <サンマリンスタジアム宮崎>

【速報】本日行われる予定の第16戦、四国・九州アイランドリーグ選抜対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合は、雨のため中止となった。代替試合は行われない。四国・九州IL選抜の試合が中止となったのは、今大会4度目。


 四国・九州アイランドリーグ選抜チームは12時より生目の杜公園内にあるはんぴドームにて練習を行った。野手は6班に分かれフリー打撃、ティー打撃、ノック、走塁などをローテンションで行った。また、投手陣は野原慎二郎(26歳、高知FD)、岸敬祐(23歳、愛媛MP)、山中智貴(21歳、高知FD)、山慎一郎(20歳、高知FD)の4名がマウンドに登り、それぞれ12分ずつシート打撃形式で打撃投手を務めている。
 練習は14時16分に終了しており、14時35分にバスではんぴドームをあとにした。


『ドラフト会議、4日前』

 これで全18試合のうち4試合が雨のため中止となった。それでもほとんどのチームが5試合の雨天中止を経験しており、四国・九州アイランドリーグ選抜は多く試合をこなせている方だ。例年より1クール多い今年のフェニックス・リーグではあったが、結局1クール分の試合が丸々中止となってしまったことになる。
 12時からのはんぴドームは、読売ジャイアンツとスペースを分け合っての練習となった。巨人がフリー打撃を行わず、フィジカル面中心のトレーニングとなったため、四国・九州IL選抜は野手のフリー打撃をメインの練習としている。先に打撃投手役を務めた首脳陣に代わって、後半は投手4名が交代にマウンドに登った。定岡智秋監督(高知FD)が言う。
「バッター立たさんと。ほら、シートバッティングで放った方が、バッターとの感覚があるから。どんどん放らさんかったら、あと2試合しかないんやから…」
 自然のせいだから仕方ないとは言っても、せっかくのアピールチャンスが消えて行ってしまうのはあまりにもったいない。与えられたチャンスを最大限に活かしたい。明日の天気もまだ不安定なようだが、山慎一郎(20歳、高知FD)を先発に、短いイニングでどんどん交代させることを明言した。
 ドラフト会議まではあと4日となった。候補として名前が挙がっている選手にとっては、今が一番精神的にキツい時間ではないだろうか。ある選手が心境を吐露する。
「1人になったらどうしても考えてしまうんで、みんなとなるべくガヤガヤしてます。ご飯食べるときなんかはみんなと食べるんでガヤガヤできるんですけど、1人になると…」
 本当に自分は指名されるのか。NPBを夢見て飛び込んだこのリーグから、本当に夢を手にすることができるのか。自信と不安が交互に押し寄せて来るなかで、あと数日、眠れぬ夜を過ごす。
 もちろん候補に残ることのできなかった他の大勢の選手たちの気持ちも考えれば、本当に贅沢な悩みなのかもしれない。だが、夢が遂に実現しようとするその1歩手前で、心は右へ左へと大きく揺さぶられる。その感覚はきっと、そこまで辿り着くことのできた当の本人しか知る由のないものだろう。
 練習が行われていた13時過ぎ、宮崎市には大雨警報、洪水警報が発令されており、イベントで賑わっていた生目の杜運動公園も酷いどしゃ降りの様子だった。だが、練習が終わり、荷物をバスに積み込み始めた頃、雨は嘘のようにやみ、かすかに太陽の光まで差し込んでいる。雲間から青空ものぞいていた。
 あと2試合、自分をアピールする最後のチャンスで何かが変わることに賭けよう。もうすべてやり尽くしたと、晴れやかな気持ちでその日を迎えよう。
 ドラフト会議4日前、ここ宮崎にいる選手たちの心境も決して穏やかではない。どしゃ降りのあとに差し込んだ陽の光のように、もうすぐ彼らにも光が差せば良いのだが…。




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2010/10/23(Sat)

「自信あるなかでやってる」

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会19日目
2010.10.23. 読売ジャイアンツ 2‐5 四国・九州アイランドリーグ選抜 <西都原運動公園野球場>

IL 030 002 000| 5
G 100 001 000| 2

本塁打
IL 宮元1号3ラン(2回、金刃)
G 隠善ソロ(6回、弦本)

バッテリー
IL 大川(徳島IS)、弦本(徳島IS)、山隈(高知FD)、入野(愛媛MP)、吉川(高知FD) ‐ 山村(徳島IS)
G 金刃、神田、中里、星野 ‐ 鬼屋敷、河野

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
9 安田(高知FD)
4 秋山(愛媛MP)
7 田中(長崎S)
8 西村(愛媛MP)
D 末次(愛媛MP)
2 山村(徳島IS)
5 村上(高知FD)
3 宮元(高知FD)
6 東(徳島IS)


『みやざきフェニックス・リーグ』は、ここからいよいよ最終クールである第5クール(4試合)に突入する。斉藤浩行コーチ(愛媛MP)に代わって、堀江賢治監督(徳島IS)がコーチとして四国・九州アイランドリーグ選抜チームに合流した。第15戦の相手は、19日に行われた第12戦(久峰総合公園野球場)で勝利した読売ジャイアンツとの一戦となる。
 朝から激しい雨に見舞われた宮崎市内だったが、試合が行われる西都市は小雨が降ったり止んだりの状況で、両球団とも屋内練習場で試合前練習を行った。試合開始約70分前には一時雨脚が激しくなる場面もあったが、開始直前にはほとんど上がり、12時29分にプレーボールとなった。
 今大会4度目の先発マウンドとなる四国・九州IL選抜・大川学史(25歳、徳島IS)がいきなりピンチに陥る。巨人の一番・福元淳史(育成)は初球を鋭いゴロで二塁手の左を抜くと、打球は右中間を破る三塁打となる。無死一、二塁としたあと三番・隠善智也の打球は大川のグラブを弾き二塁手・秋山繁(22歳、愛媛MP)の前へ。二塁併殺となる間に福元が還り、1点を先制した。
 巨人先発の左腕・金刃憲人は立ち上がりを三者凡退に抑えると、2回表の先頭打者も空振り三振に獲る。だが、五番・末次峰明(26歳、愛媛MP)を三振振り逃げで出塁させると、暴投で二塁に進める。七番・村上祐基(23歳、高知FD)が四球を選び二死一、二塁としたあと、これが今大会初打席となる七番・宮元智博(24歳、高知FD)は初球のスライダーを左翼スタンドにたたき込む逆転3ランを放ち、3対1と試合をひっくり返した。
 勢いに乗るかと思われた四国・九州IL選抜打線だったが3回表、上位打線が三者三振に切って獲られるなど追加点を奪うことができない。4回表にも一死から五番・末次、六番・山村裕也(23歳、徳島IS)の連続ヒットで一、二塁のチャンスをつかむが、後続が倒れた。
 2点のリードをもらった大川だったが、3回裏先頭の九番・鬼屋敷正人に左前安打を許す。スライダーが冴え二者連続三振を奪うが、三番・隠善に三遊間を破られたあと四番・田中大二郎に四球を与え、二死満塁のピンチに陥る。だが、五番・加治前竜一を中飛に打ち取ってこのピンチを凌ぐと、巨人打線を4、5回とも三者凡退に抑え、前半を終えた。
 6回表、四国・九州IL選抜は先頭の三番・田中宏明(22歳、長崎S)が強烈なライナーで三塁線を抜く二塁打を放つ。四番・西村悟(27歳、愛媛MP)も鋭い打球を中前に弾き返し、4点目を奪った。二死一塁となった場面で巨人は金刃に代え、前回の試合で先発した神田直輝をマウンドに送る。だが、代打・流大輔(21歳、高知FD)の左翼線に落ちるテキサス二塁打で二死二、三塁とすると、この辺りから急激に雨脚が強くなる。八番・宮元は左前に適時安打を放ち西村が生還、流も二塁から一気に本塁を狙ったが、これは左翼手・田中からの好返球でタッチアウトとなった。
 4点差を追う巨人は6回裏、この回からマウンドに登った四国・九州IL選抜の二番手・弦本悠希(21歳、徳島IS)から先頭の三番・隠善が右中間スタンドにソロ本塁打をたたき込み1点を奪い返す。四番・田中も右前ヒットで続いたが五番・加治前が遊ゴロ併殺打に倒れるなど1点止まりに終わった。
 7回裏の巨人の攻撃を山隈茂喜(27歳、高知FD)が三者凡退に抑えると、8回裏も入野貴大(21歳、愛媛MP)が走者を背負いながらも得点を許さない。5対2と3点リードで迎えた9回表、四国・九州IL選抜は二死から九番・東弘明(18歳、徳島IS)、一番・安田圭祐(22歳、高知FD)の連続安打などで二死一、三塁のチャンスをつかむ。しかし、追加点が奪えずに最後の攻撃を終えた。
 マウンドに登った四国・九州IL選抜の五番手左腕・吉川岳(24歳、高知FD)は一死から代打・谷内田敦士(育成)、七番・籾山幸徳(育成)に連続四球を与え、一打同点のピンチを迎える。八番・山本和作(育成)の打席で二塁走者・谷内田が飛び出し、二、三塁間に挟まれると、吉川自らがタッチし二死一塁に。山本を変化球で空振り三振に切って獲り、9回裏も無失点で凌ぎ切った。
 四国・九州IL選抜が5対2で勝利し、巨人から連勝を挙げた。定岡智秋監督(高知FD)率いる第3次チームが2戦2勝、今大会成績を5勝7敗(12位)としている。巨人の今大会成績は3勝9敗(15位)となり、大きく負け越す結果となっている。


『「自信あるなかでやってる」』

 初回に1点を奪われたすぐあとの攻撃、四国・九州アイランドリーグ選抜最初のヒットが逆転の3ランホームランとなった。巨人・金刃憲人のやや外角から入ってきたスライダーを初球から積極的に振って行った。
 打ったのはこれがフェニックス・リーグ初出場、初先発、初打席となる八番・宮元智博(24歳、高知FD)である。打球は一直線に左翼スタンドへと突き刺さった。6回表にもレフト前へタイムリーヒットを放ち、2安打4打点をたたき出している。初めてつかんだチャンスで見事に結果を残してみせた。
 守備では本来の捕手ではなく、一塁手としての出場である。
「とりあえずファーストは元気出してやろうと。バッティングは自分の見せ場なんで」
 積極策が功を奏した。ホームランを打ったのも初球、4打席すべて最初のストライクをきっちり振っている。それはこの1年間、掲げてきたテーマでもある。
「今シーズン通して、ファーストストライクを振る。できる場合とできない場合があるんですけど、ここのところ練習でもいい感じだったんで」
 選抜チームに加わったこの短い期間のなかで、一部フォームを修正している。ステップした左足が外側に流れてしまい、きっちりと最後までスイングできていなかった部分を斉藤浩行コーチ(愛媛MP)から指摘された。投手方向に向けて真っ直ぐステップすることで、フォロースルーも十分なものになる。修正してからの練習で良い感触をつかみ始めていた。
「今日の(本塁打)も、真っ直ぐ狙いで張ってて、変化球を打てたんですけど。今までそういう打ち方で打てたことがなくて、真っ直ぐ狙いで変化は」
 取り組み始めたことがすぐに結果となって表れている。
 昨日のオフ、日中はリラックスして過ごしたが、夜は宿舎の駐車場スペースでバットを振った。
「そんなたくさんは振ってないですけど、20分から30分くらい力いっぱい振って。部屋に帰ってからは、なかで振っちゃ危ないですから。いつも部屋でやってるんですけど、バット握ってこう…イメージしてました」
 バットを握り、リストを使ってミートする。そんなイメージを確かめている。どうしても身体を動かす時間、ボールを使う時間が少なくなってしまう。しかも連日の雨もあり、限られた時間でしか練習することができない。そんななか、自分なりに試合に向けての調整は欠かしていなかった。
 初めてのフェニックス・リーグは特に緊張することもなく、普段と同じ感じで入ることができたと言う。チームメイトが多いことも影響しているのかもしれない。
「ベンチの雰囲気がいいって言いますね、みんな。でも、ドッグスだとこれが普通なんですけどね」
 先輩たちがこれまで築いてきた陽気で元気な高知FDのベンチのムードが、この第3次選抜チームに継承されている。そしてもう1つ、フェニックス・リーグに臨むなかで、今年の公式戦での経験が役立っていると話した。香川OG・前川勝彦投手(31歳、元オリックスほか)の存在である。
「前川さんとかを打ってるから、プロとの対戦でも自信あるなかでやってる」
 普段の試合でもNPBクラスの投手とは対戦している。確かに格上かもしれないが、まったく手におえないような投手ばかりではないはずだ。「やれる」という自負があった。
 雨のなかでの1本塁打を含む2安打、4打点。結果を残せるだけのことは、この1年間やってきたはずだ。ここは今季の総決算の場でもある。




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2010/10/21(Thu)

第4クール、終了

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会17日目
2010.10.21. 四国・九州アイランドリーグ選抜 雨天中止 東京ヤクルトスワローズ <西都原運動公園野球場>

一昨日の夜から宮崎に降った雨は、朝にはすでに上がった。曇り空の下、試合開催が望まれたが、西都原運動公園野球場にはまだ大きな水たまりが残っており、グラウンドコンディション不良のため東京ヤクルト戦は中止となった。
 四国・九州アイランドリーグ選抜チームは12時30分より、西都原運動公園内の屋内練習場にて練習を行っている。練習場に隣接する陸上競技場のトラック内を使って約30分間ウォーミングアップを行ったあと、屋内練習場に移動。野手陣は昨日同様4班に分かれ、フリー打撃(2か所)、守備練習、ティー打撃、マシン打撃をローテーションして行った。
 投手陣は吉川岳(24歳、高知FD)、土田瑞起(20歳、長崎S)、大川学史(25歳、徳島IS)、弦本悠希(21歳、徳島IS)らがブルペン入りし、それぞれ35球~50球ほど投球練習を行った。
約2時間の練習を終えたあと、選手たちは昼食の弁当を食べ、15時03分に西都原をあとにしている。
 これによりフェニックス・リーグは第4クールが終了し、第3次選抜チームに帯同していた斉藤浩行コーチ(愛媛MP)がチームを離れる。明日、宮崎入りする堀江賢治コーチ(徳島IS監督)と入れ替わる予定だ。


『第4クール、終了』

「ウチの新人のなかに絶対雨男がおる! 安田か、村上か、山か…?」
 定岡智秋監督(高知FD)がそう言いたくなるのも解る。第4クールの3戦目は、昨日に続いてまた中止となってしまった。雨はとっくに上がっているのだが、グラウンドコンディションが戻らなかった。東京ヤクルトは9時から早々に屋内練習場で練習を行い、引き上げて行った。
 選手たちは明るく雰囲気もいい。別メニュー調整だった田中宏明(22歳、長崎S)も今日から全体メニューをこなしている。これでまた全員が揃った。
 すぐ隣の陸上競技場でのウォーミングアップ中、比較的おとなしく、無言で黙々と全体でのランメニューをこなしている土田瑞起(20歳、長崎S)を、元気の良さが売りの流大輔(21歳、高知FD)が煽る。
「土田ぁーっ! 今日も調子ええなぁーっ! 土田ぁーっ! 今日も元気やなぁーっ!」
 困ったような顔をして土田がアップを続けていた。
 第1次チーム解散から、再び宮崎に帰って来た斉藤浩行コーチ(愛媛MP)も、今日の練習が選抜チームへの帯同は最後となってしまった。
「今日、帰りますんで。でも、1回勝てたから…。よそから見てた選手と同じチームでやってて『ちょっとここを変えた方がええよ』って言ったのを選手が聞いてくれる。それはうれしかったですね」
 本当に短い今季2度目のフェニックス・リーグだった。愛媛マンダリンパイレーツから召集された選手はもちろん、アイランドリーグ代表として集まった選手たちに伝えたかったのは、NPBとのレベルの違いである。
「プロのレベルとどんだけ戦えるようになるか? ここを直したら(NPBのレベルに)近くなるよってことを言ってきたつもり。速い球に対してとか、キレのある球に対してとか。変化球にくるっくるっ回ってるようじゃダメ。ちょっと変えてあげれば…。短期間でマスターするのは難しいんだけどね」
 とりあえず四国・九州アイランドリーグの斉藤コーチとしてはここで一区切りを付ける。このあと一旦、横浜の自宅へ戻ると話した。
 投手陣は4名がブルペン入りしている。それぞれ調子は悪くない。吉川岳(25歳、高知FD)は自ら指定したコースにうまくコントロールできており、土田も大川学史(25歳、徳島IS)もキレのあるボールを投げ込んでいた。第3クールでややコンディションを崩していた弦本悠希(21歳、徳島IS)もほぼ回復しており、キレのあるストレートが低目によく決まっていた。高知FD捕手陣とのコミュニケーションも日に日に良くなっている。ピッチング終了後、飯田一弥(24歳、高知FD)からの「オレの戯言やと思って聞いて欲しいんやけど…」というアドバイスに静かに耳を傾けていた。
 今日の試合が流れ、実戦でのアピールはあと4試合しか残っていない。ドラフト会議はちょうど1週間後、10月28日である。ここ宮崎での最後のアピールで、なんとか指名へとすべりこめないものか…。3試合分の先発予定はもう決まっている。加藤博人コーチ(徳島IS)が整地を終えた無人のブルペンに目をやりながら、こう呟いた。
「みんな悪くないよ。やるヤツはちゃんとやるしね。いいと思うんだけどなぁ。どっかプロ行けないかなぁ。腕降れてるしねぇ…」
 残りの試合で自分の持っているものをしっかり見せる。できることはもう、それしか残っていない。
 明日の練習日に試合を組む計画はどうやら実現しなかったようだ。明日は1日丸々オフになる。これでまた間が空いてしまう。定岡監督が言った。
「まぁ、しゃあない。(次の試合で)ファームのレベルを知ってもらって。(ドラフト)候補に挙がってるヤツはしっかりアピールしてもらってね。来年は加藤がヤクルトに行くから、たくさんスカウト呼んできてもらって、たくさん獲ってもらわんと」
 隣で聞いていた加藤コーチが苦笑していた。
 これでみやざきフェニックス・リーグは第4クールが終了し、23日から最終第5クール(4試合)が始まる。第5クール最初のゲームは第15戦、前回勝利した巨人との再戦である。



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2010/10/20(Wed)

2010.10.20. みやざきフェニックス・リーグ 大会16日目

IMG_6176.jpg
西都原運動公園の室内練習場で、第3次メンバーが汗を流す

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会16日目
2010.10.20. LGツインズ 雨天中止 四国・九州アイランドリーグ選抜 <西都原運動公園野球場>

【速報】 本日予定されていた四国・九州アイランドリーグ選抜とLGツインズとの試合は、雨のため試合中止が発表された。代替試合は行われない。

 LGツインズ戦の雨天中止決定後、四国・九州アイランドリーグ選抜チームは12時から西都原運動公園内の室内練習場で練習を行った。約30分のウォーミングアップのあと野手は打撃投手によるフリー打撃、マシン打撃、ティー打撃、守備練習などで汗を流した。
 投手陣は山隈茂喜(27歳、高知FD)、野原慎二郎(26歳、高知FD)、入野貴大(21歳、愛媛MP)、大川学史(25歳、徳島IS)、弦本悠希(21歳、徳島IS)らがブルペンに入り、加藤博人コーチ(徳島IS)の見守るなか投球練習を行っている。
 昨日の巨人戦で右ひざに死球を受けた田中宏明(22歳、長崎S)はまだ痛みが残るため、別メニューでの調整となった。
 一行は14時に全体練習を終了し西都原を出発、宮崎市内の宿舎へと戻っている。


定岡智秋監督練習後コメント (1問1答)

2日目は雨天中止となりましたが?
「こっちは雨降っても練習できるからいいよね。四国はそれができんから」
心配された試合勘、コンディションの部分もありますが?
「結構、間があったけど、試合があるみたいな感じでやっとったみたいやね。ピッチャーにしても野手にしても、思ったより動きは良かった」
田中宏明が別メニュー調整となりました。
「田中だけやね、心配なのは」
第3次チームを2日間見られて「この選手はいいな!」と思われた選手はいらっしゃいますか?
「秋山(繁、愛媛MP)がええね! バットもよう振れとるし、タイミングの取り方もええ感じやし。西村(悟、愛媛MP)や末次(峰明、愛媛MP)なんかは分かっとるから。(今季)最初に見たイメージは悪かったんよ。エラーしてね。でも、ようなっとるね!」
明日の天気もまた良くないようですが…。
「どないか明後日(練習日)にでも試合を入れれんもんかねぇ? どっか試合したいとこもあると思うから。ウチはそりゃ、やりたいんやけど…」




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2010/10/19(Tue)

勝負と、アピールと、キャプテンと

IMG_6147.jpg
龍央キャプテンのチーム、始動!!

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会15日目
2010.10.19. 四国・九州アイランドリーグ選抜 4‐3 読売ジャイアンツ <久峰総合公園野球場>

G 020 000 001| 3
IL 200 110 00×| 4

本塁打
G 円谷2ラン(2回、山中)、伊集院ソロ(9回、岸)
IL 田中1号2ラン(1回、神田)、龍央1号ソロ(4回、神田)

バッテリー
G 神田、古川、中里、星野 ‐ 谷内田、河野
IL 山中(高知FD)、山隈(高知FD)、吉川(高知FD)、野原(高知FD)、岸(愛媛MP)‐ 飯田(高知FD)、山村(徳島IS)

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
9 安田(高知FD)
4 流(高知FD)
D 田中(長崎S)
8 西村(愛媛MP)
3 龍央(高知FD)
6 西本(高知FD)
5 村上(高知FD)
2 飯田(高知FD)
7 神谷(徳島IS)

 ここから『みやざきフェニックス・リーグ』は第4クールに突入する。四国・九州アイランドリーグ選抜も定岡智秋監督(高知FD)率いる第3次チームとなった。新チームの初戦は読売ジャイアンツを相手に、これまで4年間のフェニックス・リーグ挑戦で初となる久峰総合公園野球場でのゲームとなった。
 先制したのは四国・九州IL選抜だった。1回裏、巨人先発・神田直輝(育成)から三番・田中宏明(22歳、長崎S)が左翼フェンスを越える2ランホームランを放ち2点を先制する。
 初回を三者凡退で終えた四国・九州IL選抜先発・山中智貴(21歳、高知FD)だったが2回表、この回先頭の四番・田中大二郎に中前に落ちるテキサス安打を許す。一死一塁から六番・円谷英俊が右翼越え2ランを放ち、巨人が2対2の同点に追い着いた。
 3回裏、四国・九州IL選抜は先頭の一番・安田圭祐(22歳、高知FD)が四球で歩く。二番・流大輔(21歳、高知FD)は鋭いライナーを放つが打球は右翼手の正面を突き、スタートを切っていた安田が併殺に。惜しいチャンスを逃す。だが4回裏、この回先頭の五番・龍央(中村竜央、29歳、高知FD)が2球目をフルスイングすると、打球は左中間のフェンスを高々と越えるソロ本塁打となり、3対2と勝ち越しに成功した。
 山中は2回の失点以降、4回まで巨人の攻撃を無失点に抑える。4回表には六番・円谷、七番・伊集院峰弘(育成)をスライダーで連続三振に切って獲り、後続にマウンドを譲った。
 巨人は5回表一死、四国・九州IL選抜の二番手・山隈茂喜(27歳、高知FD)から九番・谷内田敦士(育成)が右前安打、二死から二番・仲澤広基が左前安打を放ち走者を溜めるが、あと1本が出ない。
 ピンチを乗り切った四国・九州IL選抜は5回裏、先頭の一番・安田が2打席連続の四球を選ぶと、二番・流大輔(21歳、高知FD)がきっちり送りバントを決め二塁へと走者を進める。三番・田中への初球に安田が三盗を敢行、三塁手と交錯する間に送球は外野へと転がり、一気に本塁生還を果たす。四国・九州IL選抜が4対2と、2点のリードを奪って前半を終えた。
 6回表のマウンドに登った四国・九州IL選抜の三番手左腕・吉川岳(24歳、高知FD)が四番から始まる巨人打線を三者凡退に封じ込める。7回表、巨人は四国・九州IL選抜の四番手・野原慎二郎(26歳、高知FD)から四球とヒットで無死一、二塁のチャンスをつかむ。一死一、二塁として一番・藤村大介への2球目がワンバウンドとなり、飛び出した二塁走者が二、三塁間に挟まれる。捕手・飯田一弥(24歳、高知FD)の好判断により一塁走者が狭殺、二死二塁となる。一番・藤村も四球で歩き二死一、二塁としたが、ここでもあと1本が出ないまま7回の攻撃を終えた。
 8回表からマウンドに登った四国・九州IL選抜の五番手・岸敬祐(23歳、愛媛MP)が巨人のクリーンナップを三者凡退に抑える。9回表、七番・伊集院に左翼への一発を浴びたが、後続を抑えリードを守り切った。
 四国・九州IL選抜が4対3で巨人を下し今大会4勝目、大会成績を4勝7敗としている。定岡監督が第3次チームの初陣を見事に白星で飾った。
 巨人は今大会7敗目、大会成績も3勝7敗と大きく負け越している。


『勝負と、アピールと、キャプテンと』

 13名いたはずだったオリーブカラーのユニフォームを着た選手たちの姿が消え、代わって12名の黒いユニフォームの選手たちが宮崎に集まった。第2次メンバーとして参加した梶田宙外野手(27歳)、飯田一弥捕手(24歳、※第2次メンバーから帯同)を除いて、今大会初参戦となる高知ファイティングドッグスのメンバーたちである。監督も高知FD・定岡智秋監督であり、ドッグスの選手たちにとっては大きな安心感がある。
 第3次メンバーは高知FDプラス徳島インディゴソックス、愛媛マンダリンパイレーツ、長崎セインツからの選抜メンバーである。第2クール終了後に一度代表を離れ、この第4クールに再招集されたメンバーも5名いる。入野貴大投手(21歳、愛媛MP)、山村裕也捕手(23歳、徳島IS)、東弘明内野手(18歳、徳島IS)、西村悟外野手(27歳、愛媛MP)神谷厚毅外野手(24歳、徳島IS)だ。再びもらったアピールのチャンスに、それぞれ想うところはあるはずだ。
 新鮮な顔ぶれで迎えた第12戦目、読売ジャイアンツ戦は勝ち負け以上にこれが『最終アピール』の場であることを強く感じさせるゲームとなった。
 先発のマウンドに登ったのは3年目でフェニックス・リーグ初参加、初登板、初先発となった山中智貴(21歳、高知FD)である。託されたイニングは4回、初回巨人打線を三者凡退に抑えたが、2回表にヒットを浴び、六番・円谷英俊に両翼100㍍の右翼フェンスを軽々と越える2ランホームランを打たれた。3回表、先頭の一番・藤村大介にセンター前へ抜けるヒットを許し、計3本のヒットを許している。
 実はここまで普段通りの配球で投げていない。アピールのために、あえてストレートを中心とした配球で勝負していた。定岡監督が言う。
「真っ直ぐがどの辺まで通用するか? 試してみいってバッテリーに言ったんよ。山中はこのリーグでは真っ直ぐが速い方なんやから」
 NPBへのアピールに不可欠と言ってもいい、ストレートがどこまで通用するのか? 実戦の場でそれを肌で感じることのできる大きなチャンスである。3回までに2つ奪った空振り三振はいずれもフォーク、スライダーであるものの、初球からストレートでストライクを先行させ有利なカウントを作った。
「ホームラン打たれたのも、同じリーグの選手だったら三振獲るまではいかないにしても、つまってるか差し込まれてる球でした。いつもはコントロールは大体で、力のあるボールを投げようって思うんですけど、ある程度コースを突こうとすると力のあるボールばっかりは投げられない。それで球数が多くなりました」
 4回を投げ74球、バッテリーに『いつもの配球』でのGOサインが出た4回は、ホームランを浴びた六番・円谷、七番・伊集院峰弘を共にストライクからボールになるスライダーで空振り三振に切ってみせた。
「なぜかシーズン中の試合よりも全然緊張しなかったです。胸を借りるつもりで行こうと思ってたし、リーグで試合するときは三振獲れても1、2個なんですけど、今日はスライダーを低めに結構三振獲れました」
 奪った三振の数は4つ、快調な出足と言っていいピッチングができた。
 最大のセールスポイントである『足』を見せたのは安田圭祐(22歳、高知FD)である。高校時代以来5年ぶりの宮崎、しかも久峰のグラウンドには練習試合で訪れたこともある。
「懐かしいですね。(球場のすぐ隣にある)佐土原高校とここで練習試合しました」
 だが、いつまでも懐かしんでいる余裕はなかった。実戦に復帰するのは徳島ISと年間2位争いの真っただ中だった香川OG戦(9月18日、高知東部球場)以来である。
 9回裏、三番・梶田の左前サヨナラ打でホームを踏んだとき、激痛に顔をゆがめていた。二塁から本塁に還る途中、三塁ベースを蹴ったときに左足の外側を痛めた。足首を捻った捻挫ではなく、靭帯を伸ばした訳でもなかったため、当初は早い復帰が予想されたが結局終盤の試合に出場することは叶わず、リーグチャンピオンシップにも出場していない。
「1カ月以上、(試合に)出てませんからね…」
 1週間実戦から遠ざかっている他のメンバーたちの比ではない。ケガも完全に癒えた訳ではなく、厚めのソールをスパイクに入れ、試合前には痛み止めも飲んでいる。大きな不安と戦っていた。
 一番・右翼手として先発出場し、最初の打席で二遊間へのゴロを内野安打にして出塁を果たす。牽制球に頭から滑り込んで帰塁すると、ベースに触れた手を支点にして下半身を振りながらヒョイッと軽く立ち上がってみせた。二塁への走塁でも足からスライディングしている。心配はいらなかった。
「初回からああいう形ででも出れば1点につながるし、打った瞬間走れてた自分がいたんで」
 3回表の先頭打者として四球を選び出塁する。「行けたら行け!」のサインが出ていた4球目にスタートを切った。だが、二番・流の打球はライトの正面を突くライナーとなった。本来なら低い打球にギリギリまで判断を待ち、左足をブレーキにして直線的に一塁へと戻るのだが、一瞬それをすることの怖さがよぎる。やむなく弧を描いて一塁へ戻り、間に合わなかった。やはりまだ、100㌫の走塁ではない。
 5回裏、またも四球で歩くと、送りバントで二塁へ。三番・田中宏明(22歳、長崎S)への初球に三盗を仕掛ける。スタートは決して良くなかったが、緩いカーブだったことと捕手からの三塁送球が逸れたために三塁手とぶつかりながら盗塁を成功させる。その上、ボールは外野へと転がった。慌てて立ち上がり、一気に本塁へスタートを切る。レフトからの送球は間に合わず、足でしっかり1点をもぎ取ってみせた。ここで今日の出番は終了となっている。
「盗塁の感覚が分からなくて流には申し訳なかったんですけど、一番バッターとしての仕事はできたかな? と思います。これをあと6試合で積み重ねて行って、自分の持ってるものをアピールしたいです」
 今、できることは見せることができた。今日の試合にはそんな満足感がある。
 勝ち負けとNPBへのアピールの狭間で戦うフェニックス・リーグで、第3次選抜チームは見事白星でのスタートを切った。オレが! オレが! では逆に評価されない。チームのなかでいかに持ち味を発揮し、貢献するか。だからこそチームとしての力が必要になる。
 これまでの第1次、第2次メンバーがほとんどキャプテン不在に近い状態で戦っていたなかで、この第3次チームにはキャプテンとして龍央(中村竜央、29歳、高知FD)の存在感がある。試合開始直前の円陣の真ん中で声を挙げた。
「勝つのも大事だけど、みんな自分出してね! さぁ、行くぞーっ!」
 第1次チームからずっと帯同し続けている末次峰明(26歳、愛媛MP)は、すぐにチームの変化を感じ取っていた。
「なんかいい雰囲気だなぁ。やっぱ野球はこれだね!」
「いいですねぇ~」
 第2次チームから宮崎入りした飯田一弥(24歳、高知FD)とそんなことを話し合っている。
 これまで高知FDを引っ張ってきた龍央をこのチームのキャプテンに据えたことは、定岡監督の意図でもある。
「やっぱりこういうチームには1人、ギュッ! と締めてくれるヤツが必要やから」
 その龍央も勝ち越しのホームランを左中間にたたき込んだ。いいスタートを切っている。
「(リーグチャンピオンシップの)香川戦で自分のなかではやり切った感があったんですけど、もう一度フェニックスでアピールできるチャンスをもらうことができて。一番年上ですし、『自分が引っ張る!』じゃないですけど。ここに来てる選手はみんな力持ってるし、勝つことも大事ですけど、僕はアピールって好きじゃなくて、自分を出せればいいと思います。自分を出せればみんないい選手なんで」
 フェニックス・リーグで快進撃を続け、堂々3位に食い込んだ08年の選抜チームには、誰からも慕われた真輝(マサキ・林真輝内野手、愛媛MP(05~07)→高知FD(08)というキャプテンがいた。やはりリーダーは絶対に必要なのだ。
 龍央に「ノブ(國信貴裕・徳島IS)は満塁ホームラン打ったし、チュウ(梶田宙・高知FD)はレーザービームで刺して帰ったけど。龍央さん、まさかこのホームランだけで終わるつもりちゃうよねぇ?」と聞くと、
「頑張ります!」
 と笑って答えた。




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2010/10/18(Mon)

2010.10.18. みやざきフェニックス・リーグ 大会第14日目

IMG_6118.jpg
宮崎を去る選手、残る選手がそれぞれ別れを惜しむ

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会14日目
2010.10.18. 移動日

 四国・九州アイランドリーグ選抜チーム・第2次メンバーの内、香川オリーブガイナーズから参加した13名、19日より行われるフェニックス・リーグ第4、5クールを戦う第3次先発メンバーに選ばれなかった2選手と高木俊文トレーナーの計16名が今朝11時、宿泊先のホテルを出発し宮崎を離れた。長崎セインツの富岡拓也捕手、大西正剛外野手の2名はすでに昨日のヤクルト戦終了後に宮崎を離れている。
 一行はこのあと福岡空港から松山へ向かったあと、陸路でそれぞれのホームタウンに戻る。入れ替わりに今夜、第3次チームが宮崎入りする予定。すでに発表されている第3次メンバーは以下の通り。

四国・九州アイランドリーグ選抜 第3次メンバー

監督 定岡智秋(高知FD)
コーチ 斉藤浩行(愛媛MP)、加藤博人(徳島IS)
投手 山隈茂喜、山中智貴、山慎一郎、野原慎二郎、吉川岳(以上、高知FD)大川学史、弦本悠希(徳島IS)、岸敬祐、入野貴大(愛媛MP)、土田瑞起(長崎S)
捕手 飯田一弥、宮元智博(高知FD)、山村裕也(徳島IS)
内野手 村上祐基、流大輔、龍央、西本泰承(以上、高知FD)、秋山繁(愛媛MP)、東弘明(徳島IS)
外野手 安田圭祐(高知FD)、西村悟、末次峰明(愛媛MP)、神谷厚毅(徳島IS)、田中宏明(長崎S)以上、選手24名
トレーナー 鴨川和幸(高知FD)




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2010/10/18(Mon)

2010.10.17. みやざきフェニックス・リーグ 大会13日目

2010.10.17. 四国・九州アイランドリーグ2010
『みやざきフェニックス・リーグ』大会13日目
東京ヤクルトスワローズ 3-1 四国・九州アイランドリーグ選抜 <西都原運動公園野球場>
コラム『あと11日』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/10/17(Sun)

2010.10.16. みやざきフェニックス・リーグ 大会12日目

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会12日目
2010.10.16. 四国・九州アイランドリーグ選抜 6‐10 埼玉西武ライオンズ <南郷スタジアム>

L 110 300 131| 10
IL 100 400 010| 6

本塁打
 L 銀仁朗3ラン(4回、前川)、坂田ソロ(7回、橋本)、星ソロ(9回、弦本)
IL 國信1号満塁(4回、山崎)

バッテリー
L 木村、山崎、朱、松永、岩崎 ‐ 銀仁朗、米野、岳野
IL 前川(香川OG)、橋本(香川OG)、岸(愛媛MP)、弦本(徳島IS)、伊藤(香川OG)‐ 西森(香川OG)

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
5 秋山(愛媛MP)
8 梶田(高知FD)
D 加登脇(香川OG)
3 中村(香川OG)
7 末次(愛媛MP)
6 大原(香川OG)
9 洋輔(香川OG)
4 國信(徳島IS)
2 富岡(長崎S)

 前回、10月7日のゲームは6対11と埼玉西武ライオンズに大敗を喫した。第2次チームで臨む第2戦に四国・九州アイランドリーグ選抜は雪辱を誓う。試合は秋晴れの気持ち良い日差しが降り注ぐ、南郷スタジアムで行われた。
 四国・九州IL選抜のホームゲームとして行われた試合は初回、西武打線が四国・九州IL選抜の先発、前川勝彦(31歳)をとらえる。一番・浅村栄斗が中前打のあと、送りバントで二塁へ。さらに前川の暴投により三塁へ進むと、三番・黒瀬春樹の左翼線適時二塁打で先制のホームを踏んだ。
 四国・九州IL選抜も1回裏、西武先発・木村文紀から一番・秋山繁(22歳、愛媛MP)が一、二塁間を破る。二盗を成功させたあと、二死一、二塁から五番・末次峰明(26歳、愛媛MP)の左前に落ちる適時テキサス安打で同点に追い着いた。
 2回表一死、西武の七番・星秀和が一、二塁間を破る。二死二塁から九番・梅田尚通の中前適時打で勝ち越しに成功した。
 西武はさらに猛攻を掛ける。4回表、先頭の五番・大島裕行、六番・上本達之が連続中前打、七番・星のバントは前川の好フィールディングで三塁封殺となったものの、八番・銀仁朗が右翼スタンドに3ランを放ち、5対1と四国・九州IL選抜を突き離した。
 4回裏、この回からマウンドに登った西武二番手左腕・山崎敏に四国・九州IL選抜が襲い掛かる。先頭の四番・中村真崇(26歳、香川OG)がカーブを左中間へ運ぶ二塁打で出塁すると、2つの四球で一死満塁に。八番・國信貴裕(27歳、徳島IS)が初球のスライダーを豪快に右翼スタンドへたたき込む満塁ホームランを放ち、5対5の同点に追い着いた。
 前川は6回表、八番・銀仁朗の左中間二塁打、九番・梅田の右前安打などで迎えた一死満塁のピンチを無失点で切り抜け、マウンドを後続に譲る。だが、7回表からマウンドに登った二番手・橋本亮馬(27歳、香川OG)が誤算となった。
 先頭の西武四番・坂田が初球を右翼スタンドにたたき込み6対5と勝ち越しに成功すると、続く五番・後藤も左前安打で続く。四国・九州IL選抜・西田監督はここで橋本をあっさりと諦め、左腕・岸敬祐(23歳、愛媛MP)を投入する。岸はこのピンチを内野ゴロ2つで切り抜け期待に応えた。
 だが8回表、先頭の八番・途中出場の米野智人が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁すると、二番・石川貢の一ゴロ内野安打で二死二、三塁に。三番・黒瀬の三ゴロを三塁手が悪送球し1点を追加したあと、さらに四番・坂田の右翼線二塁打で2点を挙げこの回3得点、9対5と差を開いた。
 しかし四国・九州IL選抜も8回裏、左前安打で出塁した六番・大原淳也(26歳、香川OG)が二盗を成功させる。二死二塁から八番・國信の右前適時打で1点を返した。
 9回表、四国・九州IL選抜の四番手・弦本悠希(21歳、徳島IS)から七番・星が右翼スタンドにソロ本塁打をたたき込み、西武が再び点差を4点に拡げる。二死から伊藤秀範(28歳、元東京ヤクルト、香川OG)が1球で九番・梅田を二ゴロに打ち獲り、最後の反撃へと向かうが、西武五番手・岩崎哲也の前にチャンスを作ることができない。最後の打者、三番・加登脇卓真(23歳、香川OG)も投直に終わり、西武が10対6で四国・九州IL選抜を下した。西武は今大会成績を7勝2敗(2位)とした。
 四国・九州IL選抜は連敗で大会成績を3勝6敗(12位)と大きく負け越し、明日の第3クール最後の試合、東京ヤクルト戦に臨む。




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2010/10/16(Sat)

2010.10.15. みやざきフェニックス・リーグ 大会11日目

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会10日目
2010.10.15. 北海道日本ハムファイターズ 8‐2 四国・九州アイランドリーグ選抜 <アイビースタジアム>

IL 000 020 000| 2
 F 001 003 31×| 8

本塁打
IL 
 F 大平ソロ(3回、大川)

バッテリー
IL 大川(徳島IS)、伊藤(香川OG)、岸(愛媛MP)、橋本(香川OG)、西村(香川OG)、弦本(徳島IS) ‐ 飯田(高知FD)
 F 糸数、運天、吉川 ‐ 今成、大野

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
6 大原(香川OG)
8 笠井(香川OG)
D 加登脇(香川OG)
3 中村(香川OG)
9 末次(愛媛MP)
4 国本(香川OG)
7 大西(長崎S)
5 秋山(愛媛MP)
2 飯田(高知FD)


 第2次チームの初陣を見事な完勝で飾り、四国・九州アイランドリーグ選抜の次の相手は大会2日目に白星を挙げている北海道日本ハムファイターズである。昨夜降った雨も上がった。快晴のアイビースタジアムには梨田昌孝一軍監督の姿も見え、日本ハムベンチには緊張感が流れている。
 日本ハム・糸数敬作、四国・九州IL選抜・大川学史(25歳、徳島IS)の両先発で始まった試合は1回裏、大川が一番・杉谷を四球で歩かせる。二番・陽岱鋼の三ゴロを三塁手が野選で二塁に進めいきなり無死一、二塁とピンチを迎えるが、三番・中田翔を二ゴロ併殺打に獲るなど、無得点で乗り切った。
 3回裏二死、糸数の前にここまで無安打の四国・九州IL選抜だったが、今大会初出場の飯田一弥(24歳、高知FD)が左翼線への二塁打を放ち得点圏に進む。しかし後続が倒れ、先制点につながらない。
 逆に3回裏一死、九番・大平成一は低めのボールをすくい上げ、右翼ポールを巻いての大きなソロ本塁打で日本ハムが先制した。
 だが5回表、四国・九州IL選抜が反撃に出る。一死から六番・国本和俊(26歳、香川OG)の二ゴロ内野安打、七番・大西正剛(23歳、長崎S)の一、二塁間を破る右前安打で走者を溜めると、八番・秋山繁(22歳、愛媛MP)も四球で歩き一死満塁に。九番・飯田が2点適時打となる左前安打を放ち2対1と逆転に成功した。
 1点のリードをもらった大川は5回裏、六番・今浪隆博、七番・今成亮太に連打を浴びるなど一死二、三塁のピンチを招くが、落ち着いて後続を打ち取り、5回1失点でマウンドを降りた。
 しかし6回裏、四国・九州IL選抜二番手・伊藤秀範(28歳、元東京ヤクルト)の投球に精彩が見られない。先頭の陽をストレートの四球で歩かせると、三番・中田に左翼線二塁打を浴び無死二、三塁と走者を溜める。四番・鵜久森も四球で歩かせ無死満塁としたあと、五番・佐藤賢治に2点適時打となる中前打を浴び逆転を許した。四国・九州IL選抜・西田真二監督(香川OG)はここで伊藤をマウンドから降ろし、三番手に左腕・岸敬祐(23歳、愛媛MP)を送る。だが、無死一、二塁から六番・今浪に三遊間への左前を浴び1点を失う。日本ハムが4対2と2点のリードを奪った。
 7回表、糸数に代わってマウンドに登った日本ハム二番手・運天ジョンクレイトンから四国・九州IL選抜は七番・大西正剛(23歳)が死球、一番・大原淳也(26歳、香川OG)の左前安打で走者を溜めるが、あと1本が出ない。
 さらに攻撃を畳み掛ける日本ハムは7回裏、この回からマウンドに登った四国・九州IL選抜四番手・橋本亮馬(27歳)から二番・陽、三番・中田が連打を放ち無死一、三塁に。四番・鵜久森の打席で橋本の変化球を捕手・飯田が前に弾いた隙に、三塁から陽が本塁を突く見事な走塁で5点目を奪う。鵜久森も中前打を放ち再び無死一、三塁となったところで、西田監督は橋本を諦め、左腕・西村拓也(21歳)を送る。だが、西村も五番・佐藤に中堅手の頭上を越える適時二塁打を浴びこの回2点目。続く六番・今浪の一塁線へのゴロは一塁手・中村真崇(26歳、香川OG)が飛びついて止めたものの、日本ハムがこの回3点を追加する。8回裏にも六番手・弦本悠希(21歳、徳島IS)から九番・大平が右中間を破る三塁打、二番・陽の今日3本目となる左前適時打で1点を追加し、8対2とリードを広げた。
 6点差を追った四国・九州IL選抜は9回表、日本ハム三番手左腕・吉川光夫から先頭の代打・洋輔(近藤洋輔、29歳)が四球で歩きチャンスを作るが、後続が倒れ反撃はならなかった。
 日本ハムが14安打、8対2で四国・九州IL選抜に大勝し、前回の雪辱を晴らした。今大会の成績を3勝3敗2分け(9位)の勝率5割に戻している。
 四国・九州IL選抜は3勝5敗(同率11位)、日本ハム投手陣の前に散発5安打に抑え込まれた。香川OGのベテラン投手陣が打ち込まれる内容に、23日からBCリーグ王者と戦うグランドチャンピオンシップに一抹の不安を残している。




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2010/10/14(Thu)

存在感を

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会10日目
2010.10.14. 四国・九州アイランドリーグ選抜 7‐1 横浜ベイスターズ  <アイビースタジアム>

BS 000 001 000| 1
 IL 120 130 00×| 7

本塁打
BS 
 IL 末次1号2ラン(5回、藤江)

バッテリー
BS 高崎、藤江、佐藤、松山 ‐ 細山田
 IL 高尾(香川OG)、橋本(香川OG)、土田(長崎S)、西村(香川OG)、岸(愛媛MP)、弦本(徳島IS) ‐ 西森(香川OG)

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
6 大原(香川OG)
4 國信(徳島IS)
D 加登脇(香川OG)
7 中村(香川OG)
9 末次(愛媛MP)
3 国本(香川OG)
8 梶田(高知FD)
2 西森(香川OG)
5 秋山(愛媛MP)


 ここから『みやざきフェニックス・リーグ』は第3クール(4試合)に入る。四国・九州アイランドリーグ選抜チームも第2次チームとなり、堀江賢治監督(徳島IS)から西田真二監督(香川OG)にバトンタッチされた。
 初陣の相手は今大会初の横浜ベイスターズ戦である。田代富雄前二軍監督が退任したため、尾花高夫一軍監督が采配を揮う。昨日の雨のためにグラウンドコンディションが良くなく、生目の杜運動公園の敷地内にあるはんぴドームで試合前練習を行ったあと、曇り空のアイビースタジアムで試合が行われた。
 横浜は初回、四国・九州IL選抜先発・高尾健太(22歳、香川OG)から一番・梶谷隆幸が四球を選ぶ。二盗を試みたが、捕手・西森将司(22歳、香川OG)の好送球により最初のチャンスを逃した。
 逆に四国・九州IL選抜は1回裏、横浜先発・高崎健太郎から一番・大原淳也(26歳、香川OG)が三振振り逃げで出塁すると、一死二塁として三番・加登脇卓真(23歳、香川OG)が中前に適時打を放ち、先制点を挙げる。
 四国・九州IL選抜は2回裏にも下位打線がつながりを見せる。この回先頭の六番・国本和俊(26歳、香川OG)が三塁手のグラブを弾いての強襲安打で出塁すると、七番・梶田宙(27歳、高知FD)が一、二塁間を破る。スタートを切っていた国本が三塁へと進み追加点のチャンスを作ると、七番・西森は外角低めのボールをうまく右中間方向へ運ぶ2点適時右前安打を放ち2点を追加、3対0とリードを開いた。
 序盤3イニングを無失点で凌いだ高尾に代わり、四国・九州IL選抜の二番手・橋本亮馬(27歳、香川OG)が横浜4回裏の攻撃を三者凡退に切って獲る。四国・九州IL選抜は4回裏一死、七番・梶田が遊ゴロ失策で出塁したあと、高崎の一塁牽制球がボークとなり二塁へ。七番・西森の放ったライナー性の打球が高崎の右足を直撃し、ボールがレフト方向へ跳ね返る間に二塁から梶田が生還、4点目を奪った。
 四国・九州IL選抜はなおも攻撃の手を緩めない。5回裏からマウンドに登った横浜二番手・藤江均から三番・加登脇が右翼線へ二塁打を放つ。四番・中村真崇(26歳、香川OG)も初球をたたくと、左翼ポール際のフェンスを直撃する連続二塁打となり5点目を挙げる。さらに五番・末次峰明(26歳、愛媛MP)も右翼スタンドにライナーで飛びこむ1号2ランを放ち、試合前半で7対0の大量リードを築いた。
 6回表のマウンドに登った四国・九州IL選抜三番手・土田瑞起(20歳、長崎S)は先頭の九番・山崎憲晴を四球で歩かせると、一番・梶谷に右前安打を許し無死一、二塁に。二番・松本啓二朗の二ゴロ併殺打の間に1点を失った。7回表の先頭打者、四番・吉村裕基を三振に獲ったところで西田監督は四番手として左腕・西村拓也(21歳、香川OG)を送る。五番・北篤に四球を与えたものの、きっちり後続を断ち無失点で凌いだ。
 四国・九州IL選抜投手陣は、その後も危なげない投球を見せる。8回を岸敬祐(23歳、愛媛MP)、9回を弦本悠希(21歳、徳島IS)が共に三者凡退で締める。散発3安打と横浜の反撃をほぼ完ぺきに封じ込めた。
 四国・九州IL選抜が7対1で横浜を下し、今大会3勝目を挙げた。第2次選抜チームの初戦に白星発進を決めている。


『存在感を』

 香川オリーブガイナーズのメンバーたちとは久し振りの再会になる。すでにリーグチャンピオンシップを終え、今季のアイランドリーグ完全制覇を成し遂げての宮崎入りである。
 優勝おめでとう、と声を掛けると、
「僕、何もしてないっス…」
 と、寂しそうに答えたのは西森将司(22歳、香川OG)だった。共に打撃練習のゲージに向かおうとしていた飯田一弥(24歳、高知FD)が「えーなぁー、えーなぁー」と茶化した。
 9月28日の後期最終戦(大阪ゴールドビリケーンズ戦、レクザムスタジアム)で先発マスクを被ったのを最後に、リーグチャンピオンシップ2試合では出場機会がなかった。捕手としてはおろか、代打、代走もない。
 当然、このフェニックス・リーグに懸ける気持ちは強い。
「試合出てなかったんで、溜まってたものもありましたから。それ全部、思い切って出したろって」
 初回、先発の高尾健太(22歳、香川OG)がいきなり先頭打者を歩かせたあと、二盗を試みた走者を見事に補殺してみせた。決して慌てず、余裕を持っての二塁送球である。
 西田真二監督(香川OG)も試合後、
「よく刺した。あそこからリズムに乗った」
 と序盤のワンプレーを評価していた。
 これで3年連続のフェニックス・リーグ出場である。NPBと対戦する独特の雰囲気にも、もう慣れたものだ。
「プロと対戦するときに浮つかなくなりましたね。1年目とかは相手もプロやし、ちょっと気持ちの上で差されてた部分があって。でも、もう自分のプレーを落ち着いてできるようになりました」
 捕手としてのアピールだけではない。2回裏、無死二、三塁でのチャンスにセンター前ヒットを放ち、2点を自らのバットでたたき出している。4回裏にも追加点を奪う投手強襲安打を放ち2安打、3打点と打撃好調なところを見せた。チャンスでの強さには自信がある。
「ランナーいないより、いてるときの方が打ちやすいんです。ノーアウトやし、僕がダメでも僕からあとのバッターがなんとかしてくれる。打とう打とうとしないようにしてるんです」
 打撃自体の調子は悪くない。良いときはチャンスにも1本が出る。それよりも見せたかったのは『足』である。走れるところをアピールしたいと思っていた。2回裏のタイムリーヒットのあと、続く九番・秋山繁(22歳、愛媛MP)への初球に二盗を決めてみせた。してやったりである。
「そこは持ち味なんで」
 序盤の先制攻撃がこの試合の流れを作った。溜まりに溜まっていたフラストレーションを、チームにしっかり貢献する形で爆発させた。打って守れて走れる。こんな良いアピールはない。試合後、満足そうな表情を見せていた。
「ずっと出てなくて、見返してやりたい! じゃないけど、存在感を見せたいとは思ってました。最近高田さん、全然僕のとこ来てくれへんし…。でも、出れへんときに勉強になったこともあったしね」
 香川OGの捕手3名の内、この選抜チームのメンバーとして選ばれたのは西森ただ1人である。西田監督は、あえてこの選抜チームのメンバーに西森を選んだ。それは大きな期待の表れではないか。仮にもし、リーグチャンピオンシップの間あえて飢餓感を味あわせ、モチベーションを高めておき、フェニックスで爆発させようと考えていたとするなら…?
 この3年間で成長した自分自身の姿を、西森が大きな存在感をもって見せつけようとしていた。それは間違いのない事実である。




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2010/10/13(Wed)

2010.10.13. みやざきフェニックス・リーグ 大会9日目

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第1次選抜メンバーたちが荷物を積み込む

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会9日目
2010.10.13. 移動日

 堀江賢治監督(徳島IS)以下、第1次チームのメンバーが予定されていた『みやざきフェニックス・リーグ』の日程を終え、宮崎を離れた。第2次メンバーとして引き続き大会に参加する投手4名(岸敬祐(23歳、愛媛MP)、弦本悠希(21歳、徳島IS)、大川学史(25歳、徳島IS)、土田瑞起(20歳、長崎S))、捕手・富岡拓也(24歳、長崎S)、内野手2名(秋山繁(22歳)、國信貴裕(27歳))、外野手2名(末次峰明(26歳)、大西正剛(23歳))、高木俊文トレーナーを除いたメンバーが12時に宿舎を出発した。
 長崎セインツから参加したメンバーは直接陸路で佐世保へと戻り、徳島インディゴソックス、愛媛マンダリンパイレーツから参加のメンバーは福岡から空路で松山に移動後、陸路で各チームへと戻る。
 また第2次選抜チームに召集されたメンバーは福岡空港に到着後、バスにて今夜宮崎入りする。すでに発表されている参加メンバーは下記の通り。

四国・九州アイランドリーグ選抜 第2次メンバー

監督 西田真二(香川OG)
コーチ 前田忠節、天野浩一(共に香川OG)
トレーナー 高木俊文(愛媛MP)
投手 橋本亮馬、西村拓也、高尾健太、前川勝彦、伊藤秀範(以上、香川OG)大川学史、弦本悠希(徳島IS)、岸敬祐(愛媛MP)、土田瑞起(長崎S)
捕手 西森将司(香川OG)、飯田一弥(高知FD)、富岡拓也(長崎S)
内野手 大原淳也、甲斐弘樹、国本和俊、中村真崇、加登脇卓真(以上、香川OG)、國信貴裕(徳島IS)、秋山繁(愛媛MP)
外野手 洋輔、笠井要一(以上、香川OG)、梶田宙(高知FD)、末次峰明(愛媛MP)、大西正剛(長崎S)以上、選手24名



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2010/10/12(Tue)

プロの足、プロの守り

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第1次メンバーのフェニックス・リーグが終わった

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会8日目
2010.10.12. 四国・九州アイランドリーグ選抜 4‐5 千葉ロッテマリーンズ <生目の杜第2野球場>

M 101 300 000| 5
IL 012 001 000| 4

本塁打
M 
IL 

バッテリー
M 西野、根本、阿部、木村、山本、大谷 ‐ 青松
IL 入野(愛媛MP)、能登原(愛媛MP)、弦本(徳島IS)、岸(愛媛MP)、徳田(愛媛MP) ‐ 岡(愛媛MP)、山村(徳島IS)

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
9 神谷(徳島IS)
7 高田(愛媛MP)
3 武田(愛媛MP)
8 西村(愛媛MP)
D 末次(愛媛MP)
4 國信(徳島IS)
6 陽(長崎S)
2 岡(愛媛MP)
5 金城(愛媛MP)

 第2クール最終戦、この試合を最後に堀江賢治監督(徳島IS)が率いた四国・九州アイランドリーグ選抜・第1次チームは解散となる。相手は5日の初戦で惜しくも逆転負けを喫した千葉ロッテマリーンズである。昨年の選抜チームが日本ハム一軍と対戦した生目の杜第2野球場での対戦となった。
 試合は序盤から動く。これが今大会初先発となる入野貴大(21歳、愛媛MP)から初回、一番・生山裕人(香川OG→ロッテ育成)がドラッグバントを成功させる。二番・角晃多(育成)も三塁線に送りバントを成功させると、三塁が空いている隙を見逃さなかった生山が一気に三塁まで陥れる。三番・角中勝也(元高知FD)の適時中前打でロッテが先制点を奪った。
 四国・九州IL選抜も2回裏、ロッテ先発・西野勇士(育成)から先頭の五番・末次峰明(26歳、愛媛MP)が中前打を放つと、二盗にも成功する。六番・國信貴裕(27歳、徳島IS)は右翼線に鋭い当たりを弾き返しての二塁打で末次が生還、同点に追い着く。八番・岡賢二郎(23歳、愛媛MP)も三遊間を破り二死一、三塁としたが、1点止まりに終わった。
 3回表、ロッテは二死から一番・生山が遊撃手の頭上を速い打球で超えるライナーを放ち、一気に二塁へと進む。二番・角の三遊間を破る左前安打で生山が本塁に生還、2対1と勝ち越しに成功した。
 だが、四国・九州IL選抜も負けていない。3回裏一死、三番・武田陽介(25歳、愛媛MP)が右翼手の頭上を越える二塁打を放つと、四番・西村悟(27歳、愛媛MP)もカーブを捉え、三塁線を抜く適時二塁打で再び2対2の同点に追い着く。五番・末次がフォークボールをうまくセンターに運び一死一、三塁としたあと、六番・國信が一、二塁間を破る適時安打を放つ。4連打で3対2と逆転に成功した。
 しかし入野がこのリードを守ることができない。4回表、ロッテの五番・神戸拓光が粘った末に四球で歩くと、六番・宮本裕司(元高知FD)も右前安打で続く。さらに四球で満塁としたあと、八番・青松敬鎔の中犠飛で神戸が生還、同点に追い着く。この回3つ目の四球で再び満塁としたあと、一番・生山の中前に弾き返す2点適時安打で5対3、四国・九州IL選抜から2点のリードを奪った。
 追い着きたい選抜は6回裏一死、ロッテの三番手・阿部和成から七番代打・秋山繁(22歳、愛媛MP)が中前安打、八番途中出場の山村裕也(23歳、徳島IS)が三塁への強襲二塁打で一死二、三塁と走者を溜める。九番代打・大西正剛(23歳、長崎S)の一ゴロの間に秋山が還り1点を返した。
 四国・九州IL選抜は5回を能登原将(25歳、愛媛MP)、6回を弦本悠希(21歳、徳島IS)、7、8回を左腕・岸敬祐(23歳、愛媛MP)が無失点に抑える。9回も徳田将至(27歳、愛媛MP)が無失点でまとめ反撃を待ったが、ロッテ投手陣の継投の前に打線がチャンスを作ることができず、最終回の攻撃もロッテ6番手・大谷智久の前に三者凡退で終えた。
 千葉ロッテが5対4で四国・九州IL選抜を下し、大会成績を3勝2敗(7位)としている。四国・九州IL選抜は6試合を戦い終え2勝4敗(同率11位)、第1次チームが当初の目標としていた勝率5割以上を達成することができなかった。
 選抜チームは明日入れ替えが行われ、リーグチャンピオンシップを戦った香川オリーブガイナーズ、高知ファイティングドッグスから選抜されたメンバーらが新たに合流する予定だ。


『プロの足、プロの守り』

 この試合のMVPを決めるとするならば、間違いなく千葉ロッテの一番、生山裕人(香川OG→育成)だろう。初回の先頭打者としてドラッグバントを決め出塁しただけでなく、次の二番・角晃多(育成)の三塁前への送りバントに、ベースが空いていると見るや一気に二塁を蹴って三塁を陥れた。普段二塁手、もしくは遊撃手のポジションが多い金城直仁(26歳、愛媛MP)のわずかな隙を突いた攻撃的かつ見事な走塁を見せる。
 バットも絶好調だった。3回表二死から遊撃手の頭上を鋭いライナーでセンターの左に運ぶと、二塁をやすやすと手に入れる。二番・角の三遊間を破るレフト前ヒットで本塁生還を果たし、捕手・岡賢二郎(23歳、愛媛MP)のブロックに足を引きずりながら、三塁側ダッグアウトへと戻って行った。
 4回表には二死満塁からまたも鋭いライナーをセンターに運ぶ。スタートから全力で飛ばし、やや疲れの見えた先発・入野貴大(21歳、愛媛MP)から試合を決定づける2点タイムリーヒットを放ってみせた。2打席目の二塁打がツーボールからの3球目、3打席目のセンター前ヒットがワンボールからの2球目と、どちらもファーストストライクを逃さず、積極的に振った結果である。
 背番号はまだ育成枠を示す『113』のままだが、劇的に成長した姿を見せた。決して野球の強豪校ではない進学校から浪人期間を経て進学、大学でのヌルい野球に自信の向上心を抑えることができず、アイランドリーグのトライアウトを受けた。
「智勝(近藤智勝・27歳)さんや丈武さん(現・東北楽天)、堂上さん(隼人、現・ソフトバンク)みたいな人たちと一緒にグラウンドに立つことができて、こんなたくさんのお客さんの前で試合がやれてる。ほんま信じられへん!」
 まだゲームセットしていないグランドチャンピオンシップの試合中に、そう言って涙を流していた。あの頃の生山とは別人のような、プロフェッショナルなプレーを見せてくれた。
 アイランドリーグへは入れ違いのため、堀江賢治監督(徳島IS)は香川OG時代の生山を知らない。だが、今日見せた『足』は間違いなくプロの走塁だった。
「自分を知ってますよね。プロとしてメシを食っていくために、何を武器にするのか? そういう部分では確かにこっちには甘いところがある。僕らもしつこいくらいに伝えていかないと」
 試合後、球場のバックネット裏にある控室に入ろうとしていた生山に声を掛けると、
「たまたま、たまたま!」
 と言って笑顔を見せていた。
 相手がNPBである分、アイランドリーグ公式戦以上にハイレベルなプレーを観ることができる。それは何もNPBのプレーヤーに限ったことではなく、四国・九州IL選抜からも質の高いプレーは生まれている。
 6回表二死一塁、九番・吉田真史(育成)が試みたドラッグバントに、突っ込んできた二塁手・國信貴裕(27歳、徳島IS)が一塁を捨て、躊躇なく二塁へ送球した。オーバーランしていた二塁走者に遊撃手・陽耀華(25歳、台湾、長崎S)がタッチし、一瞬にしてピンチの芽を摘み取った。
「(二塁をオーバーランして)『出ろっ!!』って思いました。(対戦するチームに)去年と違って小技とか相手をゆさぶる攻撃が増えてますね」
 相手の攻撃の先を読み切った。國信の経験と、高度な守備テクニックが見せたプロのプレーだった。
 今年1年の集大成として自分のすべてを出すことはもちろんだが、格上との戦いのなかで今の自分がどれくらい通用するのか。それを知るにはフェニックス・リーグは絶好の機会だと言えよう。
 4回を投げ5失点、試合を作ることはできなかったが、先発した入野貴大(21歳、愛媛MP)にとっては、ただ悔しいだけのフェニックス・リーグになってしまった訳ではない。今回のフェニックスで得たものはあった? と聞くと、はっきりとこう答えた。
「ありました。コース、コースに決まった真っ直ぐは打たれなかった。でも、ちょっと甘くなるとやられる」
 次のステップにつながる経験ができた。入野の今シーズンはここで終了し、また来季に挑む。
 第1次選抜チームは6試合を戦い、2勝4敗で全日程を終えた。4つの負けのうち3試合が1点差での負け、同じく3試合がリードしたあとの逆転負けである。決して恥ずかしい成績ではない。




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2010/10/11(Mon)

大逆転

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会7日目
2010.10.11. LGツインズ(韓国) 0‐8 四国・九州アイランドリーグ選抜 <清武総合運動公園野球場>

IL 000 202 400| 8
LG 000 000 000| 0

本塁打
IL 
LG 

バッテリー
IL 土田(長崎S)、石田(長崎S)、光安(徳島IS)、徳田(愛媛MP) ‐ 富岡(長崎S)
LG パク・ヒョン・ジュン、キム・ジ・ヨン ‐ ユン・サン・ギュン、キム・テ・グン

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
5 秋山(愛媛MP)
8 高田(愛媛MP)
3 大西(長崎S)
D 西村(愛媛MP)
9 末次(愛媛MP)
4 國信(徳島IS)
6 陽(長崎S)
2 富岡(長崎S)
7 関口(徳島IS)

 大会7日目、四国・九州アイランドリーグ選抜が第6戦目に対戦するのは、韓国プロから参加のLGツインズである。日本ハム戦で勝利したゲンの良い清武総合運動公園野球場での試合となった。
 昨日辺りからNPB関係者の姿もちらほらと見え始めており、ドラフト指名に向けての最終チェックが行われている。今日の清武にも巨人、中日などからスカウト陣が足を運んでおり、ダッグアウトには「ここでアピールするぞ!」という積極的なムードが漂っていた。
 最初にチャンスをつかんだのは四国・九州IL選抜だった。2回表、LGツインズ先発、右のサイドハンド、パク・ヒョン・ジュンから四番・西村悟(27歳、愛媛MP)が左中間を破る二塁打を放つ。六番・國信貴裕(27歳、徳島IS)が四球を選び一死一、三塁と走者を溜めるが、七番・陽耀華(25歳、台湾、長崎S)は二ゴロ併殺打に倒れ、先制点が奪えない。
 LGツインズもその裏、四国・九州IL選抜・土田瑞起(20歳、長崎S)から四番・イ・ヒョン・ギュが中前打で出塁する。五番・ファン・ソン・イルの打席でイが二盗を試みたが、捕手・富岡拓也(24歳、長崎S)の好送球の前に憤死した。五番・ファンは中堅手の頭上を越える二塁打を放ち得点圏に走者を進めたが、土田の好投の前に後続が続かない。
 4回表、四国・九州IL選抜は先頭の二番・高田泰輔(21歳、愛媛MP)がバットの先に当てた打球を右前に落として出塁する。四番・西村の左前打で一死一、二塁としたあと、五番・末次峰明(26歳)が遊撃手の頭上を鋭いライナーで越す左中間への適時二塁打を放ち1点を先制した。六番・國信が四球で歩き一死満塁として、七番・陽の二ゴロ併殺崩れの間に2点目を奪った。
 2点のリードをもらった土田は4、5回を三者凡退に抑える。無失点のまま5回を投げ終え、後続にマウンドを託した。
 6回表一死、四番・西村が今日3本目となる左前安打を放つと、五番・末次もがら空きになっていた左中間へ長打を放ち、西村が一気に本塁生還を果たす。六番・國信も右翼手の頭上を越える連続二塁打を放ち、四国・九州IL選抜が2点を追加した。
 7回表にも二番・高田が一塁線を破る三塁打でチャンスメイクすると、三番・途中出場した武田陽介(25歳、愛媛MP)の一塁強襲安打で5点目を奪う。さらに2つの四球で二死満塁とし、ここまで今大会まだヒットのなかった七番代打・金城直仁(26歳、愛媛MP)が右翼線へ走者一掃の三塁打。この回4点を追加して試合を決定づけた。
 6回から石田大樹(21歳、長崎S)、7、8回を光安祐輝(24歳、徳島IS)が走者を背負いながらもあと1本を許さない粘りの投球を見せ、無失点リレーをつなぐ。9回裏、LGツインズ最後の攻撃も四国・九州IL選抜のクローザー・徳田将至(27歳、愛媛MP)の前に三者凡退で終わり、四国・九州IL選抜が8対0でLGツインズを下した。四国・九州IL選抜は今大会2勝目、総合成績を2勝3敗としている。


『大逆転』

 試合終了直後の投手ミーティングで、加藤博人コーチ(徳島IS)が開口一番、土田瑞起(20歳、長崎S)にこう言った。
「投げれるじゃん!」
 その言葉に照れ笑いで返している。
 フェニックス・リーグに来て3度目のマウンドは、ついに先発の大仕事である。5回を投げ被安打3、無失点としっかり試合を作り、完封リレーのバトンをつないだ。試合後の堀江賢治監督(徳島IS)の談話も「土田が本当に良かった。凄くいいアピールができました」から始まっている。
 だが、土田にとっては不安を抱えてのマウンドだった。本人の記憶によれば、後期に入ってイニングをまたいで投げたのは、香川オリーブガイナーズ戦の一度だけ(8月27日、レクザムスタジアム)。ほとんど1イニング限定でしか投げておらず、長いイニングを投げる感覚がかなり薄れてしまっていた。
「(先発は)前期以来なんで…。大丈夫なんかな? と思いながら、最初はコントロールで行こう。ツーストライクに追い込んでからは力入れてバーン! と行こうと思ってました」
 試合開始時刻の12時30分までが長い。長すぎる。ダッグアウトのベンチに腰掛け、あるいはその周辺を歩きながら、出番が来るのを待っていた。12時30分、プレーボールがかかり、先頭打者のイ・デ・ヒョンを外角低めへのストレートで見逃し三振に獲った。
 土田の好投を助けたのは、捕手・富岡拓也(24歳、長崎S)の好送球だ。2回裏、先頭の四番・イ・ヒョン・ギュにセンター前ヒットを許したが、二盗を狙ったところを阻止し、最初のチャンスの芽を摘んだ。4回裏にも五番・ファン・ソン・イルの二盗を阻止し、2つ目の補殺を記録している。富岡が言う。
「1つ目を刺せて、気持ち的にも楽になりました。2つ目は警戒してるところもあって。上位のバッターや九番なんかが『走ってくるのかな?』と思ってて、向こうの攻撃の雰囲気も見ながら。でも、意外に動いてこなかったんで、初球の入りが楽に配球できました」
 1試合を通じてマスクを被ったこのゲームで、三塁を踏ませたのはたった1度、6回裏、石田大樹(21歳、長崎S)が四球2つと内野安打を許し二死満塁にしてしまった場面、その1度切りである。7回裏にも光安祐輝(24歳、徳島IS)のフォークボールがショートバウンドとなり、前に転がったのを見た一塁走者が二塁を狙ったところを刺している。要所でスローイングが光った。
 富岡にとってもフェニックス・リーグ初の先発マスクだった。今までのこのチームの流れでいけば、自分に任されるのは長くても6回くらいだろう。とりあえず土田を3回まで投げさせると言っている。ブルペンではさほど良くなかったが、いざマウンドに登り打者に対峙すると抜群の集中力を見せた。
 左打者への外角低め、右打者への内角低めのストレートが決まる。スライダーとカーブでカウントを有利にし、これを決め球に使った。
「もうちょっとミノサン(見逃し三振)獲りたかったです。なかなか(右打者の)インコースで見逃し獲れるピッチャーがいないんですけど、ここに来てるピッチャーは投げ分けができてるんで」
 土田自身も自分のストレートに良い感触をつかんでいた。コントロールできている。富岡のリードに従いうまく低めを突いた。
「シーズン中もたまに使ってたんですけど、なかなかトミさん(富岡)もサイン出さなかったんで。たまに投げるとピシャッピシャッと決まるんです。右バッターのインコース、結構投げましたね」
 打っては味方打線が先に2点をもぎ取ってくれた。12安打を放ち8得点、最後まで投打がうまく噛み合った見事な完封勝利である。
 ネット裏のスカウトたちが土田の投球を手放しで褒めていた訳ではない。まだ鍛えなければならない部分、直さなければならない部分も確かにある。だが言い換えてみれば、それは可能性があるということの裏返しではないだろうか。
 久し振りに長いイニングを投げること以上に重く、大きく肩にのしかかったのは、NPB関係者の前でいかにアピールできるか? というプレッシャーだった。シーズン中からここに照準を絞ってきている。
「相手がプロってなると、気持ち全然違うっスね。この1ヵ月間で決まるし、自分のなかでは全然声かけてもらってないんで。このフェニックス・リーグで大逆転したいと思ってます」
 土田にしてみれば、2年越しでNPBにアピールするフェニックス・リーグである。観客席には、もう来季の公式戦で決して見ることのない長崎セインツのユニフォームを着て応援してくれているファンの姿もあった。
「長崎セインツの土田瑞起としてNPBに行きたい」
 常々、そう言い続けてきた。大逆転ができるのかどうか。今は目の前のマウンドに全力を尽くすしかない。答えは10月28日に出る。




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2010/10/11(Mon)

2010.10.10. 四国・九州アイランドリーグ選抜 2‐3 東京ヤクルト

2010.10.10. 四国・九州アイランドリーグ2010
『みやざきフェニックス・リーグ』大会6日目
四国・九州アイランドリーグ選抜 2-3 東京ヤクルトスワローズ <西都原運動公園野球場>
コラム『次につなげる』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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2010/10/09(Sat)

2010.10.9. みやざきフェニックス・リーグ 大会5日目

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大会5日目は、はんぴドームでの練習となった

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会5日目
2010.10.9. 東北楽天ゴールデンイーグルス 雨天中止 四国・九州アイランドリーグ選抜 <久峰総合公園野球場>

《速報》 本日の試合はグラウンドコンディション不良のため、中止となりました。

 昨日、午後から降り続いた雨は今朝まで残り、フェニックス・リーグ大会5日目はすべて雨天中止となった。四国・九州アイランドリーグ選抜チームは、15時から宮崎市生目の杜運動公園のなかにある、はんぴドームで練習を行っている。リラックスした雰囲気のなか、すぐ隣の多目的グラウンドから聞こえてくる明日(10日)のコブクロLIVEのリハーサルをBGMにしながらの贅沢な練習となった。
 投手陣はブルペンでの投球練習、フィールディングなどを、野手陣は4班に分かれてフリー打撃、走塁練習、1か所でのノック、ティー打撃をそれぞれ20分ずつのローテーションで行った。
 17時30分に練習が終了した頃にはすでに雨も上がっており、夕暮れの空に大きなダブルの虹がかかっていた。選手たちはバスで宿舎へと戻り、明日の試合に備えている。

コメント
「試合したかった」 堀江賢治監督(徳島IS)

「一軍でやってるピッチャーと対戦できる予定だったのでやりたかった。アピールできる場面が1つ減りましたけど、まだ残り3試合でアピールできる。今日は「神経系統」、「キレ」、「精度」の部分を意識して練習しました。目で見て、脳で感じて。2日間空いてしまうとせっかく(調子が)上がってるのが「0」になってしまう」
(明日はヤクルトが相手ですが?)
「(来季)加藤さんが行くところだから、打ってもいいでしょう(笑)。しっかり叩きのめしてきたいと思います」




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2010/10/07(Thu)

あと4試合

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会3日目
2010.10.7. 埼玉西武ライオンズ 11‐6 四国・九州アイランドリーグ選抜 <南郷スタジアム>

IL 121 020 000| 6
 L 214 040 00×| 11

本塁打
IL 大西1号ソロ(2回、武隈)
 L

バッテリー
IL 岸、入野、弦本、石田、土田、徳田 ‐ 岡、富岡
 L 武隈、藤原、松永、岩崎 ‐ 銀仁朗、上本、岳野

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
5 秋山(愛媛MP)
7 高田(愛媛MP)
6 陽(長崎S)
8 西村(愛媛MP)
D 末次(愛媛MP)
3 大西(長崎S)
4 國信(徳島IS)
2 岡(愛媛MP)
9 神谷(徳島IS)

 フェニックス・リーグ第1クール3試合最後の試合は、南郷での埼玉西武戦である。前夜の天気予報は降水確率50㌫と高く試合開催が危ぶまれたが、明るい太陽が顔を見せた。
 クライマックスシリーズのためサブグラウンドでは涌井、岸らが調整を続けているなか、四国・九州アイランドリーグ選抜チームもすぐそばでウォーミングアップを行っている。今回の試合に一軍投手陣は出場しないが、四国・九州IL選抜メンバーにとっては、彼らのキャッチボール1つを見ても刺激になっていたようだった。
 試合は序盤から両チーム、ノーガードの点の獲り合いとなった。初回、四国・九州IL選抜は制球の定まらない西武先発、左腕・武隈祥太から2つの四球を選び一死一、三塁に。併殺崩れで1点を先制する。
 だが、四国・九州IL選抜先発、左腕・岸敬祐(23歳、愛媛MP)も立ち上がりにミスを連発する。先頭打者を四球で歩かせたあと、送りバントの処理をファンブルして捕球エラー、さらに送りバントを三塁野手選択とし、無死満塁にしてしまう。四番・後藤武敏は投ゴロ本塁併殺に獲ったが、四球で二死満塁としたあと六番・星秀和に三遊間を破られる2点適時打を浴び、逆転を許した。
 1点を追う四国・九州IL選抜は2回裏、先頭の六番・大西正剛(23歳、長崎S)が逆風を突いて左翼へソロ本塁打をたたき込み、同点に追い着く。さらに二死二、三塁から二番・高田泰輔(21歳、愛媛MP)の中前適時打で逆転に成功、二塁走者・神谷厚毅(24歳、徳島IS)も一気に本塁を狙ったが、好返球により本塁タッチアアウトとなった。
 逆に1点のリードを追うことになった西武は2回裏、二死から八番・斉藤彰吾の右前打、一番・浅村栄斗の右中間への適時二塁打で3対3の同点に追い着く。
 3回表、一死二塁からここまでの2試合、まったく本来の当たりが出ていなかった五番・末次峰明(26歳、愛媛MP)が右中間に二塁打を放ち4対3と、四国・九州IL選抜が再び勝ち越しに成功する。
 だが、岸が3回裏につかまった。先頭の三番・大島裕行に右前安打を許すと、無死二塁から四番・後藤の中前適時打で同点に。さらに五番・上本達之の右翼線二塁打のあと、六番・星に右中間を破られる2点適時二塁打、4連打で逆転を許した。代わった二番手・入野貴大(21歳、愛媛MP)から八番・銀仁朗の左邪犠飛でこの回4点を挙げ7対4、西武が3点のリードを奪い返して四国・九州IL選抜を突き放した。
 5回表、四国・九州IL選抜は先頭の二番・高田が一、二塁間を破り塁に出る。五番・末次の右前安打のあと、二死一、二塁から六番・大西が右翼線に適時二塁打を放ち1点を。さらに七番・國信貴裕(27歳、徳島IS)の打席で武隈が暴投し2点を追加、6対7と1点差まで追い上げる。
 だが5回裏、この回からマウンドに登った四国・九州IL選抜の三番手、弦本悠希(21歳、徳島IS)が西武打線につかまる。七番・美沢将に右前打、八番・途中出場の坂田遼に左中間へのヒットを許すと、美沢が一塁から一気に本塁生還を果たす。さらに一番・浅村の右前適時打で2点目を失うと、二番・原拓也の投手強襲安打、三番・大島に2点適時打となる右前安打を浴びこの回4失点。6対11とリードを拡げられた。
 四国・九州IL選抜は6回を石田大樹(21歳、長崎S)、7回を土田瑞起(20歳、長崎S)、8回を徳田将至(27歳、愛媛MP)が無失点で凌ぎ、打線の奮起を待った。しかし、6回表二死二、三塁、9回表、二番・高田の今日4安打目となる右中間への二塁打も得点につなげることができず、6対11で西武に敗れた。フェニックス・リーグでの成績を1勝2敗としている。


『あと4試合』

 四国・九州アイランドリーグ選抜が12安打、埼玉西武がそれを上回る14安打を放った。両チーム併せて26安打の飛び交う打撃戦である。結果的に敗れはしたが、打席でしっかり輝きを見せた選手もいた。
 昨日の日本ハム戦でボテボテの三塁ゴロに全力疾走し、内野安打をもぎ取ったのが大西正剛(23歳、長崎S)である。4打席目に左中間への大きなフライを放ったことで、手ごたえをつかんでいた。
今回が代表メンバーとしては初召集である。選抜チームに合流するなかで、これまで気がつかなかった打撃のヒントを堀江賢治監督(徳島IS)、斉藤浩行コーチ(愛媛MP)らから教わっている。
「斉藤さんから言われたんですけど『あんまり振るな!』って。なんでもかんでも強く振るんじゃなくて、真っ直ぐだったら強く行け。でも、遅いボールには遅いボールの打ち方があって、合わせればライナーで飛んで行くからって」
 フェニックス・リーグに来てから新しいフォームにもトライしている。これまで自身が培ってきたものに、さらに高いレベルへと持って行こうとする強い意志を垣間見ることができる。所属していた長崎セインツ解散の影響ももちろんある。帰る場所がないのだ。
「最後のアピールやし、僕らにとっても就職活動やから」
 だが、悲観的になってもいない。前夜は長崎Sのチームメイトである富岡拓也(24歳)、陽耀華(25歳、台湾)らと宮崎料理を食べに出かけた。地鶏の炭火焼き、めひかりのから揚げ、チキン南蛮などに舌鼓を打った。短い時間だが気のおけない仲間たちと言葉を交わし、うまくリラックスできている。
「うまかったっス。チキン南蛮のおかげです」
 そう言いながら試合後、外野の芝生の上でクールダウンのストレッチを行っていた。
 愛媛マンダリンパイレーツの背番号「1」、高田泰輔(21歳)も光った。2本の二塁打を含む4打数4安打と大当たりを見せている。この2試合無安打に終わっていたが、今朝のフリー打撃ではこれまでの3日間のなかで最も感じが良く、センターから右方向を中心に鋭いライナーを連発していた。あまりの好調さに「今日、いいじゃん!」と声を掛けると、彼らしくはにかんでいた。蓋を開けてみれば4-4である。
「試してたことがあって、ここまでしっくり来てなかったんですけど、今日辺りからしっくり来たというか。いい感じでできてました。まだ完ぺきな部分ではないんですけど…」
 試していたのはタイミングの取り方である。彼もまた、フェニックス入りしてからの練習のなかで試行錯誤を繰り返している。NPBの打者、とりわけ同じ左打者の打席を間近で見ていると、自分の打撃に参考にできることが非常に多い。タイミングの取り方も、ボール球の見逃し方も、今いる環境には打撃向上へのヒントがいくつも転がっている。
「(僕が)やってることと似たような選手なんかを見ながら、斉藤さんと『あーじゃない、こーじゃない』って言ってて。昨日見てたことを今日の練習でやって、その感じで打てました。打席に立ってても嫌なイメージはないんで」
 試合後の三塁側ダッグアウトで話を聞いていると、斉藤コーチが横を通り過ぎながら声を掛けて行った。
「よ! ※確変中の高田クン!」
※ 「確率変動中」のこと。パチンコの大当たりで、球が出まくってる状態(笑)。
 この好調さをどれだけキープすることができるか? それが次の課題になる。
「僕、いっつも確変が短いんで。ここから続けないと」
 高田のフェニックス・リーグに残された時間はあと4試合である。その短い時間を好調のまま乗り切りたい。
 大西にしろ、高田にしろ、公式戦での優勝は逃したものの、ちゃんとフェニックス・リーグに照準を絞り、取り組んできた。宮崎入りしてからも貪欲に自分のレベルを上げようと必死に取り組んでいる。選手間同士での情報交換はもちろん、他チームの監督、コーチたちから教えを乞うことができるのは選抜チームならではだろう。このチャンスを活かさない手はないし、実際にそれをやっているのが彼らだ。
 明日(8日)の練習日はグラウンドが取れず、完全オフとなった。斉藤コーチも加藤博人コーチ(徳島IS)、今回選抜チームのトレーナーとして帯同している高木俊文トレーナー(愛媛MP)らを伴って、リラックスした夜を過ごしている。
 すでに発表されたことだが、斉藤コーチは来季、愛媛MPのスタッフとして参加しない。現時点では四国・九州アイランドリーグのコーチとして、これが最後の仕事になる可能性もある。人柄ももちろんそうなのだが、打撃理論、指導方法に心酔し、慕う選手は愛媛MP以外にもたくさんいる。大西もその1人であり『斉藤さんに教えてもらうの、めっちゃいいっスわ!!』とよく口にしている。
 そのことを本人に話してみた。
「そうなんだよ~。大西が『明日も(練習)お願いします!』って言うんだけど、休みだしグラウンド取れてないじゃん。どうしようかなぁと思ってるんだけど…」
 コーチとしてはとてもうれしい悩みだろう。
 明後日からはいよいよ第2クールが始まる。第1次メンバーにとっては、宮崎で戦うことのできる最後の4試合である。あと4試合、選手たちにとっても。斉藤コーチにとっても。




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2010/10/06(Wed)

逆転勝利

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会2日目
2010.10.6. 四国・九州アイランドリーグ選抜 4‐3 北海道日本ハムファイターズ <清武総合運動公園野球場>

F 101 010 000| 3
IL 010 010 02×| 4

本塁打
 F
IL

バッテリー
 F 土屋、宮本、谷元、山本 ‐ 今成、荒張
IL 光安、入野、石田、土田、弦本 ‐ 山村、岡、富岡

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
6 陽(長崎S)
4 金城(愛媛MP)
3 武田(愛媛MP)
D 西村(愛媛MP)
9 末次(愛媛MP)
8 大西(長崎S)
2 山村(徳島IS)
7 関口(徳島IS)
5 秋山(愛媛MP)

 昨日の涼しさに比べると日差しが強く、汗が滲む。この時期の宮崎らしい晴天の下、清武総合運動公園野球場で四国・九州アイランドリーグ選抜チームがフェニックス・リーグ第2戦に挑んだ。相手は昨年2敗に終わった日本ハムファイターズである。
 初回、日本ハムは四国・九州IL選抜の先発・光安祐輝(24歳、徳島IS)から2本のテキサスヒットと四番・鵜久森淳志の右犠飛で先制点を奪う。2回表にも2本のテキサスヒットで一死二、三塁とするが、光安が踏ん張り追加点は奪えなかった。
 四国・九州IL選抜は2回裏、日本ハムの先発左腕・土屋健二から先頭の四番・西村悟(27歳、愛媛MP)がワンバウンドでフェンスに当たる中越え二塁打を放つ。五番・末次峰明(26歳、愛媛MP)も左翼線に運ぶ二塁打で続き、愛媛MPの中軸打者の連打で同点に追い着いた。
 3回表、日本ハムは二番・陽岱鋼が一、二塁間を破るヒットで出塁する。四番・鵜久森の打席で二盗を狙うと、遊撃手の二塁ベースカバーが遅れ、ボールが外野へと抜ける間に一気に三塁まで陥れた。二死三塁として五番・佐藤賢治は右前に適時打を放ち、2対1と再び勝ち越しに成功した。
 日本ハムは5回表にも2本のヒットで一死一、三塁とすると、四番・鵜久森の右中間に落ちるテキサス適時打で3点目を奪う。中堅手がこれをファンブルする間に走者が進み、一死二、三塁に。さらに四球で一死満塁とするが、ここでも光安が踏ん張りを見せ、後続を投ゴロ本塁封殺、見逃し三振と1点を奪うにとどまった。
 2点のリードを追う四国・九州IL選抜は5回裏一死、九番・秋山繁(22歳、愛媛MP)が二塁手のグラブをかすめながらの右前安打で出塁する。一番・陽耀華(25歳、台湾、長崎S)が右中間を破る適時三塁打を放ち1点を返した。さらに2つの四球で二死満塁とするが、このチャンスに五番・末次が3球三振に倒れる。2対3と1点のビハインドで前半5回を終えた。
 6回から入野貴大(21歳、愛媛MP)、7回を石田大樹(21歳、長崎S)、8回を土田瑞起(20歳、長崎S)と、二番手以降の投手がそれぞれ日本ハム打線をリズム良く三者凡退に抑え、ゲームの流れを引き寄せる。
 8回裏一死、日本ハムの四番手左腕・山本一徳から左前テキサス安打で出塁した五番・末次に代わり、代走・神谷厚毅(24歳)が送られる。六番・大西正剛(23歳、長崎S)は左中間へ大きな飛球を放つが左翼手が追い着き、すでに二塁を回っていた神谷は一塁へ戻る。一塁への送球が逸れて帰塁に成功するが、ここで帰塁できたことが後に活きることになった。8回表からマスクを被っていた七番・富岡拓也(24歳、長崎S)が右翼線にヒットを放ち二死一、三塁とすると、山本の暴投により神谷が同点のホームを踏む。さらに途中出場の八番・東弘明(18歳、徳島IS)が左前安打を放つと、二塁から一気にホームを狙った富岡は捕手・荒張裕司(徳島IS→日本ハム)に一度はブロックされながらも右手で本塁ベースにタッチし、逆転に成功した。
 9回表、四国・九州IL選抜の五番手・弦本悠希(21歳、徳島IS)が日本ハムの攻撃を三者凡退に封じ込め、1点を守り切る。四国・九州IL選抜が4対3と逆転勝ちで日本ハムを下し、フェニックス・リーグ初白星を手にした。


『逆転勝利』

 昨日の試合であった不安の1つは、試合前練習ですでに吹き飛んでいた。バッテイングゲージの隣で堀江賢治監督(徳島IS)がサードの位置にいる秋山繁(22歳、愛媛MP)、同じくショートの位置にいる國信貴裕(27歳、徳島IS)、東弘明(18歳、徳島IS)らにノックを繰り返している。監督自ら声を出しながら選手たちを盛り上げていた。
「あー!! 今日は(身体)動いてるーッ!!」
 宮崎に来て3日目、そろそろこの第1次チームもフェニックス・リーグでの戦い方がフィットし始めてきたようだ。昨日の第1戦であった、どこか固いような雰囲気もほとんどなくなっていた。それに伴いそれぞれ本来の動きを取り戻し始めている。堀江監督が言う。
「(今日は)動けてました。いつ、どこで、誰が見てるかわからん。最初からスイッチ入れて『野球感を取り戻そう!!』って言いました。途中から出てる選手が結果残してる。試合のなかでモチベーション高くやれてますし」
 逆転に成功した8回裏、その途中出場の選手たちが輝きを見せた。代走に出た神谷厚毅(24歳、徳島IS)が「紙一重の走塁」(堀江監督)で生き残る。完全に抜けたと思われた左中間への大飛球をキャッチされ、二塁を回り切っていたところから再び二塁ベースを踏み直し、一塁への帰塁を果たした。
 打席には8回の守備からマスクを被っている七番・富岡拓也(24歳、長崎S)が入った。昨日の試合終了後、希望者が行っていた室内練習場での特打で堀江監督からアドバイスを受けている。
「(バットの)ヘッドが打ち出しのときに下がってて、『最短(距離)で出せ!』って指摘して戴いてました。打席のなかでもそれが頭のなかに残ってて」
 ツーストライクまで追い込まれ、バットの握りを指1本分短くした。変化球に対応しやすいようにである。初球にファウルしたシュートがもう一度くるのではないか? 読みは当たり、3球目の外角に逃げるボールをライト線に運ぶ。神谷がまたも快足を飛ばし三塁に進む。
 さらにマウンドの左腕・山本一徳の暴投により3対3の同点に追い着いた。富岡も二塁に進む。この打席が2打席目となる東がフルカウントからの5球目を思い切って引っ張った。打球は三塁線寄りのレフト前ヒットとなる。富岡が勝負を賭けて三塁を回る。捕手・荒張裕司(徳島IS→日本ハム)のブロックに一瞬ふっ飛ばされかけたが、右から回り込んで本塁にタッチした。ミットからこぼれたボールが、砂ぼこりのなかで転がっていた。
「同点で終わるのと逆転して終わるのじゃ、次の守りに入る意識が全然違う。もう完全にイケイケだったんで。さっきも(試合が)終わってから走塁の細かいこと言われましたけど、あの場面最短距離で回ってたらクロスプレーにならなかったかも知れない」
 試合後、一塁側ダッグアウトで1人、左手を氷でアイシングしていた。クロスプレーの際に踏まれたか何かしたらしい。
 2試合目で初白星を挙げたことはとても大きい。野球感はもうほとんど取り戻せたようだ。加藤博人コーチ(徳島IS)が言った。
「こういう試合でも絶対勝たないと。勝って学ぶことの方が多いんだから。負けていいやってことは絶対にない」
 試合終了後すぐに行われた特打は、とても明るい雰囲気のなかで行われていた。逆転勝利がそれをもたらしてくれていた。




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2010/10/05(Tue)

「1年前と全然違う…」

四国・九州アイランドリーグ2010
『2010みやざきフェニックス・リーグ』大会1日目
2010.10.5. 千葉ロッテマリーンズ 3‐2 四国・九州アイランドリーグ選抜 <西都原運動公園野球場>

IL 000 000 110| 2
M 000 010 02×| 3

本塁打
IL


バッテリー
IL 大川、岸、能登原、徳田 ‐ 山村、岡
M 坪井、秋親、大谷、西野、松本 ‐ 青松

四国・九州アイランドリーグ選抜先発メンバー
6 陽(長崎S)
5 秋山(愛媛MP)
3 武田(愛媛MP)
8 西村(愛媛MP)
D 末次(愛媛MP)
2 山村(徳島IS)
4 國信(徳島IS)
7 高田(愛媛MP)
9 大西(長崎S)


 四国・九州アイランドリーグ選抜チーム、4度目のフェニックス・リーグ挑戦は、初めて同大会に挑んだ07年と同じ、西都原運動公園野球場からスタートする。3日前、新潟で『プロ野球ファーム日本選手権』を制した今季の王者・千葉ロッテに挑んだ。
 四国・九州IL選抜は3回表に二死一、二塁、4回表にも四番・西村悟(27歳・愛媛MP)の左中間二塁打から二死満塁と得点のチャンスを作るがあと1本が出ない。
 逆に4回裏一死、ロッテ打線をここまでヒット1本に抑え込んでいた先発・大川学史(25歳・徳島IS)が二番・角晃多に左前安打を許す。二死一塁として四番・細谷圭はバットを折りながら中前打を放つと、中堅手がイレギュラーバウンドして跳ね上がった打球を弾く。これを見た角は一気に三塁を蹴り本塁突入を狙うが、バックアップしていた左翼手・高田泰輔(21歳・愛媛MP)から中継の遊撃手・陽耀華(25歳、台湾・長崎S)を介して本塁へ送球され、本塁でタッチアウトとなった。
 だが5回裏、ロッテは二死から七番・翔太が中前打で出塁する。続く八番・青松敬鎔の打席で二盗を敢行すると、大川の暴投により一気に三塁まで進んだ。青松が四球で歩き二死一、三塁となったあと、二盗を試みた青松が一、二塁間に挟まれる。この間に三塁から翔太が生還し、ロッテが1点を先制した。
 1点を追う四国・九州IL選抜は7回表、ロッテ三番手・大谷智久から途中出場の六番・岡賢二郎(23歳・愛媛MP)が左前安打で出塁する。二死三塁と走者を進め、九番・神谷厚毅(24歳・徳島IS)の適時右前打で1対1の同点に追い着いた。
 四国・九州IL選抜は8回表一死にもロッテの四番手・西野勇士(育成)から三番・武田陽介(25歳・愛媛MP)が左中間を破る二塁打を放ちチャンスを作る。四番・西村が右前へ弾き返した打球を右翼手がファンブル、ボールが右翼線方向に転がる間に武田が生還し、逆転に成功した。
 2対1と1点のリードを奪った四国・九州IL選抜は8回裏、四番手として愛媛MPのクローザー・徳田将至(27歳・愛媛MP)を送るが、これが誤算となった。3つの四死球で無死満塁のピンチに陥ると、一番・生山裕人(香川OG→ロッテ育成)に三遊間を破られ同点に。さらに二番・角の右犠飛により2対3と逆転を許した。
 四国・九州IL選抜最後の攻撃も左腕・松本幸大の前に3者凡退で終わり、逆転はならなかった。千葉ロッテに2対3で敗れ、今大会黒星スタートとなっている。


『「1年前と全然違う…」』

 残念ながら不完全燃焼だったと言わざるを得ない。勝っていた試合をミスで落としてしまった。選手たちそれぞれにとっては「短期決戦」とも言える少ないチャンスのなかで、非常にもったいない1敗となってしまった。
 試合後、堀江賢治監督(徳島IS)がこう語っている。
「逆転するところまで何回かチャンスもあったんですけど、1本が出なかった。右バッターが機能してなかったし。最後、徳田(将至、27歳、愛媛MP)が…。シーズン終盤調子良かったんで。フォアボール、フォアボール、デッドボール。やっぱりもったいないですよね。今日、もし(スカウトが)観に来られてて、アピールできなかったらそれでチャンスを逃すことになる訳ですから。山村(裕也、23歳、徳島IS)にしても身体が動いてない」
 試合間隔が空いてしまい、実戦感覚に不安が残るなかでプレーする難しさはあっただろう。だが、今ここにいるメンバーにとって、アピールすることが許されている時間は今日を含め7試合しかない。すぐ明日の試合からトップギアまで上げていかなければ、つかめるチャンスもつかめなくなってしまう。
 今日の試合、選手にとって刺激となるシーンもいくつかあった。かつてこのリーグから巣立って行った角中勝也(元高知FD)、宮本裕司(元高知FD)、生山裕人(元香川OG)がスタメン出場を果たし、元気な姿を見せている。
 それだけではない。5回表、千葉ロッテの二番手としてマウンドに登ったのは、昨年福岡レッドワーブラーズの一員としてフェニックス・リーグにも参加し、見事NPB復帰を果たした秋親(山田秋親、ソフトバンク→福岡RW→千葉ロッテ)だった。2人目のバッターとして打席に立ったのは、福岡RWでチームメイトだった陽耀華(25歳、台湾)である。だが、そこに去年までの秋親はいなかった。
「ヤバいです、ボール。1年前と全然違う。真っ直ぐを狙ってたんですけど、スライダーもフォークも凄かった。デカくなってるように見えました。オーラがあるっていうか、ガッチリしてて」
 懐かしさに浸っている暇などない。ストレートを打ち返そうと狙ったのだが、完全につまらされ、不本意なセカンドゴロに打ち取られてしまった。あっさりと三者凡退でこのイニングを封じ込められた。
 試合後、バスに乗り込もうとする秋親に向かって陽を始め、國信貴裕(27歳、徳島IS)、関口大志(21歳、徳島IS)、富岡拓也(24歳)ら元福岡RWのメンバーが挨拶に走った。それぞれと握手を交わし、笑顔でバスに乗り込んでいる。國信が言う。
「キレがワーブラーズのときより全然! やっぱり一軍で投げてるピッチャーだなぁと思いましたね。これから一軍に帯同するんで、もうチーム離れちゃうらしいんですよ。(対戦)したかったーっ!!」
 NPBに戻り、この1年で確実に進化を果たしている姿を目の当たりにして、
「刺激になりました」
 と語った。
 ならば、自分たちはどうなのか。去年の自分と比べて進歩することができているのか。格上の選手たちを相手に、去年の自分では通用しなかったことが通用するようになっているのか。ここはそれを試すことのできる絶好の場所でもある。




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2010/10/04(Mon)

2010.10.4. 2010みやざきフェニックス・リーグ歓迎レセプション

IMG_5894-1.jpg
参加全16球団の監督が壇上に並ぶ

四国・九州アイランドリーグ2010
2010.10.4. 2010みやざきフェニックス・リーグ歓迎レセプション

 明日から始まる『2010みやざきフェニックス・リーグ』を前に、宮崎市内のホテルで参加16球団(NPB12球団、韓国プロ3球団、四国・九州アイランドリーグ)の代表者が出席しての歓迎レセプションが行われた。
 四国・九州アイランドリーグからは鍵山誠CEO、昨年に引き続き第1、2クールの選抜チームを率いる堀江賢治監督(徳島インディゴソックス)らが出席している。宮崎市長、戸敷正氏、社団法人日本野球機構コミッショナー、加藤良三氏のあいさつのあと、宮崎県知事、東国原英夫氏の発声で乾杯が行われた。
 四国・九州アイランドリーグ選抜チームは26日まで全18試合を戦い、第1戦は明日5日、西都原運動公園野球場での千葉ロッテ戦からスタートする。選手たちはすでに今夕、バスで宮崎入りしている。



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2010/10/03(Sun)

2010.10.2. リーグチャンピオンシップ第1戦 高知FD 3‐4 香川OG

2010.10.2. 四国・九州アイランドリーグ2010 リーグチャンピオンシップ第1戦
高知ファイティングドッグス 3-4 香川オリーブガイナーズ <高知球場>
コラム『「やるしかない!」』は、『THE STADIUM』(http://thestadium.jp/)に掲載されています。




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